かぞくとこどもとてぬぐい

我が家は3人家族です。
夫とは、先日、北海道日本ハムファイターズが10年ぶりに優勝というニュースで、結婚10年目だったことに気づきました
(10年前の日本シリーズはドラゴンズ対ファイターズ。東京での食事会の場で、愛知と北海道から来たお互いの親族が一触即発な雰囲気になったのはよい思い出です)。

息子は今年の10月に4歳になりました。


ええと、いったい何の話の前置きなのか、自分で見失いそうになりました。
あらためて、家庭の中や、子育ての現場でどんなふうにてぬぐいを使ってきたか考える機会があって、
ここ10年を振り返っていたのです。


夫もてぬぐい好きだったこと、高価な買いものや贈りものを喜ばない気質だったことで、
誕生日やら何やらのプレゼントは、お互いてぬぐいだったことが多かったです。
お値段も手頃だし、季節の柄、趣味にちなんだ柄など、選ぶのもお互いに楽しめましたし、
日常で使ってもらっているのを見るとうれしいですしね。
20年前に今の夫から最初にもらった贈りものもてぬぐいでしたね! まだ持ってる。かまわぬ製の、水玉。


こどもが生まれたときも、特別なことではなくて、何にでも使っていました。
とにかく、吸水性がよくて肌触りがやさしいものだから、かごにたくさん入れておいて、
よだれふきとか、沐浴時にこどもにかけておくとか、外出時に寒そうなときに首元に巻いてみるとか、食べこぼしをさっと拭くとか。


真夏の猛暑のときは、裸にくるくるっと巻いて肩のところで結んで、アダモちゃんみたいな服に(ひょうきん族世代の人にしかわからないかも)したり。
外出時に持ち合わせのおむつが足りなくなったとき、布おむつのかわりにしたり。


あと、てぬぐいを2枚、3枚並べて縫い合わせたものを、ふだん「ふろしき」として使っていたのですが、
なにかと荷物が増える子連れの外出時にはふろしきバッグとして、
そしてこどものシーツやおくるみとしても、ものすごく役立ちました。



取り込んだてぬぐいシーツの山の中で寝てしまったとき。


水遊びで着替えのズボンを全部濡らしてしまって、腰巻きに。


いきなり何を振り返り始めたんだという感じですが、
いままでてぬぐいが好きで、好きが高じててぬぐいを作りはじめて、
結婚後も子育て中でもてぬぐいに関わってこられたことがつながって、かたちになったことが、明日、発表になるのです。


続けてこられてよかったな。


また、お知らせします。