『森に眠る魚』

森に眠る魚 (双葉文庫)

森に眠る魚 (双葉文庫)

アメトーク読書芸人の影響で読む。
文京区幼女殺人事件を題材に、小学校受験を巡る5人のママ友の物語。
「自分は自分、人は人」と思いたいのに、思えない。そんな弱さが優しく包み込まれるように描かれていた。


「世界が終わるようなショックを味わったとしても、世界は終わらない。残酷なほど正確に日々はまわる」
「相手が自分を否定しないと分かっているときだけ、人はなんでも言える」