2010-07-20
■[Eureka]価値と数値(と単位)
404 Blog Not Found:Math - 比較に数値は必要か?
のやり取りが面白かったので、さくっとわたしなりの解を書いておこうと思う。
比較に数値は必要か、という問いに対しては
数値を使った比較の方が楽というだけで必ずしも必要ではない、という
@dankogai氏 のポジションと同じ。
ただこれには補足があって、数値だけでは楽ではなく
数値+単位 であることが重要なのだと思う。
単位。計るための基準。
まず原点となる単位、基準、0値が指定してあるがゆえに
数値+単位 による比較が楽なのだ。
「綺麗の価値」には現在適切な単位がない。
もしモネの睡蓮を1BT(ビューティフル)とし、「綺麗」をすべて数値化できた上で
1BTのものは1千万円で取引されるとするなら
そのとき初めて、綺麗の価値に値段をつけられるようになった、と言えるのではないだろうか。
そして、値段をつけなければ比べられないか、といえば
そんなことはないのは先に書いたとおり。
@dankogai氏 が指摘しているように数値以外の方法で比べることは出来る。
では、もうひとつ。
価格は何故必要か、値付けが必要なのはいつどんな時か。
シンプルな答えでいうなら、貨幣で取引をしたい時、だ。
貨幣は、それそのものがひとつの単位になっている。
円、ドル、ポンド。1円という単位。1ドルという単位。
『あるもの』をその単位、基準に照らし合わせた時に
どの程度の「重さ」があるかを知る必要があるときに初めて値付けが必要になる。
そしてそれを知る必要がある時とはすなわち、『あるもの』を貨幣と交換したい時、だ。
つまり貨幣と交換する必要のないものは、価格をつける必要がない。
ぐるっと戻って先の、「綺麗の価値」に値段をつける、という話は
わたしにはナンセンスに感じる。
なぜなら「綺麗の価値」だけを取り上げて、貨幣と交換する必要はどこにもない。
よって「綺麗の価値」だけに値段をつける必要もなければ、
「綺麗の価値」に値段をつけて比べる必要もない。
ではなぜ、「綺麗の価値」だけを取り上げて貨幣と交換する必要はどこにもないか。
それは、@GkEc氏 が解としているように
貨幣と交換する必要があるもの、価格が必要なものは限りがあるからだ。
そして、「綺麗の価値」には限りがないからだ。
