晴れかもしれないが、青空が広がっている、と云うわけでもない。薄曇り。
表現と読み取ること
「実は、」とか、「正直な話、」とか、そういう表現を無駄なものと感じて、なるべく使わないようにしている。二重否定文も極力避ける。否定型の仮定文を否定文で受ける構文も極力避ける。肯定文で表現できるものは、そうする。
日常生活の中で、二重否定文否定型の仮定文を否定文で受ける構文が活躍する機会は、大変多い。多くの、「しつけ」に該当する親から子への指導の多くが、それに該当する。
「ご飯を食べないと、デザートは上げないよ。」
「ご飯を残さず食べてから、デザートを食べよう。」
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「お片づけが出来ない人は、お出かけできないよ。」
「お片づけが済んだら、出かけよう。」
こどもたちは、常に否定文に曝される。私は、その度に直接的な表現が出来ないものか考える。
「人」、「人間」という言葉を安易に使うのも躊躇する。
「私は、片づけが下手な人間なので。」
「冷房がないと生きられない人間です。」
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「私は、片づけが下手です。」
「冷房が必需品です。」
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「可能な限りおやめ下さい」のショックを引きずっている。実は、その前の部分を十分に読み取るべきだったのだ。「可能な限り」と云う言葉は、一人称に対して実効性のある言葉で、二人称や不特定多数に対しては、何ら意味がない。各個人の「可能な限り」のレベルは、各人によってまちまちだからだ。
「実は、」、「正直な話、」と云う言葉は、特定の読み手に対してのみ意味をもつ。書き手と読み手の間に、相互の理解が成り立っている場合に有効である。従って、多くのその他大勢の読み手には、曖昧で誤解を生じやすい表現であると思う。
学生実習で病原大腸菌感染事故
何かと話題の多い、大阪大学医学部。
致死性の細菌を学生実習に使う。ちょっと信じられない事故。
Mozilla firefoxに複数の脆弱性
(IPAセキュリティセンター経由)
2005年 7月20日
Mozilla Foundation は、Firefox の12件の脆弱性に対応した Firefox 1.0.6 をリリースしました。このうち危険度が高以上のものは次の6つです。
- 共通関数オブジェクトを通じたコードの実行
- XHTML ノードの偽装
- スタンドアロンアプリケーションからブラウザを通じて任意のコードが実行される
- 「data:」形式の URL を通じたサイドバーパネルからのスクリプト注入
- 「壁紙として設定」機能を通じたコードの実行
- コンテンツ生成イベントに関する脆弱性
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