長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

あれから20年・・・


 1998年横浜の夏
 日本JC主催のサマーカンファレンスが横浜地で開催された。入会二年目だった私は、当時副委員長として金沢JCから出向した故谷本大幸先輩のセクレタリーとして行動を共にした。
 この一年は、JCに対する価値観を大きく変え、ある意味で私の人生を変えた一年だった。谷本先輩からは、『手法から入るな、何故それをするのか目的を徹底的に議論せよ』と教えられた。
 そんな先輩は二年前の五月、あまりにも早く他界してしまった。本当に残念な出来事だった。
 1998年のサマーカンファレンスから二十年の月日が経った。今回、二十年ぶりの役員会が開催され、私は谷本先輩の代わりに横浜の地に赴いた。
 二十年の月日は顔のシワを増したが、情熱は当時と全く変わらなかった。あの暑い夏を思い出し、タイムスリップをしたような不思議な感覚を覚えたのは私だけではあるまい。
 人生には、人生を大きく転換する場面が幾つかあるが、1988年の夏は間違いなくそうだったのである。
 また今度生きて会おう、という別れの挨拶はお互いに思ったほど人生は長くないと感じさせたのである。
にほんブログ村 経営ブログ オーナー社長へ
↑ポチっと押して頂ければ幸いです