あだち充・石井いさみ・吉田秋生さんらの姿も。
秋生さんのことをケータイで撮ろうとするが、
カメラマンが多く前に出られず、ハートでガマン。
ぼくは武居記者が新婚旅行から帰ってきて
フジオプロに顔を出したとき、実に6日間
スタジオに泊まらせ、家の奥さんに一切電話を
させなかったことを、壇上から奥さんに向かって
赤塚に替わってお詫びを申し上げた。
次作は少女マンガ家たちとの格闘記を書くよう
要望しておいた。
この本を担当したのは、元「週刊文春」の『ギャグ
ゲリラ』担当・松井清人・現出版局長である。
見本本を社長に持っていくと、その日の午後、「非常
に面白いじゃないか」と褒められたとあいさつ。
彼が担当した本が社長に褒められたのは、今回が
初めてのことだという。
最初の赤塚夫人・稲生登茂子さんは現在のご主人と
一緒に出席。『ひみつのアッコちゃん』が新連載の
当初、やはりアイデアやヘアスタイルや飾り模様など
で彼に協力していたという話しを伺った。
DVDの解説インタビューをぼくが受けたことを
お知らせした。
散会後は、全く顔を出せていない新宿の「ナベサン」へ
ホテルのチェックインを済ませてからのぞく。
3時過ぎまで飲んで、ホテルへ。8時に起きてシャワー
を浴び、朝食。
伊勢丹そばの映画館で、シドニー・ポラック監督の
『ザ・インタープリター』(ニコール・キッドマン&
ショーン・ペン)を観てから東京駅へ向かう。
複雑な人間関係のなかでのサスペンス。国連会議場で
黒人指導者を暗殺しようとする計画を知った女性国際
通訳とそれを阻止しようとするシークレットサービスや
関係者…。関係が複雑にこんぐらがって、訳が分らぬ
ような展開だが、そこを粘り腰でじっくり撮り、アク
ションは意外性のラストに集中。
その捌き方は、さすが老練ポラックだ。