生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

何かの悪い冗談

このところ、よく総理大臣がニュースに出る。苦笑いというか、インタビューする側を小ばかにして煙に巻くようなやり取りばかり。数ヶ月前か、誰かがこの人を総理大臣にしたら世の中が増しになると思ったわけだ。総裁選挙をガチでやったかどうかは知らないけれども、自由民主党の大半の人たちが、この総理大臣で何とかなると言う判断をしたわけだから、その見通しの悪さというか、人を見る眼の無さというか、何か言い訳があったら聞きたいと思うが、自由民主党の多くの人たちはそれについて馬鹿になった振りを決め込んでいるようだ。
その前がフクダでさらに前が阿部で、もう冗談だか本気だか良く分かんなくなって、これは何かの悪い冗談だろうと思っていたら、何かそう言う世の中で。何にせよもうじき選挙があって、誰も麻生率いる自民党が勝つと思っていない状況だが、その前に総理大臣が替わるだろう。口先ばかりの厚生労働大臣か、正義の味方を自称する元総務大臣か、まぁだれかしらないけれどもきっと5人目が出てくるだろう。誰が出ようと構わないが、とにかく、この4年間を公平な立場で誰か検証して欲しい。その上で、こういったあり得ないような状況が出現して、全く修正が利かぬままに、私と家族に取って重要な4年間が無為に過ぎていったことに対し、責任の所在を明らかにし,二度とこのような馬鹿げたことが起こらぬようにルールを変えるなり、責任者を処罰するなりしていただきたい。
選挙を経ずにまた総理大臣が替わったとしても、それについて自由民主党の人々は躊躇しないでいただきたいと切に思う。今の総裁は何かの悪い冗談だ。一刻も早く交替させるべきだ。出来れば,そのようなものを選んでしまったことについて、責任を追及したい気分で居るが、それどころでないなら交替させるだけで結構だ。たらい回しとか色々批判はあるだろうが、国政を任せることに較べたら、その様な批判は些細なことだ。

追記

野粼さんに言及していただいた。
私には難解で理解できない部分もあり、つまみ食い的に言葉を返すことは少々気が引ける。
アンチの話は私には分からない。
去年の秋の総裁選挙は私には総選挙の事前運動の様に見えたし、その結果選ばれた総裁はどうにも魅力のない人に映った。総理大臣になったときは「国民的人気」とニュースで報道されていたと思うが、理解できなかった。
結果的に今のような混沌とした状況が生じている。どうしてこんなにうまく行かないのだろう。
政治の現状は日本の政治のルールに則っている。私はその点を理解しているつもりだ。このルールの中で衆議院で三分の二超の議席の意味づけについて疑問を呈したつもり。特に、参議院の逆転後の三分の二議席のあり方については検証し、新たなルールを決める必要があるように感じる。「4年間の検証」とはそのこと。
その再議決の仕組みのおかげで、今の日本は何とか動いているようだ。与党が政権を維持できるのもそのお陰。その後ろ盾が無くなった後にどうする積もりで居るのか、少なくとも与党の方はそのことについてはっきりさせる必要があると思う。ただ「政權交代」「總理大臣の交代」があれば、「何か變はるだらう」と適當に思つてゐるだけというのは、全く図星だ。どうせダメだろうから今のままで良い、と云う発想とどっちが良いか分からない。私が米国に出掛ける直前に細川内閣が出来て、向こうにいる間に村山さんが総理大臣になった。そんな事情で,私は政権が代わると言うことを実感し損ねた。政権交代に期待するのはそう言う背景があるからと思う。
実際には、麻生さんが選んだ大臣の中には非道いヘマをしてその責任を取って辞めた人が居たが、彼自身はまずまずの仕事をしている。予算の使い方をばらまきと感じるので私は批判するが、それは主義主張の違いなのだろう。現政権について改めて考えて,その点は認めるべきと思う。