Lemon歌詞 1番

夢ならばどれほどよかったでしょう未だにあなたのことを夢にみる

(あなたがいないことが)夢ならばどれほどよかったか。
あなたがいることの夢を"未だ"に見る。

忘れた物を取りに帰るように古びた思い出の埃を払う

取りに帰る物は、必要な物。なので"古びた"思い出の埃 = 忘れかけた記憶だけど必要な物なので思い出す

戻らない幸せがあることを最後にあなたが教えてくれた

貴方が"最後"に教えてくれたので、死別など戻らない永遠の別れを示唆し、幸せがあなたといたことと説明してる。

言えずに隠してた昏い過去もあなたがいなきゃ永遠に昏いまま

あなたがいないので隠したことを表に出せないから、"永遠"に隠したまま。

きっともうこれ以上 傷つくことなどありはしないとわかっている

あなたがいなくなって傷ついたが、それ"以上"傷つくことはないとわかった

最後と認識できる永遠の別れをしたあなたに対する、私の強い思いが伝わるいい歌詞です。

あの日の悲しみさえ あの日の苦しみさえそのすべてを 愛してたあなたとともに
胸に残り離れない 苦いレモンの匂い
雨が降り止むまでは帰れない
今でもあなたはわたしの光

まったくわからない。どこで切っていいのかもわからない。"あなたとともに"で切ると悲しみ、苦しみそのすべてをあなたとともにどうしたのか?が疑問、レモンの匂いで切ると、胸に残る(=感覚が忘れられなくなること)のが、悲しみと苦しみとあなたなら、あなたは感覚になるのか?が疑問になる。さらに唐突に出てくる雨、光。謎すぎる歌詞です。

雨が降り止むまでは帰れない

唐突に出てくる雨、涙の意味だとしても、帰れないがわからない。

今でもあなたはわたしの光

言えずに隠した過去は暗いので、隠してない過去は明るい、明るくしていたのはあなたなので、あなたは私の光。

胸に残り離れない,苦いレモンの匂い

"胸に残る"という慣用表現と、離れないという物理表現の融合が見事
苦い(=味覚)レモンの匂い(=嗅覚)の融合が見事

歌詞はあなたと別れたわたしの、独白で進む
1番と2番ではあなたを思っているわたしの時間が違いがあるように感じられる。

1番は"古びた思い出"とあり、あなたと別れてから数十年たっている
(古びる年数の印象は人それぞれで私は30年ぐらいに感じる)

2番は時間が混じっていて混乱する。

何をしていたの 何を見ていたのわたしの知らない横顔で"

私が知りえない横顔は、あなたと会う前と別れた後で"何をしていたの"と過去形なので、あなたと会う前の過去

どこかであなたが今

自分が思うより恋をしていたあなたに
あれから思うように息ができない

あなたといた時は、私はあなたに恋をしていた。別れてから思うように息ができない。

あんなに側にいたのにまるで嘘みたいとても忘れられないそれだけが確か

ずっとそばにいたけど嘘みたいに忘れ始めてる。だけどあなたの事を忘れないのは確かです。
読み直していて、あなたを忘れ始めてるのか、忘れないのかわからなくなってきた。