背景を透過にする with awesome window manager
mltermなどの擬似透過ではなく、本物の透過をするにはawesomeではxcompmgrを使います。他の方法としてはcompiz-fusionなどがあります。ちなみにawesomeのバージョンは2.3.3です。
awesomercのmanに書いてある通りにすれば透過処理が実現します。以下、~/.awesomercの抜粋です。
screen 0 { general { opacity_focused = 0.9 opacity_unfocused = 0.8 } .....and more.....
まず、generalという項目を増やします。次にその中でopacity_focused (and/or) opacity_unfocusedのパラメータを設定します。これらの値は小数でなければいけません。1.0に近いほど不透明になります。
これでawesomeでの透過設定は終わりです。ですが、xcompmgrを起動しなければ透過にはなりません。~/.xinitrcなどに追記しましょう。
xcompmgr &
最後に壁紙ですが、xsetrootやImageMagickのdisplay、xsriなどで設定すると透過にならなかったりします。自分の環境ではetermに含まれているEsetrootを使うと透過になりました。