長谷邦夫はてなダイアリー・アーカイブ

長谷邦夫はてなダイアリーのバックアップです。今のところ更新は無い予定です。

昨27日は、武居記者著『赤塚不二夫のことを書いたのだ!!』

nagatani2005-05-28

文藝春秋)の出版記念会がアルカディア市ヶ谷で
行われた。宇都宮の授業〜2年生&1年生のシナリオ制作
2コマずつ終え、本書の書評を「東京新聞」に
速達してから出かけた。パソで書いたものをメールで
送ってもいいのだが、武居俊樹は400字原稿用紙で
書いたので、こちらも、プリントアウトしたものを、
コクヨに写してから郵便局で発送(笑)

ぼくは武居記者が新婚旅行から帰ってきて

フジオプロに顔を出したとき、実に6日間
スタジオに泊まらせ、家の奥さんに一切電話を
させなかったことを、壇上から奥さんに向かって
赤塚に替わってお詫びを申し上げた。
 次作は少女マンガ家たちとの格闘記を書くよう
要望しておいた。

この本を担当したのは、元「週刊文春」の『ギャグ

ゲリラ』担当・松井清人・現出版局長である。
見本本を社長に持っていくと、その日の午後、「非常
に面白いじゃないか」と褒められたとあいさつ。
 彼が担当した本が社長に褒められたのは、今回が
初めてのことだという。

最初の赤塚夫人・稲生登茂子さんは現在のご主人と

一緒に出席。『ひみつのアッコちゃん』が新連載の
当初、やはりアイデアやヘアスタイルや飾り模様など
で彼に協力していたという話しを伺った。
 DVDの解説インタビューをぼくが受けたことを
お知らせした。

散会後は、全く顔を出せていない新宿の「ナベサン」へ

ホテルのチェックインを済ませてからのぞく。
3時過ぎまで飲んで、ホテルへ。8時に起きてシャワー
を浴び、朝食。
 伊勢丹そばの映画館で、シドニー・ポラック監督の
ザ・インタープリター』(ニコール・キッドマン
ショーン・ペン)を観てから東京駅へ向かう。
 複雑な人間関係のなかでのサスペンス。国連会議場で
黒人指導者を暗殺しようとする計画を知った女性国際
通訳とそれを阻止しようとするシークレットサービス
関係者…。関係が複雑にこんぐらがって、訳が分らぬ
ような展開だが、そこを粘り腰でじっくり撮り、アク
ションは意外性のラストに集中。
 その捌き方は、さすが老練ポラックだ。