長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

自然水利を取る

 消防団はできる限り自然水利から水利を取る様に指導している、というのは金沢市中心市街地の消防団分団長である。
 何故か、と尋ねると以前工場用地だった場所が住宅地に造成された場合や、新たに開発されたそれは、消火栓に問題があることが多いという。
 しっかりと計画されている消火栓は配管がループになっているため、メイン管で水利をとっても枝管まで水が回ってくる。
 それを考慮されていないどん詰まりの消火栓は、メイン管で水利が取られた場合枝管まで水が到達しないことが少なくない。
 しかし、自然水利は水深が浅くとも流れがあれば無限に水を取ることができる。ホースブリッジで水をせき止め、水を上昇させる工夫は必要だが面倒がらずに自然水利を取る事を心掛けることが大切だという。
 現場の経験は私たちにもとても納得できる情報だ。こんな時こそ低水位吸水ディバイスが役に立つのだ。
 私たちは様々な機器を提案できるが、常にお客様の視点に立つことが大切だと再認識したのである。
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