チビ:「ガァーガァー」
りん:「あら、おチビちゃん。
札幌に残らなかったチュピ?」
チビ:「こっちで探したいひといるから
連れて来てもらったガァ」
りん:「一緒に探してあげたいけれど、
アタシも足が痛いんで治ったらね
今は安静だから、おチビちゃんも寝ていてね」
りん:「ちゃんとそこで寝るチュピよ。
ウロウロしちゃダメよ」
チビ:「はーい」
りん:「あらっ? どれくらい寝たのかしら?
チビちゃんが居ないわ!」
ガア:「あなた、本当にチビ子なの?」
チビ:「ママァー、ママなのぉー」
ガア:「あなたはママと間違えて違う人の
後をついて行ったと聞いて探したけれど
見つからなかったの」
チビ:「ごめんなさい。ごめんなさいママ」
ガア:「いいのよ、こうやって会えたんだから……」
りん:「何! 感激のご対面チュピ。
おんぶしてもらっているし……
ここは泣いて何か語った方がいいのかしら?
イヤ、イヤ、これはまたうちのママのシナリオね」