強火で進め

このブログではプログラム関連の記事を中心に書いてます。

Google Toolbox for MacをiPhoneで使ってOSのバージョン取得

Google Toolbox for Mac」を解凍したディレクトリにはiPhone向けらしい名前の付いたプロジェクトが存在します。

そこでこっちについても試してみようとちょっと開いてみました。

確認したところこちらはFrameworkを生成などはしておらず、UnitTest用を行っているプロジェクトでした。

とりあえず、.mと.hファイルをコピーして使えば良いのかな?と思いコピーしてOSのバージョン取得のライブラリを動かしてみました。

以下のファイルをコピーし、

  • GTMDefines.h
  • GTMSystemVersion.h
  • GTMSystemVersion.m

ファイルの先頭に

#import "GTMSystemVersion.h"

を記述し、以下のプログラムで確認してみました。

    long major, minor, bugFix;
    [GTMSystemVersion getMajor:&major 
                         minor:&minor 
                        bugFix:&bugFix];
    NSLog(@"Version:%d.%d.%d", major, minor, bugFix);

で出力した結果がこちら

Version:10.5.6

へー、iPhoneっていつの間にかそんなにバージョン進んでたんだー。って明らかにMacのバージョンですな。シミュレータだし、まあ良いかな?(反映してくれた方が使い勝手いいけど)。

実機で動かしたらちゃんと以下のような結果に

Version:2.2.1

ちなみにこんな感じでOSのバージョンを取得した場合はシミュレータ、実機ともに 2.2.1 となりました。

    NSLog(@"Version:%@", [[UIDevice currentDevice]systemVersion]);

今のところ(Ver 1.5.1)、OSのバージョンはこちらの方法で取得した方が使い勝手が良さそうですね。

Google Toolbox for Macの解説記事一覧はこちら