シーソーゲームの展開を制して前日に続き連勝!

 

本日のライオンズ戦(ベルーナドーム)の結果

 

【オープン戦】vs.広島東洋カープ

 

試合開始:13:00 試合終了:16:06 試合時間:3時間06分 観衆:14,800人

 

ライオンズ 6-5 カープ 

 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(C)大瀬良(3 0/3)~森浦(1)~岡田(1)~河野(1)~大道(1)~益田(1)
(L)武内(5)~ボー(4)

 

勝利投手:ボー2勝  敗戦投手:大道2敗

 

本塁打

(C)田村3号2ラン(ボー)

 

今日がオープン戦は今季初現地でした。4日前のイベントには行きましたが、現役選手(国外で)は1人しか出ていなかったんでね。

先発のルーキー・武内は生で初めて見ました。5回3失点という結果でしたが、今日の初被安打となった2回の堂林のセンター前ヒットのように甘めのストレートをはじき返されるのはもったいない気がしました。強打者に対してストレートでどれだけ勝負できるか、空振りがとれるかで、投球の幅が変わりますし、より楽に抑えられるように思います。変化球である程度抑えられることはわかっているので。

打者の方では、まずスタメンで目立ったのは支配下再登録で3桁番号を脱したいブランドン。1打席目の中飛は悪くない当たりでしたし、逆に3打席目のレフト前ヒットは詰まらされながらも内野の間を抜ける当たり。一番は最後の打席、7回の逆転打となったセンター越えの2塁打ですね。育成契約ながらここまで1軍帯同を続けて、結果も出しているのですから、開幕前に支配下登録していい気がしますね。今日はいいアピールでした。


もう一人は4番に座り続けるアギラー。投球にタイミングを乱されるシーンはあるものの、キャンプでの練習から心掛けていたという逆方向への打球を実践できているのがいいですね。ホームランはじきに出るようにはなると思いますが、長距離砲というより、打点を稼げるタイプかもしれませんね。


途中出場組では若林が8回に右中間を破りそうな3塁打、元山と佐藤龍も打で結果を出しました。オープン戦はあと3試合残っていますが、それぞれが結果を出し続けると起用に悩むでしょうね、首脳陣は。


6回から登板したボーは先発としての調整なので、最後まで4イニング。危ないシーンもありましたが、結果的には田村の2ランによる失点のみ。試合後はブルペンで調整していました。開幕2カード目の3試合目(4/4)の先発投手になれるかどうかですね。あと一回ファームで投げるのでしょう、きっと。

試合時間は3時間6分だったようですが、シーソーゲームの展開だったこともあり、少し長く感じました。攻撃時間がそれなりに長かったので、開幕に向けた喉の調整にはちょうど良かったです。

開幕3連戦は年度末ということで遠隔地には行けないので、次回はホーム開幕戦(4/2 オリックス戦)になる予定です。

 

4月1日から開業予定の「ライオンズ整形外科クリニック」も建物の準備は万全のようでした。

7回に代打・岡の2点適時打で逆転を許し、先発・隅田はプロ入り初のシーズン2桁勝利ならず。今季の5位が確定。

本日のライオンズ戦(ZOZOマリンスタジアム)の結果

 

vs.千葉ロッテマリーンズ戦第23回戦 ライオンズ8勝15敗

 

試合開始:14:00 試合終了:16:53 試合時間:2時間53分 観衆:23,781人

 

マリーンズ 3-2 ライオンズ 

 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(L)隅田(8)
(M)メルセデス(5)~横山(1)~中村稔(1)~西村(1)~澤田(1)

 

勝利投手:中村稔2勝1敗  セーブ:澤田2勝1S  敗戦投手:隅田9勝10敗

 

本塁打
(M)和田3号ソロ(隅田)

 

今日は2023シーズンの現地参戦最後の試合。昨日の敗戦でライオンズはCS進出の可能性を絶たれたため、予想通り大幅な選手の入れ替えがありました。ただ今日は先発投手の隅田が初のシーズン2桁勝利がかかる登板だったので、登録を抹消されずに残ったメンバーのうち、レギュラークラスは全員スタメンで出るだろうとは思っていました。


試合は結果的には今季のライオンズを象徴するような、「チャンスは作るけれども思うように得点に至らない」展開が続きました。マリーンズ先発のメルセデスが制球に苦しみ、ライオンズは四死球をもらってチャンスを作れていたにも関わらず、得点を奪ったのはようやく5回になってから。5回に得点を取るまでの間にもチャンスはあったのですが、バントで送るべきところで送れなかったり、得点圏まで走者を進めてもその後の一本が出なかったりということで、点が取れませんでした。これだけ得点が取れないと、「点を取りたくないのではないか」と思ってしまうほどです。今日のメルセデスであれば、うまく攻略出来れば序盤でKOできた可能性もありましたが、ただ球数を投げさせただけで5回まで投げさせてしまいました。
5回と6回に1点ずつを奪いましたが、やはり序盤で得点を奪えなかったのが終盤において響きました。先発・隅田は序盤から球数が少なく、効率よくマリーンズ打線を抑えていました。ピンチらしいピンチは5回に2人の走者を塁上に出したシーンくらいだったと思います。3回の和田の先制ソロはうまくスタンドまで運ばれた感じでした。


隅田は中盤まで何とか最小失点でしのいできましたが、7回は耐えきれなかったですね。5回と同様に荻野貴を打ち取れれば良かったのですが、ストレートの四球で満塁にしたのが良くなかったですね。続く代打・岡にレフト前に運ばれて、3塁走者だけでなく2塁走者(和田)も生還して逆転を許しました。前回登板でオリックス・山本由伸に投げ負けてしまいましたが、山本由伸クラスの投手と互角に投げ合い、投げ勝ちたいのであれば、今日の7回のようなピンチは抑えて当然にならないといけないでしょうね。


シーズン2桁勝利がかかるため、逆転されてもそのまま投げ続けて、結果的に8回3失点での完投負け。シーズン2桁勝利は来シーズンに持ち越しになりました。今年はシーズン序盤に昨年と同様なかなか勝てない時期があったものの、最終的には9勝まできました。春先から着実に白星を重ねることが出来れば、必ずや2桁勝利、さらには+α上乗せした勝利を期待してよいと思います。この秋、そして来年の春で一皮むけた隅田投手を見たいですね。

 

試合前にはマリン恒例の"これ"を食べました。

 

スタメン発表の前くらいの時間帯に、ブルペンからグラウンドに登場したマキノン選手(本日登録抹消)。早速3塁側内野スタンドで簡易な写真会やサイン会が行われていました。もちろん球団は来季も契約してくれると信じています。

 

今シーズンは日曜のナイターを極力回避したり、マリンの参戦回数を控えたりしたのですが、結果的に41試合に参戦し、17勝23敗1分(勝率.425)で終了しました。試合中にイライラさせられるようなプレーや采配も多々ありましたが、10年以上ぶりに行った広島や南九州(宮崎、鹿児島)の遠征は楽しかったです。

 

雨天などでの中止がなければ、ライオンズのレギュラーシーズンは明後日(10月\3日)で終了。以降は真剣勝負の試合はないので、来シーズンの日程が発表されるのを楽しみに待っていようと思います。

 

ではまた来年!(ファンフェスタは今のところ行く予定です…)

8回裏2死2塁から佐藤龍世のレフトオーバー3塁打で勝ち越し、2023年本拠地最終戦白星締め!

本日のライオンズ戦(ベルーナドーム)の結果

 

vs.東北楽天ゴールデンイーグルス戦第25回戦 ライオンズ14勝10敗1分

 

試合開始:18:00 試合終了:21:04 試合時間:3時間04分 観衆:24,873人

 

ライオンズ 2-1 イーグルス

 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(E)則本(7)~渡辺翔(1)
(L)渡邉勇(6)~豆田(2/3)~佐藤隼(1/3)~平井(1)~クリスキー(1)

 

勝利投手:平井4勝3敗  セーブ:クリスキー7S  敗戦投手:渡辺翔8勝3敗1S

 

本塁打なし

 

ホーム最終戦、平日のホームゲームでは開幕戦以来の外野参戦。本拠地ラストということもあり、普通の週末並みの人の入りでした。


先発は1週間前に今季初の1軍での登板(先発)で今季初勝利をあげた渡邉勇太朗投手。毎回走者を出しながらも無失点投球を続けましたが、5回に先頭の阿部に2塁打を浴びた後、1死から辰己に右中間を破る3塁打を打たれて先制を許しました。


しかし、直後の5回裏に先頭の外崎がヒットで出塁後、続く鈴木将平が併殺になりそうな遊ゴロを放つも、2塁への送球が逸れ、全ての走者が残って、無死1, 3塁のチャンス。続くマキノンに適時打が出て同点に追いつき、さらに愛斗が送って1死2, 3塁と逆転のチャンスが続くも追加点は奪えず。一気に勝ち越せば楽に進められる展開になったし、勇太朗にも2勝目がついていた可能性もあったのですが。
6回以降はライオンズ打線はイーグルス先発の則本を攻略できず、2点目がなかなか取れず。一方のライオンズは7回から継投に入り、7回は豆田が作った1, 2塁のピンチを招くも、佐藤隼が守り抜き、8回は平井が2四球を出すも併殺打などで無失点で切り抜けました。


このままズルズル両チームが得点を奪えずイニングだけが進むのかと思いましたが、8回裏に1死から岸がヒットで出塁し、源田が内野ゴロで2塁に走者を進め、2死から佐藤龍世が前進守備のレフトを越える3塁打を放って勝ち越し点。落ちる変化球をうまく拾って、外野の深い位置まで持って行きました。四球での出塁が多く、出塁率がかなり高いですが、今日はしっかり打って貢献しました。


9回は1点リードで軽く逃げ切らなくてはいけないのですが、結局満塁のピンチまで招きながらも無失点で逃げ切りました。シーズンが深まってきているのでアレですが、残りのシーズンがまだ長くて毎回こんな展開では心臓がもちません。クリスキーも先頭打者を出すか出さないかで、以降の投球が大きく変わりますね。


ホーム最終戦、何とか勝ちました。4年ぶりに声出し応援が解禁となり、本拠地ラストで勝ったとき限定の選手応援歌メドレーが行われました。来年はまた新たに応援歌が作られそうな選手が何人か出るでしょうね。

 

お立ち台は決勝点となる適時打を放った佐藤龍世選手1人でした。

 

試合後にはホーム最終戦セレモニー。選手代表では通常選手会長が挨拶しますが、今日はキャプテンの源田選手が挨拶。大社経由での入団なので、喋らせても淀みなくスムーズに出来ますね。


最後に監督が挨拶。今年はいろいろあって思うように戦力が揃わない時期も多々ありましたが、2年目の来季は勝負の年になると思いますよ。

 

試合前にはセレモニアルピッチでオーレさん(オレステス・デストラーデさん)が登場。電車の遅延で試合前のトークショーが聞けなかったのは残念でした。来年3月16日のOB戦が楽しみです!

 

所沢へ試合で行くのは余程のことがない限り今日が最後になりますが、レギュラーシーズンは残り5試合のうち、千葉に1試合だけ行く予定です。

令和5年度神奈川県高等学校野球秋季県大会準々決勝 vs.桐光学園高校戦@サーティーフォー保土ヶ谷球場

夏の全国制覇後に切り替わった新チームの戦いぶりを初めて見るために保土ケ谷へ。8時半過ぎに現地には到着したのですが、当日券の販売列が隣のサッカー場付近まで行ってました。保土ヶ谷駅からバスで行ったのですが、球場手前の花見台で降りずに、1つ先の保土ヶ谷野球場前まで乗って正解でした。野球場前のバス停からもう少し先まで歩いてようやく列の最後尾でしたから。


中に入ってみると思いのほかまだガラガラで、ネット裏の屋根下(上段)の通路側が余裕でとれました。


9時くらいからベンチ前でキャッチボールを開始、その後9:25頃からシートノック。噂で守備が…みたいなことは聞いていましたが、ノックの段階ではそれほど感じませんでした。相手の桐光学園と比べると、送球スピードや安定性が若干劣るかなと感じるところはありましたが。

 


さて試合ですが、夏の甲子園を決勝まで戦い、それから新チームが本格的に活動を始めたということで、準備不足というか、克服すべき課題がまだまだいろいろあって、発展途上にあることを痛感させられる結果になりました。


一番の課題は打線ですね。桐光学園の法橋の制球が抜群に良かった(ゾーンギリギリを突くストレートに、フォークボールも)ことはあるのですが、このレベルで手も足も出ないのかと思いました。打者はベースギリギリに立ったり工夫はしていたようですが… 序盤から球数は投げさせていたのですが、夏と違ってそれほど暑くはなかったですし、球数が増えても投球には影響が出なかったみたいですね。


打てないのであれば抑えるしかないということで、先発の小宅は初回だけ投球が上ずっていましたが、2回以降は安定した投球。6回までは順調だったのですが、7回に捕まってしまいました。スタンドから見る限り、3連打で失点を重ねて場面は、ボールの質云々より配球の問題かなと。投球テンポも含めて単調だったように感じました。あとは適時打を含む3連打の打球が悉く三遊間の真ん中に飛ぶ、いわゆるコースヒットだったことで、ツキもなかったかなというところはあります。


出塁すらままならないチームに1点どころか一気に3点ビハインドは厳しすぎましたね。最終回に満塁のピンチを招いて、2番手で7回途中から登板した鈴木佳門が左脚の不調を訴えて降板後、小宅が再登板したのですが、相手先発の法橋に今日2本目となる適時打を打たれて万事休すでした。結局、慶應打線は散発3安打に抑えられ、得点を奪えずに終了。


これで関東大会への出場が断たれ、来春のセンバツ大会出場が絶望的に。強豪校との公式戦が今年は出来ず(夏の全国制覇のおかげで来月の鹿児島国体には出場するが)、本気モードの実戦経験が積めないのは痛いのですが、新チームの動き出しが遅れたことで出来なかったこと(基礎練習など、他のチームに比べて遅れをとっているところ)をこの機会にしっかり行って、来春の県大会の時に「見違えるようなチームに変わったな」と感じさせてくれることをただただ期待するだけです。


さて、来月の国体はどんなメンバーで戦うのでしょうか?(旧チームの3年生も出場可能な最後の大会です)

先発・平良が角中のソロによる1点のみに抑え、チームの勝ち頭となる11勝目!

本日のライオンズ戦(ベルーナドーム)の結果

 

vs.千葉ロッテマリーンズ戦第21回戦 ライオンズ8勝13敗

 

試合開始:13:00 試合終了:15:25 試合時間:2時間25分 観衆:26,897人

 

ライオンズ 2-1 マリーンズ

 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(M)メルセデス(5)~国吉(1)~中森(1)~澤田(1)
(L)平良(7)~田村(1)~クリスキー(1)

 

勝利投手:平良11勝7敗  セーブ:クリスキー6S  敗戦投手:メルセデス4勝8敗1S

 

本塁打 
(M)角中8号ソロ(平良)

 

早いもので、レギュラーシーズンの本拠地での週末の試合は今日で最後。デーゲームも最後。先週末に続いてのマリーンズ戦。


先発の平良は奪三振王も狙えるということで、ガンガン三振を狙いに行くと思いきや、力感ない投球で制球がまとまっていた気がしました。追い込んだら三振を狙いにいったのでしょうが、争う相手がマリーンズの投手(種市)ということもあり、マリーンズの各打者も三振しないバッティングをしてきましたね。まあタイトルがかかる本人にとっては個人記録も大事でしょうが、順位が確定するまではチームの勝利が大事なわけで。角中にソロ本塁打を含め3本打たれましたが、打たれたのはほぼそれだけだったでした。


角中のソロで追いつかれた後、マリーンズ先発のメルセデスを打ちあぐねましたが、5回にメルセデスが投ゴロの処理に手こずる間に勝ち越し点をゲット(記録は投ゴロ失策)。これが決勝点になるとは思いませんでした。


先発の平良が7回まで1点に抑えた後、8回は先日2年ぶりのセーブをあげた伊知郎さん(田村)が登板。先頭打者を二ゴロ失策で出塁させるも無失点。最近は勝ちパターンを任されるようになりましたが、安心して見ていられますね。ストレートのキレもですが、130km前後の落ちる変化球が打者に対して非常に効いているように感じます。少なくとも今シーズンは一番最後(セーブシチュエーションの9回
)を任せてもいいような気もしますが。


マリーンズ相手に1点リードで9回を迎えるのは5日くらい前にあった記憶がありますが、やはり先頭打者を出すか出さないかは大きいですね。藤原の打球がセンター前に抜けるか遊ゴロになるかどうかの違い。キャプテンの守備には今日もあっぱれでした。先制打を含むマルチ安打を打っていたので、お立ち台でも良かった気もしますね。


5日前も同じような展開で今日と同じように2時間半以内に終わるはずだったのですが終わらず。今日はすんなり終わって良かったです。5日前は延長12回まで戦っての敗戦で、帰りは出発間際の満員のレオライナーに飛び乗って帰ったわけですが、今日は5日前に球場前で乗ってすぐくらいの時間帯には自宅に戻っていました。ようやく秋らしい気温の1日でしたし、試合もロースコアだったので、体力的な消耗もなく非常に楽でした。

 



今日が終わると、本拠地での残りは1試合(9/27 vs.イーグルス戦)。もちろん現地に行きますよ。他のグループの知り合いの方々にもご挨拶しなくてはいけないので(9/27以降も会うことはあるとは思いますが、ホームは最後なので一区切りということで)。

 

お立ち台を選ぶのが難しい展開の試合でしたが、まさか伊知郎さん一人とは思いませんでした。先発投手の人は断ったのでしょうか。

9回に1点リードを守り切れず、延長12回に暴投により勝ち越し点を許して敗戦

本日のライオンズ戦(ベルーナドーム)の結果

 

vs.千葉ロッテマリーンズ戦第20回戦 ライオンズ7勝13敗

 

試合開始:13:00 試合終了:16:43 試合時間:3時間43分 観衆:27,014人

 

ライオンズ 1-2 マリーンズ 【延長12回】

 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(M)西野(8)~澤田(1)~益田(1)~横山(1)~澤村(1)
(L)髙橋光成(7)~平井(1)~クリスキー(1)~田村(1)~豆田(1)~ボー(1)

 

勝利投手:横山2勝1敗1S  セーブ:澤村4勝3敗3S   敗戦投手:ボー1敗

 

本塁打 なし

 

昨日に続いて連勝を狙うライオンズは、初回に先頭の岸がヒットで出塁後、相手の暴投で2塁に進み、2死2塁からおかわりさん(中村)の適時打で幸先良く先制。しかし、その後はマリーンズ先発の西野の前にほぼチャンスを作れず、8回まで初回の1得点のみでした。


味方の援護が最小得点の中、ライオンズ先発の髙橋光成も3回と4回にそれぞれ2,3塁のピンチを招きながらも無失点投球。7回まで106球、前回のエスコンでの登板に続いて粘りの投球を見せてくれました。もう本調子に戻ったとみていいですかね。


ライオンズは8回から継投に入り、昨日と同様に平井が登板。1つ四球は出したもののの落ち着いていました。


そして9回も昨日と同様に、今日は1点リードでクリスキーが登板。ポランコからの打順でしたが、いきなりライト前に運ばれて出塁を許すと、代走の和田に走られて無死2塁。ここから角中、山口と厄介な打者を抑えて2死までこぎつけたのですが、安田にライト前に運ばれ、本塁への送球がわずかに間に合わず同点に追いつかれ、9回表で決着はつかず。


マリーンズも9回から継投に入り、9回裏にライオンズは得点を奪えず延長戦へ。


延長に入り、ライオンズは勝ちパターンの伊知郎さん(田村)を10回に、さらに11回は豆田を投入し、危なげなく無失点。
すんなり投手が抑えると、打線もチャンスを作るもので、11回裏1死から源田が右中間への長打。打球処理を相手のセンターがもたつく間に一気に3塁へ。この場面で決めるしかなかったのですが、途中出場の児玉は浅い左飛で3塁走者は動けず。当然ながらおかわりさんは申告敬遠され、愛斗勝負になったわけですが、アウトコースのボールを追いかける悪いバッティングが出てしまい、空振り三振。11回で決着をつけられずに12回へ。


12回はてっきりサトシュン(佐藤隼)あたりだろうと思ったら、ボーが登板。2死まで3塁に走者を置きながらも抑えてきたのですが、大事な場面で暴投が出て失点。その次のボールが非常に制球良く、結果的に三振になっていただけにもったいなかったです。もっと一球一球大事に放らないとね。


今日のような負け方は肉体的にも精神的にも堪えます。あっさり終わっていたら、15時半前には終わっていたはずなのに、さらに1時間以上続いての敗戦。たまりませんな。


1点ビハインドになった12回裏、古市のところに代打を投入できたはずですが、そのまま打席へ。表の失点を取り返させるべくチャンスを与えたのか、別の理由でなのかはわかりません。こういった起用を見ると、目先の勝利より将来を見据えた采配になっているのかなと感じました。

 

今日の敗戦で昨年に続きマリーンズ戦の負け越しが決定です…

 

佐々木朗希から初回に奪った3得点を守り切り勝利!

 

本日のライオンズ戦(ベルーナドーム)の結果

 

vs.千葉ロッテマリーンズ戦第19回戦 ライオンズ7勝12敗

 

試合開始:13:00 試合終了:15:48 試合時間:2時間48分 観衆:27,594人

 

ライオンズ 3-2 マリーンズ

 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(М)佐々木朗(3)~中村稔(2)~坂本(1)~鈴木(2)
(L)隅田(6)~田村(1)~平井(1)~クリスキー(1)

 

勝利投手:隅田9勝8敗  セーブ:クリスキー5S  敗戦投手:佐々木朗7勝4敗

 

本塁打
(M)岡6号2ラン(クリスキー)

 

昨日の試合中に翌日の試合の予告先発が発表され、それから一気にチケットが売れ、完売御礼。佐々木朗希さんには足を向けて寝られないですよ、ライオンズのチケット販売関係者の皆さん。


真っ平らなベルドのマウンドは佐々木朗希さんは初めてだったようで、どうなのかなと思いましたが、2死から佐藤龍世にストレートの四球を出したあたりから「合っていないのだろうな」とは感じました。2回だったか3回だったかは忘れましたが、マウンドに上がる前に吉井監督が球審と話をしていて、マウンドのことについて話しているように見えました。復帰して2試合目で、今日は70球メドでの登板だったようですが、故障上がりの人なら別の球場で投げさせた方がいいのになと思いました。


故障上がり、マウンドが合わない佐々木朗希相手とはいえ、3回までに70球を投げさせ、初回は2死無走者から四死球や外崎の適時打などを絡めて3点奪ったのは評価できます。昨日までは最近ほぼ固定されていた打順でしたが、今日は1番の岸に始まり、打順を大幅にいじりました。初回だけでなく試合を通してみても、1番の岸に、4番のクリ(栗山)ははまったと思います。昨日の打順のままだったらどういう結果になっていたか?


初回の3点の後はなかなかチャンスが作れず、6回と7回にようやく得点圏まで進めましたが、追加点は奪えず。このあたりが来シーズンに向けての課題でしょうね。


投手陣については、初回に3点先制できたこともあり、先発の隅田が順調な投球。140km台中盤のストレートにカーブなどの変化球を交えた緩急のある投球がキレキレでした。5回に制球を乱してピンチを招きましたが、6回まで無失点投球。本人はもっと投げたかったようですが、7回以降は勝ちパターン継投へ。


最近ようやく陽の当たるポジションでの仕事を任されるようになった、7回に登板した伊知郎さん(田村)。打者の配球の読みを外す投球で安定していました。今くらいの投球が出来て全くおかしくない実力の持ち主だとは思っていましたが、今のポジションを任されることで本人にとっては充実しているでしょうね。


8回は平井が三者凡退。そして9回は自責点ゼロを続けるクリスキー。ブロッソーをストレートの四球で出した後、岡大海にレフトスタンドに運ばれて、ライオンズに入団後初失点。四球連発で自滅して失点はあるかなと思っていましたが、まさか本塁打自責点ゼロが止まるとは…


最後の佐藤にも3ボールナッシングになりましたが、カウントを整えてから打ち取って終了。3ボールになったところで歩かせて、次の代打で出てきたであろう安田勝負でもと思いましたが、そこまで行かずに済んで良かったでしょうか。最終回は2点返されましたが、リードを守りきれればヨシです。


マリーンズに勝つことでオリックスのマジック減らしに貢献し、結果的に来週の京セラでの目の前胴上げ回避の確率を上げることになるので、明日も勝っておきたいですね。光成の2桁勝利が見られればベストです。

 

今日のお立ち台は打と投で勝利に貢献した選手が1人ずつ。まずは初回に2点適時2塁打を放った外崎選手!

 

続いて投の方で6回無失点で今季9勝目をあげた隅田投手!

 

 

試合前のセレモニアルピッチは兄やん(松沼博久さん)でした。



ホークス打線をピンチの連続ながら3点に抑えるも、外崎のソロに蛭間の犠飛での得点しか奪えず、カード負け越し

本日のライオンズ戦(ベルーナドーム)の結果

 

vs.福岡ソフトバンクホークス戦第21回戦 ライオンズ11勝10敗

 

試合開始:13:00 試合終了:16:35 試合時間:3時間35分 観衆:22,573人

 

ライオンズ 2-3 ホークス

 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(Sh)森(5 2/3)~又吉(1/3)~藤井(1)~松本裕(1)~オスナ(1)
(L)與座(5)~水上(1)~豆田(1)~平井(1)~クリスキー(1)

 

勝利投手:森2勝1敗  セーブ:オスナ3勝1敗20S  敗戦投手:與座2勝5敗

 

本塁打
(Sh)甲斐10号ソロ(與座)
(L)外崎11号ソロ(森)

 

先発が與座だったので、すんなり抑えてくれれば長い試合にはならないかなと思ったのですが、初回から両先発投手が球数を要する展開で、点数の割に長い試合になりました。


初回にホークスが内野ゴロで先制、2回にライオンズが外崎のソロで同点に追いつく展開。試合の中盤はホークスがチャンスの連続で、4回は1死1,2塁から2死満塁、5回は1死2,3塁、6回は1死1, 2塁とチャンスを作りながらも得点できず。ホークスがこれだけチャンスを逃して無得点の連続だったので、ライオンズは追いつき、勝ち越さなくてはいけなかったのですが、4回以降はホークス先発の森唯斗相手になかなか塁にも出られず。相手のエラーで6回にチャンスはありましたが、リリーフの又吉につながれて得点できず。


7回に1点ビハインドで豆田が登板。立ち上がりに力みまくって、先頭の川瀨を四球で出したのが痛かったですね。結果的にこの走者を近藤の適時打で返すことになってしまったので。1死2塁で柳田を二ゴロに打ち取り2死3塁。続く近藤は歩かせても良かった場面でしたが、あっさり勝負して適時打を食らいました。

 

今日の試合に関してはこの追加点がライオンズにとって重くのしかかることにはなったのですが、CS進出が極めて厳しいチーム状況に、将来に向けて成長を期待している豆田が投げているということで、逃げずに勝負したのは良かったと思います。抑えられれば尚良かったのですが。豆田にとっては1軍での初失点になりましたが、彼の将来を考えても逃げてばかりではいけないと思うので。


終盤の3イニングで得点チャンスが一番ありそうなのが、松本裕樹が登板する8回だと思っていました。打順も1番から始まることもあり、追いつき、追い越すなら8回しかなかったですね。蛭間の犠飛の後、ベッケン(渡部)とクリ(栗山)で何とかして欲しかったですが。


9回はオスナ相手にあっさり終わるかと思いきや、佐藤龍世の2塁打に平沼の四球で、同点、逆転サヨナラの走者まで出しました。オスナも登板間隔の影響か微妙なコントロールがなかったですね。強いチームなら得点まで至るのでしょうけど、何せ最下位チームですから。


イーグルス、ホークス相手にそれぞれ1勝2敗と連続で負け越し。これでさすがに今季は終わった(Bクラス)と思うので、来季に向けて出場経験を積ませたい選手は固定して使う腹づもりで戦って欲しいです。蛭間、ベッケンあたりは。さらにハセシン(長谷川)あたりも使って欲しいんですけどね。


今日はこの方の生誕祭の日でした。6回にチャンスメイクのヒットを打ってくれましたが、チームとしては勝てず…でした。

序中盤で大量リードを奪い、3投手のリレーで完封勝ち!

本日のライオンズ戦(ベルーナドーム)の結果

 

vs.福岡ソフトバンクホークス戦第19回戦 ライオンズ11勝8敗

 

試合開始:18:00 試合終了:20:49 試合時間:2時間49分 観衆:18,107人

 

ライオンズ 6-0 ホークス

 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(Sh)石川(4)~尾形(2)~甲斐野(1)~田浦(1)
(L)平良(7)~水上(1)~ティノコ(1)

 

勝利投手:平良9勝6敗   敗戦投手:石川4勝6敗

 

本塁打
(L)栗山7号3ラン(石川)

 

先週金曜に続き、ポイント消化のために内野での観戦。先発投手は2週間前の福岡と全く同じマッチアップ。借りを返したい試合でした。


初回にライオンズは、源田と蛭間のヒットに、クリ(栗山)の四球で満塁のチャンスを作り、外崎の2点適時打に、龍世も適時打で続いて3点を先制。満塁で無得点では流れが悪すぎると心配しましたが、きっちり先制点をとれました。2回も満塁のチャンスがあったので、追加点がとれれば尚良かったのですが。


ライオンズ相手に前回対戦でノーノーをやった石川でしたが、ネット裏から見る限りでは、ボールの勢いが全般的になかった気がします。2週間前の福岡はレフトで見ていたので比較は難しいのですが、そのように見えました。


序盤の3点の後、4回にクリのレフトポール際への3ランで追加点を取れたのが本当に大きかったですね。これであとは平良がイニングを稼いでくれれば大丈夫だと思いました。


先発の平良ですが、今日は本来の投球でした。最後7回に野村勇に対して四球となった変化球は明らかに抜けてましたが、あとは立ち上がりから制球をほぼ乱すことなく安定感のある投球だったと思います。改めて、2週間前のぐちゃぐちゃな投球は何だったのかと。


平良の後を継いだ水上は、ストレートが戻りつつあるかなという印象を受けました。彼にはピンチの尻拭いではなく、勝ちパターンの投手として1イニングをしっかり投げてもらいたいので。


最終回にはティノコが1軍復帰登板。3ボールにしてから勝負が始まるようなヒヤヒヤな投球は勘弁なのですが。とはいえ、完封リレーに貢献してくれたのでとりあえずは良しです。


西武特急ユニはホークス3連戦×2での着用。4試合目の今日、ようやく初勝利。ライオンズの順位に関係なく、大嫌いな相手チームをこちらのグループ(Bクラスグループ)に巻き込むべく、明日と明後日は是が非でも勝ちたいですね。明日の光成の投球がまだ不安ではありますが。

 

試合前のセレモニアルピッチは、乃木坂46でライオンズファンの向井葉月さん。単なるアイドルグループのメンバーというだけでなく、ライオンズファンとして登場するのが嬉しいですね。ライオンズナイターにゲストで出演した日(8月4日)は首位オリックス相手にサヨナラ勝ち、そして今日は完封勝ちと、まさに勝利の女神であります!

 

ヒーローは投打の2人。1人目が初回に先制の2点適時打を放った外崎選手。

 

続いて7回無失点で9勝目をあげた平良投手。2週間前に福岡で7点とられた借りを返しました!

 

6回に勝ち越しを許し、2点ビハインドの9回に追いすがるも及ばず、最下位転落・・・

本日のライオンズ戦(ベルーナドーム)の結果

 

vs.北海道日本ハムファイターズ戦第20回戦 ライオンズ11勝9敗

 

試合開始:17:00 試合終了:20:42 試合時間:3時間42分 観衆:22,921人

 

ライオンズ 3-4 ファイターズ 

 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(F)上原(6)~河野(1)~池田(1)~田中正(1)
(L)與座(4)~豆田(1)~佐藤隼(2/3)~水上(1/3)~クリスキー(1)~平井(1)~田村(1)

 

勝利投手:上原3勝4敗  セーブ:田中正2勝2敗21S  敗戦投手:佐藤隼1勝2敗

 

本塁打
(F)清宮10号ソロ(與座)

 

今日負けると最下位転落の試合だったのですが、初回にいきなり清宮にセンター右へのソロを浴びて、先制を許す展開。


ファイターズ先発の上原は先週末に京セラでオリックスを9回まで抑え、ライオンズも決して得意にしていない投手。先制されると厳しい展開になるだろうと思っていました。


しかし、2回に1死からおかわりさん(中村)の右中間を破る2塁打から打線がつながり、岸のライト前ヒットで同点、更に古賀の三塁線への打球がベースに当たるラッキーなヒットとなり逆転に成功。


逆転しても僅か1点リードでは心許なかったのですが、直後の3回に万波の左中間2塁打で同点に。


試合の中盤はライオンズが殆ど塁に出られない一方で、ファイターズは勝ち越しのチャンスが何度もありました。4回は1死満塁から奈良間の三振に、1塁走者の牽制死。5回は2死満塁から野村の場面でカウント3ボールナッシングになるも外野フライでまたも無得点。下位チームらしい、点の取り方が下手なチームらしい展開でした。


さすがに6回は1死3塁から、俊足の五十幡に三塁線への内野安打を打たれ勝ち越しを許すと、さらに佐藤隼の牽制悪送球で1塁走者を2塁に進めてしまった後、清宮に適時打を打たれて2点ビハインドに。この悪送球が痛かったですね。


終盤に入ってもファイターズペースが続き、7回は1死1、3塁で郡司のセンター前に抜けそうな打球を源田が好捕し、6→4→3の併殺打。8回は先頭の古川に2塁打を浴び、バントで3塁まで進められるも無失点。さらに9回も3塁まで進められましたが無失点。ライオンズのリリーフ陣がよく粘ったと思います。さすがに7回のクリスキーは変化球が全てショートバウンドになっていて、ヒヤヒヤものでした。


ファイターズペースが続く中、ライオンズはなかなかチャンスが作れず。9回も岸の打球が併殺になっていなければ面白かったのですが。でも2死から蛭間のライト前ヒットに柘植の2塁打で1点返せたのは明後日以降につながると思います。柘植が2塁に出塁後、代走・児玉が出ていたので、同点に追いついて延長に入っていたら、龍世の1軍での初めての捕手出場が見られていたと思います。そうなっていたら試合時間が長くなっていたと思いますが、見てみたかったという思いもあります。


結果は1点差ですが、感覚的にはやられっぱなしで、点差以上に完敗の試合でした。今日の負けで最下位転落。なかなか浮上のきっかけもつかめないので、そろそろ目の前の試合の勝利だけでなく、来季も見据えた選手起用、戦い方を考えてもいい時期のような気がします。決してAクラスを諦めているわけではないですけど。
来週は仙台でのイーグルス3連戦に、所沢に戻ってのホークスとの3連戦。来週の6連戦で勝ちを重ねることが、浮上のラストチャンスになりそうです。

 


試合後にライブがある日はとにかく勝てん。今年に始まったことではないですが。
ライブの様子の動画はYoutubeとかでそのうち誰かさんがあげてくれると思うので、そちらをご覧ください。自分でも撮影はしましたが、個人的に楽しませていただきます。