ナチュラル・ウーマン

「ナチュラル・ウーマン」より。

物語を簡単に説明しますと、


レズビアンの女性が過去に付き合っていた人を振り返る」


というもので、現在と過去を交互に映し出す構成の為か、ある程度先読み出来てしまう感もあり、ストーリーを楽しむという点では些か良い評価は出来ない。
それ以外の点でも、「大学の漫研」という舞台なのにも拘わらず、やたらオシャレ度合いの高いレイアウトの部室だとか、*1やっぱりオシャレ&バブリー感溢れる一軒家に一人で住む美人大学生が漫画書こうとする動機がさっぱりコレっぽっちも分っかん無かったりだのと、色々グダグダアレコレ言える点は沢山あるものの、反面、緒川たまき演じる「花世」という女性の浮世離れした、何を考えているのか分からないし次にどう行動するのか読めない不安定さだけで、視聴しているウチを約80分間モニターに釘付けさせてしまう程の魅力がありましたですさ。



取りあえず、


「あー、『ナチュラル・ウーマン』かぁ、アレ、緒川たまきのオッパイ見れるよ」
「マジっすか!!?」


とかいった対話によって得た情報の挙げ句、オトコノコとして極至極全うな動機で視聴に至ったとゆー割には、イイ意味で裏切られましたですよと。
とは言え、邦画特有の盛り上がらない、まったりダラダラした感が苦手だったらオススメ出来ないですけれども。

ナチュラル・ウーマン [DVD]

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*1:最も、この辺は1994年当時の大学における漫研がスゲェオシャレだったかもしれないとゆー事を単にウチが知らないだけ・・・なんて事ぁ無いよな、やっぱ漫研だし。