Back in the USSR

ツイッターにも書いたけど、奈良きたまちのロシア雑貨屋マールイ・ミールさんでおもしろげな本を見つけてついつい購入。

↑イラストがおしゃれ。さらっと描いてるけど、上手い。

ソビエト社会主義共和国連邦における正しい図書館の子供たち。赤いスカーフの女の子がソ連らしい。なんていうか、人の姿勢や仕草がすごくリアル。観察眼の優れた人が描いたんだろうな。

↑「わが国民はみんな幸せに暮らしています!」的な街角。僕らが子供のころ「ソ連」といえば核ミサイルの脅威そのものだったけど。

↑ニンジンを齧る少女。なんとなくロシア人のように見えない。なぜだかひどく真剣な表情がいい。

↑こんないかにも共産主義的な場面もありつつ。

 1970年代の、小学生向けの本らしいです。僕はロシア語は一文字も読めないけど、どうせほとんどがイラストだから問題ない。ここに描かれているのはユートピア。地下鉄とか工場とか、家庭生活の場面とか、動物の出てくる教訓的なお話とか、いろいろ盛りだくさんで楽しいです。