嶋に満塁弾飛び出すも、悪い流れは断ち切れず


本日のライオンズ戦の結果(西武ドーム)の結果


vs.福岡ソフトバンクホークス戦第3回戦 ライオンズ3敗


試合開始:13:00 試合終了:16:46 試合時間:3時間46分 観衆:21,892人


ライオンズ 5―7 ホークス


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(H)新垣(5)〜岡島(1)〜金澤(1)〜森福(1)〜ファルケンボーグ(1)
(L)石井一(4)〜武隈(1 2/3)〜岡本篤(1/3)〜松永(1/3)〜野上(1 2/3)〜ゴンザレス(1)


勝利投手:新垣2勝  セーブ:ファルケンボーグ5S  敗戦投手:岡本篤1敗


本塁打
(H)ペーニャ1号3ラン(石井一)
(L)嶋1号満塁(新垣)


終わってみたら、昨日までの悪い流れを止められない結果になった。


4回にペーニャに3ランを打たれた時点で、昨日までなら負け決定の展開だった。0−4の4点ビハインドになった後、すぐに嶋の適時打で1点を還した。


そして5回。1,2番でチャンスを作り、4番のおかわり(中村)が四球でつないだ後、今日移籍後初打点をあげた嶋が、右中間へ完璧な当たりでの満塁弾。一気に5−4と逆転。逆転した後にそのまま逃げ切っていれば、昨日までの悪い流れを断ち切ることが出来たはずだが…


ライオンズが逆転する直前の5回表。2番手の武隈がホークスの上位打線をあっさり三者凡退に抑えて、いい流れを作った。6回も1本ヒットは許したものの、アウト2つを取り、続く打者がペーニャの場面。ここからライオンズベンチお得意の「左右病(左打者に対し左投手、右打者に対し右投手をぶつける)」が炸裂し、流れが暗転。


3番手の岡本篤は、ペーニャ、江川に連続で右中間を破る3塁打を浴びて、あっさり逆転を許した。その後も7回に1点追加点を許し、ライオンズ側に再びいい流れを呼ぶことが出来ず。6回の場面は、せめて同点になるまでは武隈を引っぱって欲しかった。


9回には2点ビハインドの場面で、救援失敗を繰り返したゴンザレスが登板。わずか7球であっさり三者凡退に抑えた。とりあえず2軍降格は免れた。次回はどんな場面で登板機会が与えられるのか。


昨年シーズンで5勝しか出来なかったホークス相手に、本拠地・所沢で3連敗。チームの流れがあまりに悪いというのもあるが、今年もぶざまにカモられてしまうのか…


週明けは甲子園でイーグルスと2連戦。打線は上向きの兆候が見えつつあり、あとは投打がうまくかみ合うかどうか。シーズン1勝のまま、来週末の大宮での試合を迎える…なんてことはないように。