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2011-03-20 タンデムLOVER

[]タンデムLOVER 20:17

女子校。

更には戦闘用タンデマインのパイロット育成学校とくれば、我々男子は例え齢が三十路に達していようとも、淡く甘酸っぱいソレを、オトコノコの誰もが実は密かに隠し持っている乙女回路を全域フル稼働させ、その外宇宙が如くの神秘と未知で最後のフロンティアっぷりに夢想は膨張拡大し続けることを止めない有様なのである。

・・・我ながら1年近く前に書いた駄文でマクラ部分をお茶濁す事に躊躇無ぇ辺り、汚れちまった悲しみで嗚呼、お前は今まで何をしてきたんだと(以下略)*1


タンデムLOVER (まんがタイムKRコミックス つぼみシリーズ)

タンデムLOVER (まんがタイムKRコミックス つぼみシリーズ)


閑話休題。

さて、「タンデムLOVER」です。

百合です。

女子校です。

戦闘用タンデマインのパイロット育成学校です。

そもそもコレを紹介するにあたって、造語である『タンデマインとはなんぞや?』とゆー問いを放置しっぱなしでダラダラとキーボート打ちつづけている事に今更気付く有様なのですが、自身の言葉で説明するよりか裏表紙の解説&イラストがコレ以上無いっちゅー位に簡潔明瞭ですわな。

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読後、真っ先に


「こ…これは…

 趣味の世界だねぇ……」


等と、機動警察パトレイバー(漫画版)のプロローグにおける泉野明の台詞を思い出しちゃったものだけれども、同じ『趣味の世界』でも泉野明はイングラム(メカ)を指して言った言葉に対し、「タンデムLOVER」のソレは「メカと百合」という複合相乗効果によって『趣味の世界』度合いが増幅させられていまして、更にはそのメカが無骨で重たそうでオイル臭がプンスカ漂っていそうな量産機でスイッチとランプと計器類満載なキャラクター同士の密接感が高い復座型コクピットで・・・とかいったアレコレがあって、指している対象が1冊の漫画本に対しての『趣味の世界だねぇ……』と呟きたくなる感覚っちゅったら分かって貰えるかしらん?


例えば、連想させられる作品として前述のパトレイバー、トップをねらえ!、シムーン*2なんかがあると思うんですよ。

知名度やらメディア的にそれらに並ぶ事は難しいかもしれないですが、個人的に並べて遜色無しと。

そんなん思わされた1冊でしたヨと。



さて、以下は難点を。

1話の「コダ×シマ」では従来のカサハラテツロー作品に沿った作画感なのだけれども、2話以降、スクリーントーンを削って描かれた(貼られた?)微細なレベルの影をキャラクターの表情やチョットした凹凸に当ててきている事によって、キャラクターの立体性、それに伴ったリアル寄りな作画感になる事には成功しているのだけれども、印刷された媒体として見ていてなんていうか『綺麗じゃ無いなぁ』(原稿の状態ではどうなのか分かりませんが)と思わされるのよね。

他にも、2話から作画のリアリティレベルが変わった事によって、1話で登場したシマさんが再登場した際、暫く読み進める迄、1話のシマさんだと気付けなかったとか。

更には「脳と筋肉」として役割分担が為のタンデム制御なのだろうけど、この1冊の中では『パイロット二人の密室的距離感』というドラマ部分としての機能はしていても、逆に『一人でも制御出来るんじゃないの?』*3って部分がチラホラ垣間見えてしまうのが難点かなーと。


まぁ、それでもやっぱりオススメなのですよ。

特に2話「クガワ×サナ」の二人がパートナーで無い事が、5話「ムラ×タリン」で最大限に効果を発揮してくる展開(ネタバレ反転→『恋人』と書いて『ライバル』と読ませる対決構図!!←反転終了)辺り、コテコテに思える様で新しさのあるキャラクター構図であり、その二人が相対する迄のボルテージの上げていき方には『変化球だけどド直球だ!!』とかいった矛盾的感想を抱いたものですし(笑)

*1http://youtu.be/cig0xAUzEz4

*2:シムーン個人的に未視聴です聞きかじり知識ですスミマセン…orz

*3:勿論、効率良く動作する為には2人で制御する必要があるのだけれども

2010-03-16 青年のための読書クラブ

[]青年のための読書クラブ 1巻 03:58

女子校。

更にはミッション系とくれば、我々男子は例え齢が三十路に達していようとも、淡く甘酸っぱいソレを、オトコノコの誰もが実は密かに隠し持っている乙女回路を全域フル稼働させ、その外宇宙が如くの神秘と未知で最後のフロンティアっぷりに夢想は膨張拡大し続けることを止めない有様なのである。

・・・ホントだよ?

・・・あと、ウチだけじゃないよネ?

・・・。


さて、「青年のための読書クラブ」です。

女子校です。

ミッション系です。

スタート前からタコメーターはレッドゾーン突入な状態であり、クラウンの奴等と一戦交えずして

「そろそろモーターのコイルが暖まってきたところだぜ・・・?」

ってな状態でもあります。

少し落ち着きましょうか俺。


閑話休題、深呼吸。

仕切り直してはっけよい。


さて、「青年のための読書クラブ」です。

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少女達は見下し、憧れ、夢想し、裏切り、嫉妬し、恨み、戦い、悟り、日々を送る。

学校は世界で社会であり、世界で社会なのだと思い込んでいた学校を一定期間の後、少女達は去っていく。

去る事で世界も社会も外に広がっていて、それ迄、自分の居た空間が狭かった事を思い知る。


この様に女子校でミッション系がギスギスだのドロドロに満ちあふれた物だとしても、我々男子読者は『それはそれで良し!』とその閉ざされた世界と社会を楽しめるものであろうと確信する。

著者のタカハシマコはカバー裏のコメントにおいて、

通った者にとっても女子校とは夢の存在です

と言っているが、通って無い、通う可能性すら無かった者にとっては夢そのものだわなぁと、そんなん思わされる次第です。