○○茶の日記帳~わがまま 気のまま 茶のジョーク~

アイドルとロックバンドのライブをこよなく愛する茶のブログです。ライブやイベントのレポートが主体なのでリアルタイム更新は殆どありませんが、緩くお付き合いいただけると幸いです。

バクバク鳴ってる鼓動 旅の始まりの合図さ

nantokacha2017-01-15

この日は自分的4連休の3日目。
前日の名古屋でのライブを終え、今度は松本で行われるフジファブリックのライブを見に移動して来たので、その時のお話です。
列島を襲った大寒波により色々と予定を変更させられましたが、無事に松本まで移動でき、ライブを楽しめたので良かったです。
日記ではそんな珍道中も含めレポートにまとめましたので、そちらも併せてご覧ください。

名古屋から松本へ…高速バスの旅のはずが…思わぬ珍道中のお話。

前日、ベビレの出演したBOMBER-E主催のライブを見て名古屋で迎えたこの日の朝。
週末から列島を襲った今季最強の寒波の影響で前日の段階から雪が降り始めた東海地方。
名古屋も午後から雪が舞い始め、夜には2cmの積雪を観測していました。
そのまま翌朝になっても雪は降りやまず。7:30過ぎに起きてホテルの窓から外を眺めたらすっかり雪景色。

この日は当初はどこに行くかしばらく決まらなくて、何をするか色々模索していたんですよね。
折角名古屋に来たので中京競馬にでも行ってみるかな?と思ってみたり。*1
色々調べてみたらフジファブリックのライブが松本であるようなので、そちらに行ってみようと考えたわけです。
移動手段に選んだのは高速バスなのですが、こうなると運行状況が気になりますよね…。
取りあえずテレビを付けてNHKの気象情報を見ながらネットでも交通情報を調べてみると、名古屋高速が全線で通行止めとの事。
名古屋の都心の高速道路が通行止めと言う事は名古屋駅から中央道に乗るまでがかなり苦労しそう。下道も同じ様に積雪で混乱だろうし…。
この段階ですでに高速バスは早朝の便は運休が決定していました。自分の乗る予定の10:10発の松本行きはこの段階では決定してはいませんでした。

まぁでも雪は止まないし松本からバスが来てないなら名古屋発のバスもダメだろうなーと引き続き情報を追っていると8時前には自分のバスも運休が決定w

朝の段階で夜の便は保留でしたがこのままだと丸一日運休になりそうな感じでしたね…。
さて高速バスでの移動の手段は断たれました。こうなると残されたのは鉄道。幸い、ライブは夜なので急ぐ旅でも無いし、もう鈍行でいいんじゃね?と気持ちを切り替えて検索すると

10時過ぎに名古屋を出ても十分間に合う事が判明w最悪はその後の特急しなの号でも乗ればさらに安パイw

まぁ名古屋から松本まで行く手段はこれしか無くなったので時間が決まればそれに決定。
ホテルのチェックアウトの時間が9時までなのでお腹もすいたし8:30過ぎには出発し名古屋駅へと向かいました。

名古屋駅まで歩いて10分ほどかかるホテルを出発し向かう道中にあったダイワロイネットホテルの玄関の看板はとても寒々しい光景になってました。

小さいけどこれってつららの始まりだよね?まさか名古屋でこんな光景を見るとは思わなかったw
凍り付く歩道で転倒しないよう気を付けながら、なるべく地上を歩かない様にエスカの地下街を経由して名古屋駅へ。

まずは朝ご飯。名古屋に来ると必ずと言っていい程食べたくなる中央線ホームのきしめんをいただきます。

ここに来たのはアイドルネッサンスの夏のツアーの時以来かな?特別おいしいわけでもないんだろうけど、自分はこのきしめんが気に入っています。
自分の記憶の限り、ここのおばちゃんはずっと変わらないんだよなぁ。
特に話をしたわけでもないけど、常連さんと和気藹々とお話したりするまったりとした雰囲気が好きなんですよね(*^_^*)
自分が食べ終わる頃にやって来た親子は「久しぶり〜!大きくなったね!」と久しぶりに来たのを喜んでいたりね。
寒さで凍えた体を心からも温めてもらった様な気がした、自分のお気に入りの場所です(^O^)

さてお腹も満たされたところでどうしよう?列車の時間までまだだいぶあります。
名古屋駅のホームも寒々しい光景。

お得意の新幹線待合室で暇をつぶしてもいいのですが雪のため新幹線は大幅遅れ。待合室も大混雑が予想されるのでそちらに行くのは得策ではない。
取りあえず早い列車で中津川まで行ってみる事にします。
きしめんを食べ終わった頃にちょうど9:00発の特急しなの5号が長野に向けて定刻に名古屋を出発していきました。
修学旅行生が4両くらい貸し切っていたのもあるけどその他の車両も名古屋の時点でほぼ満席の混雑。
高速バスでの移動が断たれたから列車で行くしかないからでしょうね…。
混んでる列車は嫌いだし急ぐ旅でも無いので改めて鈍行での移動を決意。予定より早い列車で取りあえず中津川まで向かう事にしました。
名古屋駅9:24発の中央本線快速中津川行きに乗車。

ここから旅の始まりです。
列車はほぼ定刻に名古屋駅を出発。名古屋の時点でガラガラでしたが途中駅からそこそこ乗って来て混むのかな?と思いきや名古屋市内でみんな降りてしまう感じで。
終点まで着く頃には再びガラガラになっていましたね。と言うわけで定刻通り中津川に到着。

ここから先の列車は特急しなの号は1時間に1本程度出ていますが普通列車の本数はかなり少なく、かなり待つ羽目に。
一旦改札を出ても何もやることはなさそうなので寒いけどホームで待ってましたw
その間に名古屋駅10:00発の特急しなの7号が発車。こちらはそこまで混んでなかったかな。
長野から来るしなの号は雪の影響で12分ほど遅れて運転しておりました。
ホームは風はあるものの晴れてる間はそこまで寒くなかったけどお日様が雲に隠れると一気に体感温度が下がりかなり辛かったけど、11:30頃にようやく普通列車松本行きが到着。

やはりとは思ったけど自分が到着した時に出発した坂下行きが坂下に行って帰って来て折り返し列車になったんですねw
2駅だけ行ってくるとか需要有るのかよ?と思ったけどまぁそこそこ乗ってたかなw
取りあえず温かい列車内で暖を取れそうだったので冷えた体を温めつつ発車待ち。
元々自分が乗る予定だった名古屋からの中津川行きとその後の特急しなの9号が到着するとそこそこ乗り換える人も居て中津川を出る頃には2両で50人くらい乗ってた。
土曜日とはいえ、中央西線の閑散区間でこれだけ乗ってるとは驚いたw
中には前日の名古屋でのライブ帰りと思われる家族連れも居たかな。JSBのグッズ持ってたしw彼らはどこまで行くのだろう?
そんなこんなで、合流した旅の仲間と共に定刻の11:00に中津川駅を出発したのでした。

ここから先はさらなる山間部となりかなりの雪が予想されましたが、意外と雪が少なくて驚いたw

まぁちょっと進むとこんな風景になるのですが、

これでも名古屋よりは少ないか同じくらいだよねw
温かい車内で居眠りをしながら気が付いたら列車は木曽福島に到着。

さすがにここまで来ると雪も多いですね。
更に列車は進み塩尻駅まで到着。

ここで乗っていた人はほぼ全員降りて行きました。三代目JSBのライブ帰りの家族連れも降りてったw
と言うか名古屋からここまで鈍行で帰る家族連れもすげぇなw人の事は言えないけどw

塩尻からはJR東日本に変わり、路線も篠ノ井線に入ります。特急列車の遅れもあって6分ほど遅れて塩尻駅を出発。
篠ノ井線区間も名古屋ほど行きは多くなかったですね。村井駅の雪はこんな感じでした。

列車は沿線住民の乗降がありつつ、定刻より約4分遅れて終点の松本駅に到着しました。

ここまで長旅でしたがひとまずは無事に来れて良かった!\(^o^)/

さて、途中おやつを食べたりしたのでそこまで空腹感は無かったのですが、遅めのお昼ご飯。せっかくなので松本のグルメを探します。
松本で有名なのが「山賊焼き」とのこと。よく考えたら松本は何度も来てるけどご当地グルメって食べたことが無かったのでこちらを選びました。
と言うわけで駅ビルの中にある「松本からあげセンター」へ。

昼時はとうに過ぎていると言うのに満席で待ちとのこと。でもせっかくだから待ってみる事にします。
入口のタブレット端末に名前を入力し電話番号も登録すると呼び出してくれるシステムだったので登録して待機。
トイレに行ったりしながら待っていると10分ほどで席に通されました。せっかくなのでミニラーメンが付いた山賊焼き定食のデラックスを注文。
しばし待つと運ばれてきたのがこちら…。

え?ミニラーメンって聞いてたんですが…(;'∀')
かなり大きめの鶏むね肉を揚げた「山賊焼き」にセットサイズとは思えない大きさのどんぶりのラーメン。そしてラーメン丼で隠れて見えないけどマカロニサラダも付いて1200円。
これはかなりお得なセットですね\(^o^)/ 早速いただきました。
山賊焼きの方はニンニクが効いてるけどクセが無くておいしい!特製ソースをかけるとこれまた美味(*^_^*)
ラーメンの方は鶏がらスープのあっさりダシでこれまた美味!おいしかったけどさすがのボリュームで添えられたキャベツはギブアップでした(>_<)
これだけの量で1200円はお得ですね。松本に行かれた際にはおススメしたい一品でした(・∀・)

さてお腹も満たされたところで夜のライブに向けての準備。ホテルに向かう前に駅前のヨーカドーで夜飲む酒などの飲み物を調達し、ホテルにチェックイン。
今晩の宿は久々の東横イン。日曜日で安いのもあるけど冬季の割引価格で3.6kは助かりますね(*^_^*)
ホテルの部屋で少しだけ休み、部屋を暖めつつ荷物整理をして身軽になり、今晩のライブ会場へと向かったのでした。

*1:結局、この日の中京競馬は積雪のため中止となり翌日に代替開催されました。

フジファブリック LIVE TOUR 2017"STAND!!"@松本 Sound Hall a.C レポート

さてここからは本題のフジファブリックのライブのお話。
今回のツアー「STAND!!」は昨年末に発売された同タイトルのニューアルバムを引っ提げて10都市を巡る全12公演の全国ツアー。
前日の金沢で無事に初日を終了し、この日はツアー2日目の公演だそうで。
その情報を知った後にチケットの一般発売があったのでチャレンジしてみたものの、即日完売orz
一度は諦めて他を探したりそれこそ中京競馬場に行ってみるとか考えたわけですが、一週間前にオークションで出品されているのを見つけましてw
そちらに入札したらほぼ定価で落札できたので急遽参戦が決まった、と言うわけです♪
結果論ですが大寒波による雪のためにこの日の中京競馬は中止となったので、こちらを選択しておいてよかったのかな?ってw
そこそこの良番をほぼ定価で入手できたので助かりました。前に行くつもりはないのですが自由に場所を選ぶ権利を持つ番号なので開場時間に合わせて会場へと向かったのです。

今回のライブ会場・松本Sound Hall a.Cは松本駅から徒歩10分ほどのところにある雑居ビルの1階。よくあるライブハウスです。

到着の時点で開場10分前だったので整列が始まっており、係の人の指示に従い整列。
外は氷点下の寒さなのでクロークに預けるつもりの上着は手放せず。結局中まで持ち込むことにしてしまいました。
ドリンク代を支払い40番台で入場するとまだ2〜3列目まで行けそうな感じでしたが高身長の自分が前に行く理由もないので「人の邪魔にならない」場所を探します。
当初は上手側の壁際に行くつもりでしたが、下手側に柱があるのを見つけたので柱の真ん前に陣取ることに。ここなら後ろの視線を気にしなくても済むからね(*^_^*)
ライブハウスは行き慣れたもので、大抵の会場は外より涼しく有難かったり逆に寒く思えたりするのですが、氷点下の屋外から暖房の効いたフロアが「ありがたい」と思ったのは初めてに近い感覚かもw

柱の前はスピーカーの正面と言う事で見切れエリアなので最初の方は割と余裕があったけど会場が埋まってくるにつれて少しずつ人が流れて来ました。
とは言っても入場が落ち着いた頃に後ろを振り返るとそこまでギュウギュウでもないんですよね。むしろ後ろは少し余裕がある感じ。
でも前の方は結構窮屈で不思議な感じ。「少しでも前で見たい」と言う人が多いからでしょうか。
それでもキャパと同数の入場者数だったろうし、350と言う定員に対しては少し余裕がある箱に思えたので全体的に圧迫感のある雰囲気ではなかったのが良かったですね。
アイドルの現場でよくある「身動きが取れないほどの混雑」にはならなかったですから(*^_^*)

さてライブの方は定刻の17:30を少し過ぎた頃にスタート。ステージ上にメンバーが登場し一気にテンションが上がります。
まだツアーも始まったばかりと言う事で詳細なセットリストはここでは触れませんが、アルバムを引っ提げてのツアーなので当然「STAND!!」の楽曲が中心。

STAND!!

STAND!!

こちらの作品は予習していなかったし割と昔の曲しか知らないので正直殆どの曲が分からない状況だったのですが、下手な先入観が無い方が純粋に楽しめると思うのでこれは正解。
セトリなどの予備知識を持っていくとお目当てに向けて気持ちを持っていったりしてしまうので何も分からない状況での方が素直に楽しめますね。

セトリには触れませんがこの日のお愉しみと言う事で途中のMCのお話などを覚えてる限り紹介しますと、

<松本公演のハイライト>

 ・前日ツアー初日を金沢で迎え、2日目の松本への移動のお話。当初は昨日のうちに松本入りする予定だったそうなのですが、生憎の豪雪で夜の移動が危ぶまれる。
  スタッフと協議の結果急遽金沢に宿泊して当日移動になったそうで。スタッフ・メンバーほぼ全員が「当日入り」に賛成する中、どうしても「松本入り」に拘る男が一人。
  その名はKey.の金澤ダイスケ。彼の執拗なこだわりにvo.の山内氏は「松本にがいるんか?」と疑い問い詰めると「まぁ、オレの弥生が待ってるからな」と答え客席大興奮w
  オチとしては松本市美術館草間彌生の作品を見たかったってことらしいんですけどねw
  金澤氏は松本と言う街が気に入っているらしく、できれば午前中に色々観光したかったとの事でした。

 ・彼らが私立恵比寿中学に楽曲提供した時のこぼれ話。メンバー3人がそれぞれ制作した楽曲を提供したらしいのですが、最終的に採用されたのはBa.加藤氏の「お願いジーザス」。
  他の二人は少々悔しがったものの山内氏が制作した「COLORS」は結果的に自分達の楽曲として某CMソングに採用されて良かったなーと言うお話。
  あのCMは後半のオチに全てを持って行かれるので楽曲の印象が薄いと嘆いておられましたwせっかくなので「COLORS」の方にも注目して欲しいとの事でしたw
  ちなみに残された金澤氏の楽曲は果たしてどうなることやら…。

覚えている限りはこんな所かな。関西弁で面白く他のメンバーをいじる山内氏の軽快なしゃべりでMCも楽しかったです(^O^)

ライブの後半戦ではアイドルネッサンスがカバーしている「夜明けのBEAT」も披露し会場はこの日一番の盛り上がり。自分もこの曲を聞きたくて今回のライブに参加したので非常に嬉しかった。
アイドルネッサンスのヲタクとしてこれでまた一つ、本家の楽曲を聞くことが出来たのが感慨深かったですね。

ライブの方は2時間強行われ、最終列車の都合からか途中で帰っていく人も見られましたが最後まで盛り上がって終了。「地元長野の方!」と聞くと半数近くが手を挙げ、メンバーも喜んでました。
地方のライブと言うとどうしても遠征おまいつに支えられている部分が多く、アイドル現場だと地元の人が殆ど居ないと言う事も多いのですが、こうして地元のファンが集まってライブを楽しんでもらえる事が演者としても嬉しいでしょうし、遠征ヲタクとしても何よりの喜びであります(*^_^*)

終演後はロビーが混雑していたのでドリンクの引き換えを済ませて退散。夕飯を探し途中のセブンイレブンに寄ったけどめぼしいものが無かったのでまたアリオへ。
遅めのお昼が非常にヘビーで胃が荒れ気味だったので夕飯は割とサッパリ目に済ませたかったけどアリオの惣菜もから揚げとか餃子とかヘビーなものしか残っていなかったので結局ファミマでパスタ。
ライブ前に買って冷やしておいたワインで一人打ち上げ\(^o^)/

信州ならではのアルコールに舌鼓を打ちつつ、お土産にしようと買った井筒ワインにも手を出したらさすがに飲み過ぎたw

まぁでもうまい酒とグルメが堪能できるのが遠征の醍醐味ですね(∩´∀`)∩
飲み過ぎた所で早めに就寝。翌日に備え休んだのでした。

こんな感じで、ライブ3連戦のラスト、フジファブリックのツアーのお話はこれにて終了。
好きな音楽を追いかけて、ドルヲタと言うよりもロックヲタとしての色が濃かったこの3日間でしたが、どのライブも楽しかったし音楽を通じて人々が一つになれると言うのはは素晴らしいものだと感じました。
自分はロックが好きですがジャンルを超えて楽しむと言うのは本当に素晴らしい事ですね。
これからもこんな素敵な時間を多く過ごしたいし、その過程でたくさんの出会いがあったらと改めて思いました。