Neil and Rush and Me このページをアンテナに追加 RSSフィード

2017-07-25-Tue

マルサス&ミルトン

昨日と同様に、試験監督が1コマあり、それ以外の時間は仙台の研究会での報告原稿の執筆に励む。この報告原稿(マルサス&ミルトン論)はもともと同僚K先生の退職記念論集(9月20日締切)に寄稿する予定で準備していたのだが、準備の過程で自分の納得できる(=公刊に値する)完成度に到達しないことがはっきりしてきたので、この原稿とは長期戦でつきあうことにして*1、退職記念論集には別の原稿(資料紹介)を準備することにした。こちらはこちらでまた時間との戦いなのだが。

まだ決定ではないが、新居購入の話が具体的に動き始めたので、気分が少し落ち着かない。昼食後、人事課に行って、本務校の住宅ローン制度について説明を受けた。人生で最高額の買い物なので、できるだけ慎重に進めたい。

*1:今年3月に公刊した論文「18世紀中葉〜19世紀初頭のイングランド社会の結婚パターンとその思想史的意義――ハードウィック結婚法をめぐるバークとマルサスの見解を手がかりにして――」は、もともと2013年6月にマルサス学会大会で報告したものだが、その報告原稿は完成度が低く、公刊するには時期尚早に思えたので、『マルサス学会年報』には投稿せず、4年近くかけて少しずつ改訂を進め、ようやく公刊にいたった。かなりの長期戦になった。

2017-07-24-Mon

春学期末試験が始まる

今日から春学期末試験が始まる。試験監督業務が1コマ。それ以外の時間は仙台(第56回近代思想研究会@東北学院大学8月6日)での報告原稿の執筆(7月1日の報告原稿の改訂)に励む。

http://www.econ.tohoku.ac.jp/~furuya/econthought.html

2017-07-23-Sun

息子の寝返り

数日前から寝返り練習を始めた息子。いきなり今朝すんなりとやってみせた。まだ生後4か月もたっていないのにね(娘が寝返りをできたのは生後半年過ぎ)。僕も妻もさすがにびっくり。

午前中は新居の情報を求めて松ヶ崎不動産屋へ。午後は自宅でゆっくり過ごす。夜は昨日に引き続き、ろうそく売りの手伝いをする娘に保護者として付き添って鯉山へ。

『バーク読本』の実物(見本)が届いてから一日が過ぎたけれども、いまだに興奮がおさまらない。自分自身の25年間(院生5年間+教員20年)に及ぶバーク研究の(現時点での)集大成であり、「こういう本を作りたい!」と思っていたとおりの本を信頼できる同業者の協力を得て作ることができた。その喜びゆえの興奮である。特にバークのアイリッシュアイデンティティは、バークを語るうえで絶対に外せないと院生時代から感じていたものの、独力でフロンティアを切り開けなかった論点であり、その筋の専門家のKWJMさんが共編者に加わってくださったことで、納得のゆくできになった。約4年間の共同研究を通じて若手の成長を至近距離で実感できたことも、バーク研究の今後にとって明るいニュースであり、以前から活躍を期待して親交のあったKRYさんとSTさんは期待以上のレベルの論考を仕上げてくれた。10名からなる共同研究であるため、一書としてのまとまりをどうやってつけていくかが編者としての最重要課題だったが、INZKさんが扇の要となる論考を書いてくださったことで、全体の章構成がすんなりまとまり、大いに助けられた。2009年に公刊した単著イギリス保守主義の政治経済学 バークとマルサス』において「書きたかったけど書けなった」論点のほぼすべてが『バーク読本』において網羅できたように感じている。研究に「終わり」「完成」など絶対にないけれども、『バーク読本』が2017年という時点におけるわが国のバーク研究の一つの到達点を表現していることは疑いない。編者としての仕事には今の自分の持てる力を惜しみなく注ぎ続けた。とても大きなやりがいを感じていたし、結果として、労多くして実り多いものであった。自分の研究者人生の分身のようなこの書物が、どうか末永く読み継がれますように。

2017-07-22-Sat

『バーク読本』がついに完成!

『バーク読本』がついに完成!

日本イギリス哲学会関西部会第56回研究例会@キャンパスプラザ京都に出席する。イギ哲の関西部会に出席するのはかなり久しぶりのような気がしていたが、調べてみたら実際にそうで、2013年7月20日以来、4年ぶりであった。もともと経済学史学会開催部会と日程が重なることが多いうえ、ここ数年は本務校の行事と重なることも多くなり、そうでなくても育児を優先しなければならない場合もあって、すっかり足が遠のいていた。たまたま今日の日中は何の用事も入らなかったため、出席することができた。まだポストを得ていない若手3名の報告(哲学が2人、思想史が1人)を聞かせてもらったが、新しい知見をたくさん得られて実に有益であった。懇親会のほうは家庭の事情でご遠慮させていただいた。

17時15分にキャンパスプラザ京都を出て、いったん帰宅する。祇園祭(後祭)の最中ということで、今宵は娘が昨年に引き続き、鯉山でろうそく売りのお手伝い(19〜20時)をさせてもらうことになっていたためだ。保護者として付き添う。京都情緒を満喫する。むちゃくちゃ暑かったけれども。

ここ数年、最もエネルギーを注いでいたプロジェクトの成果、『バーク読本』がついに完成し、本日実物が手元に届けられた。個人的には、バーク研究を開始してちょうど25年という節目の年に出せたことがうれしい。僕の40代は、『イギリス保守主義の政治経済学』の出版から始まり、『バーク読本』の出版で終わるわけだな。充実した40代だったと言ってよいだろう。

2017-07-21-Fri

今学期の授業を終える

4限、経済学説史。5限、大学院。それまでは翻訳と出張申請書類作成など。大学院の授業の補講(29日)を除けば、今日で今学期の授業を終えたことになる。

経済学説史でも昨日と同様に授業アンケートをとる。「私語を厳しく注意してくれて良かった」という意見が多かったのだが、放置している先生がそんなにも多いのか? 授業が授業として成立しない気がするのだが。 

教室の後方は冷房効きすぎ」という何とも「?」なコメントも。だったら前方に座ればよい。いくらでも席が空いている。冷房もそんなに効いていない。その証拠に話している僕は汗びっしょりだ。自分が後方の座席を自主的に選択していることを忘れているのだろうか?

2017-07-20-Thu

経済学特殊講義2(人権の思想史)

授業は5限のみ。午前中に研究推進部関係の書類作成をすませ、午後は顧問を務めている軽音学部の部員との面会。某海外ジャーナル再投稿のための関連文献を読み込む。2人目のレフェリーの厳しいコメントにどのようにリプライすればよいのか悩む。

5限の人権特講は今日が最終回(15回目)。休講なしで最後まで走ることができた。これから人生を送るうえで若い人たちに知っておいてもらいたいと僕が信じることを思う存分詰め込んだ授業だったが、授業アンケートを読むかぎり、大半に受講生にそれらが伝わっていたようで安心した。増担してまでこの授業を引き受けたかいがあった。ただ、この授業はもともと輪番で担当するルールだし、今年で4年連続の担当なので、もう来年は担当しないほうが良いように思う。代わりの担当者がうまく登場してくれるとありがたいのだが。

2017-07-19-Wed

ダイエット

ここ数か月地道に続けていたダイエットが功を奏して、ようやく体重が在外研究出発前に戻った。maxから5kg減。もう2kg減量できればベスト体重だが、それも見えてきた。全面的に喜べないのは、運動を伴った減量でないこと。夕食をおかずのみにする炭水化物ダイエットであるため、元気溌剌とはいかない。それでも体のむくみや膝の関節痛がなくなったのは大きい。息子が生まれてから学会・研究会(≒懇親会)への参加が減ったことも影響しているかも。これからまだ20年以上元気に働かねばならない。健康第一で過ごしたい。

今日は入試関連業務ゼミ生(17期生)面談、5限目の大学院の授業の後、研究推進部の書類作成のために残業。理系の方々の調書は何度読み返しても理解が進まず苦戦する。一刻もはやく某海外ジャーナル投稿論文のrevisionに着手したいのだが、今日は何もできずじまい。

2017-07-18-Tue

ぐうたらな一日

先週土曜日の出勤の代休。水疱瘡の完治を確認するために娘を近所の診療所まで登園前に連れて行った以外は、自宅でのんびり過ごす。ほとんど息子と昼寝して過ごしていたような気が(苦笑)。やるべき仕事は山積みだが、あまりに走り続けて5・6月は体調が少しやばかったので、今後のためにセーブも必要だ、と自分に言い聞かせる。

超久々に(おそらく四半世紀ぶり以上)Missing Personsのファーストとセカンドを聴いてみる。カセットテープでの録音をデジタルデータ化するためだ。Zappa門下のバカテク変態集団が優秀な頭脳を結集して大衆受けしそうなポップな音楽を産み出そうとしている。そんな器用さゆえのぎこちなさが唯一無二の個性を放っている。Terry Bozzioは僕にとって永遠のドラム・ヒーロー! 「天才」とは彼のためにある言葉だな。

2017-07-17-Mon

山鉾巡行

載せたい!

昨夜から今朝にかけて妻と何度も話し合った結果、昨日内見したマンションの購入は見送ることにした。長期戦である。

今年の祇園祭(前祭)は、宵々山が土曜、宵山が日曜、山鉾巡行が祝日(今日)という、集客的には最高のカレンダーなのだが、本務校では祝日にもかかわらず通常授業日なのである。月曜日に3コマの授業を抱える僕は、当然出勤日である。子どもが学校(幼稚園)に通い始めると、平日の山鉾巡行には連れていけない(学校を休ませられない)。今年は祝日と重なりその意味でチャンスなのに、僕のほうが仕事。国民の祝日に授業をしなければならない昨今の大学の学年暦って、教員のワークライフバランスを破壊しまくっている。何だかなぁ。

山鉾巡行を横目に出勤。今学期最後(15回目)の月曜授業。3限、16期(3回生ゼミ。4限、15期(4回生ゼミ。5限、経済学ワークショップ。これまでになく指導に苦労した今年のワークショップだが、他のクラスとのディベート対戦は4戦3勝1敗に終わり、何とか結果を出した。終わり良ければすべて良し、と考えるべきだろうか。

4月8日に某海外ジャーナルに投稿した英語論文の査読結果が届いた。2名の匿名レフェリーのうち1名はこちらが驚くほど高く評価してくれて、このままで掲載可との判断。しかし、もう1名はmajor revisionを要求エディターからは、9月末までに改訂稿を送ってきたら今年の秋号に載せられるよ、との激励をいただいた。がんばろう。載せたい!

2017-07-16-Sun

函谷鉾

マンションの内見

娘は水疱瘡が完治しておらず、妻も高熱の後遺症貧血気味なのだが、前々から今日の午前中にマンションの内見を申し込んでいたので、家族四人で敢行する。妻も娘も息子も数日ぶりの外出ということになる。

マンションそれ自体は決して悪くない物件。贅沢を言えばキリがない。一両日中に人生最高額となる買い物の決断をするかもしれない。

内見終了後、娘のリクエストにこたえて近くの喫茶店でかき氷を食べさせ、それから一時諦めていた祇園祭(前祭)を見物に(と言っても、白昼に室町通を南下しただけだが)。娘はヨーヨー釣りで獲物を仕留めて満足そう。

今日は宵山だが、0歳児がいるので、日没後の外出は無理。来週土日、後祭で娘が鯉山町のろうそく売りを昨年に続いて手伝うので、それには保護者として同席する予定。水疱瘡が今の時期でまだ良かった。

そして、話題変わって、研究のことだが、約4か月遅れでようやく出ました! 巨星と真正面から対峙するのは非常に骨が折れた(時間もかかった)が、これまで誰も真剣にやってこなかった仕事(危険が大きすぎる?)だけに、やりがいも大きかった。願わくば、学会で正当な評価が得られんことを。黙殺されないことを。

中澤信彦「「バークとマルサス」研究と小林昇経済学史研究」『マルサス学会年報』第26号、2017年3月、95-117頁。

2017-07-15-Sat

祇園祭どころではない

土曜日だが出勤日(入試関係業務)。妻は発熱、娘は水疱瘡。後ろ髪を引かれる思いで出勤する。業務終了後、新ゼミ生(先日すっぽかしたITNGさん)との面談一件。祇園祭どころではない。

2017-07-14-Fri

妻が発熱でダウン

午前中はデータ入力。昼休み、研究推進委員会。3限、14期生I君(留年生)と面談。4限、経済学説史。5限、大学院

経済学説史は今日が14週目の授業で、来週で春学期の授業は終わりだが、最後まで何とも情けないクラスだった。チャイムが鳴ってもなかなか着席せず、いつまでもしゃべっている。厳しく注意すればやめるのだが、厳しく注意しないとやめない。毎回である。そんなつまらないことにエネルギーを使いたくないのだが、教室管理も教員の仕事なので仕方がない。名前が特定化されてしまう状況だとおそらくやらないであろう迷惑行為を堂々とやっているわけだから、何ともみみっちいわけである。大人数にまじって匿名化されると人格が変わってしまうわけだ。「学生主体」のゼミ運営を掲げている教員ゆえ、強制力の行使を最後まで控えていたが、それももはや限界だな。問題のある学生は教室後方にかたまる傾向がきわめて強いので、秋学期の授業では後方10列の着席を禁止しようかと思案している。前方の席は空いているので、そのような強制力を行使しても、授業を進める際して不都合はない。しかし、情けない現実だな。がっかりだ。

5限目の授業の最中に妻からメール。38.8度の高熱でダウンしたとのこと。娘の水疱瘡の看病疲れが出たのかもしれない。授業終了後、ただちに帰宅する。出張中でなくて良かった、と前向きに考えるしかない。

2017-07-13-Thu

久々のスタジオセッション

久々のスタジオセッションの後、大学へ。5限、人権特講。アレント人間の条件』について。

2017-07-12-Wed

娘が水疱瘡に罹る

昨日微熱が出て幼稚園を休ませた娘だが、どうやら水疱瘡に罹ったようだ。朝一番で妻が近所の診療所へ連れて行く。その間、息子を見守る。

妻と娘の帰宅後、入れ違いに自宅を出る。帰省の新幹線指定をとるためにJR摂津富田駅に立ち寄ってから大学へ。12時過ぎに到着。昨日に引き続いて、新ゼミ生に面談をすっぽかされる。どないなってるねん!(怒)

13時半から教授会&大学院委員会。非常に長い。5限(大学院)開始までに終了せず、受講生のJさんを30分も待たせてしまったので、お詫びを兼ねて学内のレストランでホットケーキをご馳走する。

帰宅したら、水疱瘡で終日臥せっていた娘がたまたま起きていて、出迎えてくれた。病気のせいか普段以上に甘えん坊だ。弟に触らせてもらえないこともつらいようだ。抱き着いてきたので抱きしめ返す。僕の次は妻のほうへ。両親にぎゅっとされて安心した娘は再び眠りについた。帰りたくなるわが家である。