ドルフィンツアー

ドルフィンツアーは早朝6時30分からとガイドブックには載っているが連日の早起きで疲れが出ている、我々は我がままにも10時以降に行動することにした。ホテルにビーチ行きのチャーター車が到着。昨日とはうって変わって、乗り込む観光客は他にも7名ほど。カップルはわかるがおばちゃん達5人はビーチでマリンスポーツをするのだろうか?服装みてもスポーツする身なりでないのが気になる。余計なお世話かな。
ドルフィンツアーは他にお客さんもいないようで私達ふたりのために船(小さい漁船のようなタイプである)が出ることになった。久しぶりの船に心配したちばーにょは酔い止めを勧めてくれたが拒否。過去に何度か荒波のボートに乗った経験があるが酔ったためしがなかったのだ。沖に向け20分近くたった辺りだろうか?数十メートル船から離れたポイントでポンと小さく飛んだイルカを発見。この時は誰もイルカの存在に気づいてなかったようだ。なかなかの感動!そろそろ、イルカさん達のいる場所かなと思っていたがそれからさらに30分くらいは沖に出る。きっと早朝なら島近くのポイントまでイルカの群れは来ているのだろう。途中、大勢の観光客を乗せた、やや大型船とすれ違ったがおそらく、早朝のツアー客を乗せた船だったに違いない。
そろそろ現れてほしいなあと思ってたら「いた!」とちばーにょ。船のスピードもダウンしたので間違いない。慌てて、イス下にいれたデジカメを取るために下を向いた瞬間、おえっとなる。ぎぼじわるい・・・・イルカを見ながらその後は吐きまくり。イルカ、かわいい!すごい!の絶叫の後におぇ〜っ!!がつく。。お魚にまき餌を撒き散らしながらのウオッチングとなりましたとさ。まだイルカを追いかけてツアーは続きそうだったが、さすがの私ももう帰ってくださいとガイドにお願いしてしまった。ああ・・・情けない・・・さようならイルカ君たち。会えて嬉しかったよ。


ウオッチングの後はそのまま、街に繰り出してランチをと予定していたのだけど、そんな気分になれずひとまず、ホテルに戻ることにした。部屋でしばらく休んだ後はビーチが見える東屋でゆっくりすることに。と、ちばーにょが周りの木々で遊ぶ野生のリスを発見!! ランチのサンドイッチやポテトを手に次々とお友達作戦を繰り出した。リスはもともとが臆病な動物だけれど、ここのリス達は慣れているようですぐにだした手からポテトをもらうようになった。すっかりチャッピー(リスに名前をつけたちばーにょ。)と友達になったちばーにょはかなりご満悦。
 
それにしても心地よい場所だなあ。日本の夏と違い、ここは湿気が少ないし渡る、風がとても気持ちがいい。やっぱりリゾートなんだね。私達が泊まっているヌサドゥア地区は大型ホテルが立ち並ぶ高級リゾート地区。その中でもここ、シェラトンラグーナは空の色を映し出すラグーンプールが中庭に配されどの部屋からもプールが見え、いやでもリゾートわくわく状態になる。慌てて日本から用意した水着もあることだしとプールにも入る。残念なのはハワイか?(注*ハワイに行ったこともないくせに)と思うほど、日本人密度が高いことだ。このホテルではしょうがないかな。バリ初心者だということもあるし49800円の格安ツアーに文句はつけれない。
 
午後からずっとホテルの敷地内でゆったりのんびりする。時々、寝たりしながら過ごして夕食も外に出ず仕舞い。とりすぎた、サンドイッチを部屋で食べ夜9時には寝てしまうという、ぐうたらっぷり。これでいいのだ。これぞ、バリスタイル!?