★井上俊夫氏の詩集の挿画を渡す
わたしが描いた今秋発行予定の井上俊夫氏の詩集の表紙絵と挿画を、かもがわ出版の湯浅俊彦氏に渡しました。浅俊彦氏が井上俊夫氏宅に来られて、詩集の出版への段取りを相談されるのに、わたしも表紙絵と挿画14点を持って同席してのことです。
四六版の大きさの本(普通の単行本)でおよそ200余ページになるようです。俊夫氏は詩集全文やあとがき、著者の経歴などを納めたCDを渡していました。資料の全部を受け取り改めて編集に掛けてのち印刷にかかる前に、もう一度確認の連絡をしていただくことなりました。
俊夫氏の体調を考えて、湯浅氏とわたしは俊夫氏宅を出て、寝屋川市駅前のコーヒー店で、わたしの表紙絵と挿画についてのご意見を伺いました。いろいろ見ていただいての結果、何かもやもやしていたイメージがすっきりっしました。
表紙絵といっていたわたしの描いた絵はリアルではあるが、それだけにカバーに使用すれば題字画が入り帯がついて更に煩雑になり、印象が悪くなる、損するのでは、ということでした。
で、カバーは白の背景に題字だけでいった方がすっきりするし(つまり「八十歳の戦争論」のように)、ハードカバーか、その表紙をめくったところかに表紙絵といってた分を刷れば、インパクトが増すのではという助言でした。なるほどそうだと納得しました。
挿画はセピアで刷ってもらうようにいっていましたが、これは印刷の工程でそんなことはちょっとできかねるということでした。16ページを一度に刷るので、あるページの一部をだけをセピアで刷るなどということは、コストが高く付き過ぎるということでした。
これらの助言で出来上がった詩集のイメージが、より鮮明に、すっきりとしたものになるに違いないとの確信を持ちました。早速、そのことを井上俊夫氏にメールで伝えました。
いまからだと10月には出来上がるのではないかということでした。楽しみです。
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