~ 菜 乃 庵 ~

ユルイ生活blog.目指せオトナのsimple life.

気まずい

独りよがり。


会社で他の人よりちょっとよく話す人がいる。隣の席の人だ。私から話かけることはほとんどなく、いつもむこうから話しかけてくる。先日一度食事に誘われて、きっぱり断ったことがある。次の日、その人は一言も口をきかなかった。なんか気まずい空気が流れてた。その時に初めてこの人は私に対して同僚の意識を超えてるのかなぁと思った。同僚なら明るく笑って流そうよ。

その人が会社をやめることになった。「送別会に出られるか」と聞かれたけど、有給休暇をとっていた日だった。そう、ディズニーリゾートのため。「それなら個人的に送別会をしてくれないか」ということになって、「いいよ」と軽く答えた。最後だし、一度くらいはいいかと思ったのだ。「いつにしよう」と言われたので、「やめてからでもいいんじゃない?」と提案した。私の中で流れたらそれはそれでいいと思う気持ちがあったからだ。

そしたら「携帯のメアドを教えてくれ」と言われた。話の成り行き上、携帯の番号とメアドを交換することになった。それからのその人ははしゃぐのだ。何が嬉しいのかすごくはしゃぐ。まずいなぁという気持ちが私の中で大きくなる。同僚ならいい。けれどその先を期待されているのは困る。私には全くその気はない。

毎日メールがくる。他愛のない話だ。けれど私は二回に一回は返事を返さない。出勤日最後の前夜、「送別会の日時を決めてください」とメールが入った。しばらく悩んだ末、「今は予定が立たないのでごめんなさい」と返信した。返事は返ってこなかった。同僚なら「了解!またよろしく」って返してほしかった。

そしたら気楽な気持ちだとわかるので、次に誘われたらokできるのに。

最後の日、その人は私と視線すらあわせず、結局一言も口をきかないままだった。私から帰り際に「元気で頑張ってください」と声をかけたが、「あぁ」とだけ。その空気は気まずいよ。


私の対応が間違っているのかしら。同僚として軽く食事に行けばいいのかな。意識してるのはどっちなんだろう。私が自意識過剰なんだろうか。送別会なんだから気にせず食事につきあって、その時がくれば断ればいいだけの話なんだろうか。