Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

西日本インカレ予選会@大阪経済大学

西日本インカレ予選会


日経ビジネス・アカデミックサポートプログラム「西日本インカレ」予選会に3年連続で参加する。会場は初参加した一昨年と同じ大阪経済大学である。

今年は12期生14名が3チームに分かれて参加した。午前中に「自動販売機」チームと「おひとりさま」チーム、午後に「ポケットティッシュ」チームのプレゼンが行われた。3チームともこれ以上望みようのないほど全力を出し切ってくれた。最大の課題であった質疑応答も、練習の成果を十分に発揮できた。思い残すことはほとんどない。人事を尽くしたので、あとは天命を待つだけ。今年こそ本選に行かせてあげたい!

一昨年、昨年と予選会で苦杯をなめたわけだが、企業の方にビジネスプランを説得的にプレゼンするとはどういうことか、3年目にしてようやくそのノウハウが見えてきた気がする。日常の素朴な疑問を出発点に仮説を立て、その仮説をアンケート調査や企業インタビューを通じて検証し、検証された仮説にあらん限りのイマジネーションを加味してビジネス提案へと練り上げる。「思う」「感じる」「直観」「希望的観測」はNG。仮説に仮説を重ねるのはNG。あくまで客観的データ・証拠にもとづかねばならない。類似の先行事例は大切だが、それが恣意的な選択になっていないかどうか? 「原因→結果」関係の検証を行う場合は、複数の原因を分離して考えているか? 相関を因果と混同していないか? これらにとりわけ注意する必要がある。アンケートの標本サイズも重要だ。これらのポイントを今年はかなりの程度意識できたように思う。

本選へ進めるかどうか、結果発表は水曜日。待ち遠しい。

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