『ホステスNO1』 原作:1巻=松田康志、2巻・3巻=京野一郎 画:郷力也 その1


『ホステスNO1』   原作:1巻=松田康志、2巻・3巻=京野一郎 画:郷力也 その1
 全3巻 初版1998年10月 ビンゴコミックス 文芸春秋


郷力也といえば、やはり『ミナミの帝王
あのトイチの暴利、萬田銀次郎の、「カネが払えないんなら、腎臓売れ!」
それもマジに
本当に恐ろしい漫画だ


前にも書いたが、経営者にオススメの漫画
青木雄二の『ナニワ金融道
その舎弟、東風孝広の『カバチタレ!
同じく、『特上カバチ!!』
夏原武原案、黒丸の『クロサギ
同じく『新クロサギ
そして、この郷力也の、『ミナミの帝王


絶対に読んでおいてソンはない
カネの恐ろしさを痛感できる
これから会社を興そうとしている方、特に若者
カネの恐ろしさを心せよ!


・・・と、今回は『ミナミの帝王』じゃなかった
『ホステスナンバー1』
面白い!
特にオジサンには


綺麗なお姉さんの代名詞である、ホステス
そのお水のお姉さんを蝕む黒い影を追い払い、クラブ経営を立て直す再建屋
【北斗みなみ】
この主人公のお姉さんも、また綺麗!
肝が据わって、ヤクザを自由自在に操る
痛快だ


夜の蝶、ホステスの私生活や仕事内容から、クラブ・キャバレーの裏事情まで、色濃く満載されている
最後はソープへ売り払われる・・・というあたりが、ミナミの帝王とラップしている
接待が必要な営業の方は、特に必見


また、傾いたお店を再建するという手腕も見所
随所に見られるそのやり方は、結構参考になる
テーマがお水というだけで、経営の参考書ともいえるのではないか?


しかし、このレビューを書いていて始めて知ったのだが、1巻と、2巻3巻では原作者が違う
松田康志】と、【京野一郎】
こんな漫画は始めて見た
事情は良く知らないが、面白いから気にしない


お店に行って、横に座る綺麗なお姉さん
あなたも経験あるでしょ?
そのお姉さんの色々な話が、【お水の真実】というコマ割で載ってます


とにかく、いろんな意味で勉強になるこの作品
サラリーマン、営業、接待、経営者、もてたい人、は
是非読むべし!