大三島に到着
大三島に着いた頃には、雨も霧雨程度になっていた。とりあえず、本日の宿である大三島ふるさと憩いの家まで走った。約2km。本日の走行はこれにて終了。
憩いの家は、廃校の建物を利用した宿で、すごく暖かな印象がある。こんな小学校に通いたかったなー、と思わせる雰囲気。
単に雨風が凌げるだけの不便な宿かと思ってたけど、畳敷きに改装された各教室の部屋にはエアコンなども完備されてて、とても居心地が良い。これで素泊まり3500円なら文句なしだよ。
そんなで、いろんな教室をのぞいて回ったりしてたら、駅伝組の皆とかファミリー旅行組の最年少7ヶ月君などが続々到着して、ひとまずは自己紹介タイム。
ガムテープで名札をこさえたりして。
その後、今回のツアーの首謀者であるミサキさんの車に便乗して、昼食と食材の買出しへ。
昼食と、新鮮食材の調達ツアー
「くろしお」で豪華お刺身の昼食。本当は明日の昼食でここに寄る予定だったけど、雨で走れなかったから今日に変更。
この後の2日は、納得の行かない昼食をとるはめになるので、これが最初で最後のグルメツアーらしい昼食となった。まぁ昼食はどんなでも、夕食が最高だったので、別に良いけど。
N田さんが道の駅でレンタル自転車を借りて、そこで離脱。私はミサキさんとゆきねえにくっついて、節子おばちゃんのお店とミツキおじちゃんの畑で食材の調達。
節子おばちゃんはゆきねえの叔母さんで、一人たくましく町のなんでも店を切り盛りしていらっしゃる。
お店に着いたら、ぷーさん&のぶりんと、駅伝組が大集合してみかんをご馳走になっていた。お店が大人数でぎゅうぎゅう。
私もみかんをご馳走になりながら、「からあげ」というパリパリのお揚げのような食べ物や固いお豆腐などを物色。どれも明日と明後日のBBQの食材として買い込み買い込み。
お店を出たら、これから向かうはずだったミツキおじちゃんにばったり。ミツキおじちゃんは、BBQのための獲りたて天然生牡蠣を箱いっぱいに入れて軽トラに積んで来てくださったんだけど、
明後日の鍋用の白菜と大根が欲しい旨を伝えると、じゃあ畑までついて来いということで、駅伝組と分かれて畑までついて行った。白菜も大根も好きなだけ抜いて行けということで、私は大根抜きをさせていただいた。大根抜くの、産まれて初めて！！ 狂喜乱舞しながら大根を抜く私（撮影:ゆきねえ）。
白菜は巻く前の状態なので、売ってるのみたいに白くなくて、緑の葉が青々としていて、すごいトゲだらけなの。
鶏の餌にするから、農薬は全く使ってないってことで、あちこち虫食いだらけ。むちゃくちゃ美味しそう！
こんな豪勢な餌を貰ってる鶏さん達の本日の産みたての卵も失敬。
他にも由紀ねえが引っこ抜いたネギとか、新鮮すぎな豪華無農薬野菜を入手して、ほくほくで宿に戻った。
もう日も射してきて、すっかり晴れていた。
BBQ
夜はBBQ！ なんだか豪華なBBQハウスも完備！ この時期だから、もちろん貸切。宿も貸切。
手洗い場で、せっせと食材の仕込み。
元小学校の手洗い場だから、とっても低くて腰が痛くて大変なの。
ミツキおじちゃんの白菜も、ざくざくきざんでビニール袋にいっぱい！
ミサキさんが広島で早朝に仕入れたお魚が箱にいっぱい！
タイその他もガンガンさばきましたよ。
そして待ちに待った食事タイム！ 美味しくないわけがない！！
本当にうめー。
天然牡蠣は、殻にくらべて中身がちょびっとなのにビックリしたけど、旨みがぎゅぅっと濃縮されてて、もう旨いのなんのって、たまんねーーー！！ アナゴの白焼きも、骨まで炭火でパリパリで、つまみに最高。
そして特筆すべきは、ミサキさんが火曜から煮込んだポトフ。これが味が奥まで染み込んでて、うまー。さらに残りのスープでご飯を煮込み、これにミツキおじちゃんの産みたて卵*1をかけて食べると、この世のものとは思えぬ旨さよ。普通に卵かけごはんにしたのも、もう素晴らしいの一言！
みんな幸せ。
夜は満点の星空が広がっていて、海岸でも見れたけど、BBQハウスでも、座ったまま星の観察ができるの。しばし消灯して、静かに語らいの時間へ。
そして夜は更けていった。
*1:産んだのはミツキおじちゃんではなく、鶏。
