【阿倍野王子商店街裏町銘店】


『こんなトコまでどないやって行くねん?』
って土地勘のない人やったら、絶対思うやろな。(汗)
オレら西成区やったらチャリで行ける
行動範囲内
なんやけどな。(笑)


岸里」から東に行ったら「天神ノ森」やねん。
そこから先は坂上がるねんけど
「北畠」ちゅうガラが急によーなるトコで、
坂を上がりきったら、そこが「王子」や!


って、この説明もやっぱ地元の人しかわからんかっ。(笑)


「ま、天王寺からタクシー乗ってっ!」
ワンメーターやし、それが一番わかりやすいさかいに。
そこまでしても行く価値がある寿司屋。


裏町やさかいにココだけが夜になったら
一軒だけ灯り煌々と輝いとんねん。


一瞬「えらい高そうな大層な店」に見えるけど、
大丈夫やから安心して中入りぃや!


『松寿司』



入ったらローカルな下町の雰囲気で、
店の人ら全員で温かく歓迎してくれるから。


店内は明るぅて、メッチャキレイ!
まだリニューアルしたトコらしいわぁ。
カウンターは、白木でえー雰囲気やでぇ!


『何、飲まれますか?』
「ほな、まずは瓶ビールでえ!」
やっぱ、下町はえぇなぁ
『大瓶』で出てくるんが嬉しいわぁ!



つきだしは「なすびの炊いたん」


『何、さしてもらいましょ?』
「ほな“おまかせ”で、握ってぇや!」
『お嫌いなモンとかありますか?』
「セロリ…」(爆)
(じょ、冗談やん、寿司屋でそんなん
出てけーへんのん知ってるがな…)


ちゅーコトで『おまかせ』で、出てきた鮨はこんなんや!


「平目」(ポン酢)



「烏賊耳」(塩)



「ケンケン鰹」(ポン酢)



「金目鯛の昆布〆め」



「さより」



「中トロ」



「さよりの皮炙り」



アカン!こら、たまらん。
やっぱ「ポン酒」の方がえーわァ。
好きな『王録』(純米吟醸があるやん!





「甘海老」



「生鳥貝



「焼穴子



このメッチャ、レベルの高いネタ
二代目店主の割烹の経験を往かした鮨
どれもホンマにメッチャ旨ァ過ぎるし。
マジ、やられたヮ。


それが「おまかせ」


10貫@3000


ありえへん…。(驚)



『お好きなんあれば握りますけど?』
「ほな、かわはぎ、肝付きで握ってや。」


って、言うたら、「肝」ごっつ載ってるし。(嬉)



『肝、お好きやったら、これつまんで下さい。』
「肝の煮付け」サービスで出してくれはったヮ。
これが、また「酒の肴」にピッタリや!



「ポン酒、おかわり!」って
思わず、言いかけてもーたがな。
こら、嵌る予感バリバリしたから…
とりあえず冷静を装って…(笑)
「あがり(お茶)、お願いしまっさ。」


出てきた、お茶の「湯呑み」が個性的。
なんでか「三角」



仕上げは、これまたサービスで出してもーた
「梅しそ巻き」
後味、さっぱり。



二代目は、三十歳で、爽やかな男前。
「職人」ちゅうより「スポーツ選手」みたいや感じの人や。
(野球やってはってんて。)


出る時もカウンター中から
わざわざ外まで見送ってくれるしぃ。


ここ、めっさ気に入ったヮ。
また、こさしてもらいまっさ。


「★★★★☆」(4.5)


ほんで、今日のここの店のテーマ曲は?



『シブガキ隊』「寿司食いねぇ」


●『松寿司』
 大阪市阿倍野区王子町3-13-6
 06-6622-5723
 〜22:00(LO)


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