なごやんの音楽ブログ

2009-03-23 オルタナ会計日記

給料日まであと2日。今、来月の戦略を練ってます。

まず、明日は3/25発の新譜が入荷するんですけど、タイトルがめちゃめちゃ多いんですよ。「売れる」と思って入れてるんですけど、入れた分全部が売れるなんてことはまずないんですね。

ここでちょっと会計っぽい話になりますけど、CDの定価を3000円、仕入れ原価を2500円とします。すると、このCDが売れたら500円の利益になるんですけど、新譜なのでまた追加注文かけないといけないわけです。で、2500円でまた仕入れるんですけど、この時点で手元にあるお金は、

3000円-2500円=500円 500円-2500円=-2000円

2000円のマイナスです。これがあと4枚売れるとようやく±0になります。つまり、入荷した段階ではお店は大きな負債を抱えてるんですよ。それを徐々にプラスに持っていこうとしてるんです。

CD屋っていっても普通の会社と同じですから、月々の支出が収入を上回っちゃったら赤字になります。要するに、仕入れてばっかりじゃ赤字になるんです。良い商品があっても、売れなきゃ潰れるんです。

で、これが追加注文しなくていいアルバムの場合、

3000円-2500円=500円

ここで止まります。ただ、「追加注文しなくていいアルバム」っていうのは「お店に必要ないアルバム」って意味で、そうそう都合よく売れるはずはありません。だからですね、ここを応用して自腹切ろうと考えてます。

新譜は5枚売ってようやく±0、正直そんなに売れません。ならば、新譜1枚入ってきたら「追加注文しなくていいアルバム」を1枚買う。スタッフはほぼ仕入れ原価の値段で買えるんですよ。これなら、

2500円-2500円=0円

支払い額が相殺されます。「在庫」っていうのは「負債」とほぼ同義語ですから、お店としてはなるべく冒険したくなんですね。手堅いところで抑えておきたい。でも、手堅いお店っていうのは、お客さんの立場からすると「無難なお店」「つまらないお店」っていうことだと思います。だから、常に攻めの状態でいるために、仕入れは削らない、その代わり、支払いは自腹でカバーする、というのが私なりのやり方です。ちなみに、私は経営学部だったんですけど、会計が大の苦手だったので間違いその他諸々はご容赦をm(_ _)m

で、話を戻します。

明日たくさんCDが入荷するので、給料が入ったらその分何か買おう、と今考えてます。肝心なのは現金。実際の売上げです。私は最近よくレンタルを利用してますが、確かに安くいろいろな音源が手に入るのは魅力的なんですけど、実際はTSUTAYAにお金を使ってるわけです。

私は普段お店でCDを買うときは、売ることを見越した上で、中古コーナーに必要な濃いアルバムを選ぶようにしています。例えば今私がハマってるSONIC YOUTHの場合、中古であっても大した驚きはなく、TSUTAYAにも置いてあるので買うほどではありません。でも、この際そこは考えないようにしようかなと思います。SONIC YOUTHは「お店に必要なアルバム」(追加注文した方がいい)ですし、中古を見越すこともできないですけど、今私にとって最も優先順位が高いのは、「お店に現金を入れること」と「オルタナを血肉化すること」。これをまずやらなくちゃいけないので、その他のことは切り捨てます。切り捨てないと進めません。

というか、純粋に、買ったほうが好きになれるんですよね。ジャケットがあって、ライナーがって、本物のディスクがある。これ本当に大事だなって思います。「新品で買う」っていうのは気持ちの表れですよね。おおげさに言うと、そのアルバムと向き合う覚悟の度合いというか。

そんな感じで、最近A Tribe Called Questにハマってます。

Low End Theory

Low End Theory

これも半年前くらいに新品で買ったアルバムなんですけど、今になってその良さがわかってきました。深く、じっくり聴くにはやっぱりCDじゃないと。自分で買ってないと、たぶんまだわからなかったと思います。ちゃんと買って聴くって大事。そして、このアルバム最高。

とりあえず、今の候補はSONIC YOUTH、ジョイ・ディヴィジョン、POP GROUP、トーキング・ヘッズ。広く聴くのは大事だけど、何か一つくらいじっくり聴き込むバンドがいた方がいい気がします。HR/HMで言うところのRAINBOWみたいに、そこを核に広げていったほうがちゃんとオルタナと向き合える気がします。

で、そこをSONIC YOUTHにしようかなぁと思ってます。キム・ゴードン美人だし。

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