南無の日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2011-10-28

早川氏自画像

ついに酒を酌み交わすことが叶わなかった人へ

| 15:39 | ついに酒を酌み交わすことが叶わなかった人へを含むブックマーク ついに酒を酌み交わすことが叶わなかった人へのブックマークコメント

 先程、札幌の三上先生id:elmikaminoからメールが入り驚いている。暗い予感というものは現れる、とは言いたくないが・・・。
 以下勝手ながら先生から来たメールを一部引用させて頂くことにした。

南無さん

すでにご存知かもしれませんが、
(中略)××××という人からメールがあり、
(中略)死んじまったそうです。
9月11日に。衰弱死だそうで。詳細はわかりません。
引っ越し先の住所は誰にも知らせず、
こっそり、あの世に引っ越しちまいました。
あいつらしいです。
南無さんと三人で飲みたかった。

 確かに彼のDiary(id:hayakar)は昨年の12月で終わっていたし大怪我のあと今度は内部疾患に見舞われていたことも「ただいま - hayakarの日記」に於いて窺うことが出来た。でも、あの若さ(正直言って正確な年齢は知らない)で、と絶句するしかなかった。訃報に接してもまだしばらくの時間半信半疑状態でもあった。でも今は肯定せざるを得ない。
 彼は4月4日のtwitterで以下のように呟いていた。疾患での苦しみが彼をして以下のように言わせている。

私も誰にも懐かない野良犬のつもりで生きてきたつもりが、現在はただの負け犬です。
Twitter

 彼は気高い野良犬として生き抜いたのであって一度も負け犬であったことはなかった。なぜなら負け犬であれば私と呑みたいと思うはずがないからだ。それは野良犬である私が保証する。

 哀悼!

心も寒い

| 15:21 | 心も寒いを含むブックマーク 心も寒いのブックマークコメント

 今朝の気温は7℃だった。スッキリとした青空が彼方まで広がっていた。まったく憎々しいほどの澄んだ空だ。もう酒は少ししか飲めなくなってきたような気がする。

elmikaminoelmikamino 2011/10/28 21:56 南無さん、色んな意味で、ありがとうございます。まだ信じられません。
秀子を嫁がせる前に自分が逝っちまうとは、、。
いつだったか彼は、死ぬ時、家族はなくとも、「ディア・ハンター」のワンシーンのように
友達が乾杯して送ってくれれば、幸せだと書いていたのを思い出します。
「気高い野良犬」に乾杯するしかありませんね。

namgennamgen 2011/10/28 22:13 先生!泣きたくなりますよ。今考えると秀子に「お父様、世の中って、生きるに値するものなのかしら?」と言わせるなんて意味深すぎですよ。なんかなぁ、「思い出横町」で三人で飲みたかったですよ。ある意味では彼は格好良すぎでした。会いたかった・・・。

miyatakashimiyatakashi 2011/10/29 10:53 初めまして、早川氏の友人の宮崎と申すものです。
明日、ご実家へ伺い、友人たちと乾杯して送る予定です。
元気な頃を知っているので、亡くなるまでの彼の状況について
色々と考えております。

namgennamgen 2011/10/30 09:05 こんにちは。もう皆さんは彼のご実家に向かわれたことだと思います。いいですね、乾杯の葬送は。シャイだった故人はきっと照れながら浄土門のむこうがわでみなさんに「さらば!」と言っていることでしょう。南無阿弥陀仏。

makinosukemakinosuke 2011/11/01 11:33 namgen様、早川さんのご友人の皆様
初めまして、早川さんの元同僚の相澤と申します。昨日友人より早川さんの訃報を知り、連絡先を知りたくこちらのブログに辿り着きました。私の方で連絡先として千葉の鋸南町の住所がわかっているのですが、こちらにご連絡されましたでしょうか?色々とご事情があった方でしたので、どこに連絡すべきか迷っております。よろしくお願いいたします。

namgennamgen 2011/11/02 13:35 makinosuke様。申し訳ありませんがここではお力になれそうもありません。このエントリィに書かれてあることや表示が私の持ちうる情報の全てでしかありません。ただしネット上には様々な彼の情報が流れているのでそれを辿られた方が早いのではないかと思われます。

2011-09-29

富山駅前に広がる秋空

力を使い果たす季節と、力を使い果たしたと気づく季節があるのです。-@Entwurf-

| 13:45 | 力を使い果たす季節と、力を使い果たしたと気づく季節があるのです。-@Entwurf-を含むブックマーク 力を使い果たす季節と、力を使い果たしたと気づく季節があるのです。-@Entwurf-のブックマークコメント

 連日スッキリとした秋空が広がっている。まるで身体的萎靡を嘲笑うかの如くだ。灼熱よりいいが。確かに表題に取り入れた井上さんが仰有る様な気もします。そして下記は如何にも存在論的というか井上さんらしいと思いました。先日の私のエントリィを一笑に付すかの如くです。まだ少し先なのか・・、お迎えは。

私が横断歩道白線につまずいて転んだ理由は、となりに支えてくれるだれもいなかったからです。
Entwurf

 秋の夜はスーパーで安売りしていたアイス・コーヒでも飲みながら人生アンニュイを味わっている。なんとワンパック98円。味はというとアンニュイです。
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2011-09-27

このあと息切れ

秋になったが一挙に年老いてしまった

| 16:42 | 秋になったが一挙に年老いてしまったを含むブックマーク 秋になったが一挙に年老いてしまったのブックマークコメント

 まだ働けるかな、と正直思っていたが、今はもう思わなくなった。またそういうことに気付かされている自分がいる。年だからと言ってしまうと身も蓋も無いが、今年の夏の暑さは相当堪えました。こんなにバテしまったのはいままでに無かったことだ。過去を振り返ればもっと暑い夏が沢山あった記憶があるが、他人事のようにしていたのかと思ってしまうほどだ。ま、何を言いたいのかというと「年老いた」ということであります。目もだんだん不便になっている。したがって運転免許更新も今度はするつもりはない。足もだんだん弱りで時々横断歩道白線で躓いたりすることもある。情けないとは思うが老いというものはそうやって忍び込んで来てある日突然のように宣告されてゆくのかも知れない。先日も歩道を歩いていて、そのちょっとした段差で転びそうになり差し伸べられた子供の手によって支えられた。ここも、もう暫くで去るだろう。

広がる雲の中で浮かれている者達

| 17:04 | 広がる雲の中で浮かれている者達を含むブックマーク 広がる雲の中で浮かれている者達のブックマークコメント

 システム深化のスピードが予想以上だ。それだけ人間の欲望に際限が無いと思えばいいのだろう。時も場所も選ぶことなく世はクラウドで満杯の感がある。繋がって共同性を煽っているが、どれほどの実効性があるのかまだわからない。隣り合ってパチンコしている者同士と違うというところを見せつけなくてはいけないだろう。ねぇ、オッサン、オバはん達。その雲の中にいて懲りずにG+やってるオレも浮かれジジィだけど。わらい。

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2011-09-06

「思想を生きる」から吉本隆明氏

ぼくたちはいくつもの墓標を打ち立てなければならない。

| 12:36 | ぼくたちはいくつもの墓標を打ち立てなければならない。を含むブックマーク ぼくたちはいくつもの墓標を打ち立てなければならない。のブックマークコメント

 唐突であるが実に言葉というものはやっかいなものだと思っている。またインターネットというバーチャルな世界に於いては尚更である。読み手という存在の想定が謂わば今流に言えば想定外であるからとも言える。無論それは自明でしかないのだが当初は情熱を燃やす人たちも数多くいたということは「想定」できた。で、今はどうなのだろうか。無論私も含めてと言うことでもある。

(前略)
ブログという場もすっかり衰退し、いまではツイッターという場が隆盛を極めていますが、ブロゴスフィアが持っていた意義、そこに確かにあった価値、というものを否定することは誰にもできないと思います。それもやがて忘れ去られるでしょうが、そこから出て来た書き手として、そのことを皆が忘れても、私はおぼえている。いや、それは思い上がりですね。数え切れないほどの多くの人々が、いまはもう消え去ったブロガーたちが全身であらわした情熱を、かなしみを、夢を、おぼえているはずです。そのことは、私が言葉にするまでもありません。静かに燃え続ける思い出こそ、何よりもブロゴスフィアの墓標にふさわしい。
 (後略) 
-根本正午 wrote-2011/05/07 08:40 

 これは私のアップしたエントリィに対して9ヶ月以上も経過して彼から頂いたコメントである。そして彼の言葉に惹かれるようにして、その翌月私が商用で上京したおり彼と新宿で再会を果たすことが出来た。たった一晩のことではあったが、双方語り尽くすことが無くなるかと思えるほど互いに語ったように思っている。気がつくと目の前のカウンターに乗せられていた1升瓶は既に空になっていた。両方ともヘベレケになるまで飲んでしまったのである。おそらく彼にとっては初めての酒の体験*1であったのかも知れない。
 話の切り出しはどういうわけか突然フェルディナン・セリーヌ(Louis-Ferdinand Céline)から始まった。あとはロレンス・ダレル(Lawrence George Durrell)とか云々で今となれば不確かではない記憶が残っているが、いずれにしてもある意味では反社会的と呼ばれている作家について語り合っていたのではないかと思っている。この事については今となれば、なぜセリーヌなのかと、判ったような気もする。嘗て抱いていた情熱が無力感と変わりバーチャルな世界は今だ幻影のごとく形を変えて在る有り様への苛立ちが彼をしてそう言わせたのではないかと思う。彼は私に言葉を伝える前にまず既にあった言葉を墓標としなければならなかったのである。
 最後に私の好きな詩句を以下に引用したい。かの詩人は当時会社を首になり4畳半一間で無職であり貧乏底なしであった。

ぼくはでてゆく
嫌悪のひとつひとつ出偶うために
ぼくはでてゆく
無数の敵のどまん中へ
ぼくは疲れているがぼくの瞋りは無尽蔵だ
「転位のための十篇」1953.9.1に収録-吉本隆明-


f:id:namgen:20110906121602j:image
新宿ションベン横町の居酒屋(思い出横町ともいう)

悲しみも怒りも聞こえないふりをして日常が流れてゆく

| 12:03 | 悲しみも怒りも聞こえないふりをして日常が流れてゆくを含むブックマーク 悲しみも怒りも聞こえないふりをして日常が流れてゆくのブックマークコメント

 昨日までの台風はいつの間に過ぎたのかも判らず通過したようである新聞には当県特有の地形が何事もなく終わらせたとあった。今は雲が多いが青空が広がっている。

*1:根本氏の名誉のため言って於くが正直言って彼は下戸の方である。しかも非常に弱い。

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2011-09-05

予測は裏切られるためにある。

| 16:13 | 予測は裏切られるためにある。を含むブックマーク 予測は裏切られるためにある。のブックマークコメント

 3.11記憶も覚めやらないうちに、この台風も自然の威力を見せつけた。現在のところ既に日本海沖にある台風12号による強風や豪雨というものは当地には無い。県境から向こう側の雨量に左右されるので、たぶん今夕が山場だろう。と書いたところで、市内を流れる神通川の中流域でのダム放水が始まった。市内の堤防に設置されたスピーカを通じて何度かに渡って今伝えられている。これも珍しいことであるある意味では自然のうねりの前では人間はちっぽけ過ぎである。そして死は突然やってくる。
                          南無阿弥陀仏

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