月のワルツ

「月のワルツ」より


例えば、「月のワルツ」という曲を始めて聞いた際にFMラジオで聞いた場合と、「みんなのうた」を見ていて聞いた場合と。


確実に後者の方が聞き手に対して「月のワルツ」という曲を印象付ける割合が大きいと確信出来る程に、曲とアニメーションとが互いに互いを、例えるならば味覚表現における「ハーモニー」*1の如き相乗効果を与え、1+1を5にも10にもしているとゆーアリガチ尚かつ既に何万回も使い古されまくったこっ恥ずかしい比喩を使うのにコレっぽっちも躊躇いが生じないとゆーかソレ以外に適切なボキャブラリーが例え逆立ちして「はっちゃけーはっちゃけー」*2とかやった所でやっぱり何も思い付きませんでしたっつーか気付けば我ながら何言ってんだか良く分かって無ぇ闇鍋の如き文字羅列になってしまう位に・・・何の話してたんだっけ?



(自分の書いた文章読み直し中・・・)



閑話休題、兎に角スゴイのである。


冒頭の少女がオルゴールを覗くシーンでは明らかに「目」を除いて抑えめな、淡く、暗い色彩から始まり、曲の中盤へと差し掛かるにつれ、段々と色合いが明るくなっていき、そして少女が青年の元へと時計の針の上を走り出し、その手を取るアクション的にもヤマ場と言えるシーンを経て色彩がステンドグラスの様に華やかさを描き、そして終盤にはまた落ち着いた色合いへと戻っていく。


私的に「みんなのうた」の中においても曲とアニメの調和がトップクラスに素敵な作品だと、そう再見して思った所存ですよと。

月のワルツ     (CCCD)

月のワルツ (CCCD)

*1:やはり最初にこの表現を使ったのは味皇こと村田源二郎さんだったりするのかしらん?

*2:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%82%E3%81%B0%E3%82%8C%E3%81%AF%E3%81%A3%E3%81%A1%E3%82%83%E3%81%8F