渚女通信:台詞遊戯

久しぶりに更新。
#もの書き(僕の行ってるIRCチャンネル)に書いたのを上げておこう。


「今日は、お鍋をしま〜すっ」
「鍋か……で、カセットコンロはどうした」
「んなもんうちにあるわけないでしょ。ほら、さっさと変形して。材料はどうなってる?」
「この一刀で、真っ二つにしてくれる!」
「キャベツ切るのに日本刀使うな、あたしに任せろ」
「って、それはさっき人を斬ったナイフではないかね」
「で、本当に俺がコンロにならねばならんのか」
「さっさとしなさい、主賓がおなか空かしてるでしょ」
「ぐう〜」


そして……。


「こんなもので、いいか」
「上々。やっぱり一家に一台欲しいわね」
「人を家電みたいに言っちゃだめですよぉ〜」
「うむ、彼はまさしく万能機械あちちっ」
「すまん、手が滑った」
「野菜切れたよん」
「わ〜いっ」
「あれ、うちの侍は?」
「ん、トイレみたいだけど」
「ぐつぐつしましょ〜っ」
「しかしおじさんは、野菜にトマトケチャップは似合わないと思うのだがね」
「え、あたしはけっこう合うと思うんだけど」
「ぐ、ぐふ……」


う〜む、台詞だけで情景を現すのは難しいですね。
ちなみに、登場してるのは僕のライフワーク『狂奇』シリーズの人々。
原典(旧作)のその後という感じで、二キャラほど追加しとります。
……このキャラで、もう一度話書きたいなぁ。