サヨナラPCパソコン
XPパソコンと別れの時がきた。危ないだの陳腐だのって強制的に、「8.1」が身内になる。距離の近さに親密よりも緩やかなつながりで、新しい光と影の暮らしを始める。
正月15日
正月15日「成人の日」が似合う年齢層だ。ムダに過ごした時間、役に立たないと思ったあまたの追憶から、干した洗濯物が白い息をゆらゆら。面白いと突然、心が開く。
裸木
新しい年の空の青に枝や幹をむき出し繰り出すハダカ木は、寒中水泳の最中だ。凍てる事があっても、陽光が当たったりして春の支度は忘れない。裸一貫だからできること。
白い犬
白い大きなふわふわの犬が、知り合いのように近づく。いい目を見た時、つとかき寄せられて見上げる頭に、枯れ葉が一枚目立つ。おめかしした飼い主にぴったりでしょと言って笑いを残す。
落葉掃き
小さな公園の大きな落葉樹たちは、ご近所に交流を仕掛ける。降り敷く葉を掃きなら、
一時、目が合い言葉を交わす手のひらサイズの温もりは、冬空に心地よい。
師走
語感に慌しい響きをもって師走はきたが、年中無休でITは忙し振る。十分心安らかに暮らせるスタイルをギュッと納めた小瓶をかざして、年末の青空を見上げたいなぁ。