本日のライオンズ戦(県営大宮公園野球場)の結果


パリーグクライマックスシリーズ第2ステージ】
vs.北海道日本ハムファイターズ戦第1回戦 ライオンズ2勝(advantage含む)


試合開始:18:00 試合終了:21:23 試合時間:3時間23分 観衆:20,500人


西武ライオンズ 10―3 北海道日本ハムファイターズ


   1 2 3 4 5 6 7 8 9   R H E
  0 0 0 0 1 0 0 0 2   3 10 0
  1 0 5 4 0 0 0 0 ×   10 13 1
  

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(F)グリン(3 0/3)〜坂元(2)〜多田野(1)〜宮西(1)〜武田久(1)
(L)涌井(6)〜三井(1)〜谷中(1)〜星野(0/3)〜岡本真(1)


勝利投手:涌井1勝  敗戦投手:グリン1敗


本塁打
(F)スレッジ1号ソロ(涌井)
(L)中島1号ソロ, 2号2ラン、後藤1号3ラン(グリン)


【経過】 
初回にライオンズが中島のソロで先制すると、3回には中島の2打席連続の本塁打(2ラン)と石井義、細川の長打で一気に5点を追加。4回にも後藤の3ランなどで4点を追加し、中盤までに試合を決めた。ファイターズは5回にスレッジのソロ、9回に2点を還すが、先発・グリンの10失点が大きすぎた。ライオンズは第2ステージの第1戦をモノにし、アドバンテージの1勝も含めて2勝目をあげた。


【戦評】
初回にナカジ(中島)の先制ソロで先制し、3回と4回で一気に9得点と、シーズン中の好調時の攻撃をいきなり見せつけることが出来た。約2週間、真剣勝負の場から離れていて、打撃の面で少し心配があったのだけど、グリンを試合の序盤で攻略して、いい形でシリーズに入っていくことが出来た。欲を言えば、グリンが降板した後も、攻撃の手を緩めることなく、追加点が奪えていれば、明日へ向けてさらに好材料が揃ったのだけど。


ナカジの2打席連発、1打席目はレフトポール際へ、2打席目は右中間スタンドへとは見事だった。4打席目には内野安打も飛び出して、この日は4安打。このまま明日からも行ってほしい。


4番に起用された後藤も、ヒットは3ランの1本だけだったけれど、この本塁打が貴重な追加点というかダメ押し点となった。シーズン中も、この大宮で1軍復帰戦を迎えて、猛打賞を記録して、その後の打撃爆発につながった。やっぱり「大宮開催の時には欠かせない男」だな。明日以降も、4番目の打者という意識で打席に立てるかどうか…


この他、ヨシヒト(石井義)も3安打猛打賞など、9番のボカ(ボカチカ)を除いたスタメン全員がヒットを記録し、打線にほとんど波がなく、みんなが同じようにいい形で第1戦を終えられた。明日はダルビッシュ相手で攻略はタイヘンだろうけど、今日のいいイメージをどれだけ頭に描きながら、打席に臨めるか。


先発のワク(涌井)は6回1失点と、何とかまとめたが、味方の大量援護点に助けられた感じで、シーズンの終盤に比べると少しは良かったものの、内容的には褒められる内容ではなかった。序盤は全体的に球が高めに浮き、毎回のようにヒットを許していた。次回登板するとしたら第5戦あたりになるだろうけれど、次の登板に向けて不安が残る内容だった。


第1戦を迎えるに当たっていろいろと不安があったけれど、上手い具合にスタートを切れた。明日ダルビッシュを攻略できるかどうかによって、シリーズが早々に決着するか、もつれるか、流れが決まる気がする。


↓開門前の、レフトスタンドへの入場列の様子↓