冷え込んだ。風花が舞う年末。
転載機能の問題
私が感じたヤフーブログの転載機能の問題点は三つ。
- 転載の可否がデフォルトで「可」になっていること。
- 転載記事である旨が、記事の最後に表示されるため、読者が騙されること。
- 転載したことが自己申告で、勝手に転載されると原作者はそれに気がつかないこと。
三番目は、転載「可」とした時点で、問題なしとなるのかもしれない。
転載機能に限らず、ヤフーのブログそのものがかなり酷い代物であると思う。転載機能は、ヤフーの中の人たちにとって、記事の引用とかそういうレベルでなく、一種のコミュニケーションツールという認識らしい。だから、誰かがこれを転載してくださいと呼びかけたら、仲間なら呼びかけに応じる、そういうものだ。
システム上の問題点として6つ挙げておられるが、ヤフーの中の人が予め同意の上で、ヤフーの中でそれを使って楽しむ分には、著作権、公開・非公開の選択、転載の可否の選択などはたいした問題ではないと思う。
転載元の編集結果が反映されないのは当然で、逆に反映される方が余程問題があるだろう。
あと、ヤフーのブログは重いね。
それから、投稿内容で検閲が入ってはじかれることがある。大変問題あり。
ヤフー転載の画像の扱いについてghostbass氏より指摘有り
以下コメントから転載
やほーサーバの場合
- 記事投稿画面から画像up
- 修正画面で画像削除
- 修正画面で別画像up
で可能でした。
外部サーバーだとwiki記法で可能http://hoge.com/hage.JPG
でした。この場合別内容のファイルを同じファイル名にするだけで内容変わりました。
すなわち、手順を踏むと出来る。それにしても、それが出来ちゃう転載機能っていうのは、かなり拙い代物である。要するに、転載するのはテキストだけで、画像データはsrc=””でリンクさせるだけで取り込まず、編集権が転載元に残る。今回のような、画像取り替えのテロが可能な仕様だ。画像を含むエントリを転載する時は十分な注意が必要と言うこになる。さらに、私は良くわかんないところだけれど、wiki記法というので、外部サーバーの画像にリンクさせるようなことをやると、その画像ファイルを書き換えることで、いろいろ出来ると思う。例えば、ものすごくでかいファイルにリンクさせれば、一種のブラウザクラッシャーみたいになるわけだし。
ソースをコピペするのなら、外部サーバーの画像にリンクさせているということに気付くと思うけれど、単純に「転載ボタン」クリックで転載すると、いつの間にか自分のブログにとんでもないものを取り込んでしまう可能性があるわけで、やはりヤフーのブログはやばいと思う。いろいろ出来そう。やらないけど。
(ghostbass氏のコメントを二つ、私のコメントを三つ削除しました)