”インターネット”は軍事利用で拡大したという誤解について
これで私が見た時点(10月18日の昼間くらいかなあ)では、その根拠となる出典が無いようなことが書いてあった気がするので、あわてて本棚掘り返して村井先生のインターネット(岩波新書)探すつもりだったんだけど、
※あまりよろしくないがブックオフとかで100円税抜くらいで買えるし図書館で立ち読みできる量やし、IT業界にいながら読んだことない人は読んだ方がいいいや待てよ僕、狂気のKindleセールに便乗してkoboで買ったこれあったやんと。
※合本版で2800円くらいだった当時。またセールがあるのかは謎
その第1巻にて、ちゃんと村井先生は書かれておられた。
インターネットの誤った伝説のひとつは、ARPANETは軍事用に開発され、それが民間に転用されたというものだ。これは、ARPAが研究資金を出していたことから憶測された誤解である。
- 角川インターネット講座1 インターネットの基礎,第1部 インターネットの理念/第1章 技術の誕生と成長 より(村井 純担当)*1
(その他にも引用したいところはたくさんあった。この第1巻は、生まれて半世紀をむかえようとしているインターネットについてしっかり知ることができるので、おすすめしたい。)
自分でもやもやしてたのでこれをメモしておく。しかしながら私も、誤解をとくことなく、某所で研修資料の検証を行わなかったし、後輩に「軍事利用でうんぬん」といううんちくをたれた覚えもある。反省したい。