【酔いどれ日記】日本酒の日々、時々スキー

たまに呑んでいるお酒をアップしたり、ごくたまにスキーのことをアップしたりするきまぐれ日記です。現在大阪に単身赴任中。

大地の芸術祭2015・8月15日②

さて、前回の記事の続きです

奴奈川キャンパスを後にし、松之山方面へ

おふくろ館に向かいます

うたかたの歌垣
古郡弘

カラスの羽根を使ったアートでした



更に松之山中心部へ
ギャラリー湯山にて雪アートプロジェクトが開催されていましたよ





新潟県在住の現代美術作家10数名の雪に関するアートとのこと



続いて津南・辰ノ口方面へ




土石流のモニュメント
磯辺行久


東日本大震災の翌日に発生した長野県北部地震の際、まだ雪の深い時に山腹斜面が崩壊し、近くの国道をも埋没させてしまいました
その時の土石流の痕跡がポールによって示されているのですが、これがアートです
セル式砂防ダムそのものはアートではありません
しかし、この形のダムはなかなか見えるところにもないので、見上げれば圧巻ですし、休日は展望台で上から望むこともできます
展望台では県の方がダムについていろいろと説明頂けますので、これにも注目です
駐車場にはこの地域の土木事業のポイントが表されているミュージアムも併設されていますよ



続いて


work in progress, for Echigo-Tsumari
カテジナ・シェダー


旧外丸保育園で行われていたのは、この地域の思いと思いでとつながりを示した作品
ここは行ってみてアルバムを是非手にとってください



ここから見る信濃川の景色もなかなかのもんです


続いて津南町中心部へ
旧富田屋旅館が津南の総合案内所になっていますが、ここもアートの拠点となっています



真夏の夜の夢
原倫太郎+原游 、平石博一

ファンタスマゴリアと走馬灯で動く影が幻想的です

その入り口には原倫太郎さんの
真夏の雪玉が迎えてくれます


コロコロと不思議に動く白い球です






Light book - 北越雪譜
松尾高弘

北越雪譜」(鈴木牧之著)を使った作品
豪雪地の生活や雪の怖さを伝えるこの作品から、越後妻有にまつわる文章とさし絵を抜粋、本から浮かび上がるのが幻想的で、これも体感頂きたいですね



続いて十日町方面に戻っていきます
中里・貝野に行きますと田んぼにこんなアートが有りました

川の記憶
アンヌ&パトリック・ポワリエ


この時期、稲がお米になりつつある季節でもあります


そして今回お気に入りの一つ
Kiss & Goodbye (越後水沢駅)




ジミー・リャオ

台湾の絵本作家さんの作品です
この後もう一つ展示されている土市駅にも行きますが、順番は水沢→土市の方が良いと思います



こんなローカル線に素敵な可愛らしい空間が
土市駅でのビデオはかなり見入ってしまいますね



その土市と水沢の間には



こんな作品もあったりして
森林梦境 森の夢
施海(シ・ハイ)

ちょっと怖いです



しかし、この日は盆踊りとか仮想大会とか地域のイベント目白押しでしたね
皆さん作品の横で準備に大忙しの様でした


最後に


実の音
渡辺泰幸


白い鈴がいっぱい飾られている地へ
風が吹くとちゃんとなるのでしょうか



という事で2日目、終了
なかなかの距離を走りますのですよ



※8月29日:修正有り



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