香港イラスト写真日誌 naokin_hk Hatena::Blog hatenablog://blog/17680117127069846146 東京イラスト写真日誌リニューアル! hatenablog://entry/17680117127069846278 2014-07-01T00:00:00+09:00 2019-04-22T09:50:08+09:00 東京イラスト写真日誌は、リニューアルオープンしました。こちら (香港イラスト写真日誌の記事もこちらでどうぞ) <p><span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><a href="http://f.hatena.ne.jp/naokin_hk/20140701123331" class="hatena-fotolife" itemprop="url"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/n/naokin_hk/20140701/20140701123331.gif" alt="f:id:naokin_hk:20140701123331g:image" title="f:id:naokin_hk:20140701123331g:image" class="hatena-fotolife" itemprop="image"></a></span></p><p>東京イラスト写真日誌は、<span class="deco" style="color:#FF3300;font-size:large;">リニューアルオープン</span>しました。<a href="http://blog.naokin.me">&#x3053;&#x3061;&#x3089;</a><br /> (香港イラスト写真日誌の記事もこちらでどうぞ)</p> naokin_hk ライブに来てくれてありがとう! hatenablog://entry/17680117127069846377 2007-01-23T00:00:00+09:00 2019-04-22T09:50:09+09:00 1月13日〜22日の香港滞在時にはすっかりお世話になりました。 また、21日にぼくのラストライブに来ていただいた方、お忙しいところ、またはまったりしていたところ、お時間いただきありがとうございました。楽しんでいただけたら、と思うんだけど、そうでなかったら申し訳ないです。 かといって、「じゃあ次回のライブで挽回!」ってことには残念ながらなりません。また、香港に行くことがあれば、一緒に遊んでやってください。ありがとう! しばし、さようなら!ラストライブの記事については、「東京イラスト写真日誌」にエントリーしました。 よろしければどうぞ。ではひきつづき、「東京イラ写」でお会いしましょう! なおきん <p><img src="http://www.nakagochi.com/hatena/rosemon121480.jpg"><br /> 1月13日〜22日の香港滞在時にはすっかりお世話になりました。<br /> また、21日にぼくのラストライブに来ていただいた方、お忙しいところ、またはまったりしていたところ、お時間いただきありがとうございました。</p><p>楽しんでいただけたら、と思うんだけど、そうでなかったら申し訳ないです。<br /> かといって、「じゃあ次回のライブで挽回!」ってことには残念ながらなりません。</p><p>また、香港に行くことがあれば、一緒に遊んでやってください。</p><p>ありがとう!<br /> しばし、さようなら!</p><p>ラストライブの記事については、「<a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_tokyo/20070123">&#x6771;&#x4EAC;&#x30A4;&#x30E9;&#x30B9;&#x30C8;&#x5199;&#x771F;&#x65E5;&#x8A8C;&#x300D;&#x306B;&#x30A8;&#x30F3;&#x30C8;&#x30EA;&#x30FC;</a>しました。 よろしければどうぞ。</p><p>ではひきつづき、「東京イラ写」でお会いしましょう!</p><br /> <p>なおきん</p> naokin_hk オン・ザ・ロック hatenablog://entry/17680117127069846538 2007-01-19T00:00:00+09:00 2019-04-22T09:50:11+09:00 -ここでは夜景も照明の一部となる▼ ロックアイス(丸型) これはウイスキー・バーボン用 ▼ ロックアイス(角形) ジンやウオッカなどのスピリッツには角形のほうが、酒の甘みを引き出すんだそうだ。 試しにボンベイ・サファイアをロックで飲んでみると、まるでシロップが入っているかのように甘く感じられた。 うーむ、スゴイ! ▼ この一杯に生きてるなあ、と思う ■ お知らせ前回ご案内したとおり、下記のとおりロックライブをやります。 まだ集客に余裕があるので、みなさんお誘いのあわせのうえどうぞ! 日時 : 1月21日(日) 4:00 p.m 〜 7:00 p.m 開場時間 : 4:00 (ドリンク、スナック… <p><img src="http://www.nakagochi.com/hatena/counterbar.jpg" 「お酒は何が好き?」 と訊かれるまでもなく、すでに注文しちゃってるくらいぼくはジャック・ダニエルズが好き。 なんでかな? でも好き。 もともと「ロック野郎は黙ってジャックダニエルズ」、という先入観もあるのだけれど、本当に好きになって飲み始めたのはだいぶ後で、たしかぼくが25か6の頃だったと思う。 当時、仕事上がりに立ち寄っていたショット・バーは吉祥寺にあって、名前をリバージョン(Reversion : 逆転、返還の意味)といった。 店内はぎりぎりまで照明が落とされ、スタンダードジャズやボサノヴァが小さくかかっていて、長くてぶ厚いマボカニー製のカウンターテーブルにやさしく間接照明がふりそそいでいる。 また店の奥には大きな花瓶があって、よくわからない大ぶりな花が生けてあった。 その店で最初に飲んだのがフォアローゼス・ブラックのオン・ザ・ロック。続いて飲んだのがジム・ビーム。 そして最後に飲んだのがジャック・ダニエルズだ。 なぜ「最後」かというと、以来その店ではジャック・ダニエルズしか飲まなくなったからだ。 ずしりと重い分厚いロックグラス。 その中にグラスとほぼ同じ直径の丸い氷が入っている。 ぼくはこのとき初めてバーボンは氷を舐めながら飲むのがいちばん美味いことを知った。 そう、オン・ザ・ロックは「飲む」のではなく、「舐める」のだ。 グラスを傾ける度にそのつるんとした氷を唇で受け止め、かぐわしい香りを放ちながら流れてくる液体を舌で受け止める。 まるで「氷のくちびる」にキスをしている感じ。 思えばなかなかエロティックな行為である。 やがてドイツへと渡ったぼくは一時帰国の時とき、三年ぶりにそのお店に寄ってみた。 あれからいろんな場所でジャックダニエルズのオン・ザ・ロックを飲んでみたが、この店で飲むそれより美味かったためしがない。 店に入ってきたぼくを見たマスターは「おや」という顔をしてから、「おかえりなさいませ」 とにこりと笑う。 そして注文もしていないのに、おしぼりと一緒にいつものロックグラスが「からん」と置かれ、そこにバーボンを注ぐのだ。 翌年、やはり一時帰国のときにそのお店に立ち寄ると、看板の名前が変わっていた。 「オーナーが変わっちゃったのかな?」 と思いながら店内を覗いてみると、大きな花瓶に花が生けていない他はまったく変わっていない。 せっかくだから、とそのままカウンターにつき、店員の一人に 「ここがディバージョンだった時のマスターは?」ときいてみた。 店員はとても悲しそうな顔をして見せ、 「亡くなられたとのことです」と言った。 享年38歳、癌だったのだそうだ。 時はいろんなものを壊していく <img src="http://www.nakagochi.com/hatena/bar_old.jpg" いつのまにかあのマスターの歳を越えてしまった今も、ぼくはあいかわらずジャックダニエルズのオン・ザ・ロックを飲む。 けれども残念なのは、日本以外でオン・ザ・ロックを注文しても、氷はただのアイスキューブでしかサーブされない。 どんな高級バーでも、高級ホテルのトップラウンジでも、出されるロックグラスに浮かぶのは四角い氷の断片だ。 けれども香港で唯一、あのまあるい氷のはいったオン・ザ・ロックをサーブしてくれるお店がある。 タイムズスクエアの裏通りにある、"b.a.r EXECUTIVE BAR" だ。 マスターは日本人で、イチローさんという。 オープンしたのは昨年の3月とのことだから、ぼくが香港を出てしまったあとだ。 たまたま、マークさんに連れてきてもらって以来、香港に来る度に立ち寄っている。 ▼ b.a.r 店内のようす [http://www.executivebar-com-hk.blogspot.com/:title=お店情報はこちら] <img src="http://www.nakagochi.com/hatena/yakei_bar.jpg" <span style="color:#666666;font-size:x-small;">-ここでは夜景も照明の一部となる</span></p><p>▼ ロックアイス(丸型)</p> <ul> <li><span style="color:#666666;font-size:x-small;">これは<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A6%A5%A4%A5%B9%A5%AD%A1%BC">ウイスキー</a>・バーボン用</span></li> </ul><p><br /> ▼ ロックアイス(角形)</p> <ul> <li><span style="color:#666666;font-size:x-small;">ジンや<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A6%A5%AA%A5%C3%A5%AB">ウオッカ</a>などのスピリッツには角形のほうが、酒の甘みを引き出すんだそうだ。 試しに<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%DC%A5%F3%A5%D9%A5%A4%A1%A6%A5%B5%A5%D5%A5%A1%A5%A4%A5%A2">ボンベイ・サファイア</a>をロックで飲んでみると、まるでシロップが入っているかのように甘く感じられた。 うーむ、スゴイ!</span></li> </ul><p>▼ この一杯に生きてるなあ、と思う</p> <blockquote> <p>■ お知らせ</p><p>前回ご案内したとおり、下記のとおりロックライブをやります。<br /> まだ集客に余裕があるので、みなさんお誘いのあわせのうえどうぞ!</p><p><img src="http://www.nakagochi.com/hatena/livetitle.jpg"><br /> </p> <ul> <li>日時 : 1月21日(日) 4:00 p.m 〜 7:00 p.m</li> <li>開場時間 : 4:00 (ドリンク、スナックで歓談タイム)</li> <li>開演時間 : 4:30 p.m 〜</li> <li>場所 : Insomnia in Lan Kai Fong</li> <li>住所 : 38-44 D'Aguilar St, LG/F, HO LEE Commercial Bldg., Central </li> <li>出演バンド : The Rosen Montag, The Speed King </li> <li>入場料 : 150HKD (ビール、ワイン、ソフトドリンクなど飲み放題、軽食ピザやタンドーリチキン等 10品)</li> </ul><p>ぼくがローゼン<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E2%A5%F3%A5%BF%A1%BC%A5%AF">モンターク</a>で演奏するのは最後になるはず。 「しょうがねえな、じゃ見に行ってやるか・・」 てなかた、神のご加護がありますよう!</p> </blockquote> naokin_hk 眠れない夜 hatenablog://entry/17680117127069846903 2007-01-16T00:00:00+09:00 2019-04-22T09:50:13+09:00 眠れない。 何度も何度も何度も寝返りを打ち、掛け布団をはいでみたり、またかけてみたり、股にはさんだりしながら悶々としている。 加齢臭をまき散らせながら、中年オトコがホテルの一室でひとりこんなふうに悶々としている姿は、いうまでもなく醜い。 場合によっては変態かと思われるかもしれない。 実際、変態かもしれない。 知ったこっちゃない、とにかく眠れないのだ。 ライブ会場の下見を兼ねてバンドメンバー2人とそこで飲み、それからマレーシア料理をつつきながら飲み、さらにオープンテラスのバーで飲んだ。 大した量を飲んだわけじゃないけど、とてもリラックスできていい感じにほろ酔い気分だった。 あれから部屋に戻って、… <p><img src="http://www.nakagochi.com/hatena/sleepless.gif"></p><p>眠れない。<br /> 何度も何度も何度も寝返りを打ち、掛け布団をはいでみたり、またかけてみたり、股にはさんだりしながら悶々としている。 <br /> 加齢臭をまき散らせながら、中年オトコがホテルの一室でひとりこんなふうに悶々としている姿は、いうまでもなく醜い。 場合によっては変態かと思われるかもしれない。 実際、変態かもしれない。 <br /> 知ったこっちゃない、とにかく眠れないのだ。</p><br /> <p>ライブ会場の下見を兼ねてバンドメンバー2人とそこで飲み、それからマレーシア料理をつつきながら飲み、さらにオープンテラスのバーで飲んだ。 大した量を飲んだわけじゃないけど、とてもリラックスできていい感じにほろ酔い気分だった。 あれから部屋に戻って、さっさとシャワーを浴びてベッドに潜れば朝までぐっすり眠れたろうに、と思う。</p><p>シャワーのあと、閉じられていたパソコンを開いちゃったのがいけなかった。 溜まっていたメールの半分に返事を書き、コメントに返事を書く・・・ そんなことをしているうちに、さっきまでの酔いがすっかり覚めてしまった。 まるで選手交代みたいだ。 「酔い」がベンチに引っ込み、「覚醒」がやる気満々でマウンドに上がる。 <br /> そして眠れなくなる。 おまけにお腹も空いてくる。</p><p>少し身体を疲れさせようと、屈伸と腕立て伏せと腹筋とスクワットをしてみる。 うっすらと汗をかく。 汗をかいてしまったのでもう一度シャワーをする。 </p><p>ますます眠れなくなってしまった。</p><p>それでもがんばってベッドに潜る。 こんどは枕を股にはさんでみる。 枕を股にはさんだまま、ばったんばったん左右に寝返りを打ってみる。 </p><br /> <p>やはり眠れない・・・<br /> そのうちだんだん 寝なくてもいいや と思えてくる。<br /> 早く朝にならないかなあ、<br /> 熱いコーヒーと、かりっと焼いたトーストが食べたい<br /> <br /> <br /> </p> <blockquote> <p><span style="font-weight:bold;">▼ 本日の朝食</span><br /> <img src="http://www.nakagochi.com/hatena/starbucks.jpg"><br /> <span style="color:#666666;font-size:x-small;">(元)近所に新しくできた<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B9%A5%BF%A1%BC%A5%D0%A5%C3%A5%AF%A5%B9">スターバックス</a>で、ラテとサンドイッチ。 朝からインスタントラーメンが食べられる<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%E1%B9%C1%BF%CD">香港人</a>はすごいなあ、と思いつつ</span></p><p><span style="font-weight:bold;"><br /> ▼ 本日の夕日</span><br /> <img src="http://www.nakagochi.com/hatena/yuhihk.jpg"><br /> <span style="color:#666666;font-size:x-small;">日が暮れるまでここでじぃっと夕日を眺めていました。 思えばここに5年半も住んでいながら、こんなふうにのんびり夕日を見ていた記憶がないなあ、と </span><br /> </p> </blockquote> naokin_hk 香港到着 hatenablog://entry/17680117127069847156 2007-01-14T00:00:00+09:00 2019-04-22T09:50:15+09:00 ▲ ホテルの窓から周辺を望む。 無事香港に到着しましたなおきんです。 思ったよりあったかで、ジャケットを着て街を歩いていると軽く汗ばむくらい。 ホテルにチェックインして荷物を置くやいなや、練習スタジオに飛び込みセーフ。 21日のライブに向け、なにかと準備が・・・。それにしても、インターネットの遅いこと遅いこと! 先日の南台湾沖地震の影響がまだ残っているようですね。 こんな状況で日々更新をされている香港在住のブロガーさん、どうもおつかれさまです。 ▼ ネットが使えればどこでもいい!ってことでとったホテルの部屋 そんなわけで、まずは生存確認まで! そうそう、香港で使っていた電話帳を失念。 連絡とり… <p><img src="http://www.nakagochi.com/hatena/hkjan07.jpg"><br /> <span style="color:#666666;font-size:x-small;">▲ ホテルの窓から周辺を望む。</span><br /> 無事香港に到着しましたなおきんです。<br /> 思ったよりあったかで、ジャケットを着て街を歩いていると軽く汗ばむくらい。 ホテルにチェックインして荷物を置くやいなや、練習スタジオに飛び込みセーフ。 21日のライブに向け、なにかと準備が・・・。</p><p>それにしても、インターネットの遅いこと遅いこと! 先日の南台湾沖<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C3%CF%BF%CC">地震</a>の影響がまだ残っているようですね。 こんな状況で日々更新をされている香港在住のブロガーさん、どうもおつかれさまです。</p><p> <br /> <span style="color:#666666;font-size:x-small;">▼ ネットが使えればどこでもいい!ってことでとったホテルの部屋</span><br /> <img src="http://www.nakagochi.com/hatena/hoteldorset.jpg"></p><br /> <p>そんなわけで、まずは生存確認まで!<br /> そうそう、香港で使っていた電話帳を失念。 連絡とりたくても取れない状態です。 「あいつ、連絡こねえな・・」 てなかた、どうかぼくのケータイ 6104 0612 まで連絡くれるとありがたいです。<br /> なお、この番号はぼくの香港滞在中のみ有効です。</p> naokin_hk ストレンジャー hatenablog://entry/17680117127069847408 2006-07-16T00:00:00+09:00 2019-04-22T09:50:17+09:00 香港に来ると、つい行ってしまうのが 「六福邸」。 言わずと知れた 「お犬様たちの館」。 招かれた部屋に入ったとたん、総勢10匹ものお犬たちからの歓迎を受けるのであります。 これまでいろんなおうちへ招かれ、歓迎を受けたことはあるけれど、10匹ものお犬たちがどどどっと集まってきて、足下に群がり、飛びかかり、ソファに押し倒し、ぺろぺろと顔をなめ回されるといった歓迎ぶりが体験できるのはたぶん、世界でもここだけだと思う。六福邸のおかん、ぶちゃんの教育のたまものであろうこの、「お客様へのおもてなし」は、日港ブロガーたちの間でも有名で、毎度誰かしら訪れている。 この日も、日本から赤メガネさんとハム&ケイさん… <p><img class="daily-photo-from-diary-import" src="https://cdn-ak.d.st-hatena.com/diary/naokin_hk/2006-07-16.jpg" alt="&#x516D;&#x798F;&#x90B8;&#x3067;&#x304A;&#x72AC;&#x305F;&#x3061;&#x306E;&#x6B53;&#x8FCE;&#x3092;&#x53D7;&#x3051;&#x308B;" title="&#x516D;&#x798F;&#x90B8;&#x3067;&#x304A;&#x72AC;&#x305F;&#x3061;&#x306E;&#x6B53;&#x8FCE;&#x3092;&#x53D7;&#x3051;&#x308B;"></p><p>香港に来ると、つい行ってしまうのが 「<a href="http://jyujyu777.exblog.jp/">&#x516D;&#x798F;&#x90B8;</a>」。 <br /> 言わずと知れた 「お犬様たちの館」。 <br /> 招かれた部屋に入ったとたん、総勢10匹ものお犬たちからの歓迎を受けるのであります。 これまでいろんなおうちへ招かれ、歓迎を受けたことはあるけれど、10匹ものお犬たちがどどどっと集まってきて、足下に群がり、飛びかかり、ソファに押し倒し、ぺろぺろと顔をなめ回されるといった歓迎ぶりが体験できるのはたぶん、世界でもここだけだと思う。</p><p>六福邸のおかん、ぶちゃんの教育のたまものであろうこの、「お客様へのおもてなし」は、日港ブロガーたちの間でも有名で、毎度誰かしら訪れている。 この日も、日本から<a href="http://a.hatena.ne.jp/go?http://akamegane.blog25.fc2.com/20060715001929">&#x8D64;&#x30E1;&#x30AC;&#x30CD;&#x3055;&#x3093;</a>と<a href="http://a.hatena.ne.jp/go?http://hamkei.cocolog-nifty.com/blog/20060716100914">&#x30CF;&#x30E0;&#xFF06;&#x30B1;&#x30A4;</a>さんがいらっしゃってました。 <br /> パグを中心に10匹ものお犬たちの歓迎ダンスをしばらく受けた後、ふとみると黄黄(おうおう)くんが、何かをくわえてやってくるのに気づく。 <br /> なんと、くわえているそれは愛玩ゆえにボロボロにはなっていたけど、たしかにぼくが一年前にプレゼントしたおもちゃであった。 彼はそばにごろんと横たわり、おもちゃをくわえたままだまってぼくを見上げるのだった。 聞けば、そのおもちゃは彼の大のお気に入りのおもちゃになっていたのだそうだ。<br /> <img src="http://www.nakagochi.com/hatena/ouou2.jpg"></p><p>覚えてくれてたんだなあ・・・<br /> とぼくは感激し、しばらく黄黄の頭をさすり、耳の下をかいてやる。 六福邸に訪れるゲストは、こんなふうにお犬たちに癒され、なごまされ、元気をもらって帰って行くのです。 「また来よう」と。</p> <blockquote> <p><img src="http://www.nakagochi.com/hatena/nicesave.jpg"><br /> 「ナイスセーブ、黄黄!」<br /> <img src="http://www.nakagochi.com/hatena/ouou.jpg"><br /> 「こんどはわしが日本代表の敵(かたき)をとっちゃる!」</p> </blockquote> <p>たのんだぞ黄黄。</p><br /> <p>六福邸を後にしたぼくたちは大好きな仲間たちと一緒にフェリーでラマ島に行き、美味しい海鮮料理をいただいてきました。</p> <blockquote> <p>■ <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%AB%A5%CB">カニ</a>を持ったお店のオジサン<br /> <img src="http://www.nakagochi.com/hatena/kani1.jpg"><br /> ▲ これが・・・<br /> <img src="http://www.nakagochi.com/hatena/kani2.jpg"><br /> ▲ こうなって、美味しくいただきました</p> </blockquote> <p>お腹いっぱいで幸せに包まれたぼくたちは、折しも天候が悪かったせいか船が揺れるので、酔い止め防止にと「しりとり」しながら<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%E1%B9%C1%C5%E7">香港島</a>へと帰っていくのでした。</p><br /> <p>仕事の電話もメールも来ない、そもそも「仕事って何だろう?」と思えるくらいにのんびりとした平和な一日が過ぎていきます。<br /> ぼくにとって、かつては日常だった香港。 こうして7ヶ月ぶりの香港は、少しも変わりなくぼくを迎えてくれるのだけど、なにかしら変化を感じさせずにはいられない。 <br /> <img src="http://www.nakagochi.com/hatena/4seasons.jpg"><br /> ▲ 新しい香港の風景、フォーシーズンスホテル</p><br /> <p>それはたぶん、<br /> 香港がしだいに非日常へと変わってきていること。 そこに仕事も生活もないぼくは、「たびびと」 のひとりとして存在する。</p><p>でもまあいいや、と思う。<br /> ぼくはどの地にあっても 「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B9%A5%C8%A5%EC%A5%F3%A5%B8%A5%E3%A1%BC">ストレンジャー</a>」であり、「たびびと」。</p><p>いまでは、それに安堵感すら覚えます。<br /> 「次はどこへ行こう?」<br /> 生きてることが楽しくなるのは、そんなときですね。</p><p> </p><p><a href="http://blog.with2.net/link.php?266294">&#x4EBA;&#x6C17;&#x30D6;&#x30ED;&#x30B0;&#x30E9;&#x30F3;&#x30AD;&#x30F3;&#x30B0;&#x306B;&#x4E00;&#x7968;</a></p> naokin_hk ごぶさたーん hatenablog://entry/17680117127069847726 2006-07-13T00:00:00+09:00 2019-04-22T09:50:20+09:00 やっぱり来たね (笑) 「イラ写」は、そんなアナタに支えられているのです。 ありがとうね。 さてさて、ここでは久しぶりに羽を伸ばしたいな。 ではまたね! せっかくだから、ぽちっとしとく? <p><br /> <img src="http://www.nakagochi.com/hatena/welcomehere.jpg"></p><p>やっぱり来たね (笑)<br /> 「イラ写」は、そんなアナタに支えられているのです。<br /> ありがとうね。</p><br /> <p>さてさて、ここでは久しぶりに羽を伸ばしたいな。<br /> ではまたね!</p><br /> <p><a href="http://blog.with2.net/link.php?266294">&#x305B;&#x3063;&#x304B;&#x304F;&#x3060;&#x304B;&#x3089;&#x3001;&#x307D;&#x3061;&#x3063;&#x3068;&#x3057;&#x3068;&#x304F;&#xFF1F;</a></p> naokin_hk また来る日まで・・・ hatenablog://entry/17680117127069847975 2005-12-12T00:00:00+09:00 2019-04-22T09:50:22+09:00 あっというまの香港滞在でした。 ライブに向けて、金曜日は3時間ぶっ続け、土曜日は4時間ぶっ続けで猛特訓しました。 香港ブロガー会、ほんの数十分だけでしたが参加できました。 冷や汗かきながらも、ライブは無事、やりとげました。 仲間や古い友人、最近知り合った新しい友人に再会し、初めて会うたくさんの人たちに出会えて、とても感激しました。 ちっぽけなぼくの存在、でもちゃんとみんなと繋がっているんだなあ、とあらためて実感することができました。 短い期間でしたが、とても充実した4日間でした。また来ます。 必ず、戻ってきます。 それまでさようなら、香港、 そしてそこへ住むぼくにとって大事な大事なひとたち・・… <p><img class="daily-photo-from-diary-import" src="https://cdn-ak.d.st-hatena.com/diary/naokin_hk/2005-12-12.gif" alt="&#x3055;&#x3088;&#x306A;&#x3089;&#x9999;&#x6E2F;&#x3001;&#x307E;&#x305F;&#x6765;&#x308B;&#x65E5;&#x307E;&#x3067;&#xFF01;" title="&#x3055;&#x3088;&#x306A;&#x3089;&#x9999;&#x6E2F;&#x3001;&#x307E;&#x305F;&#x6765;&#x308B;&#x65E5;&#x307E;&#x3067;&#xFF01;"></p><p>あっというまの香港滞在でした。<br /> ライブに向けて、金曜日は3時間ぶっ続け、土曜日は4時間ぶっ続けで猛特訓しました。<br /> 香港ブロガー会、ほんの数十分だけでしたが参加できました。<br /> 冷や汗かきながらも、ライブは無事、やりとげました。<br /> 仲間や古い友人、最近知り合った新しい友人に再会し、初めて会うたくさんの人たちに出会えて、とても感激しました。<br /> ちっぽけなぼくの存在、でもちゃんとみんなと繋がっているんだなあ、とあらためて実感することができました。<br /> 短い期間でしたが、とても充実した4日間でした。</p><p>また来ます。<br /> 必ず、戻ってきます。<br /> それまでさようなら、香港、<br /> そしてそこへ住むぼくにとって大事な大事なひとたち・・・<br /> どうかお元気で・・・!</p><p><span style="font-weight:bold;">続きは、『<a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_tokyo/">&#x6771;&#x4EAC;&#x30A4;&#x30E9;&#x30B9;&#x30C8;&#x5199;&#x771F;&#x65E5;&#x8A8C;</a>』 で!</span></p><p></p> <blockquote> <p>■ 12月11日の「ライブ・イン・ランカイフォン」についてのレポートは、東京イラ写のほうにアップする予定です。 もうちょっと待っててくださいね。</p> </blockquote> naokin_hk 余分なものと偶然性 hatenablog://entry/17680117127069848130 2005-12-10T00:00:00+09:00 2019-04-22T09:50:24+09:00 だれもが同じパソコン文字を使って違うコトバを伝えあう時代。 メールとWEBが当たり前になった今の時代で、「アナタらしい筆跡」を残すのはカンタンではない。 まだワープロが生活に普及していない時代にもらった愛しい人の文字は、いまはもうなくなってしまったけど、そんな昔の彼女にまとう面影のそばには「筆跡」というかけがえのない個性があり息づかいがあった。そもそも人がペンを持って何かを紙に書き写すとき、「情報」や「文脈」とは違う別の何かがちゃんとそこにあって、伝える誰かにあるいは少し先の自分に「あなたらしさ」を残すことが出来ていたと思う。 ブログやHP、メールという媒体には、どうしても「情報」という意味合… <p><img class="daily-photo-from-diary-import" src="https://cdn-ak.d.st-hatena.com/diary/naokin_hk/2005-12-10.jpg" alt="&#x73FE;&#x4EE3;&#x98A8;&#x306E;&#x624B;&#x66F8;&#x304D;&#x98A8;&#x666F;" title="&#x73FE;&#x4EE3;&#x98A8;&#x306E;&#x624B;&#x66F8;&#x304D;&#x98A8;&#x666F;"></p><p>だれもが同じパソコン文字を使って違うコトバを伝えあう時代。 <br /> メールとWEBが当たり前になった今の時代で、「アナタらしい筆跡」を残すのはカンタンではない。 <br /> まだ<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%EF%A1%BC%A5%D7%A5%ED">ワープロ</a>が生活に普及していない時代にもらった愛しい人の文字は、いまはもうなくなってしまったけど、そんな昔の彼女にまとう面影のそばには「筆跡」というかけがえのない個性があり息づかいがあった。</p><p>そもそも人がペンを持って何かを紙に書き写すとき、「情報」や「文脈」とは違う別の何かがちゃんとそこにあって、伝える誰かにあるいは少し先の自分に「あなたらしさ」を残すことが出来ていたと思う。 </p><p>ブログやHP、メールという媒体には、どうしても「情報」という意味合いが強いため、発信者が本来持っているはずの「アナタらしさ」とか「偶然性」といった「余分なもの」が見えにくい。 もちろん、「余分なものは不必要である」という性格のものならそれでもいいのだけど、個人ブログといった媒体ならば、どれも同じに表示される文字のほかに、なにか「自分らしさ」が表現できるといいなあと思う。 <br /> ぼくがこの「イラ写」に必ず「手書きイラスト」を少なくてもひとつ、載せることを心に決めた背景には、以上のように思いがあった。</p><p>それがある日、いまでは香港ATVの人気番組(?)『<a href="http://www.jptime.hk/">&#x30B8;&#x30E3;&#x30D1;&#x30CB;&#x30FC;&#x30BA;&#x30BF;&#x30A4;&#x30E0;</a>』のパーソナリティ、りえさんと番組プロデューサーの目にとまることになり、ぼくのつたないイラストが「TV出演する」ということになった。 すでに10回の放送を終え、今週末で11回目を迎えるというこの番組。 すでに来年以降も放送続行が決定し、制作会社は蜂の巣をつついたように大騒ぎ。 連日大忙しで制作準備に取りかかっているという。</p><p>ぼくのイラストは、この番組の【<a href="http://www.jptime.hk/modules/wordpress/index.php?cat=9">&#x7570;&#x8B70;&#x3042;&#x308A;&#xFF01;&#x751F;&#x6D3B;&#x6CD5;&#x5F8B;&#x76F8;&#x8AC7;&#x6240;</a>】というコーナーで登場している。 しかもオリジナルのイラストに制作スタッフが特殊効果を加え、単なる「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C5%C5%B5%A4%BB%E6%BC%C7%B5%EF">電気紙芝居</a>」にとどまらずちゃんとアニメーションになっているようだ。 (日本では放送されていないので、ぼくは実際には見ていない)</p><p>こんなこと言っちゃミもフタもないけど、ぼくのイラストなんてそもそも、酒場で酔った勢いでコースターの裏に殴り書きする「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%AF">ラク</a>ガキ」にすぎなかったのだ。 それが「イラ写」を通じて周知されるようになり、こうしてお茶の間にまで届くようになってしまった。 正直なところ、「うれしい」というよりは「申し訳ない」といった感じだ。 <br /> だって、本当に他愛のない「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%AF">ラク</a>ガキ」だったのだ。</p><p>数ヶ月前、りえさんからこの仕事(?)の依頼を受けたときは特に何も考えずにOKを出したのだけど、これがけっこうきつい作業だった。 一日平均15時間労働で拘束される仕事に加え、「イラ写」の更新や「日刊ブロガーズ」の管理。 おまけにここしばらくは「ライブの準備(ほとんど何もしていないけど)」なんてのもあった。 会社経営に携わっているということもあって、勤務時間以外にもやれ事業計画づくりだの接待だので時間を取られることも多い。 <br /> たぶん似たような作業をしている人には理解できると思うのだけど、「イラストを描く」というのは、ある程度気持ちに余裕がないとクリエイティブなものは描けない。 いくら眠い目をこすりながら机の前に座ろうと、湯船につかりリラックスしようと、気分転換のために近所の<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%C9%A5%F3%A5%AD%A5%DB%A1%BC%A5%C6">ドンキホーテ</a>に立ち寄ろうとも、「でないときはでない」のだ。<br /> まるで重度の便秘患者のように。</p><p>当然ながら〆切前までに作品を出稿することは、戦車を海に浮かべ、潜水艦を空にとばすくらいに難しい相談だった。<br /> そのことで制作スタッフやスポンサーに迷惑をかけたり、成果物のクオリティが悪いためにやがては番組の質を落としてしまわないかと、それがとても気がかりだった。 来年も引き続き「依頼」を受けていたのだけど、このままだと双方に支障が出てきそうなのがコワかった。</p><br /> <p>「断るしかない・・・」</p><p>と思っていた。</p><br /> <p>そんな折、先日制作会社のスタジオにおじゃまする機会があった。場所は<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%E1%B9%C1%C5%E7">香港島</a>のフォートレス<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D2%A5%EB">ヒル</a>。 東京でいうところの阿佐ヶ谷といったところで、まわりにはショッピングセンターや<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%AA%A5%D5%A5%A3%A5%B9%A5%D3%A5%EB">オフィスビル</a>のほかに、多くの古い高層住宅街が立ち並んでいる一帯の中にあった。</p><p>もう夜中の0時を回っているというのに、スタジオ内はごくごくフツーの仕事風景。 「いつも夜型なんですか?」の質問に、りえさんは「午前中にも午後にも仕事がありますよ」とこともなげにいう。 じゃあいったい、いつ寝てるというのか!?<br /> <img src="http://www.nakagochi.com/hatena/rie01.jpg"><br /> ▲ 近寄りがたいくらい真剣に作業中のりえさん ("天使の輪"とかつけてんのに・・・)</p><p><img src="http://www.nakagochi.com/hatena/rie02.jpg"><br /> ▲ 今やすっかり有名人「美人なのに3枚目」ってとこがいいです</p><p>「朝10に寝て、夕方の4時まで爆睡してしまいあわてたこともあります」とりえさん。 電話もつながらず、自宅のド<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A2%A5%D9%A5%EB">アベル</a>にも反応しないのでプロデューサーの<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%BD%A5%F3">ラソン</a>さんは「死んでいるのかもしれない・・」とあわてさせてしまったとのこと。 <br /> 「じゃあ、警察か救急車を呼んだんですか?」と試しに訊いてみると<br /> 「お腹が空いてたので、ひとりでごはんを食べに行きました」との答え。</p><p><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%BD%A5%F3">ラソン</a>さん、おもしろいけどクール過ぎです。<br /> スタジオではちょうど、ぼくの描いたイラストを加工しているところだった。 部屋いっぱいに並ぶ機材、積み重なる機材。 所狭しとワケのわからないものがいっぱい。 机の上の虫眼鏡はなににつかうのだろう? それはまるで<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B3%A5%AF%A5%D4%A5%C3%A5%C8">コクピット</a>のようで、席に座る制作スタッフたちはさしずめ<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D1%A5%A4%A5%ED">パイロ</a>ットというところか?</p><p><img src="http://www.nakagochi.com/hatena/rason01.jpg"><br /> ▲ ある意味<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D1%A5%A4%A5%ED">パイロ</a>ットな<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%BD%A5%F3">ラソン</a>さん</p><br /> <p>画面に映し出される心電図のような音声信号、そのギザギザを診るだけで、どれがボイスかノイズかを瞬時に判断できるのだという<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%BD%A5%F3">ラソン</a>さん。 鮮やかな手さばきで、ぼくのイラストに次々と<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A8%A5%D5%A5%A7%A5%AF%A5%BF%A1%BC">エフェクター</a>を加えていく。巧みだ。匠の技だ。</p><p> <br /> <img src="http://www.nakagochi.com/hatena/rason02.jpg"><br /> ▲ 番組制作のための編集作業はこんな感じ</p><p>「不動産の前で部屋を物色する女性」を描いたイラスト。 かれは彼女のお尻を切り取り、左右対象コピーを作り、これらをつかって「お尻をふっている」ようすをアニメーション化しようと、いろいろといじっている。 考えようによってはずいぶんエッチな作業だ。 「もう少しスカートを短く描いておけばよかったかな」とヨコからディスプレイをのぞきながら思う。 (いろいろ試行錯誤の上、結局あきらめちゃったみたい) 同じイラストでは「道ばたを歩いている犬」がなんと空から降ってきたりするシーンも!?</p><p>きめの細かい作業がくり返され、少しずつ少しずつ一本のアニメーションが制作される。 「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%AF">ラク</a>ガキ」程度のこんなぼくのイラストに、これほどまでに精魂が込められているとは・・・!?<br /> ユーモラスなイラストと真剣に眉間に思い切り皺を寄せてディスプレイを見つめる<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%BD%A5%F3">ラソン</a>さん、余りにも対照的なそのふたつをかわりばんこに眺めながら、いつしかぼくの気持ちは変わっていった。<br /> ぼくが描くイラストの遙かに多くの時間をかけて、このわずか5分のアニメーションは制作されている。 声の吹き替えを担当するマークさんとさっぴばさんも加わって、このコンテンツに命が吹き込まれていく。 <br /> それらを目の当たりにしながら、ぼくはいつしか「断るコトバ」を失ない、それとは別に不思議なエネルギーがわいてくるのを感じていた。</p><br /> <p>どこまで出来るかわかんないけど、求められる限りやるしかないんじゃないか? <br /> と思えるようになってきた。</p><br /> <p>時代を反映して、次第に失われつつある「手書き文字」のような余分や偶然性を、ぼくは「イラスト」で残したいとあらためて思う。 イラストが描けるのは、とても幸せなことだとあらためて思う。</p><p>そしてそれは音楽についてもそうだろう。<br /> いい音楽はコンピュータを駆使すればいくらでも作れる。 だのになぜ、あえて人は楽器をつかって、肉声を使ってそれらを演奏するのだろう? </p><p>つきつめれば必要のない、「余分なもの」や「偶然性」。 こんな時代だからこそ、それらにぼくは身をゆだねたいと思う。</p><br /> <p>生産性や効率性ばかりをもとめる、「今の時代」なんてくそったれだ! </p><br /> <p>明日はぼくの所属する<a href="http://www.nakagochi.com/rosenmontag/">&#x30ED;&#x30C3;&#x30AF;&#x30D0;&#x30F3;&#x30C9;&#x306E;&#x30E9;&#x30A4;&#x30D6;</a>。 ぼくはこれに出演するために飛行機に乗ってやって来た。 「ギャラも出ないのにバカだよなあ」という友人もいる。 </p><p>ぼくに言わせれば、「そういうオマエこそがバカ」だ。<br /> 人間はコンピュータの進化ほどには進化していないし、する必要もないということを実感してみたいと思う。<br /> <br /> </p> <blockquote> <p>■ りえさんとのツーショット</p><p><img src="http://www.nakagochi.com/hatena/issho01.jpg"><br /> </p> <ul> <li>テレビに出演するようになってから、道ばたで「サインください」とか言われませんか? とりえさんにきくと、「ありえないですね」という回答。 いま売り出し中の彼女、サインもらうなら今がねらいドキかも!? もらってないけど・・・</li> </ul><p>午前10時にはTVの前でおはようさま!ってことで。 ぼくも実際に放映されるのを観るのは明日が初めて。 楽しみです!</p> </blockquote> naokin_hk 香港モード hatenablog://entry/17680117127069848376 2005-12-09T00:00:00+09:00 2019-04-22T09:50:26+09:00 昨夜、香港空港に到着。 着いたとたん、細胞のひとつひとつを占拠していた東京が瞬時にして追い出され、代わりに普段はひっそり息を潜めていた香港がじわっとにじみ広がる感触。 それから軽い混乱。 それはまるで、何者かにさっと自分が取り替えられるような感覚すらある。 「あとはオレがやるからオマエはしばらく寝ていろ」 といった感じ。 短い滞在だけど、それなりに中身の濃い滞在になりそうです。 さて、到着してすぐに「ある場所」におもむき、打ち合わせついでに「取材」をさせてもらいました。 今夜さっそくアップしたいです。 おたのしみに! <p><img src="http://www.nakagochi.com/hatena/backtohk.jpg"></p><p>昨夜、香港空港に到着。<br /> 着いたとたん、細胞のひとつひとつを占拠していた東京が瞬時にして追い出され、代わりに普段はひっそり息を潜めていた香港がじわっとにじみ広がる感触。 それから軽い混乱。 それはまるで、何者かにさっと自分が取り替えられるような感覚すらある。<br /> 「あとはオレがやるからオマエはしばらく寝ていろ」<br /> といった感じ。</p><br /> <p>短い滞在だけど、それなりに中身の濃い滞在になりそうです。<br /> さて、到着してすぐに「ある場所」におもむき、打ち合わせついでに「取材」をさせてもらいました。 今夜さっそくアップしたいです。</p><br /> <p>おたのしみに!</p> naokin_hk なおきん来港決定 hatenablog://entry/17680117127069848568 2005-12-06T00:00:00+09:00 2019-04-22T09:50:28+09:00 12月11日のインソムニアでのライブのため、12月8日〜12日まで香港に滞在予定です。 これにともない、滞在中はこちらに記事をアップします。お楽しみにね! さて、なに書こうかなあ・・・ <p><img class="daily-photo-from-diary-import" src="https://cdn-ak.d.st-hatena.com/diary/naokin_hk/2005-12-06.jpg" alt="naokin_hk2005-12-06" title="naokin_hk2005-12-06"></p><p>12月11日の<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A4%A5%F3%A5%BD%A5%E0%A5%CB%A5%A2">インソムニア</a>でのライブのため、12月8日〜12日まで香港に滞在予定です。 これにともない、滞在中はこちらに記事をアップします。お楽しみにね!</p><br /> <br /> <p>さて、なに書こうかなあ・・・</p> naokin_hk 宛先不明の宅配便 hatenablog://entry/17680117127069848724 2005-09-19T00:00:00+09:00 2019-04-22T09:50:29+09:00 短い沈黙を経て、ぼくは通ってきた道のことを振り返る。長くはかなかったジーンズのポケットに見つける古いライターのように、普段は意識することのない記憶。机の引き出しの中に眠る古いレシートのように、それらは主張することも利用されることもなく、辛抱強くそこでじっとしている。2005年7月15日から9月15日までの東京生活の方が記憶に新しいはずなのに、2ヶ月前の香港の記憶の方がここでは新しいことに少し驚く。風景も街の匂いもそこに住む古い友人たちも、ちっとも変わっていないことに安堵を覚え、それから軽い記憶障害に陥る。「広島」、「名古屋」、「東京」、「デュッセルドルフ」、「セブ島」、「ロンドン」、「パリ」、… <p><img class="daily-photo-from-diary-import" src="https://cdn-ak.d.st-hatena.com/diary/naokin_hk/2005-09-19.jpg" alt="&#x300C;&#x305F;&#x3060;&#x3044;&#x307E;&#x300D;&#x306A;&#x306E;&#x304B;&#x300C;&#x3044;&#x3063;&#x3066;&#x304D;&#x307E;&#x3059;&#x300D;&#x306A;" title="&#x300C;&#x305F;&#x3060;&#x3044;&#x307E;&#x300D;&#x306A;&#x306E;&#x304B;&#x300C;&#x3044;&#x3063;&#x3066;&#x304D;&#x307E;&#x3059;&#x300D;&#x306A;"></p><p>短い沈黙を経て、ぼくは通ってきた道のことを振り返る。長くはかなかった<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B8%A1%BC">ジー</a>ンズのポケットに見つける古いライターのように、普段は意識することのない記憶。机の引き出しの中に眠る古いレシートのように、それらは主張することも利用されることもなく、辛抱強くそこでじっとしている。</p><p>2005年7月15日から9月15日までの東京生活の方が記憶に新しいはずなのに、2ヶ月前の香港の記憶の方がここでは新しいことに少し驚く。風景も街の匂いもそこに住む古い友人たちも、ちっとも変わっていないことに安堵を覚え、それから軽い記憶障害に陥る。「広島」、「名古屋」、「東京」、「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%C7%A5%E5%A5%C3%A5%BB%A5%EB%A5%C9%A5%EB%A5%D5">デュッセルドルフ</a>」、「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%BB%A5%D6%C5%E7">セブ島</a>」、「ロンドン」、「パリ」、「香港」、そして再び「東京」・・・間違えて届けられる宅配便のように、ぼくは各地を転送して回る。<br /> 「戻ってこい」<br /> と、友人達はそう言う。香港でも、日本でも、そしてドイツでも。そんなときぼくは、探偵小説などの巻頭部分に載せられた「登場人物の紹介」を思いうかべる。はたしてぼくは、そう言ってくれる人達の世界にとってどういう「登場人物」として紹介されているのだろう?と。</p><p>人はいつしか「あるべき世界」を思うままに築き上げる。その世界の中心にマイホームを建て、そこに住むべきヒトタチを選別し、そこで演ずるべき役割が決められていく。ぼくにもそんな世界があるが、別のダレかにももちろんそれはある。その人の経験や体験に裏付けられた価値観とセオリーがこの世界の成り立ちだ。 ある日、ぼくは「とある世界」での裏切り者となる。理由はそれほど多くはない。その世界において演ずるべく役割を、それ以上果たさなくなるだけだ。 やがて送り状が貼り替えられ、ぼくは再び発送される。同時に「登場人物リスト」から名前を消される。</p><p>「東京イラ写」になってからアクセス数は半分に減ったとはいえ、ありがたいことに、それでも「イラ写」には連日平均1200ページビュー、毎日約600人のアクセスがある。このうち毎日230人もの方が「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D6%A5%ED%A5%B0%A5%E9%A5%F3%A5%AD%A5%F3%A5%B0">ブログランキング</a>」ボタンをクリックされ、毎日20人〜30人の方からコメント、あるいはメールをいただく。他のブロガーさん同様、ぼくは常にその存在を他に知られる立場になった。音信不通になった古い友人や家族、かつての仕事仲間にとっては「生存確認」の役割も果たしている。<br /> 「イラ写」で発信されるぼくのメッセージには「送付状」というものが貼られていない。だから、メッセージはどこにでも届くし、どこにも届かない。結果として「読み手」に主導権をゆだねられるのがブログの特徴だ。それを前に、「書き手」であるぼくはどこまでも無力な存在だ。<br /> そんなとき、ある人にとっては「あるべき世界に住むなおきん」と、「イラ写のなおきん」に深いギャップを感じ、とまどいを覚えることもあるのだろう。更新された記事を眺め、コメント欄で交わされる対話を眺めながら、快く思わない古くからの友人もいる。高層ビルの麓に作られる小さなつむじ風にも似た、突如わき起こる疑問の渦、そこに期待された答えをうまく紡ぐことができないまま、ぼくは塵や木の葉と一緒にくるくると所在ない。こうして翻弄されるままにぼくは「悪役」として、「あるべき世界」の登場人物リストに再登録されることもあれば、リストそのものから削除されることもあるのだろう。あるいは洗浄され再教育を受け、もとにあったリストに戻されることだってあるかもしれない。</p><p>毎日を疾走しながらもぼくは、今いる場所や目的地が一瞬みえなくなることがある。それは軽い記憶障害のようでもあり、苦痛から逃れようと反応する自己防衛本能のようでもある。</p><br /> <p>明日からは再び東京、<br /> <strong>そこはぼくにとって「ただいま」なのか、はたまた「いってきます」なのか、よくわからない。</strong></p><p>方向音痴にもほどがある<br /> と、つくづくそう思う。<br /> <br /> <br /> <br /> <br /> </p> <blockquote> <p>「香港イラスト写真日誌」は、香港滞在中のみ更新されます。 定期的な更新記事につきましては、「<a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_tokyo/">&#x6771;&#x4EAC;&#x30A4;&#x30E9;&#x30B9;&#x30C8;&#x5199;&#x771F;&#x65E5;&#x8A8C;</a>」までどうぞ!</p> </blockquote> naokin_hk とらうま hatenablog://entry/17680117127069848996 2005-09-16T00:00:00+09:00 2019-04-22T09:50:32+09:00 ぼくがまだ6つか7つのころ、ひとりで夕ご飯を食べていた。母親はいない、父親は夜遅くでないと帰ってこない。妹はいたが、別居中の母親のもとで暮らしていた。 そんなわけで、陽が暮れかかる公園に、ぼくの名前を呼びに来る母親も兄弟もいない。友達がひとり、そしてまたひとり母親に連れられ家路についた後、ひとり残ったぼくは、呼ばれてもいないのに「はーい」と返事をしてから腰を上げてみせた。そして長い影を踏みながら家へと向かい、合い鍵を使ってお勝手口のドアを開ける。 入ってすぐに目にはいるのは、椅子の背にひっかかる母親が残していったエプロン。それを不器用にカラダに巻き付けてから食事の支度をするのがぼくの習慣だった… <p><img class="daily-photo-from-diary-import" src="https://cdn-ak.d.st-hatena.com/diary/naokin_hk/2005-09-16.jpg" alt="&#x5B64;&#x72EC;&#x306A;&#x5C0F;&#x5B66;&#x751F;&#x306E;&#x3072;&#x3068;&#x308A;&#x3054;&#x306F;&#x3093;" title="&#x5B64;&#x72EC;&#x306A;&#x5C0F;&#x5B66;&#x751F;&#x306E;&#x3072;&#x3068;&#x308A;&#x3054;&#x306F;&#x3093;"></p><p>ぼくがまだ6つか7つのころ、ひとりで夕ご飯を食べていた。母親はいない、父親は夜遅くでないと帰ってこない。妹はいたが、別居中の母親のもとで暮らしていた。 <br /> そんなわけで、陽が暮れかかる公園に、ぼくの名前を呼びに来る母親も兄弟もいない。友達がひとり、そしてまたひとり母親に連れられ家路についた後、ひとり残ったぼくは、呼ばれてもいないのに「はーい」と返事をしてから腰を上げてみせた。そして長い影を踏みながら家へと向かい、合い鍵を使ってお勝手口のドアを開ける。<br /> 入ってすぐに目にはいるのは、椅子の背にひっかかる母親が残していったエプロン。それを不器用にカラダに巻き付けてから食事の支度をするのがぼくの習慣だった。油を塗ったフライパンを熱してからタマゴを焼き、冷蔵庫から梅干しやハムを取り出して一つずつテーブルへと並べる。それらを、ジャーの中にある少し黄色くなったご飯といっしょに食べた。少しでも豪華にと、おかずはすべて別々の皿にのせた。梅干し一個も、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%AA%A4%AB%A4%AB">おかか</a>も、それぞれが皿に盛りつけてある。運がよければ父親がスーパーで買ってきた「コロッケ」や「鯖の缶詰」を冷蔵庫に見つけることがあった。それらもやはり一枚一枚皿にのせては、冷たいまま食べた。夕日に染まる家並みを窓の外に眺めながら、黙々とそれらを食べた。<br /> そんなとき、近所からカレーの匂いが漂ってくると、どうしようもなく切なくなった。ぼくの今のカレー好きは、このとき育まれたんじゃないかと、今にして思う。「カレーライス」は幸せな家族の象徴として、深く心に刻まれているのかもしれない。</p><p>食事が終わると、すぐに立ち上がってあわてて汚れた食器を洗う。エプロンをはずして椅子にかけると、居間へ歩いていってテレビをつけ、その前で横になる。チャンネル争いとは無縁だったが、見たい番組はそれほど多くはなかった。やがて眠くなると二階の自分の部屋に戻り、しいたままの布団に潜り込んで眠った。眠る前、少しだけ本を読んだかもしれない、あるいは読まなかったかもしれない。少なくとも「ダレか」が幼いぼくのために本を読んでくれたことは、記憶にない。たまに、居間の絨毯の上でそのまま眠りこけていることもあった。父親は夜遅く帰ってくると、ぐったり絨毯の上で眠るぼくを見つけ、「しょうがねえなあ」とぼくを両手で抱え、部屋の布団まで運んでいった。「狸寝入り」のぼくは、その瞬間がとてもスキでくくくっと笑いをこらえるのに大変だった。</p><p>ぼくが6歳の時、父親はまだ27歳だった。若くして、ローンを組んで持ち家を建てた。そこに親子4人が仲良く暮らせる城を築こうとしたのだろう。他のダレよりも早く、「一国一城の主」になりたかったのかもしれない。<br /> けれども家が建ち終わったとき、母親と妹はもうそこにはいなかった。そして、若い父親と小学生になったばかりの息子だけが6つの部屋を専有した。「仏像作って魂入れず」、そんな城の主(あるじ)は実は「孤独な小学生」だった。父親は朝早く出かけ夜遅くに帰ってきた、日曜ですら一日の半分は家にいなかったのだ。<br /> 毎朝、父親が始動する車のエンジン音、それがぼくの目覚まし時計だった。布団をはねのけるとぼくは玄関まで走っていき、ガレージを出ていく父親が運転する車に手を振った。<br /> <img src="http://www.nakagochi.com/hatena/car.jpg"><br /> 父親の整髪料の匂いがうすく残る洗面所、そこで水で顔を洗う。それから朝食を取るために台所へ、テーブルにはごくたまに父親の歯形の付いたトーストが残っていたりした。ぼくは自分のためのトーストを焼き、やかんでお湯を沸かし、「森永ココア」を溶かしてて飲んだ。牛乳で飲んだ方がおいしいことを、ぼくはこのときはまだ知らなかった。自分のトーストを食べてしまうついでに、父親の残した歯形トーストもかじってみた。こうして父親の足跡を踏み重ねるように、登校までの時間を過ごした。</p><p>風呂にも入らず毎日同じ服を着て登校してくるぼくを、まわりの生徒は「ただの貧乏な子供」というふうにみていたかもしれない。そんなぼくを担任の先生はとても心配してくれたようだ。この心優しい女先生は、他の生徒には内緒で替えの制服を自宅で洗い、校舎の裏でそっとぼくに手渡してくれたりもした。<br /> ある日、当時好意を寄せていた女の子に、「あなた、臭いわよ」って言われた。<br /> <img src="http://www.nakagochi.com/hatena/kusai.jpg"><br /> 小学生の分際でもそういうのはやはり傷つく。その時をきっかけに、ぼくは定期的に風呂にはいることを決心した。父親にねだって風呂の沸かし方を教えてもらい、苦労してそれを実行した。1970年代の日本はまだ、「瞬間湯沸かし器」など夢の夢だった。種火を起こしガスで引火させ、風呂桶にためた水を一定時間わかす。タイミングや水の量次第で、熱湯になったりほとんど水のままであったりした。<br /> ある日、「自分で風呂を沸かしている」ことを作文の時間に書いたところ、学校で大騒ぎになった。父親が呼び出され、「火事を起こしたらどうするんですか!」とたっぷり説教されたという。無理もない、町内の火事の原因のトップは「風呂炊き時の不注意」だった時代だ。<br /> 以来、ぼくは歩いて30分もかかる銭湯へと通うことになった。すると今度は湯冷めが原因でインフルエンザにかかったりした。「臭い」か「火事」か「インフルエンザ」だ。こんなふうに、入浴をめぐって孤軍奮闘する小学生に、世間の風は心地よくなかった。</p><br /> <p>そのころのぼくはかなり無口だったようだ。無理もない。学校であったことを話す相手もいなければ、テレビを見て一緒に笑う相手もいない。宿題をしなくても怒られはしなかったけど、不思議なことに宿題はきちんとやっていた。「生活ノート」にも日記を書いていた。<br /> 「すべてのコミュニケーションは、自分の頭だけで完結する」などと、小学校低学年の分際でそんなことを感じていたぼくは、相当<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%A4%A4%B1%B9%A5%A4%AB%A4%CA%A4%A4">いけ好かない</a>ガキだったと思う。「話さなくても生きていける」環境なのだから、わざわざ話す必要を感じなかったのだ。「いつもひとりでエライわねえ」などと、会う度にぼくに声をかける近所のおばさんや店員たちが、わずらわしくて仕方なかった。</p><br /> <p>ある日、学校から家に帰ってみると、玄関に紙袋がおいてあることがあった。袋の中身は、漫画や服、お菓子やおもちゃ・・・。さっそく父親が休みの日に袋の中身を見せると、「だまってもらっておきなさい」と顔も向けずにいわれた。<br /> それ以降も、「玄関の紙袋」は何度もあった。あとでぼくは、それは別居中の母親が誰かに使いをよこしておいていったのだと、知った。けれども、ちっともうれしくはなかった。ぼくは腹さえ立ってきた。母親はどうして、「漫画一冊」の代わりに、「シュークリーム一個」の代わりに、「怪獣の人形ひとつ」の代わりに、「手紙の一枚」、いや「書き殴りのひとつ」も一緒に袋に入れてくれなかったのか? 母親なんて必要ないと強がるぼくだったが、やはり気持ちのどこかで「母親の存在」を実感し、ぬくもりを確認しておきたかったのだろう。 <br /> たとえ授業参観日の教室の後ろから、ぼくだけを見ている人がいなくても。</p><br /> <p>そんなことから、いまでもひとりでごはんを食べていると、かつて母親のエプロンをカラダに巻いた小さな自分が、部屋の隅にぼうっと現れることがある。口を一文字に結び、汚れてぼさぼさの頭をゆっくり左右に振りながらごはんを食べている小さな男の子。そしてぼくに気づくと、箸を止め、じっとこちらをにらみ据えてくるのだ。</p><p>寂しさと憂いをたたえたその瞳に、ぼくは思わずぞおっとする。</p><br /> <br /> <p>だから、「ひとりごはん」は苦手なんです。</p> naokin_hk ひさしぶりだね hatenablog://entry/17680117127069849324 2005-09-15T00:00:00+09:00 2019-04-22T09:50:34+09:00 「イラッ写いませ!」2ヶ月ぶりの香港ですが、あいかわらず、暑いですね。 でも、なにこの青空!? いつもはガスがかかっているのに何という高い空・・ 暑いことは暑いけど、確実に秋の空になってるんですね。 てなわけで、「香港イラ写 ”番外編”」、いよいよ始まります。 といっても、さすがに原稿を書く時間がないので、最初の記事は以前カキダメしておいたヤツです。いわゆる「ブログのVTR」ってやつですね。 <p><img class="daily-photo-from-diary-import" src="https://cdn-ak.d.st-hatena.com/diary/naokin_hk/2005-09-15.jpg" alt="&#x5DE6;&#x304B;&#x3089;&#x3001;&#x30AB;&#x30E9;&#x30C0;&#x304F;&#x3093;&#x3001;&#x30B3;&#x30B3;&#x30ED;&#x304F;&#x3093;&#x3001;&#x304B;&#x3076;" title="&#x5DE6;&#x304B;&#x3089;&#x3001;&#x30AB;&#x30E9;&#x30C0;&#x304F;&#x3093;&#x3001;&#x30B3;&#x30B3;&#x30ED;&#x304F;&#x3093;&#x3001;&#x304B;&#x3076;"></p><p><strong>「イラッ写いませ!」</strong></p><p>2ヶ月ぶりの香港ですが、あいかわらず、暑いですね。<br /> でも、なにこの青空!? いつもはガスがかかっているのに何という高い空・・<br /> 暑いことは暑いけど、確実に秋の空になってるんですね。</p><br /> <p>てなわけで、「香港イラ写 ”番外編”」、いよいよ始まります。<br /> といっても、さすがに原稿を書く時間がないので、最初の記事は以前カキダメしておいたヤツです。いわゆる「ブログのVTR」ってやつですね。</p> naokin_hk さよなら、香港 hatenablog://entry/17680117127069849636 2005-07-15T00:00:00+09:00 2019-04-22T09:50:39+09:00 ちょっと疲れてて しょげてたぼくを ときには、 励ましてくれたり 叱ってくれたり 感動させてくれたり 失望させてくれたり 勇気をくれたり 笑わせてくれたりときには、 泣かせてくれたりたくさんの 元気をくれたり・・・ お世話になりました、香港 ありがとうこれから空港へ向かいます。 しばらくさようならだね、香港 また、あう日まで さようなら 香港のたくさんの顔、たくさんのひとたち、ありがとう さ よ う な ら この続きは、「東京イラスト写真日誌」でね。 <p><img class="daily-photo-from-diary-import" src="https://cdn-ak.d.st-hatena.com/diary/naokin_hk/2005-07-15.jpg" alt="&#x3055;&#x3088;&#x3046;&#x306A;&#x3089;&#x3001;&#x9999;&#x6E2F;" title="&#x3055;&#x3088;&#x3046;&#x306A;&#x3089;&#x3001;&#x9999;&#x6E2F;"></p><p>ちょっと疲れてて<br /> しょげてたぼくを</p><br /> <p>ときには、<br /> 励ましてくれたり<br /> 叱ってくれたり<br /> 感動させてくれたり<br /> 失望させてくれたり<br /> 勇気をくれたり<br /> 笑わせてくれたり</p><p>ときには、<br /> 泣かせてくれたり</p><p>たくさんの<br /> 元気をくれたり・・・</p><br /> <p>お世話になりました、香港<br /> ありがとう</p><p>これから空港へ向かいます。<br /> しばらくさようならだね、香港</p><br /> <p>また、あう日まで</p><br /> <p>さようなら</p><br /> <p>香港のたくさんの顔、</p><p>たくさんのひとたち、</p><p>ありがとう</p><br /> <p>さ よ う な ら</p><br /> <br /> <p>この続きは、「<a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_tokyo/">&#x6771;&#x4EAC;&#x30A4;&#x30E9;&#x30B9;&#x30C8;&#x5199;&#x771F;&#x65E5;&#x8A8C;</a>」でね。</p> naokin_hk 特別編集 「イラ写50選」 hatenablog://entry/17680117127069850000 2005-07-04T00:00:00+09:00 2019-04-22T09:50:42+09:00 こんにちは、なおきんです。ちょっとご無沙汰してますがお元気ですか? 「ずっとこのまま最終回ページがトップにあるのもちょっと・・・」と思い、ここに 「香港イラ写日誌 特別編」、『イラ写50選』と題して、イラ写の中でも特にヒット数の高かった記事に加え、なおきんの「オススメ記事を加えた記事を、カテゴリー事に分けてご紹介します。 自分の記事はあまり読み返すことのないぼくですが、それでもこれら「50記事」については、それでもたまに読み返すことがあります。 そのときつい、加筆・修正したい誘惑に駆られちゃいますが、「いただいたコメント」と矛盾してしまうとマズイので、そのままにしてあります。 バックナンバーを… <p><img class="daily-photo-from-diary-import" src="https://cdn-ak.d.st-hatena.com/diary/naokin_hk/2005-07-04.jpg" alt="&#x30A4;&#x30E9;&#x5199;&#x7279;&#x5225;&#x7DE8;&#x3000;&#x53B3;&#x9078;50&#x8A18;&#x4E8B;" title="&#x30A4;&#x30E9;&#x5199;&#x7279;&#x5225;&#x7DE8;&#x3000;&#x53B3;&#x9078;50&#x8A18;&#x4E8B;"></p><p>こんにちは、なおきんです。ちょっとご無沙汰してますがお元気ですか?<br /> 「ずっとこのまま最終回ページがトップにあるのもちょっと・・・」と思い、ここに 「香港イラ写日誌 特別編」、『イラ写50選』と題して、イラ写の中でも特にヒット数の高かった記事に加え、なおきんの「オススメ記事を加えた記事を、カテゴリー事に分けてご紹介します。 自分の記事はあまり読み返すことのないぼくですが、それでもこれら「50記事」については、それでもたまに読み返すことがあります。 そのときつい、加筆・修正したい誘惑に駆られちゃいますが、「いただいたコメント」と矛盾してしまうとマズイので、そのままにしてあります。 <br /> バックナンバーを参照する際に、「インデックス」としてご利用ください。</p> <blockquote> <p><strong>▼ 心が「元気がない」ときに</strong><br /> ダレだって落ち込みます。 ハッキリと理由あって落ち込むこともあれば、ただ漠然と落ち込むこともあるでしょう。 ぼくもけっこう「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C2%C7%A4%BF%A4%EC%BC%E5%A4%A4">打たれ弱い</a>」ところあって、へなへなと力が抜けるほど落ち込むこともあります。 それが「反省」であったり、「産みの苦しみ」的なものであれば、避けることもできないでしょうが、「一度」落ち込むと本来無関係であるはずの、他のことへと連鎖してしまうのがコワイところです。 行き着くところは 「自己否定」。 自暴自棄になる前に、ちょっとこれらの記事を一読されてはいかがでしょう? あなたがいまそこにいるのは、ちゃんと「意味がある」のですから。</p> <ul> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050423">&#x30D6;&#x30ED;&#x30B0;&#x306E;&#x304D;&#x3063;&#x304B;&#x3051;</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050514">&#x751F;&#x304D;&#x3066;&#x308B;&#x3053;&#x3068;&#x306E;&#x5947;&#x8DE1;</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050412">&#x4EBA;&#x3068;&#x3072;&#x3068;&#x306E;&#x9593;&#x306B;&#x306F;&#x93E1;</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050609">&#x55B6;&#x696D;&#x3063;&#x3066;&#x30FB;&#x30FB;&#x30FB;&#xFF01;&#xFF1F;</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050612">&#x81EA;&#x5DF1;&#x5B89;&#x5B9A;&#x3068;&#x81EA;&#x5206;&#x306E;&#x8996;&#x5EA7;</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050614">&#x6642;&#x9593;&#x3068;&#x5B58;&#x5728;&#x4FA1;&#x5024;</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050621">&#x30A4;&#x30E1;&#x30FC;&#x30B8;&#x529B;&#x306F;&#x3001;&#x30B3;&#x30DF;&#x30E5;&#x30CB;&#x30B1;&#x30FC;&#x30B7;&#x30E7;&#x30F3;&#x529B;</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050622">&#x6BD4;&#x3079;&#x308B;&#x3068;&#x4E0D;&#x5B89;&#x306B;&#xFF1F;</a></li> </ul> </blockquote> <blockquote> <p><strong>▼ カラダが「元気ないとき」に</strong><br /> 「いつまでも若く健康でありたい」 というのは、加齢と共にますます強まるのではないでしょうか? さらに、「体型や顔がたるんでいること」に気がついたりすると、「健康」であっても調子わるくなったり、とかしません? そんなときは、以下の記事を参考にしてみてはどうでしょう? 摂取する食べ物や飲み物、嗜好品以外に、現代病のほとんどは、「運動不足」と「酸素不足」に原因があるといわれています。 では、たった今からからさっそく・・・(笑) </p> <ul> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050411">&#x9854;&#x306E;&#x305F;&#x308B;&#x307F;&#x306B;&#x6CE8;&#x610F;&#x8B66;&#x5831;</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050413">&#x7537;&#x306E;&#x8996;&#x7DDA;&#x3092;&#x308F;&#x3057;&#x3065;&#x304B;&#x307F;</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050520">&#x3042;&#x306A;&#x305F;&#x306E;&#x4E0D;&#x8ABF;&#x306F;&#x51B7;&#x623F;&#x306E;&#x305B;&#x3044;&#xFF1F;</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050526">&#x9178;&#x7D20;&#x306F;&#x52B9;&#x304F;&#x306E;&#xFF1F;</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050608">&#x8CEA;&#x306E;&#x826F;&#x3044;&#x7761;&#x7720;&#x3092;&#x3068;&#x308D;&#x3046;</a></li> </ul> </blockquote> <blockquote> <p><strong>▼ ブログの可能性</strong><br /> 興味が湧くと、何でも「始めてみないと気が済まない」タチのぼくは、「ブログ」を無視し続けることは出来ませんでした。 そして「期間限定」でやってみたわけですが、これは想像以上に楽しかったです。 「つながる」ことで、「楽しいことが連鎖」していくさまをものすごく実感しました。 ブログがなければおそらく一生出会えなかったヒトタチも多かったと思います。 つくづく、「デジタル社会」は、「アナログ力」あっての社会だなあと思います。 ヒトとヒトとのコミュニケーションは、「アナログ力」です。 ブログを続けることで、「アナログ力」は飛躍的にパワーアップされるはずです。 </p> <ul> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050429">&#x9999;&#x6E2F;&#x5730;&#x5143;&#x9031;&#x520A;&#x8A8C;&#x306B;&#x8F09;&#x308B;</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050430">&#x30D6;&#x30ED;&#x30B0;&#x306E;&#x79D8;&#x3081;&#x308B;&#x8D77;&#x7206;&#x529B;</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050516">&#x8AB0;&#x3082;&#x5E30;&#x3089;&#x305A;6&#x6642;&#x9593; </a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050618">&#x6B69;&#x304D;&#x59CB;&#x3081;&#x305F;&#x8D64;&#x3093;&#x574A;</a></li> </ul> </blockquote> <blockquote> <p><strong>▼ いつだって「青春」</strong><br /> 今すごしている「一年」に比べ、10代〜20代前半の「一年」というのは、まるで「地球の公転速度がちがうんじゃないか?」って思うくらい、速度感がまったく別ものですね。 そういった速度感の違いは 「感性の沸点の違い」 だと、ぼくは思っています。 沸点の低かった若い頃(ああ、なんてオジサン的ないい方)を想い出して、少し無感動な今の自分を反省。 ここはひとつ、沸点を意識的に下げて、「一日一日をもっと大事に生きよう」と、思ったりします。</p> <ul> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050505">&#x30CF;&#x30A4;&#x30B9;&#x30AF;&#x30FC;&#x30EB;&#x30E9;&#x30E9;&#x30D0;&#x30A4;</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050509">&#x6B7B;&#x306C;&#x304B;&#x3068;&#x601D;&#x3063;&#x305F;&#x4E8B;&#x4EF6;</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050510">&#x30B5;&#x30F3;&#x30FB;&#x30EC;&#x30E2;&#x306B;&#x6563;&#x308B;</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050522">&#x56FD;&#x5883;&#x3092;&#x307E;&#x305F;&#x3050;&#x30A2;&#x30FC;&#x30C1;</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050517">&#x672C;&#x5F53;&#x306B;&#x3042;&#x3063;&#x305F;&#x4E0D;&#x601D;&#x8B70;&#x306A;&#x4F53;&#x9A13;</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050602">&#x30B9;&#x30AB;&#x30FC;&#x30C8;&#x3081;&#x304F;&#x308A;</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050603">&#x3042;&#x308B;&#x5929;&#x624D;&#x306E;&#x6B7B;</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050604">&#x7D42;&#x308F;&#x3089;&#x306A;&#x3044;&#x5504;&#x3092;&#x6B4C;&#x304A;&#x3046;&#x3001;&#x304F;&#x305D;&#x3063;&#x305F;&#x308C;&#x306E;&#x4E16;&#x754C;&#x306E;&#x305F;&#x3081;</a></li> </ul> </blockquote> <blockquote> <p><strong>▼ ふだんのなおきん</strong><br /> あなたがそうであるように、ぼくにも生活があります。 ただぼんやりと過ぎていきがちな生活、これにスポットをあてて観察する機会を与えてくれるのがブログのいいところですね。 「今日はどんな面白い一日かな?」と、まるで取材するかのように一日を送ることが出来たりします。 そんな普段着の自分を、他のブロガーさん達と見比べることでまた、親近感とか共有感とかがでてくるものです。</p> <ul> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050323">&#x30A2;&#x30EB;&#x30D7;&#x30B9;&#x306E;&#x5C11;&#x5973;&#x3068;&#x30E9;&#x30F3;&#x30C1;</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050401">&#x300C;&#x30A4;&#x30E9;&#x5199;&#x65E5;&#x8A8C;&#x300D;&#x7DE8;&#x96C6;&#x98A8;&#x666F;</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050405">&#x3086;&#x308B;&#x3044;&#x4EBA;&#x3005;</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050416">&#x3053;&#x3053;&#x306F;&#x3069;&#x3053;&#x306E;&#x56FD;&#xFF1F;</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050419">&#x632F;&#x308A;&#x5411;&#x304D;&#x7F8E;&#x4EBA;&#x78BA;&#x8A8D;</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050506">&#x306A;&#x304A;&#x304D;&#x3093;&#x3001;&#x300C;&#x7A7A;&#x6BCD;&#x3092;&#x898B;&#x5B66;&#x300D;</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050512">&#x30D6;&#x30ED;&#x30AC;&#x30FC;&#x306E;&#x4E00;&#x65E5;</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050601">&#x30B3;&#x30B3;&#x30ED;&#x304F;&#x3093;&#x3068;&#x30AB;&#x30E9;&#x30C0;&#x304F;&#x3093;&#x3001;&#x305D;&#x3057;&#x3066;&#x30FB;&#x30FB;?</a></li> </ul> </blockquote> <blockquote> <p><strong>▼ この人に会いたい</strong><br /> もともと「人間ウオッチング」好きなので、「この人は!」って思うといろいろと訊いてみたくなります。 でも他人が突然、「お話を聞かせてください」なんて迫っちゃうと、かなり引かれるでしょうね(笑) ウイッキーさんも苦労したと思います。 でもぼくは「ブロガーの立場」を利用して、こんなヒトタチにあって直接お話を伺うことが出来ました。 「ブロガーの職権乱用」なんてまわりからは責められそうですが・・・(笑) でもその結果、「イラ写最多閲覧回数」をマークした『なおきん、90歳に会う』をはじめとして、得難い記事が書けたと思います。 普通の人が普通に生きていることに感動できるのはまた、「自分も他人に感動させる人生」を送ることが出来るわけですね。 そう想うと、「今日をもっと大事に」って思えるから不思議です。</p> <ul> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050511">&#x306A;&#x304A;&#x304D;&#x3093;&#x3001;90&#x6B73;&#x306B;&#x4F1A;&#x3046;</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050525">90&#x6B73;&#x3001;&#x30D1;&#x30BD;&#x30B3;&#x30F3;&#x59CB;&#x3081;&#x308B;</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050519">&#x65E5;&#x672C;&#x4EBA;&#x306B;&#x306A;&#x308A;&#x305F;&#x3044;</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050627">&#x306A;&#x304A;&#x304D;&#x3093;&#x3001;&#x4FF3;&#x512A;&#x3068;&#x4F1A;&#x3046;</a></li> </ul> </blockquote> <blockquote> <p><strong>▼ なおきん的香港考察</strong><br /> はじめは「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%E1%B9%C1%BF%CD">香港人</a>ツッコミネタ」に終始しがちだった「イラ写」に一大転機がおこります。 それは「3月から4月にかけての<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C8%BF%C6%FC%C1%FB%C6%B0">反日騒動</a>」。 「あいつらがオレ達を嫌うから、オレ達もあいつらを嫌ってやれ」的な、「憎しみの連鎖」がネットにあふれかえりました。 近隣諸国のやっていることは確かに不徳であり、腹立たしくもあります。 けれども、それを真に受けて「目には目を」的に反応する「そのもの」に、ぼくは危機感を覚えました。 相手の言葉尻をもじって攻撃することは子供でも出来ます。 <br /> "知ること"は「相手への攻撃材料」を得るために行うのではなく、「事実を検証して理性的な判断」を得るためのはずです。 「そんな思いや願い」が、ぼくの香港考察の転機となって、「前半」と「後半」の<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B3%A5%F3%A5%C8%A5%E9">コントラ</a>ストにつながったと思います。</p> <ul> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050402">&#x6642;&#x523B;&#x8868;&#x306E;&#x306A;&#x3044;&#x9999;&#x6E2F;&#x306E;&#x5730;&#x4E0B;&#x9244;</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050403">&#x8868;&#x672D;&#x3068;&#x30A8;&#x30EC;&#x30D9;&#x30FC;&#x30BF;&#x30FC;&#x306E;&#x5B9A;&#x7406;</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050408">&#x300C;&#x618E;&#x3057;&#x307F;&#x306E;&#x9023;&#x9396;&#x300D;&#x3068;&#x300C;&#x8A87;&#x308A;&#x300D;</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050409">&#x6B74;&#x53F2;&#x535A;&#x7269;&#x9928;&#x306B;&#x884C;&#x304F;</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050417">&#x3082;&#x3063;&#x3053;&#x308A;&#x541B;&#x9054;&#x306E;&#x4E0D;&#x6E80;&#x7206;&#x767A;</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050420">&#x53CD;&#x65E5;&#x96C6;&#x4F1A;&#x30E1;&#x30FC;&#x30EB;</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050426">&#x6697;&#x96F2;&#x7ACB;&#x3061;&#x3053;&#x3081;&#x308B;&#x65E5;&#x4E2D;&#x95A2;&#x4FC2;</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050508">&#x300C;&#x53CD;&#x65E5;&#x9A12;&#x52D5;&#x300D;&#x306E;&#x8FF7;&#x8D70;</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050629">&#x9999;&#x6E2F;&#x306E;&#x304D;&#x3063;&#x304B;&#x3051;</a></li> </ul> </blockquote> <blockquote> <p><strong>▼ お腹が空いたら</strong><br /> 比較的、「食事ネタの少ない」イラ写でした。 ブログとしてはテーマにしやすいネタですし、他のブロガーさん達もすでにやっていることだからと、あえて避けてきたところもあります。 けれども、食べることはやっぱり楽しい。 「楽しいことは連鎖する」ならば、つい連鎖してしまえるような記事にしようと心に決めてました。 その後、「私も食べに行きました」、「ぼくも食べに行きました」と読者からの反応があったときは嬉しかったです。 「うれしたのしおいしい」です。</p> <ul> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050428">&#x30AB;&#x30EC;&#x30FC;&#x306E;&#x65C5;</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050507">&#x65EC;&#x3092;&#x3044;&#x305F;&#x3060;&#x304F;</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050515">&#x3046;&#x307E;&#x3044;&#x3068;&#x3053;&#x308D;&#x306B;&rdquo;&#x5E73;&#x548C;&rdquo;&#x3042;&#x308A;</a></li> </ul> </blockquote> <blockquote> <p><strong>▼ アニバーサリー</strong><br /> 「ブログを開設」するきっかけは些細なものでしたが、「続ける」ためには「目標」が必要でした。 「チョット自分には無理かな?」くらいの目標をたて、達成するためにあれこれ模索し実行するのは、けっこう楽しめるものです。 それと、「相手に感謝する」という行為は、これほどまで自分にパワーを与えてくれることを、あらためて知りました。 「自分だけのため」なら簡単に挫折することも、「感謝している相手のため」なら、がんばれちゃうものです。 読者のあなたにどれほどパワーをいただいたことか・・・。 「力」や「苦痛」でぼくを泣かすことは難しいですが、「感動」ならばポロポロいっちゃいます。 <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A4%A5%BD%A5%C3%A5%D7%C6%B8%CF%C3">イソップ童話</a>の「北風と太陽」が想い出されます。</p> <ul> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050528">&#x96E8;&#x306E;&#x65E5;&#x3082;&#x98A8;&#x90AA;&#x306E;&#x65E5;&#x3082;</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050606">&#x3068;&#x307E;&#x3089;&#x306A;&#x3044;&#x300C;&#x3042;&#x308A;&#x304C;&#x3068;&#x3046;&#x300D;</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050619">&#x3055;&#x3088;&#x306A;&#x3089;&#x3001;&#x300C;&#x30D6;&#x30ED;&#x30B0;&#x30E9;&#x30F3;&#x30AD;&#x30F3;&#x30B0;&#x300D;</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050630">&#x300C;&#x9999;&#x6E2F;&#x30A4;&#x30E9;&#x5199;&#x65E5;&#x8A8C;&#x300D;&#x3001;&#x6700;&#x7D42;&#x56DE;</a></li> </ul> </blockquote> <p>この続きは、「<a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_tokyo/">&#x6771;&#x4EAC;&#x30A4;&#x30E9;&#x30B9;&#x30C8;&#x5199;&#x771F;&#x65E5;&#x8A8C;</a>」で。<br /> 「開始時期はまだ未定ですが、東京へ引っ越して落ち着いたら再開したいと思います。 それまで、もう少しお待ちくださいね。 ・・・っていってるうちに忘れられちゃうんでしょ(笑) がーん・・・</p> naokin_hk 「香港イラ写日誌」、最終回 hatenablog://entry/17680117127069850650 2005-06-30T00:00:00+09:00 2019-04-22T09:50:47+09:00 「香港イラスト写真日誌」というブログを人知れず開設したとき、ぼくは 「小さな小さなお店」 を開店した気分だった。 小さなテーブルと丸椅子だけの急ごしらえのお店。 扱う商品も決まってなかったけど、「カンバン」をきちんと作り、チョット迷ったが「店主の顔写真」も隠さず掲げた。 見知らぬヒトに「何か新しいモノ」を伝えるとき、「イメージ」をボヤけさせてはいけない、と思う。 これはぼくのささやかなポリシーだ。 開店当時、数人がくれば満席だった「イラ写店」も、しだいに数十人、数百人と読者が増えていった。 「お店」はてんてこ舞いだったが、ぼくは楽しくて仕方なかった。 気持ちのいいヒトが次々にやってきては、「寄… <p><img class="daily-photo-from-diary-import" src="https://cdn-ak.d.st-hatena.com/diary/naokin_hk/2005-06-30.jpg" alt="&#x958B;&#x5E97;&#x6E96;&#x5099;&#x306E;&#x306A;&#x304A;&#x304D;&#x3093;" title="&#x958B;&#x5E97;&#x6E96;&#x5099;&#x306E;&#x306A;&#x304A;&#x304D;&#x3093;"></p><p>「香港イラスト写真日誌」というブログを人知れず開設したとき、ぼくは 「小さな小さなお店」 を開店した気分だった。 小さなテーブルと丸椅子だけの急ごしらえのお店。 扱う商品も決まってなかったけど、「カンバン」をきちんと作り、チョット迷ったが「店主の顔写真」も隠さず掲げた。 見知らぬヒトに「何か新しいモノ」を伝えるとき、「イメージ」をボヤけさせてはいけない、と思う。 これはぼくのささやかなポリシーだ。 </p><p>開店当時、数人がくれば満席だった「イラ写店」も、しだいに数十人、数百人と読者が増えていった。 「お店」はてんてこ舞いだったが、ぼくは楽しくて仕方なかった。 気持ちのいいヒトが次々にやってきては、「寄せ書き」のようにメッセージを残し、そこにぼくとの間で対話が生まれた。 コメントにはまた、 「お客さん同士の会話」 も広がり、「会話」も増えていった。</p><p>脈絡のない「記事」ではあったけど、ぼくはいつも「ダレか」を頭に浮かべ、その人に向かって書いていた。 その「ダレか」は、ここにコメントを残す「あなた」だったり、コメントは残さないけどちゃんとここへ来てくれている「あなた」だったりした。 古くからの友人の「あなた」であったり、さいきん気の置けない「あなた」。 <br /> こうして「みんな」や「全員に」ではなく、あくまでも「ダレか」に向かい、「そのひとの顔」を頭に浮かべながら、ぼくは夜を徹して記事を書き続けた。<br /> だって、この世に 「その他大勢」っていう人物は存在しないし、「顔のない」人間なんて存在しないから。</p><p>イラ写を開店してから133日間。 その間、ぼくは普段より少し「積極的」な生活をおくることができた。 それは、ブログを続けるために必要な「ネタ探し」という目標があったからなのかもしれない。 普段立ち寄らない店へ行き、会わなかったであろうヒトに会う。 普段思い出さなかった過去を振り返り、読まない類の本を読む。 <br /> ぼくは思うのだけど、 「達成したい目標」があれば、ヒトはいつもより「積極的」になれる。 元来人見知りで臆病なぼくが、いつもよりほんの少し積極的になれたのは、「ブログを毎日欠かさず続ける」という「目標」があったからでもある。<br /> 「書く」という行為を「アウトプット」と定義すれば、ブログは自分に「蓄積されているもの」を書き出す行為といえる。 「香港」について書こうと思えば、「香港の知識」が自分に蓄積されていないといけない。 そこで「香港」を知ろうと「本を読む」、「誰かに訊く」、「いろんな場所に行ってみる」、「いろんなモノを食べてみる」、その行為は「アウトプット」があって初めて達成される「インプット」といってしまおう。<br /> 「アウトプットの機会」あれば、「インプットの機会」も増える。 <br /> 「アウトプットの質」が上がれば、「インプットの質」も上がる。<br /> 「個人メディアとしてのブログ」があれば、ぼくたちはもっといろんなことを知ろうと思うし、いろんな場所に行こうと思うはずだ。 「誰かに旅の土産話」がしたくて旅に出かける動機があるように、ブログがあるから、出かける旅もあるかもしれない。 パソコンを始めようとマニュアルを読んでいるうちにイヤになったヒトも、ブログを始めようと、再びパソコンに火をともしたヒトもいるかも知れない。<br /> ブログを通じて「出会う機会」や「得る知恵」が増えるのは、その意味で当然の成り行きかも知れない。</p><br /> <p>一方、誰かが「したり顔」で語ったり書いていたりするように、世の中はぼくが普段感じている以上に 「くそったれ」 なのかもしれない。 彼(女)らがいうように、世の中には思わぬ「落とし穴」があちこちに掘られていて、実際そこに落ちたぼくを笑う人達もいるのかもしれない。 けれども、そんな人達よりも「そうじゃないダレか」のほうがはるかに多いことを、ぼくは「イラ写」を通じて学んだ。 「楽しいことは連鎖」することを、ぼくは来る日も来る日も実感することができた。 むしろ世の中は、「ダレかのために生きたい」と願い、「楽しいことをダレかと共有」したくて仕方のないヒトタチの方がはるかに多いんじゃないか? と思う。<br /> 「イラ写に登場したヒト」もそんなヒトタチのひとりひとりだったし、「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D6%A5%ED%A5%B0%A5%E9%A5%F3%A5%AD%A5%F3%A5%B0">ブログランキング</a>」で「ミ<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%AF">ラク</a>ル逆転一位」となったとき、それをまるで自分のことのように喜んでくれた読者のひとりひとりもそうだと思う。</p><br /> <p><img src="http://www.nakagochi.com/hatena/kaiso.gif"></p><br /> <p>あの時始めた 「小さなお店」 は、こうして育っていきました。<br /> 歩くことが楽しくて仕方のない「赤ん坊」のような「お店」でした。<br /> 「笑ったり」、「泣いたり」と、喜怒哀楽の激しい「お店」でした。<br /> ネットなのに、ちっとも「無味乾燥的」じゃ、ありませんでした。<br /> むしろ日常よりも、「人間くさいお店」でした。<br /> 「記事本文」よりも、「コメント」が長い「お店」でした。<br /> その意味で、「店主」よりも、「読者」が主役の「お店」でした。</p><br /> <br /> <br /> <p>いまアタマの中では「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B7%D6%A4%CE%B8%F7">蛍の光</a>」が流れています。</p><br /> <br /> <p>ご来店いただき、まことにありがとうございました。<br /> 開店以来、133日間休まず営業を続けて参りましたが、本日をもちまして、「イラ写香港店」は一切の営業を終了させていただきます。</p><p>ご来店いただき、まことにありがとう・・・<br /> さようなら</p><br /> <br /> <br /> <br /> <br /> <p><img src="http://www.nakagochi.com/hatena/sayonara.jpg"></p><br /> <br /> <p>またどこかで、「あなた」と会えることを、<br /> とてもとてもとてもとても<br /> 楽しみにしています。</p><br /> <br /> <br /> <p>もういちど</p><br /> <br /> <br /> <p><strong>こんなちっぽけな、「お店」 を最後の最後まで盛り立ててくれて、ほんとうに、ありがとうございました。</strong></p><br /> <br /> <br /> <br /> <br /> <p>涙、涙、涙 ・・・・</p><br /> <br /> <br /> <br /> <br /> <br /> <br /> <br /> <br /> <br /> <p>あれ・・・・</p><br /> <br /> <br /> <p>なんだこれ?<br /> <a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_tokyo/20050701/">&#x307D;&#x3061;&#x3063;&#x3068;</a><br /> すんのかな?</p> naokin_hk 香港のきっかけ hatenablog://entry/17680117127069851400 2005-06-29T00:00:00+09:00 2019-04-22T09:50:54+09:00 いまこうして窓からのぞむ香港島。 林立する高層ビルの夜景を眺めながら、ぼくはふと、定められた運命に従おうともあらがおうともせず、ただふらふらとさまよい「ここ」へたどり着いた、ある30後半の日本人男のことを想い出す。 ぼくのことだ。 2000年の春は本当にいろんなことがいっぺんにやってきて、ぼくの顔を左右にはたき、足を払い、尻もちをつく場所には穴まで掘ってあった。 ドイツから出張で香港へ来たのはそれが初めてだったが、「香港 - 台北 - 東京 - フランクフルト - デュッセルドルフ」、長く遠い出張が終わりやっと戻った自宅には、待っているはずの妻(ドイツ人)がいなかった。いや、妻は「そこ」にいた… <p><img class="daily-photo-from-diary-import" src="https://cdn-ak.d.st-hatena.com/diary/naokin_hk/2005-06-29.jpg" alt="&#x30B9;&#x30FC;&#x30C4;&#x30B1;&#x30FC;&#x30B9;&#x3068;&#x306A;&#x304A;&#x304D;&#x3093;" title="&#x30B9;&#x30FC;&#x30C4;&#x30B1;&#x30FC;&#x30B9;&#x3068;&#x306A;&#x304A;&#x304D;&#x3093;"></p><p>いまこうして窓からのぞむ<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%E1%B9%C1%C5%E7">香港島</a>。 林立する高層ビルの夜景を眺めながら、ぼくはふと、定められた運命に従おうともあらがおうともせず、ただふらふらとさまよい「ここ」へたどり着いた、ある30後半の日本人男のことを想い出す。<br /> ぼくのことだ。<br /> 2000年の春は本当にいろんなことがいっぺんにやってきて、ぼくの顔を左右にはたき、足を払い、尻もちをつく場所には穴まで掘ってあった。 <br /> ドイツから出張で香港へ来たのはそれが初めてだったが、「香港 - <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C2%E6%CB%CC">台北</a> - 東京 - フランクフルト - <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%C7%A5%E5%A5%C3%A5%BB%A5%EB%A5%C9%A5%EB%A5%D5">デュッセルドルフ</a>」、長く遠い出張が終わりやっと戻った自宅には、待っているはずの妻(ドイツ人)がいなかった。いや、妻は「そこ」にいた。 7時間の時差を越え、シャワーを浴びる気力もないまま倒れ込むベッド。 その縁に座り、彼女はぼくを待っていた。 しかし「おかえり」の代わりに、彼女が用意していたのは「涙」だった。<br /> 彼女は泣いていた・・・<br /> しずかに押し殺していた嗚咽は、やがて大きくうねり、ぼくの眠気を吹き飛ばした。 ぼくは押し黙ったまま、彼女が泣きやむのを待つしかなかった。<br /> 「ごめん、やっぱり、こんど、話すわね・・・」<br /> 結局彼女はそういうだけで、立ち上がるとフロアスタンドの明かりを消し、静かに寝室を出て行った。 ドアの閉まる音。 少し経ってから、遠くガレージから車が出るエンジン音が耳に届き、やがて消えた。</p><p>それから3日間、妻は家には戻らなかった。<br /> 3日後、見たことの無い服を着て彼女は再び現れた。 そして泣きながらぼくに「別れ」告げた。 結婚してから14年、知り合ってから16年の月日が流れていたが、「別れ」はそんなふうにいとも簡単にやってきた。 取り残されたぼくだったが、結局、妻からの「別れ」を受け入れることにした。 2週間後のはずだったトルコ旅行は、電話でキャンセルをいれた。</p><p>十数年ぶりの「ひとり暮らし」がこうして始まった。 <br /> 当時務めていた会社、そこの社長はぼくが尊敬してやまない人だったが、ぼくがアジア出張に出かけている間、新たに東京から派遣されてきた男とそのポジションを交代し、日本へと帰任していった。 新社長は、これまでぼくが作ってきたスキームを、ことごとく壊していった。 発芽中のビジネスをつみ取り、ぼくが大事に育てていた業者とのパートナーシップを反故にしていった。 彼は彼のやり方があったのだろうけど、<FONT color=#000000>それはあまりに</FONT>近視眼的すぎた。 そして悪い意味で「東京すぎた」。 立場を失ったぼくは、「ここから」も去ることにした。 (結局この社長はわずか数ヶ月で親会社から解任されたが、時すでに遅く、ぼくが辞表を叩きつけた数週間あとのことだった。)</p><p>ぼくの住んでいた<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%C7%A5%E5%A5%C3%A5%BB%A5%EB%A5%C9%A5%EB%A5%D5">デュッセルドルフ</a>の街は、景色こそ変わらなかったけれど、確実に以前のそれではなかった。 延べ12年も住み続けた街にはちがいない、しかしどこかその風景は急によそよそしく感じられ、ぼくを拒んでいるようにも思えた。 そう、気がつけばぼくは「招かざる客」となってしまっていた。</p><p>そんな折り、ぼくは4月の香港出張中に知り合った「相棒」の言葉を想い出していた。 「相棒」は香港9年目の駐在員だったが、ちょうど独立を決意し、「ある香港グループ企業の役員」として迎えられたばかりだった。 そんな彼は、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%E1%B9%C1%C5%E7">香港島</a>を東に走る車の中で、<br /> 「"ここ(香港)"で、一緒に暴れてみませんか?」<br /> と、ぼくに声をかけてくれていた。 初めて会って、わずか24時間後のことだ。 いっぽう「時」同じくして、地球の裏側のドイツの自宅では、奇しくも妻が 「ぼくとの別れ」について、ひとり思い悩んでいたにちがいなかった。</p><p><STRONG>「運命の扉」とは、そんなふうに「ひらいたり」、「とじたり」する</STRONG>。</p><p>ぼくはドイツを出ることを決心し、「相棒」にメールを出した。<br /> そのことが、定められた運命に「従ったもの」なのか、「あらがったもの」なのか、そのときのぼくには 考える「余裕」も「選択」もなかった。 </p><p>こうしてぼくは、「メールひとつ」で初めて香港に出張し、「メールひとつ」でドイツを去ることになった。</p><p>そしてあれから4年半経ったいま、</p><br /> <p>今度は、香港を出ていこうとしている。</p><br /> <br /> <p>着たときとは違う 「スーツケース」 をもって<br /> 「入り口」とは違う、「出口」へと向かう・・・</p><br /> <br /> <br /> <p><FONT color=#dd062c>次回は、「香港イラスト写真日誌」の、「最終回」です。</FONT></p> naokin_hk 日本の男が元気ない hatenablog://entry/17680117127069851899 2005-06-28T00:00:00+09:00 2019-04-22T09:50:58+09:00 日本の男が元気ない・・・。 日本へ電話すると、ことごとく相手が元気がない。 なんか後ろ向きな話ばかりで、こちらの生気が吸い取られる思い。 また、香港へ出張に来ている日本人も一様に元気がない。 香港の湿気と冷房に文句ばかり言っている。 肝心の商談については、責任のない発言ばかりでうんざり。「時間がなくてねえ」 (じゃ、作れよ) 「私の一存では決められないので・・」 (なら、担当おりろ) 「うちはまだまだ不景気でして・・」 (毎年言ってるじゃないか) 「持病の通風が悪化してねえ」 (治せよ) 「ズボンのベルト、あな三つ分太りました」 (運動しろよ)そんなのばっかりだ。 ヤメテくれーって思う。 東京… <p>日本の男が元気ない・・・。<br /> 日本へ電話すると、ことごとく相手が元気がない。 なんか後ろ向きな話ばかりで、こちらの生気が吸い取られる思い。 また、香港へ出張に来ている日本人も一様に元気がない。 香港の湿気と冷房に文句ばかり言っている。 肝心の商談については、責任のない発言ばかりでうんざり。</p><p>「時間がなくてねえ」 (じゃ、作れよ)<br /> 「私の一存では決められないので・・」 (なら、担当おりろ)<br /> 「うちはまだまだ不景気でして・・」 (毎年言ってるじゃないか)<br /> 「持病の通風が悪化してねえ」 (治せよ)<br /> 「ズボンのベルト、あな三つ分太りました」 (運動しろよ)</p><p>そんなのばっかりだ。<br /> ヤメテくれーって思う。 東京行ったら「ぼくもこうなっちゃう」のかな?と恐くなる。 こうして、「うまくいかなかった」時のために、言い訳考えながら満員電車に揺られて出勤し、「やりたいこと後回しにしたまま」 終電でぐったりしたままネクタイをヨダレで汚すのかな?</p><p>そのくせしっかり、「したり顔」。 <br /> 「あなたは海外が長いから、現実が見えてないんです」<br /> 「あなたは常識をお忘れのようですが・・・」</p><br /> <br /> <p>ほっとけ!と思う。</p><br /> <br /> <p>つーか、「元気がない」のは、何を隠そうぼくでした・・・。</p><p><img src="http://www.nakagochi.com/hatena/donyori.jpg"></p><br /> <br /> <p>「みなさん励ましのぽち」を・・・<br /> ってもう参加してなかったんだっけ?<br />  </p> naokin_hk なおきん、俳優と会う hatenablog://entry/17680117127069852377 2005-06-27T00:00:00+09:00 2019-04-22T09:51:03+09:00 前回、「日本人になりたい」でインタビューをさせてもらったコニーさんの紹介で、香港の男優さんとインタビューさせてもらうこととなった。 とはいえぼくは、大の「芸能界オンチ」。 日本の俳優やハリウッドスターですらろくに知らないぼくにとって、「香港明星」とのインタビューは、身の程知らずにもほどがある。けれども、「だからこそ」 明星ファンの方達とは違った接し方も出来るのではないかと思ってみる。 初めて人と会うとき、むしろ余計な先入観はじゃまにしかならない。 ましてや相手は香港アイドルのひとり。まぶしすぎては、相手をろくに観察できないだろうから。ナッツフォードテラスの一角にある新装オープンされたカフェバー… <p><img class="daily-photo-from-diary-import" src="https://cdn-ak.d.st-hatena.com/diary/naokin_hk/2005-06-27.jpg" alt="&#x9999;&#x6E2F;&#x660E;&#x661F;&#x3068;&#x4F1A;&#x3046;" title="&#x9999;&#x6E2F;&#x660E;&#x661F;&#x3068;&#x4F1A;&#x3046;"></p><p>前回、「<a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050519">&#x65E5;&#x672C;&#x4EBA;&#x306B;&#x306A;&#x308A;&#x305F;&#x3044;</a>」でインタビューをさせてもらったコニーさんの紹介で、香港の男優さんとインタビューさせてもらうこととなった。 とはいえぼくは、大の「芸能界オンチ」。 日本の俳優やハリウッドスターですらろくに知らないぼくにとって、「香港明星」とのインタビューは、身の程知らずにもほどがある。</p><p>けれども、「だからこそ」 明星ファンの方達とは違った接し方も出来るのではないかと思ってみる。 初めて人と会うとき、むしろ余計な先入観はじゃまにしかならない。 ましてや相手は香港アイドルのひとり。まぶしすぎては、相手をろくに観察できないだろうから。</p><p>ナッツフォードテラスの一角にある新装オープンされたカフェバー。 通訳役をかってでてくれたコニーさんと共にぼくは静かに彼の登場を待っていた。 突然降り出した雨に濡れた衣服が、効き過ぎた冷房の風に冷たく乾いていく。<br /> やがて「彼」がまわりの視線を浴びながらやってきた。 グッチだか<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%EC%A5%A4%A5%D0%A5%F3">レイバン</a>だかの大きなサングラスにオリーブ色のタンクトップ。 長身で筋肉質の身体、注目するなという方が無理だろう。 「彼」が目の前の席に着く。少しコロンが香った。<br /> <img src="http://www.nakagochi.com/hatena/joel02.jpg"><br /> 彼の名前は、陳山聰(JOEL CHAN)28歳。 予想以上にハンサムだ。 日本で実際、若い俳優さんに会っても、「そのへんの兄ちゃんと変わらない」、といった印象があったりするが、彼の場合はあたりの<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%E1%B9%C1%BF%CD">香港人</a>に比べ、「圧倒的」にハンサムだ。 <br /> ぼくは簡単に自己紹介を済ませ、今回の目的について話す。 ドラマ撮影中で超過密スケジュールにもかかわらず、たかが「個人ブログ」の記事に快く引き受けてくれたことにお礼をいう。<br /> JOEL: 日本人にインタビューを受けるのは今日が初めてです。 前から楽しみにしていました。<br /> 「ギャラなし」なのに、申し訳ないなあ、と思う。</p> <dl> <dd>::: カッコイイですね</dd> </dl><p>JOEL: <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%E1%B9%C1%BF%CD">香港人</a>のファッションセンスは、まだまだ日本人に追いついていません。 ぼくは日<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CB%DC%A4%CE%BB%A8%BB%EF">本の雑誌</a>を参考にしたり、実際日本に行ったりしながら勉強しています<br /> ぼくはつい、自分の着ている服に視線を落とし、赤面する。 まずは、現在出演しているドラマと、撮影中のドラマについて教えてもらった。</p> <blockquote> <ul> <li>現在出演中のTVドラマ <ul> <li>『奪命真夫』毎夜9:00よりチャンネル <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/TVB">TVB</a>にて</li> <li>JOELさんは「弁護士役」として出演中</li> <li><a href="http://tvcity.tvb.com/drama/misleading_track/story/index.html">&#x756A;&#x7D44;&#x60C5;&#x5831;&#x306F;&#x3053;&#x3061;&#x3089;</a></li> </ul></li> </ul> <ul> <li>現在撮影中のTVドラマ <ul> <li>『布衣神相』(時代劇) 放送開始未定</li> <li>JOELさんは、「主役」で出演とのこと</li> </ul></li> </ul> </blockquote> <dl> <dd>::: デビューはいつでしたか?</dd> </dl><p>JOEL: 1996年、17の時歌手としてデビューしました</p> <dl> <dd>::: フルタイムの俳優としては、いつ頃から?</dd> </dl><p>JOEL: 2000年頃だったと思います</p> <dl> <dd>::: 誰か目標としているスターはいますか?</dd> </dl><p>JOEL: <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%C8%A5%CB%A1%BC%A1%A6%A5%EC%A5%AA%A5%F3">トニー・レオン</a>です</p> <dl> <dd>::: これまで、印象深かった役柄は?</dd> </dl><p>JOEL: ヘリコプターのレスキュー隊員です。 シナリオをもらい撮影に入る前の2週間、自分なりにみっちり勉強してから役に挑みました<br /> これまでいろんなインタビューを受けて慣れているのか、彼の回答は手際よく早い。 コトバがつまずかずに出てくる。 あるいは、ぼくの質問が「普通」すぎるのかもしれない。<br /> <img src="http://www.nakagochi.com/hatena/joel01.jpg"></p> <dl> <dd>::: 香港のドラマは、日本のドラマを参考にしたりするんですか?</dd> </dl><p>JOEL: はい。 日本の撮<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B1%C6%B5%BB">影技</a>術や演出方法はスバらしいです</p> <dl> <dd>::: 香港の撮影は「早い」と聞きますが、一日何シーンくらい撮るんですか?</dd> </dl><p>JOEL: 20シーンくらい撮ります。 午前中は屋外で、午後は室内というふうに。 さらに、ロケーションなどの効率性から、一日3種類のドラマ撮影をすることもあります</p> <dl> <dd>::: 一つのドラマを制作するのにどのくらいかかるんですか?</dd> </dl><p>JOEL: 早くて1ヶ月、長くても2ヶ月です (1時間ドラマで20話)</p> <dl> <dd>::: 意外に短いんですね。 </dd> </dl><p>JOEL: 撮影は、朝の6時から翌朝の4時までかかることもあります</p> <dl> <dd>::: ひゃあ、そりゃまたハードですね</dd> </dl><p>JOEL: 撮影時間が長い方がありがたいんです</p> <dl> <dd>::: そりゃまたどうしてですか?</dd> </dl><p>JOEL: 「主役クラス」はどうしても長くなりますから</p> <dl> <dd>::: なるほど・・・、じゃ主役のドラマもあるんですね?</dd> </dl><p>JOEL: はい。 いま撮影中のドラマもそうです</p> <dl> <dd>::: 素晴らしい、影響を受けた男優とかはいるんですか?</dd> </dl><p>JOEL: はい、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CC%DA%C2%BC%C2%F3%BA%C8">木村拓哉</a>です。 彼は本当にスゴイ。 どの役もぜんぶ演技こなしている。 役になりきっていると思います。 香港では、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CC%DA%C2%BC%C2%F3%BA%C8">木村拓哉</a>はとても人気があります。<br /> たしかに、「キムタク」の人気は香港でもスゴイらしい。 女性に限らずこうして男性、いや現役の男優ですら彼に憧れ、崇拝している。<br /> <img src="http://www.nakagochi.com/hatena/joel04.jpg"><br /> JOEL: 彼は「男優」や「歌手」だけでなく、「ファッションリーダー」としても、香港で人気があります。 ぼくも彼のスタイルをとても参考にしています。 やはり「日本文化」は香港のそれに比べ、とても優れていると思います。 もう、ぜんぜん違う!<br /> 「彼」はインタビューを通して、そう「キムタク」を称賛し、ひいては「日本文化」についても繰り返し繰り返し、褒めたたえる。 ぼくが「日本人」だからか? あるいはそうかもしれない。 しかし彼は2001年、初めて日本に行った時のことを、興奮しながら話し始めるのだ。<br /> JOEL: 日本には10年前から、ずっと行きたいと思っていました。 街はキレイで清潔。 人々もとても親切だし、やさしい。 以来何度か行っていますが、これからも毎年1回は必ず日本に行きたい。<br /> 「そうそう、日本は最高よねー」と、ぼくの横でコニーさんも一緒になって日本賛美談に加わってくる。 ぼくはなんだか照れくさい。 しかし、他国のヒトタチが日本を手放しで称賛する気持ちに、なぜかぼくは懐疑的になってしまう・・・。<br /> JOEL: <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CC%DA%C2%BC%C2%F3%BA%C8">木村拓哉</a>のスタイリスト、「野口強」も香港では人気がありますよ。<br /> 残念ながらぼくは、スタイリストの名前までは知らない。 「彼」もコニーさんも、ずいぶんと「ぼくの知らない日本」を知っている様子だ。「野口強・・・!?」</p><p>1時間のインタビュー予定だけど、すでに1時間を超えてしまっていた。 ぼくは気になってそのことを伝えると、「彼」は、「だいじょうぶ、もっと日本人と話していたい」という。 <br /> JOEL: ぼく、日本人の友達が欲しいんです</p> <dl> <dd>::: じゃ、ぼくと友達になりましょう(笑) </dd> </dl><p>JOEL: うれしいな、やっと「日本人の友達」ができた(笑) <br /> こうして、ぼくたちは友達となった。 東京でも一緒に遊ぼうということになった。 90歳のおじいさんだって、ぼくの大事な友達だ。 友達なんて「理屈」じゃない。 「そう思えばいい」だけだ。</p> <dl> <dd>::: ところでこれからやってみたい「役」とかありますか?</dd> </dl><p>JOEL: 「精神病患者」の役をやってみたいです</p> <dl> <dd>::: (驚) そりゃまたどうして!?</dd> </dl><p>JOEL: 誰もやりたがらないし、そんなシナリオも少ない。 性格が偏狭で、狂気のある男の役、それをやってみたい<br /> 眼光鋭く「彼」はそういう。 チャレンジ精神が旺盛なのだ。</p> <dl> <dd>::: 香港では「ドラマ俳優」から「映画俳優」になるのは大変だと聞きます。 JOELさんはこれまで「映画俳優」をしたことは?</dd> </dl><p>JOEL: ないです。 チャンスがあればやってみたいです</p> <dl> <dd>::: 日本から「出演依頼」とかないですか?</dd> </dl><p>JOEL: ありましたけど、断りました</p> <dl> <dd>::: どうしてですか?</dd> </dl><p>JOEL: AV映画だったからです(笑) </p> <dl> <dd>::: あーなるほど(笑) </dd> </dl><p>JOEL: そういえば、日本の映画に出演したことがあります</p> <dl> <dd>::: (あるじゃないか) 何の映画ですか?</dd> </dl><p>JOEL: 「雙子」という恐怖映画だったかと・・・、 知ってますか?</p> <dl> <dd>::: 知りません (誰か知ってたら教えてください)</dd> <dd>::: 香港の芸能界について、「メリット」と「デメリット」を教えてください</dd> </dl><p>JOEL: (少し考えて) 香港芸能のメリットは、市場が小さいところです<br /> これこそが、ぼくが知りたいことだった。 日本に比べ香港の人口は20分の一。 そんな分母に対し、「TV局」や「芸能プロダクション」は、果たして採算が合うのか? 香港の芸能人は日本よりは絶対数は少ないと思うが、20分の一ではないだろう。 制作費を削るにしても限度もある、俳優さんの質を保っていくためにはやはり、「資金」が必要なはずだ。 「彼」はしかし、その市場の狭さをむしろメリットとして捉えている。 なぜか?<br /> <img src="http://www.nakagochi.com/hatena/joel03.jpg"><br /> JOEL: 浸透しやすいから、はやく有名になれます。 ぼくの所属する<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/TVB">TVB</a>のドラマで、トニーやアンディも育っていきました<br /> つまり、スターへとのぼる「階段が短い」ということか? 「チャンスの間口が広い」というのは、しかし競争もそれなりに熾烈なのではないか? 「彼」ほどのハンサム男は、それほどいないとはいえ・・・。</p> <dl> <dd>::: デメリットは?</dd> </dl><p>JOEL: 新人タレントが現れやすいので、古い俳優がどんどん投打されます。 出演のチャンスがどんどん減っていきます<br /> もちろん、香港に限らずどこの国の芸能界もそのリスクはある。 けれども香港社会はいい意味でも悪い意味でも、「移り変わりが早い」ように思う。 やはり人口という分母が少ないため、「じっくり才能が開花するのを待つ」ファンもまた少ないのだろう。 善し悪しかかわらず、やはり香港は「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D9%A5%F3%A5%C1%A5%E3%A1%BC">ベンチャー</a>気質」なのだ。 芸能界も例外ですまされない。 かつ、日本に比べ圧倒的に視聴者が少ない香港、スポンサーから集められる金額も知れている。 果たしてどうやって採算を合わせていくのか?<br /> JOEL: ドラマが放映されるのは「香港」だけではないんです<br /> 香港ドラマは、こうして制作されたドラマ放映権を、まずカナダに、そして、マレーシア、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B7%A5%F3%A5%AC%A5%DD%A1%BC%A5%EB">シンガポール</a>、台湾へと売り、最後に香港で放映するのだという。 いずれも華僑や海外長期滞在者の多い地域だ。 なるほど、それだけの市場を鑑みれば制作費もペイすることがうかがえる。</p><p>「彼」の目は誰かに似てると思った。 あの、「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%B9%A5%C8%A5%B5%A5%E0%A5%E9%A5%A4">ラストサムライ</a>」でハリウッドでも認められた 「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C5%CF%CA%D5%B8%AC">渡辺謙</a>」だ。 <br /> <img src="http://www.nakagochi.com/hatena/kenwatanabe.jpg"><br /> ▲ <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C5%CF%CA%D5%B8%AC">渡辺謙</a><br /> 「彼」はひょっとしたら「名悪役」、「好敵手」のような役で、大当たりするんじゃないか? とそのとき直感した。 おそらく30代後半か40代前半。 若いハンサム男優特有の軽さがしっとりと落ち着き、男の芳香がわざとらしくなく漂い始めるころだ。 それまでに何年も待たなければならないが、「うつろいやすい香港の視聴者」がそれまで待ってくれるだろうか? いや、待っていて欲しいと切に思った。 </p><p>「いつか東京の映画館で、JOELさんを鑑賞したいなあ」<br /> ぼくがそういうと、「彼」はこくりとうなずき、照れくさそうな笑みがこぼれた。 </p> <blockquote> <p>▼ インタビューを終えて<br /> <img src="http://www.nakagochi.com/hatena/naokinjoel.jpg"><br /> ハンサム男優がとなりだと、つい気張ってしまう「なおきん」。 ばかだよねー。JOELさんは、とてもさわやかな香港青年。日本の<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B5%A5%D6%A5%AB%A5%EB%A5%C1%A5%E3%A1%BC">サブカルチャー</a>を愛し、日本人のやさしさを称賛してやみません。 「でも、日本人男性はスケベですね」 ておい、なんでわかっちゃうんだよ!?(笑) </p> </blockquote> naokin_hk 植民地にみる親日度 hatenablog://entry/17680117127069852676 2005-06-26T00:00:00+09:00 2019-04-22T09:51:06+09:00 ぼくがずっと気になっていることの一つに、第二次大戦前から日本が植民地としていた国々や地域 (台湾、韓国、満州、ミクロネシア、サハリン等) の「親日度」ってのがある。 「植民地政策はよくなかった」とか、「迷惑をかけた」などと、「謝罪しておしまい」ってな風潮に、「ちょっとまったぁ!」と挙手したくてしかたがない。 「日本は悪いことばかりしてました。 当時の"悪い日本人"に代わり、"いまの日本人はいい人"だから反省して謝ります」ってのは、要するに「あと出しジャンケン」じゃないか。 つまり戦後民主主義主観の「日教組教育」なり、「GHQ洗脳」なり、「当事国の政策」による「あと知恵」で、「あのときの日本や日… <p><img class="daily-photo-from-diary-import" src="https://cdn-ak.d.st-hatena.com/diary/naokin_hk/2005-06-26.gif" alt="&#x3053;&#x3093;&#x306A;&#x3068;&#x3053;&#x308A;&#x306B;&#x3082;&#x3001;&#x65E5;&#x672C;&#x306E;&#x690D;&#x6C11;&#x5730;&#x3060;&#x3063;&#x305F;" title="&#x3053;&#x3093;&#x306A;&#x3068;&#x3053;&#x308A;&#x306B;&#x3082;&#x3001;&#x65E5;&#x672C;&#x306E;&#x690D;&#x6C11;&#x5730;&#x3060;&#x3063;&#x305F;"></p><p>ぼくがずっと気になっていることの一つに、第二次大戦前から日本が植民地としていた国々や地域 (台湾、韓国、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CB%FE%BD%A3">満州</a>、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%DF%A5%AF%A5%ED%A5%CD%A5%B7%A5%A2">ミクロネシア</a>、サハリン等) の「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BF%C6%C6%FC">親日</a>度」ってのがある。 <br /> 「植民地政策はよくなかった」とか、「迷惑をかけた」などと、「謝罪しておしまい」ってな風潮に、「ちょっとまったぁ!」と挙手したくてしかたがない。 「日本は悪いことばかりしてました。 当時の"悪い日本人"に代わり、"いまの日本人はいい人"だから反省して謝ります」ってのは、要するに「あと出しジャンケン」じゃないか。 つまり<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C0%EF%B8%E5%CC%B1%BC%E7%BC%E7%B5%C1">戦後民主主義</a>主観の「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C6%FC%B6%B5%C1%C8">日教組</a>教育」なり、「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/GHQ">GHQ</a>洗脳」なり、「当事国の政策」による「あと知恵」で、「あのときの日本や日本人」を某国と一緒になって責め続けていていいのか。 「いい人」には誰もがなりたいかもしれないけど、なにも先祖を踏み台にしてまで「いい人」には、ぼくはなりたくない。</p><p>香港や<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B7%A5%F3%A5%AC%A5%DD%A1%BC%A5%EB">シンガポール</a>といった「戦中(1941-1945)に軍事統治地域(つまり軍政された地域)」ではなく、それまでの「日本の戦勝」によって、清やロシア、ドイツといった国から割譲された前述の地域は、それなりに長い年月(15〜50年程度)、日本の統治を受けたり、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BF%C6%C6%FC">親日</a>政権を立てたり、あるいは日本そのものだったりした。 そんな地域のヒトタチは、そんな(戦後ではなく)当時の<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BD%A1%BC%E7%B9%F1">宗主国</a>日本に対し、「いったいどんな思いだったのだろう?」とつい気になってしまう。 </p><p><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%DF%A5%AF%A5%ED%A5%CD%A5%B7%A5%A2">ミクロネシア</a>の<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%AB%A5%ED%A5%EA%A5%F3%BD%F4%C5%E7">カロリン諸島</a>に「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D1%A5%E9%A5%AA%B6%A6%CF%C2%B9%F1">パラオ共和国</a>」というのがある。 ダイビングのメッカとして、日本からも多くの観光客が訪れているという。 ぼくはまだそこへ行ったことがないが、ものすごく興味がある。 「かつて日本が<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B0%D1%C7%A4%C5%FD%BC%A3">委任統治</a>していた地域のひとつ」として。<br /> 「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D1%A5%E9%A5%AA%B6%A6%CF%C2%B9%F1">パラオ共和国</a>」の独立は意外と遅く1994年10月、同年12月には国連にも加盟している。 それまでは国連の太平洋<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BF%AE%C2%F7%C5%FD%BC%A3">信託統治</a>領として米国に統治されていた。 総人口2万人足らずのミニ国家だ。 香港に住む日本人より少ない。<br /> <img src="http://www.nakagochi.com/hatena/palaumap01.gif"><br /> ▲ <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D1%A5%E9%A5%AA%B6%A6%CF%C2%B9%F1">パラオ共和国</a>の位置</p><p>しかし1943年当時、ここの人口は3万人以上もいたそうだ。 しかも、そのうち「2万5千人は日本人だった」というからびっくり! それまでスペイン人やドイツ人に植民統括されていたこの島は、ろくな文化やインフラがなかったが、日本が他の植民地にしたように、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/1920%C7%AF">1920年</a>以降は日本人による「都市建設」が施された。 電気を通し、道路を整備し、島々の間には橋が架けられた。 数々の研究所が建てられ燐鉱石の採掘所、公学校や病院が次々に建てられ、野球場まで作られた。 <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BB%D4%BE%EC%B7%D0%BA%D1">市場経済</a>を導入し、漁業、農業が定着させた。 マグロや鰹の加工生産という<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C3%CF%BE%EC%BB%BA%B6%C8">地場産業</a>もこうして育っていった。 現地の人々に日本語や算数、公<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BD%B0%C6%BB">衆道</a>徳が教え伝えられた。 通常欧米諸国がこうした植民地でやっていたのは、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C3%CF%BE%EC%BB%BA%B6%C8">地場産業</a>の搾取と、住民の奴隷化であったが、どうも日本人はそうすることになじまなく、本国からヒト・モノ・カネを惜しみなく投入し、まずは現地での自給自足を促し、それから日本に必要な産物を「貿易によって」本国へ供給していたようだ。 そのシステムは、日本の大手商社がいまでもやっていることに、どこか近いモノがある。いまよりもずっと貿易が不自由で、いまよりもずっと人種差別が横行していた国際情勢の中で、それは北は<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CB%FE%BD%A3">満州</a>、サハリンから南はトラック諸島までを含む、当時の日本の経済・軍事ブロックの確立、つまり<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%A4%A5%D5%A5%E9%A5%A4%A5%F3">ライフライン</a>の維持政策でもあったのだろう。</p><p><img src="http://www.nakagochi.com/hatena/tankpalau.jpg"><br /> ▲ 米水陸両用戦車の残骸 (日・米戦闘の激戦の名残でもある)</p><p>結果、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D1%A5%E9%A5%AA">パラオ</a>人は現在に至るまで世界でも有数の<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BF%C6%C6%FC">親日</a>国家となった。 自分の子供に"ジロウ"や"キョウコ"といった名を与え、しかも名字も"ナカムラ"や"ヒガ"、"アオキ"と名乗っている。 日本の古い童謡も代々伝えられ、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A2%A5%E1%A5%EA">アメリ</a>カ軍に壊された神社なども現地のヒトタチによって再建された。(南洋神社) 独立時に制定された<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D1%A5%E9%A5%AA">パラオ</a>国旗は<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BD%BB%CC%B1%C5%EA%C9%BC">住民投票</a>によって選ばれたが、日本の国旗そっくりだ。 青地は海を表し、黄色の丸は、日の丸の<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A1%D6%C2%C0%CD%DB%A1%D7">「太陽」</a>に対しそれをを映す「月」の意味なのだという。 なお、この「黄まる」はやや左にずれているが、これは「あまりにも日の丸とそっくりだと、日本に対して失礼だから」ということで、そうしたという説もあるほどだ。 <br /> <img src="http://www.nakagochi.com/hatena/palauflag.gif"><br /> ▲ 「日の丸」によく似た<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D1%A5%E9%A5%AA%B6%A6%CF%C2%B9%F1">パラオ共和国</a>の国旗</p><p>戦後<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A2%A5%E1%A5%EA">アメリ</a>カは、日本が作り上げたそれまでのインフラや産業をたたき壊し、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D1%A5%E9%A5%AA">パラオ</a>を「国連の援助漬け」にしてしまった。 「搾取」にせよ「援助」にせよ、欧米諸国がアジアやアフリカでしたり、していることは要するに、「原住愚民化政策」の一環だ。 日本がやってきたこととは全く違う。 しかしそうした「愚民化」も、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D1%A5%E9%A5%AA">パラオ</a>国民の心にあった「愛日の想い」までは壊せなかったようだ。 <br /> <img src="http://www.nakagochi.com/hatena/spot-court.jpg"><br /> ▲ いまも「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BA%C7%B9%E2%BA%DB%C8%BD%BD%EA">最高裁判所</a>」として使われている「日本旧<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C6%EE%CD%CE%C4%A3">南洋庁</a>」</p><p>だのに、日本政府はまるで「季語の枕詞」のように、「アジアの人々に多大な迷惑を被らせ」たとして、謝罪し続けている。 その垂れる頭が再びもたげないよう某国政府(複数)は、さまざまな<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D7%A5%ED%A5%D1%A5%AC%A5%F3%A5%C0">プロパガンダ</a>で押さえつけているが、(その某国民を含めた)そんなアジア人の想いをないがしろにしているのは、むしろ我々日本人ではないかと、ぼくは思う。</p><p>教科書も新聞も教えてくれない「ぼくたちの祖父の時代の日本」、謙虚に耳を傾けなければならない歴史は、「負の歴史」のみではないだろう。<br /> <br /> <br /> </p> <blockquote> <p>【参考資料引用】<a href="http://www.palau.or.jp/index.html">&#x30D1;&#x30E9;&#x30AA;&#x653F;&#x5E9C;&#x89B3;&#x5149;&#x5C40;</a>、<a href="http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/palau/data.html">&#x5916;&#x52D9;&#x7701;&#x5730;&#x57DF;&#x60C5;&#x5831;</a></p> </blockquote> naokin_hk パッキングが苦手 hatenablog://entry/17680117127069852946 2005-06-25T00:00:00+09:00 2019-04-22T09:51:09+09:00 今日は土曜日、昨夜は原稿を書く気力もなかったから、直接このエディターに書き込んでいます。 いまこの段階においても、何を書こうとかなど、ちっとも頭に浮かびません。 だったら書かなくてもいいじゃん そんな状態です。 まあいつもこんな感じではあるんだけどね。 今日は週末にしても珍しいくらいブログのコメントも静かだし、受信トレイにもあまり新着メールがない。 はじめ、「メールサーバー壊れてんのかな?」っておもったくらいでした。 たまにかかってくる電話も、「売り込み電話」くらいだし・・・。 かといって、だらだら〜ともしてられないのが 「都会のオキテ」。 週日片付けられなかった仕事も残っているし、東京へ送る… <p><img class="daily-photo-from-diary-import" src="https://cdn-ak.d.st-hatena.com/diary/naokin_hk/2005-06-25.jpg" alt="&#x6574;&#x7406;&#x4E2D;&#x3001;&#x3064;&#x3044;&#x8AAD;&#x307F;&#x3075;&#x3051;&#x308B;&#x96D1;&#x8A8C;&#x306E;&#x3084;&#x307E;" title="&#x6574;&#x7406;&#x4E2D;&#x3001;&#x3064;&#x3044;&#x8AAD;&#x307F;&#x3075;&#x3051;&#x308B;&#x96D1;&#x8A8C;&#x306E;&#x3084;&#x307E;"></p><p>今日は土曜日、昨夜は原稿を書く気力もなかったから、直接このエディターに書き込んでいます。 いまこの段階においても、何を書こうとかなど、ちっとも頭に浮かびません。 <br /> だったら書かなくてもいいじゃん<br /> そんな状態です。 まあいつもこんな感じではあるんだけどね。 <br /> 今日は週末にしても珍しいくらいブログのコメントも静かだし、受信トレイにもあまり新着メールがない。 はじめ、「メールサーバー壊れてんのかな?」っておもったくらいでした。 たまにかかってくる電話も、「売り込み電話」くらいだし・・・。 かといって、</p><p>だらだら〜</p><p>ともしてられないのが 「都会のオキテ」。 週日片付けられなかった仕事も残っているし、東京へ送る荷物のパッキングや、別宅の荷物の整理と片付けがごまんと・・・。 それにしても、「引っ越し」って苦手。 折りたたみ傘すらたためないぼくに、「パッキング」なんてまるで拷問。 潜水艦に 「空を飛べ」って言ってるようなものです。 ぼくの引っ越しは同じ土地内でのそれより、都市や国をまたいだりすることが多いので、必然的に引っ越しそのものが 「別れ&出会い」 になります。 「住み慣れた場所」を離れるのってやっぱり辛いですね。 小鳥が大洋を渡れないように・・・。「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BD%D0%C0%EE%C5%AF%CF%AF">出川哲朗</a>」が視聴者を笑わせられないように・・・<br /> <img src="http://www.nakagochi.com/hatena/degawa.gif"><br /> ▲【<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BD%D0%C0%EE%C5%AF%CF%AF">出川哲朗</a>】</p><br /> <p>夜は「ヒロミGO」なみに「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/W%A5%D6%A5%C3%A5%AD%A5%F3%A5%B0">Wブッキング</a>」。 送別会「したり・されたり」のイベントです。 いやあ、「別れるほどに交わされる杯かな」、ですね。 普通こういうイベントって、春か秋が恒例じゃなかったのかな?ともかく、ダレが主役に限らず、こうしてみんなと食事したりお酒呑んだりできるのって、いいですね。 太古の時代、ヒトは毎晩のようにこうして、火のまわりにあつまっては宴を繰り広げてたんでしょうか? そんなDNAを引き継いでいるのか、ぼくも「火に飛び込む夏の虫」のように、ヒトが集まるところへ行くのがスキです。 もちろん、集まるヒトタチにもよりますけど。 </p><p>てなわけで、今日はかなり「血糖値低めな記事」でした。 いや、「記事」ですらないですけど・・・。</p> naokin_hk オススメソフト、2本! hatenablog://entry/17680117127069853217 2005-06-24T00:00:00+09:00 2019-04-22T09:51:11+09:00 こんにちは、なおきんです。 まいにちの「パソコンライフ」、みなさま快適にお過ごしですかー? てなわけで、本日の「イラ写」は通常の記事をお休みして、オススメソフトをご紹介してみます。 いずれもぼくが普段使ってて、「コイツァ便利だね!」と納得したものです。 もしもまだ使ってない方がいらっしゃればぜひ、これを機会に試してみてください。 もちろん、タダソフトです。でも、タダでも侮れないシロモノです。 ある意味、市販ソフトより快適に使えたりします。 1. Picasa2 (画像整理&編集ソフト) パソコン内にたまった、デジカメ写真ファイルや、画像ファイルを一気に整理してくれます。 保存場所を間違えてなく… <p><img class="daily-photo-from-diary-import" src="https://cdn-ak.d.st-hatena.com/diary/naokin_hk/2005-06-24.jpg" alt="&#x30A4;&#x30E9;&#x5199;&#x30B9;&#x30DA;&#x30B7;&#x30E3;&#x30EB;&#x3001;&#x30AA;&#x30B9;&#x30B9;&#x30E1;&#x30BD;&#x30D5;&#x30C8;2&#x672C;" title="&#x30A4;&#x30E9;&#x5199;&#x30B9;&#x30DA;&#x30B7;&#x30E3;&#x30EB;&#x3001;&#x30AA;&#x30B9;&#x30B9;&#x30E1;&#x30BD;&#x30D5;&#x30C8;2&#x672C;"></p><p>こんにちは、なおきんです。<br /> まいにちの「パソコンライフ」、みなさま快適にお過ごしですかー? <br /> てなわけで、本日の「イラ写」は通常の記事をお休みして、オススメソフトをご紹介してみます。 いずれもぼくが普段使ってて、「コイツァ便利だね!」と納得したものです。 もしもまだ使ってない方がいらっしゃればぜひ、これを機会に試してみてください。 もちろん、タダソフトです。でも、タダでも侮れないシロモノです。 ある意味、市販ソフトより快適に使えたりします。</p> <blockquote> <p><strong>1. Picasa2 (画像整理&編集ソフト)</strong><br /> パソコン内にたまった、デジカメ写真ファイルや、画像ファイルを一気に整理してくれます。 保存場所を間違えてなくしてしまった画像なんかも、ぜーんぶ検索してインデックス作成してくれますから、「思わぬみっけもの写真」なんてのもあるかもしれません。 デジカメ写真ファイルなんていちいち「名前つけて保存」なんてしないですから、検索しにくいものです。 でも、このソフトは「時系列」に整理してくれますから、「あの写真、確か去年の5月くらいに撮ったはず・・」っていう時に探し出しやすいです。 またそれを全画面スライドショーしたり、タイムライン表示で次々に表示させたり ・・・ ちょっとした「自分歴」ができちゃいます。 また、簡単な画像編集(<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B3%A5%F3%A5%C8%A5%E9">コントラ</a>スト調整、色調整、各種イフェクト処理)なんてのも出来ちゃうから、画像なら何でもオマカセです。 いちどインストールすると、新たに保存される画像ファイルもつぎつぎに整理してくれます。 しかもね、動作がすっごいキビキビして気持ちいいです。スカッとさわやかです。 さすが、あの「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Google">Google</a>社」が買収しただけありますね。</p><p><img src="http://www.nakagochi.com/hatena/picasa201.jpg"><br /> ▲ ライブラリー表示したところ</p> <ul> <li>左にフォルダー、右にサムネイル写真が表示されています。 ここの写真を編集したい場合は、目的の写真をくりっとね。 すると・・・</li> </ul><p><img src="http://www.nakagochi.com/hatena/picasa202.jpg"><br /> ▲ 写真編集画面</p> <ul> <li>「明るさ」、「色調」、「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B3%A5%F3%A5%C8%A5%E9">コントラ</a>スト」など各種調整のほか、いろんなイフェクトをかけることが出来ます。 キビキビ動いて、ふわっとするフェード効果が心地いいです。</li> </ul><p><img src="http://www.nakagochi.com/hatena/picasa203.jpg"><br /> ▲ スライドショー画面</p> <ul> <li>目的のフォルダー内の写真をスライドショーで表示できます。 </li> </ul><p>さらに、パソコン内の写真データファイルを「一気にバックアップ」な機能もあります。 CD-RAMドライブ付きのパソコンなら、CDに焼いておけます。 「大切な想い出」がパソコンの故障とともに、消えてしまわないようにね。</p><p>▼ ダウンロードはこちらから(英語)<br /> <a href="http://www.picasa.com/index.php">http://www.picasa.com/index.php</a></p> </blockquote> <blockquote> <p><strong>2. <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/MSN%A5%B5%A1%BC%A5%C1">MSNサーチ</a></strong><br /> 「Picasa2」は画像専用整理ソフトだとすれば、こちらはお使いのパソコン内に含まれるあらゆるファイルの「整理箱」といえます。 先行する「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Google%A5%C7%A5%B9%A5%AF%A5%C8%A5%C3%A5%D7">Googleデスクトップ</a>サーチ」の<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%DE%A5%A4%A5%AF%A5%ED%A5%BD%A5%D5%A5%C8">マイクロソフト</a>版ですが、やっぱりウインドウズアプリとは相性がいいようです。 <br /> もともとウインドウズにも「検索機能」はついてますが、検索に時間がものすごーくかかるので、利用するのをやめちゃった方、多いと思います(ぼくもそのひとり)。 これは検索スピードがものすごく速いです。 このスピードなら、使えます。 <a href="#f-8f5e015c" name="fn-8f5e015c" title="これは「インデックス作成」をあらかじめおこなうから可能になるわけで、そのためインストール直後はしばらくこの作成時間が必要になります。">*1</a><br /> キーワード検索なので、「文字列が含まれるファイル」は、メール文書だろうと、ワード文書だろうと、パワーポイントだろうと、PDF(<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D7%A5%E9%A5%B0%A5%A4%A5%F3">プラグイン</a>が必要)だろうと、ぜーんぶ見つけ出しちゃいます。 そのうえ、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D7%A5%EC%A5%D3%A5%E5%A1%BC%B5%A1%C7%BD">プレビュー機能</a>も充実してるから、中身の確認にアプリケーションを立ち上げる必要はありませんことよ、奥さん。 です。 これでファイルの迷い子を減らし、それを探す手間と時間がいっきに短縮です。 なんと本日よりダウンロード開始、ほやほやですよ〜。</p><p><img src="http://www.nakagochi.com/hatena/msn01.jpg"><br /> ▲ 検索ワード欄</p> <ul> <li>タスクバー(パソコン画面下部)にコラムに直接、「検索ワード」を入力して使います。 ここに入力しようとするとすぐにポップアップがあらわれ、該当するファイルがずらっと一覧表示できます。 これは即効性ありまくりです。</li> </ul><p><img src="http://www.nakagochi.com/hatena/msn02.jpg"><br /> ▲ デスクトップ検索一覧画面</p> <ul> <li>「デスクトップ検索」ボタンを押すと一覧の他にプレビュー画面も表示されます。 さらに「文書」、「メール」、「音楽ファイル」、「スケジュール」などのカテゴリーで簡単に絞り込みができます。 いやあ快適です。 膨大なメールのなかから、閲覧したいメール文書がこんなに簡単に見つかるなんて・・・!</li> </ul><p><img src="http://www.nakagochi.com/hatena/msn03.jpg"><br /> ▲ ドキュメントプレビュー画面</p> <ul> <li>エクセル、ワード、パワーポイントあたりなら、アプリケーションをわざわざ立ち上げなくても、中身がプレビューされます。 一つのファイルが複数のページで作成されている場合も、ページ内で切り替えができてヒデキ、感激(と言わなくなって久しい・・・)。</li> </ul><p><br /> ▼ ダウンロードはこちら(日本語)<br /> <a href="http://desktop.msn.co.jp/">http://desktop.msn.co.jp/</a><br /> (リリースされたばかりだから、多少のバグは大目に見てあげてね)</p> </blockquote> <p><br /> 「恋人も探し出せるかしら・・・」</p><br /> <p>探せません、<br /> 自分で探してください。<br /> <br /> </p> <blockquote> <p>■ 「<a href="http://jyujyu7.ameblo.jp/">&#x516D;&#x798F;&#x90B8;</a>」 またいってきました!</p><p><img src="http://www.nakagochi.com/hatena/rokufuku01.jpg"><br /> ▲ あの「ゴミ箱捨てられわんこちゃん」たちもこんなに大きくなって・・</p><p><img src="http://www.nakagochi.com/hatena/rokufuku02.jpg"><br /> ▲ 「べろべろべろ〜」ってされる、けっこうスキです</p><p><img src="http://www.nakagochi.com/hatena/rokufuku03.jpg"><br /> ▲ マッサージもしてくれます<br /> ぶちゃん、どうもおじゃまさまでした!</p> </blockquote> <div class="footnote"> <p class="footnote"><a href="#fn-8f5e015c" name="f-8f5e015c" class="footnote-number">*1</a><span class="footnote-delimiter">:</span><span class="footnote-text">これは「インデックス作成」をあらかじめおこなうから可能になるわけで、そのためインストール直後はしばらくこの作成時間が必要になります。</span></p> </div> naokin_hk エレベーターの中で hatenablog://entry/17680117127069853552 2005-06-23T00:00:00+09:00 2019-04-22T09:51:14+09:00 やや閉所恐怖症気味なのか、ぼくはあまり狭い場所が苦手。 電話ボックスや、狭いエレベーターなんかも、そんな苦手な場所のひとつ。 そんなぼくがある日、エレベーターに乗っていると・・・。 エレベーターの中は、ぼくの他に中年の女性がひとり。 あと数階で地上に到着しようとしたそのとき・・・! 突如、押し殺したように漏れ出る、ながーい、放屁音。 まもなく、鼻を突き刺すような強烈な、「おなら臭」。 「腸、くさってんのちゃうか!?」と思うくらいに、ものすごい臭さに気がもうろうと・・・ 瞬間、ちらりとこちらを振り向く彼女。 ておい、なんでこっち見るんだよっ さらに、ちょっとぼくから遠ざかったりします。 しかも、… <p>やや閉所恐怖症気味なのか、ぼくはあまり狭い場所が苦手。 電話ボックスや、狭いエレベーターなんかも、そんな苦手な場所のひとつ。 </p><p>そんなぼくがある日、エレベーターに乗っていると・・・。<br /> <br /> <br /> <br /> </p> <blockquote> <p><img src="http://www.nakagochi.com/hatena/ele01.jpg"><br /> エレベーターの中は、ぼくの他に中年の女性がひとり。 あと数階で地上に到着しようとしたそのとき・・・!</p> </blockquote> <blockquote> <p><img src="http://www.nakagochi.com/hatena/ele02.jpg"><br /> 突如、押し殺したように漏れ出る、ながーい、放屁音。 まもなく、鼻を突き刺すような強烈な、「おなら臭」。 「腸、くさってんのちゃうか!?」と思うくらいに、ものすごい臭さに気がもうろうと・・・</p> </blockquote> <blockquote> <p><img src="http://www.nakagochi.com/hatena/ele03.jpg"><br /> 瞬間、ちらりとこちらを振り向く彼女。 ておい、なんでこっち見るんだよっ</p> </blockquote> <blockquote> <p><img src="http://www.nakagochi.com/hatena/ele04.jpg"><br /> さらに、ちょっとぼくから遠ざかったりします。 しかも、顔の前で手をあおぎながら・・・</p> </blockquote> <blockquote> <p><img src="http://www.nakagochi.com/hatena/ele05.jpg"><br /> とそのとき、「チーン!」とエレベータは地上に到着。 <br /> エレベーターのドアが開くと同時に、どどっと入ってくる乗客・・・。 そそくさと降りる彼女にあっけにとられているうちに、ぼくは降りるタイミングを失い、そのままエレベーターに取り残されてしまうことに・・・</p> </blockquote> <p></p><br /> <br /> <p><strong>やり逃げかよっ!</strong></p><br /> <br /> <br /> <p><strong>つーか、 「おなら臭」 消えてないし・・・・ (≡д≡) </strong></p><br /> <br /> <p>「やったのは、オレじゃねえ・・・」<br /> (ってわざわざいうと、よけいうたがわれそうだし・・・)<br /> <br /> </p> <blockquote> <p>▼ 記念すべき100,000番目、いただきまんもす!<br /> <img src="http://www.nakagochi.com/hatena/100000.gif"><br /> 今朝10時40分頃、「客先へ外出前」にふと「イラ写」を開いてみるとカウンターは、なんと"99,998"を示してる。 「おっしゃぁー、いただき!」、ってことで"F5キー"をポチ。 すると、ちょうど"100,000"でした。 前回の"88,888"といい、なんだか自分ひとりでラッキーで申し訳ないです。でもどなたが"99,999"だったんだろう?</p> </blockquote> naokin_hk 比べると不安に? hatenablog://entry/17680117127069853890 2005-06-22T00:00:00+09:00 2019-04-22T09:51:18+09:00 香港に来てから4年を越えた ここへ住み移るきっかけとなった会社はITバブル崩壊と共に倒産。 仕方なく起こした会社もいまは役目を終えたので休眠中。 それ以降は、相棒や友人の会社を手伝ったりしながら過ごし、いまは東京に株式会社を起こして役員として参加してます。 月給をとってたのは最初の1年ちょっとだけで、あとは「契約料」や会社が利益がでたとき、ちょっと自分の個人口座にお金を移すといった感じ。 でまた、資金が必要なときはまた会社口座にお金を移したりするんだけどね。(笑) 休みにしたって「一日中休んでた」っていう記憶はないです。 休暇先にパソコンを持ち込み、ホテルの部屋でメールやったり、プールサイドで… <p><img class="daily-photo-from-diary-import" src="https://cdn-ak.d.st-hatena.com/diary/naokin_hk/2005-06-22.jpg" alt="&#x4ED6;&#x4EBA;&#x3068;&#x6BD4;&#x3079;&#x308B;&#x304B;&#x3089;&#x81EA;&#x5206;&#x306F;&#x4E0D;&#x5B89;&#x306B;&#x306A;&#x308B;?" title="&#x4ED6;&#x4EBA;&#x3068;&#x6BD4;&#x3079;&#x308B;&#x304B;&#x3089;&#x81EA;&#x5206;&#x306F;&#x4E0D;&#x5B89;&#x306B;&#x306A;&#x308B;?"></p><p>香港に来てから4年を越えた<br /> ここへ住み移るきっかけとなった会社はIT<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D0%A5%D6%A5%EB%CA%F8%B2%F5">バブル崩壊</a>と共に倒産。 仕方なく起こした会社もいまは役目を終えたので休眠中。 それ以降は、相棒や友人の会社を手伝ったりしながら過ごし、いまは東京に株式会社を起こして役員として参加してます。 月給をとってたのは最初の1年ちょっとだけで、あとは「契約料」や会社が利益がでたとき、ちょっと自分の個人口座にお金を移すといった感じ。 でまた、資金が必要なときはまた会社口座にお金を移したりするんだけどね。(笑) <br /> 休みにしたって「一日中休んでた」っていう記憶はないです。 休暇先にパソコンを持ち込み、ホテルの部屋でメールやったり、プールサイドで企画書作ってたり、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BE%DD%A4%CE%C7%D8%C3%E6">象の背中</a>に揺られながら取引先と電話したり、とかね。</p><p>「われながら、ひどい境遇だなあ」(笑) </p><p>とはちょっと思えない。 「痛快だった」のひとことに尽きます。<br /> 親しい友人などはあきらめたのかもう何も言わなくなったけど、さいきんの知り合いなどは、そんなぼくに蔑視感たっぷりの口調で<br /> 「将来に不安とかないの?」 とか、真顔で訊いてきます。<br /> そんなとき、ぼくは自信たっぷりに<br /> 「ないです」<br /> と、答えます。 だいいち、そんな相手に自分の不安を打ち明けても仕方ないし、そもそも「不安がなにかの足しになったためし」がない。 目覚めが悪くなるし、寝付きが悪くなる。人と会うのが恐くなるし、何かを始めるのにジャマになる。 むしろ、「不安がなにかの役にたった」という方がいらっしゃれば、こっそり教えてください。</p><p>「自分を認めることが出来る人」はステキだと思います。 だって、その人は、「他人と自分を比べることをしないから」。 人と給料を比べたり、容姿を比べたり、学歴を比べたり、家族を比べたり、会社を比べたり・・・、とまあきりがないですが、他人と自分を比べるとき、そこにエクトプラズムのようにもくもくと発生するのは、「嫉妬」や「ねたみ」、あるいは「慢心」や「蔑視感」、それらがやがて行き着くのは、「自分への不満」や「不安」だと、ぼくは思っています。</p><p><strong>自分が不安だから、他人も不安にちがいない、と思いこむ</strong><br /> こうして、不安の連鎖を広げてしまう人</p><p>100万円以上もする「幸せの壷」を友人に勧めるようなタイプです。</p><p>ぼくは基本的にどんな人でも好きになれる自信がありますが、こういうタイプはだんだん疎遠になります。 <br /> 会社の愚痴や友人の愚痴、または自分の不幸な境遇、それらを臨場感たっぷりに話してくれる友人をぼくは多く持ちますが、しかしぼくはただ話を聞いてあげるだけ。 「大きな穴」になったつもりで友人の「愚痴や不満」を吸収するだけです。 ここで、「そうなんだよなあ、オレもこないださあ」ってここで反射させると、連鎖しちゃうから、自分は黙って、「うんうん、それで?」、とか言いながらお酒をお代わりしてる。<br /> 人は知らず知らずにいろんなものをしょいこんでしまう。 責任感の強い人ほど、その傾向は顕著。 ならば、しょいこんだものを、やれやれとおろす場所がぼくであればそれでいいし、むしろありがたい。 それはぼくを「安心する場所」と認めてくれているわけだから、です。<br /> でも、「わたしはダメな人間だから」とか、「アイツばっかりいい思いをして」とか、そんなふうに「誰かと比べて」とやかくいう友人には、やはりつい口をはさんでしまう。 申し訳ないですけど。<br /> <strong>「幸福の壷」は、欲しくないので (笑) </strong></p><p>世界には60億人もの他人がいる、そんな他人と自分を比べてたら、きっとへとへとになっちゃいます。 「不安の連鎖」は安易に「憎しみの連鎖」へとつながりやすい。 ましてネットにそんな連鎖が始まれば、止めどなく拡散してしまう。 まるでコンピュータウイルスのように、スパイウエアのように、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%C1%A5%A7%A1%BC%A5%F3%A5%E1%A1%BC%A5%EB">チェーンメール</a>のように・・・。<br /> だからぼくは、そういう話題を出来るだけ避けてきました。 すると不思議なもので、このブログにそういった類のコメントを寄せる読者もほとんどいない。 これは「イラ写の読者」の<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%EA%A5%C6%A5%E9%A5%B7%A1%BC">リテラシー</a>が非常に高いということです。</p><p><strong>世間の価値観に振り回され続けるには、あまりに、人生は短い</strong></p><p>どうか、他人と比べることでいたずらに不安にならず、「自分らしく快適に」 生きて欲しいです。</p><br /> <p>「そんなこと、おまえにいわれたかないね」、と思われた方<br /> どうも、すみません。</p> naokin_hk イメージ力は、コミュニケーション力 hatenablog://entry/17680117127069854299 2005-06-21T00:00:00+09:00 2019-04-22T09:51:21+09:00 ぼくは海外長期滞在者のクセに言語オンチで、長く使ってる英語やドイツ語ですら、いまだに 「こんな簡単ないいまわしも出来ないのか・・・」 と落ち込むことも多い。 で、4秒くらい落ち込んで、「ま、いっか」と先に行く。 先に行ってどこへたどり着くかというと、「イメージ」。 はあ・・? Σ(゜Д゜;)まあまあ、ちょっと一服しながら、おつきあいください。 ひょっとしたら、本日の記事読んだあとで、「仕事方法に変化あるかも?」 です。 さて、「人の話を聞いていたり」、「本を読んでいたり」、「メールを読んでいたり」するとき、ぼくらはアタマの中で、コトバの内容を自分なりにイメージしている。 「田中さん」っていう名… <p><img class="daily-photo-from-diary-import" src="https://cdn-ak.d.st-hatena.com/diary/naokin_hk/2005-06-21.jpg" alt="&#x30A4;&#x30E9;&#x30B9;&#x30C8;&#x3092;&#x3082;&#x3063;&#x3068;&#x63CF;&#x3053;&#x3046;" title="&#x30A4;&#x30E9;&#x30B9;&#x30C8;&#x3092;&#x3082;&#x3063;&#x3068;&#x63CF;&#x3053;&#x3046;"></p><p>ぼくは海外長期滞在者のクセに言語オンチで、長く使ってる英語やドイツ語ですら、いまだに 「こんな簡単ないいまわしも出来ないのか・・・」 と落ち込むことも多い。 で、4秒くらい落ち込んで、「ま、いっか」と先に行く。 先に行ってどこへたどり着くかというと、「イメージ」。 </p><p><strong>はあ・・? Σ(゜Д゜;)</strong></p><p>まあまあ、ちょっと一服しながら、おつきあいください。 ひょっとしたら、本日の記事読んだあとで、「仕事方法に変化あるかも?」 です。</p><br /> <p>さて、「人の話を聞いていたり」、「本を読んでいたり」、「メールを読んでいたり」するとき、ぼくらはアタマの中で、コトバの内容を自分なりにイメージしている。 「田中さん」っていう名前が出てくれば「田中さんの顔」が浮かび、「納期が遅れる」って出れば、納期が遅れる場合の様子やその理由を思い、「北海道」と出れば、広いラベンダー畑や草をはむ牛たちを思う・・・。 そんなふうに、人は自分の頭でイメージしながら、相手のコトバを追い、咀嚼している。 言い換えれば、「情報の伝達手段としてのコトバ」ってわけです。</p><p>そんな「コトバによる情報伝達」っていうのは、「実はとても危ういんじゃないか?」と、ぼくは思う。 「"感情は声で"、"説明は文字"で伝えましょう」 なんて、会社のエライ人は「したり顔」でいうけど、ぼくはどっちだっていいと思う。 だって「情報をどう伝えようと」、肝心なのは伝えようとする「相手の解釈」にゆだねるしかないからだ。</p><p><strong>「相手の解釈」、つまり「相手がもってしまうイメージ」だ</strong>。</p><p>こちらが伝えたい情報を正確に伝えたいのなら、相手のイメージに限りなくダイレクトに伝わる「工夫」をすればいい。 早い話が、「イメージで相手に伝える」ということ。 もっとツッこんで言えば、「相手の脳裏に、伝えたいイメージを「直接」 描いてあげる」わけだ。<br /> 「道に迷っている人」には地図を描いてあげたり、「どんな人?」ってきく相手には、「その人の写真」を見せてあげたり、なんてのはその一例ですね。</p><p>ぼくは客先の会議室に入る瞬間、まず最初にそこに「ホワイトボード」があるかどうかを確かめる。 ない場合はA3サイズのコピー用紙を数枚、用意してもらう。 ぼくは会議場でものを説明したり、説明してもらったりするときは、必ず絵を使う。 大事な単語や数字は、コトバで説明しながらもどんどんそこに書き込む。 これを徹底してやってきた。ご存じの人、多いですよね? <br /> 「アイツがしゃべるとインクが減る」 なんて、言われてますから(笑) </p><br /> <p>例えば、中国にある委託製造会社に、「この製品」を、「10万個」、「こんな仕様」で、「いつまで」に、「どんな手段」で、「納品」してもらいたいかを伝えるとき、「」の部分を全部、"絵"にしたり"数字"にするなどして、ボードや紙に描く。 強調したいところは、赤文字でぐるぐるぐるぐるっと、丸で囲むといい。 </p><p>こうして「相手のさまよいがちなイメージ」をシッカリ固定するわけです。 できるだけダイレクトに、相手の脳裏に「イメージ」を描き込んであげるわけです。</p><p>「なおきんはイラストが描けるからそんなこといえるんだ」<br /> なんて、お願いだからそう思わないで欲しい。 ぼくのイラストがウマイかヘタかは別にしても、ぼくはこれまで、一貫して「情報を伝え」、「情報を受ける」ことを念頭に「イラスト」を描いてきた。 「描きたいから描く」というよりは、「伝えたいから描く」といったふうに。</p><p>ひとは、「誰かに伝えたいから絵を描く」<br /> ひとは、「誰かに伝えたいから写真を撮る」<br /> それは、「イメージには伝播力」があることを、経験的にまたは感覚的に知っているからだ。</p><p><strong>イメージ力とはまた、コミュニケーション力でもある</strong></p><br /> <p>そして、コミュニケーションはなにも、「言語力」だけを必要とするわけではない。 むしろ「言語」だけに頼ることを恐れて欲しい。</p><p>「それ、前にも言ったじゃないか!」<br /> と腹を立てる前に、まず「相手に正確に伝えたのかどうか」、さらには、「強く印象づける工夫をしたかどうか」、自分を省みて欲しい。</p><p>そんなアナタがもし、「イラスト力」をつけたいのなら、いい方法があります。 <br /> それは、親しい人と「絵と数字だけで会話」をしてみること。 実はこれ、ものすごく効果がある。 そして、なによりも楽しい。 どんなシリアスな内容でも、笑いながら会話できること請け合いです。 続けていくうちに、コトバに拘束されがちな表現力が、絵になることで一気に解放されるヨロコビを見つけることでしょう。 あと、ノートにメモするとき、できるだけ「絵」を入れてみてください。 あとでそれ見ると、そのときの情景がありありと浮かんでくるものです。 <br /> 「どう見てもイヌにしか見えないネズミ」<br /> 「どうやったって、装甲車になってしまう<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A2%A5%D6%A5%E9%A5%BC%A5%DF">アブラゼミ</a>」<br /> 「メガネに見えてしまう自転車」<br /> っていう会話も、味があっていい。</p><p><strong>絵を描いたり、描かれたりするのは楽しい</strong></p><br /> <p>それは、「伝えるパワー」と「伝わるパワー」をもっているから、です<br /> 言語を越え、国境を越えて・・・</p> naokin_hk パソコンまわりのヘンなもの hatenablog://entry/17680117127069854637 2005-06-20T00:00:00+09:00 2019-04-22T09:51:25+09:00 いまつかっているアナタのパソコン。 たぶんそのまわりにはいろんなものが散らばっているんじゃないかと思います。 コーヒーカップ、灰皿、ミニサボテン、食べかけのクラッカー、歯形のついたちくわ、ポケットティッシュ、ダッコちゃん人形、などなど・・・ぼくですか? ありますよ〜、いつの間にかあるへんなもの。 その中でもさいきん、「おもしろいな〜」と思うのは、USBソケット付きのパソコンアクセサリー。 チョット紹介してみますね。 USBグッズっていいですよー。 ポートに差し込むだけで、すぐ使えちゃいますから。 電池も電源ケーブルもいらないんです。 では、いってみよ ↓ ▼ (その一) マイナスイオン発生機 … <p><img class="daily-photo-from-diary-import" src="https://cdn-ak.d.st-hatena.com/diary/naokin_hk/2005-06-20.jpg" alt="&#x30C7;&#x30B9;&#x30AF;&#x30C8;&#x30C3;&#x30D7;&#x307E;&#x308F;&#x308A;&#x306B;&#x306F;&#x3069;&#x3093;&#x306A;&#x3082;&#x306E;&#x304C;&#x30FB;" title="&#x30C7;&#x30B9;&#x30AF;&#x30C8;&#x30C3;&#x30D7;&#x307E;&#x308F;&#x308A;&#x306B;&#x306F;&#x3069;&#x3093;&#x306A;&#x3082;&#x306E;&#x304C;&#x30FB;"></p><p>いまつかっているアナタのパソコン。<br /> たぶんそのまわりにはいろんなものが散らばっているんじゃないかと思います。 コーヒー<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%AB%A5%C3%A5%D7">カップ</a>、灰皿、ミニサボテン、食べかけのクラッカー、歯形のついたちくわ、ポケット<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%C6%A5%A3%A5%C3%A5%B7%A5%E5">ティッシュ</a>、ダッコちゃん人形、などなど・・・</p><p>ぼくですか?<br /> ありますよ〜、いつの間にかあるへんなもの。 その中でもさいきん、「おもしろいな〜」と思うのは、USBソケット付きのパソコンアクセサリー。 チョット紹介してみますね。 USBグッズっていいですよー。 ポートに差し込むだけで、すぐ使えちゃいますから。 電池も<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C5%C5%B8%BB%A5%B1%A1%BC%A5%D6%A5%EB">電源ケーブル</a>もいらないんです。</p><br /> <p>では、いってみよ ↓<br /> <br /> <br /> </p> <blockquote> <p>▼ (その一) <strong><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%DE%A5%A4%A5%CA%A5%B9%A5%A4%A5%AA%A5%F3">マイナスイオン</a>発生機</strong><br /> <img src="http://www.nakagochi.com/hatena/minusion.jpg"><br /> これホントに出てるんでしょうかね、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%DE%A5%A4%A5%CA%A5%B9%A5%A4%A5%AA%A5%F3">マイナスイオン</a>。 でも妖しげな青いランプを信じて、だらーっと使ってます。 なんとなくストレスが減った気がするから不思議。 要は気持ちの問題なんでしょうか?</p><br /> <p>▼ (その二) <strong>小型掃除機</strong><br /> <img src="http://www.nakagochi.com/hatena/cleaner01.jpg"><br /> 簡易掃除機です。 これ、便利です。 タバコとか吸いながらパソコン向かってると、ついこぼれるじゃないですか、「灰」。 あと、「パンくず」とか、「クラッカーの破片」や、爪切ったときの「爪」などなど・・・。 そんなものがキーボードのすき間とかにはいったりすると、故障の原因になったりします。 「備えあればうれしいな」 です。 ランプついてるから、暗いすき間もピカッと明るくお掃除です。 「ごぉ〜」ってね。<br /> <img src="http://www.nakagochi.com/hatena/cleaner02.jpg"><br /> ▲ けっこう吸引力いいです サイバーなお掃除タイムが満喫できます</p><p>▼ (その三) <strong>小型マッサージ器</strong><br /> <img src="http://www.nakagochi.com/hatena/massage00.jpg"><br /> いぼいぼついてます。 これでつぼを刺激ですね。 スイッチ入れると、手がしびれるほどのバイブレーション。 「ぶるるるるる・・」 こら、ヘンなとこに当てちゃダメですよ。(笑) <br /> <img src="http://www.nakagochi.com/hatena/massage01.jpg"><br /> ▲ 「ひといき」つきましょう。 引っ越しの荷物が背後に散乱してますね・・・。 <br /> <img src="http://www.nakagochi.com/hatena/massage02.jpg"><br /> ▲ ※ マウスではありません</p><p><img src="http://www.nakagochi.com/hatena/massage03.jpg"><br /> ▲ 歯を通じて脳に刺激を与えているところ ※ 本品はたべられません</p> </blockquote> <blockquote> <p>■<strong> きょうのおやつ</strong></p><p><img src="http://www.nakagochi.com/hatena/cracker01.gif"><br /> ▲ チーズクラッカー </p> <ul> <li>ごくごくフツーのチーズクラッカーですが、あなどってはいけません。 なんと<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B9%A5%DA%A5%B7%A5%E3">スペシャ</a>ルなことに・・・</li> </ul><p><br /> <img src="http://www.nakagochi.com/hatena/cracker02.gif"><br /> ▲ 「ぷんぷんといいにおいがする」(笑) </p><br /> <p><img src="http://www.nakagochi.com/hatena/cracker03.jpg"><br /> ▲ だけではなく、「独自の風格をそなえている」んだそうです</p> <ul> <li>「風格」ってどうよ? クラッカーなのに・・・(笑) </li> </ul> </blockquote> <p><br /> アナタのパソコンまわりには、どんなものが・・・?</p> naokin_hk さよなら、「ブログランキング」 hatenablog://entry/17680117127069854964 2005-06-19T00:00:00+09:00 2019-04-22T09:51:28+09:00 人気ブログランキング ってのをぼくは、このブログを開設してから5日目の2月24日に知り、さっそく登録することにした。 特に深い意味や、強い意気込みがあったわけじゃない。 「他のブロガーのみなさんはじめまして」 といった挨拶のようなものだった。 当時この「ブログランキング」には5万ものブログサイトが登録してあったと思う(現在は約8万件)。初ランクインは300位あたりだったように記憶する。 でも、正直言って順位などあまり気にしていなかった。 「自分のブログを見てもらう」というよりはまず、「他のブログを見てみたい」という気持ちの方が強かったからだ。 この「人気ブログランキング」はブログ専用のヤフーや… <p>人気<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D6%A5%ED%A5%B0%A5%E9%A5%F3%A5%AD%A5%F3%A5%B0">ブログランキング</a><br /> ってのをぼくは、このブログを開設してから5日目の2月24日に知り、さっそく登録することにした。 特に深い意味や、強い意気込みがあったわけじゃない。 <br /> 「他のブロガーのみなさんはじめまして」<br /> といった挨拶のようなものだった。 当時この「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D6%A5%ED%A5%B0%A5%E9%A5%F3%A5%AD%A5%F3%A5%B0">ブログランキング</a>」には5万ものブログサイトが登録してあったと思う(現在は約8万件)。初ランクインは300位あたりだったように記憶する。<br /> でも、正直言って順位などあまり気にしていなかった。 「自分のブログを見てもらう」というよりはまず、「他のブログを見てみたい」という気持ちの方が強かったからだ。 この「人気<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D6%A5%ED%A5%B0%A5%E9%A5%F3%A5%AD%A5%F3%A5%B0">ブログランキング</a>」はブログ専用のヤフーやグーグルといった感じで細かなカテゴリーに細分化されており、見たいブログにアクセスしやすいよう工夫されている。 当時の「香港イラ写日誌」は、ものの20分程度で記事を書けるほどの分量だったので、ぼくは「発信」するよりは、「受信」するほうに注力した。 面白いサイトや興味あるサイトには、どんどんコメントを入れた。 書いたぼくのコメントに対し、ブログで記事を書いている方から返ってくるコメントがなによりの楽しみだった。 <br /> けれども、中には投稿コメントを返さない管理者もいた。<br /> ぼくはこれに軽く失望感を覚えた。 きっと忙しいのだろう。 ならば、一般コメントを受け付けない設定にすべきだと思った。 </p><p>ランキングには全く興味の無かったぼくが、「はっきりと順位を意識」したのは、開設してから2週間を過ぎたころ、ランクで言うと30位後半をうろうろしていたころだった。 この<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D6%A5%ED%A5%B0%A5%E9%A5%F3%A5%AD%A5%F3%A5%B0">ブログランキング</a>の特徴は、25位以内にはいると、「ブログの自己紹介」部分の枠が広がり、がそれまでの20文字から60文字まで表示されるようになる。 <br /> 「めざせ、25位以内」<br /> という目標をたてたぼくは、「記事のレベルアップ」をはかることにした。 イラスト写真を見直し、「なおきん」という一人称キャ<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%AF">ラク</a>ターを登場させ、「お笑いネタ」を目指すようにした。 <br /> やがて<a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050317">3&#x6708;17&#x65E5;(&#x30C1;&#x30E9;&#x30B7;&#x653B;&#x6483;)</a>では、これまでで最高のアクセス数400を越え、念願の25位圏内に突入。 ぼくはひとり静かに祝杯を挙げた。<br /> 4月にはいると、イラ写名物「トイレットコメントペーパー」がいよいよ本格化し始め、アクセス数が500を下る日はなくなった。 ランキングはすでに20位圏内に突入し、10位圏内を目指して爆走中。 <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/20%C6%FC">20日</a>(<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C8%BF%C6%FC">反日</a>集会メール)ではついにアクセスは1000を越え、いよいよ10位以内を射程距離におさめた。 ぼくはうなる勢いで記事を書き続けた。 やがて、「週刊壹」にぼくのインタビューが載り、それをネタに<a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050429">29&#x65E5;&#x306E;&#x8A18;&#x4E8B;</a>を上梓。 ぼくのブログへの想いを綴った自信作、<a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050430">&#x30D6;&#x30ED;&#x30B0;&#x306E;&#x79D8;&#x3081;&#x308B;&#x8D77;&#x7206;&#x529B;(4&#x6708;30&#x65E5;)</a>へとつながる。 ランキングは一気に7位まで上がった。</p><p>5月にはいると、アクセス数の伸びが尋常ではなくなった。 <a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050511">11&#x65E5;(&#x306A;&#x304A;&#x304D;&#x3093;90&#x6B73;&#x306B;&#x4F1A;&#x3046;)</a>、<a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050514">14&#x65E5;(&#x751F;&#x304D;&#x3066;&#x308B;&#x3053;&#x3068;&#x306E;&#x5947;&#x8DE1;)</a>では2000アクセスを越えるスマッシュヒットを記録。 ランキングも3位が定位置になった。 しかしこのころにはすでに、ぼくの帰国問題が持ち上がっていた。 ぼくはどこか焦り始めていた。 東京でのタコ部屋生活が始まれば、ぼくはブログに費やす時間はなくなる。 「香港」でもなくなる。<br /> 「イラ写を閉鎖しなくてはならない・・・」<br /> うなりを上げてのびるアクセス数、しかしそれを喜んでいる余裕はぼくにはなかった。 「ガン宣告」を受けた患者のように苦悶の日々が続く。 閉めるか、残すか、続けるか・・・!? そんな折、「香港最強ブロガー委員会」の話がアキコさんから持ち上がり、5月15日、ついに香港ブロガー達が一堂に集まる、「<a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050516">&#x7B2C;&#x4E00;&#x56DE;&#x4F1A;&#x5408;</a>」が開催された。<br /> 始めて出会う、香港ブロガーのヒトタチ。 楽しく気さくでさわやかなヒトタチ・・・。 オンラインで感じたそのままのヒトタチが、それぞれの顔を見せて笑い合い、肉声を交わす。 <br /> それは、ブログがなんであるかを証明してみせた出来事だった。<br /> さらに、ぼくがイラ写を開設して30日目、滞在先の<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D0%A5%F3%A5%B3%A5%AF">バンコク</a>で密かに自分に誓った、「<a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050528">100&#x65E5;&#x9023;&#x7D9A;&#x66F4;&#x65B0;&#x8A18;&#x9332;</a>」を同月28日、やはり滞在していた<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D0%A5%F3%A5%B3%A5%AF">バンコク</a>でついに達成。 このとき、「アジア地域」のみならず、「海外地域情報」においてもランキングは2位まであがっていた。</p><p>6月に入る。 ぼくは「イラ写の寿命を今月末まで」と密かに決めた。 できるだけ自然に<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D5%A5%A7%A5%A4%A5%C9%A5%A2%A5%A6%A5%C8">フェイドアウト</a>できるよう、その前段階として、自分の誕生日直後に、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D6%A5%ED%A5%B0%A5%E9%A5%F3%A5%AD%A5%F3%A5%B0">ブログランキング</a>から「イラ写」を外すことを決めた。 5日には、ぼくが所属するロックバンドのライブに、香港ブロガーのみなさんを招待してみた。 楽しんでもらった様子でほっとはしたが、これではゆっくり親睦を深める機会にはならない。 <br /> やはり、「香港最強ブロガー委員会」(第二回目会合)をやらねばならないと思った。 「これを定例化したい、ぼくが居なくなったあとも、ずっと続けてもらいたい・・・」 続けるためにはベクトル線を引かねばならない。 2点をつないで線にしなければならない。 ぼくは急きょ幹事会に連絡を取り、準備を始めた。 願いかなって、<a href="http://d.hatena.ne.jp/naokin_hk/20050618">&#x7B2C;&#x4E8C;&#x56DE;&#x76EE;&#x304C;17&#x65E5;&#x306B;&#x958B;&#x50AC;</a>された。 結果、第一回目を上回る香港ブロガー達が一堂に集まり楽しいひとときを過ごすことが出来た。 大満足だった。</p><p>18日は気の合う仲間が、ぼくのために「誕生日会」を開いてくれた。 とてもあたたかいもてなしを受けた。 しかし次々と杯が交わされ、ケーキのろうそくを吹き消しているそのときでさえ、ぼくはひとつどうしても気になることがあった。</p><p>ランキング・・・</p><p>それまで、1000ポイントという圧倒的な差で1位の「<a href="http://happy.ap.teacup.com/gogohk/">&#x30DB;&#x30F3;&#x30B3;&#x30F3;&#x3072;&#x3068;&#x308A;&#x3054;&#x3061;(&#x7BA1;&#x7406;&#x8005;&#x30A2;&#x30AD;&#x30B3;&#x3055;&#x3093;)</a>」に差をつけられていたぼくは、ここ数日のあいだ、数百ポイントまで肉薄していることが密かに気になっていた。 <br /> 「ひょっとしたらミ<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%AF">ラク</a>ルが起こるんじゃないか !?」</p><p>期待するなというほうが無理だった。 ランキングから「香港イラ写日誌」を削除するまであと1日。 このまま2位で終わったとしても、ぼくは、応援してくれた方達を想い、それでじゅうぶん満足していた。 けれども今日は誕生日。 ミ<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%AF">ラク</a>ルだって起こるかも知れない。</p><p>そのとき誕生会に同席してくれていた、<a href="http://10-0-0.net/mt/archives/2005/06/_treo.html">10g&#x3055;&#x3093;</a>が愛用の「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/TREO">TREO</a>(小型<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B7%C8%C2%D3%BE%F0%CA%F3%C3%BC%CB%F6">携帯情報端末</a>機)」を取り出し、「なおきんさんのイラ写、これで見れますよ」とそれをぼくに手渡した。</p><p><strong>おお・・・!</strong></p><p>低い雲が忙しく流れる香港の夜空の下、ぼくは野外カフェのテーブルに座り、その端末をのぞき込む。 <br /> 「立って歩く赤ん坊のイラスト」がディスプレイに映っていた。</p><br /> <p>はやる気持ちを抑え、ぼくはランキングへ、ランキングへとスクロールを繰り返す。 <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B9%A5%BF%A5%A4%A5%E9%A5%B9">スタイラス</a>をとりだし、目指すリンクをおす・・・</p><br /> <p><strong>ぽち・・・</strong></p><br /> <p>「<strong>一位 香港イラスト写真日誌 4850ポイント</strong>」<br /> <img src="http://www.nakagochi.com/hatena/ranking01.gif"></p><br /> <p>ミ<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%AF">ラク</a>ル・・・、か!?</p><p>まわりにいた仲間から、「どっ」と歓声が上がる。 <br /> ぼくは声がつまったまま、「わぁ・・・」とうめく。</p><p><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/TREO">TREO</a>の小さな画面のバックライトに浮かび上がる"1位"の文字<br /> しかし、ぼくにはかすんでうまく見えなかった。</p><p>やばい・・・</p><br /> <p>ぼくは、あわてて夜空を見上げる。<br /> そのまま夜空を注視する。 この夜空の元、「イラ写」を応援しポチし続けてくれたヒトタチを想い、ちっぽけな身体から精一杯のメッセージを送ってみる。</p><br /> <p>ありがとう</p><br /> <p>ありがとう</p><br /> <p>ありがとう</p><br /> <p><strong>ありがとう・・・!!</strong></p><p><img src="http://www.nakagochi.com/hatena/yozora.jpg"></p><br /> <p>想いは、夜空をつたって、うまく届いてくれただろうか・・・?<br /> <br /> </p> <blockquote> <p>▼ ランキング削除直前の「香港イラスト写真日誌」の記録<br /> <img src="http://www.nakagochi.com/hatena/ranking02.gif"></p> <ul> <li>週間IN : 5520, 週間OUT : 16,890, 月間IN : 19,890 </li> <li>最終ランキング成績 地域情報(アジア)  1 位</li> <li>最終ランキング成績 地域情報(海外)   1 位</li> <li>最終ランキング成績 総合    71 位(80,000中)  </li> <li>地域情報一位までにかかった日数    117日</li> </ul> </blockquote> <p><img src="http://www.nakagochi.com/hatena/banner_01.gif"><br /> これまで、「ぽちっ」としていただいた、すべての人に感謝します</p><p><strong>香港時間22時56分、「香港イラスト写真日誌」は、「人気<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D6%A5%ED%A5%B0%A5%E9%A5%F3%A5%AD%A5%F3%A5%B0">ブログランキング</a>」から、いま静かに消えました</strong></p> naokin_hk 歩き始めた赤ん坊 hatenablog://entry/17680117127069855396 2005-06-18T00:00:00+09:00 2019-04-22T09:51:32+09:00 思えば2月19日にこの世に生まれた、「香港イラスト写真日誌」。 きっかけは東京出張時、本屋でなにげに手に取った「はてなの本」だった。以前から、ネットベンチャー社長 「近藤淳也氏」 に興味があったぼくは、さっそく購入して読み始めたのだけど、読み終わるころにはもう、「やらずにはいられない」 ほどブログに熱くなっていた。 「はてなダイアリー」はたった7人で運営されているベンチャー企業であるが、そのユニークな手法といい、「学園祭」のようなノリといい、他のどんな大手のブログ運営会社よりもすばらしい、と個人的には思う。 その「はてな」がメンテナンス作業ですべてのサーバーが一斉に停止することは、まずない。 … <p><img class="daily-photo-from-diary-import" src="https://cdn-ak.d.st-hatena.com/diary/naokin_hk/2005-06-18.jpg" alt="&#x6B69;&#x304D;&#x59CB;&#x3081;&#x305F;&#x8D64;&#x3093;&#x574A;" title="&#x6B69;&#x304D;&#x59CB;&#x3081;&#x305F;&#x8D64;&#x3093;&#x574A;"></p><p>思えば2月19日にこの世に生まれた、「香港イラスト写真日誌」。 きっかけは東京出張時、本屋でなにげに手に取った「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%A4%CE%CB%DC">はてなの本</a>」だった。以前から、ネット<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D9%A5%F3%A5%C1%A5%E3%A1%BC">ベンチャー</a>社長 「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B6%E1%C6%A3%BD%DF%CC%E9">近藤淳也</a>氏」 に興味があったぼくは、さっそく購入して読み始めたのだけど、読み終わるころにはもう、「やらずにはいられない」 ほどブログに熱くなっていた。 「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%A5%C0%A5%A4%A5%A2%A5%EA%A1%BC">はてなダイアリー</a>」はたった7人で運営されている<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D9%A5%F3%A5%C1%A5%E3%A1%BC%B4%EB%B6%C8">ベンチャー企業</a>であるが、そのユニークな手法といい、「学園祭」のようなノリといい、他のどんな大手のブログ運営会社よりもすばらしい、と個人的には思う。 その「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA">はてな</a>」がメンテナンス作業ですべてのサーバーが一斉に停止することは、まずない。 これがどれほど大変なことであるかをぼくは知っている。 だから、これを実現している近藤氏の経営姿勢に頭が下がるのだ。</p><p>こうして経営者に感銘を受けて開設したブログも、しかし、「何をやっていいのか」わからない。 「日本中に百万以上存在する」といわれる「個人ブログ」。 そんな中で、「ぼくじゃなければできないブログとはなんだろう?」、「どうやればカッコイイブログになるんだろう?」と、始終、あたりの個人ブログや人気ブログを徘徊しても見た。 結果として、いまのスタイル(「写真」に「手書きイラスト」をかぶせ、「文章」をくっつける) を試行錯誤の果てに生み出した。 「でもこれは果たしてウケるんだろうか?」とか、「みんな見てくれるんだろうか?」とか、そもそも「こんなことやってる時間なんてあるのか?」などと、悩んでみたり、あれこれ考えあぐんでみたりしたが、そんなもの・・・</p><p><strong>どっちだってよかったんだ</strong></p><p>と、いま思う。</p><br /> <p>人はこの世に生を受けたとき、「おれはこれからどうすればいいんだろう?」と悩みながら、「おんぎゃー、おんぎゃー」泣いていたわけではない。 「ただ自分がココにいること」をいっしょうけんめい主張していただけ、だ。 そして、「泣けばお乳がもらえる」、「泣けばおむつが・・」、「泣けばおもちゃが・・」、「泣けば叱られ・・」、「笑えば微笑みが・・」、とこうして「自分が動く」と「まわりもそれにあわせて動く」 という反応からなにかを学び、「好奇心」の命ずるままに楽しいことを追い求めてきたわけだ。</p><p>だのに、やがて「したり顔の大人」へと成長していくにつれ、人はなにか新しいことを始めるとき、「出来なかったときの言い訳」を先に考えるようになってしまった。 それを人は、「大人の分別」とか、「思慮深いこと」としているように思う。 しかし、「できないままの自分」を、「始めてないままの自分」を、無理に「言い訳箱」におしこみ、封印してはいなかっただろうか? また、自分だけならまだしも、「なにかを始めようとする他人」にまでも、そういった「大人の分別」を押しつけていなかっただろうか?<br /> <br /> 自分が歩けることを知った赤ちゃん。 「歩くことがうれしくてしかたがない」ように笑いながら一歩ずつ歩いている。 その姿は、かつての自分にもあったはずだ。 はるか遠いその記憶に、あれはいったい何が楽しくて笑いながら歩きまわっていたのだろう?と想ってみる。 机の角で頭を打ち、絨毯のシワにつまずきながら、どうして赤ちゃん(時の自分)は、それでも歩くことをやめなかったのだろう? と。</p><p>歩くことをやめなかった証拠に、アナタがいまココにいる。</p><p>ブログを始めたきっかけなど、このさいもうどうでもいい。 頭で考えて始めたならば、さっさと心と体にゆだねればいい。 そうすれば、楽しいことへまっすぐに、笑いながら歩いいていける。 そう、歩き始めたばかりの赤ん坊のように。 <br /> やがて、楽しそうに歩くその姿を見て、楽しい人達が集まってくる。 楽しいことは人を時間を空間を共有し広がる運命にある。 </p><p><strong>楽しいことは連鎖する</strong></p><p>何度だっていう。 それがぼくがブログで学んだ一番の収穫だったからだ。 またとない人生を、ぼくはこの歳でブログに教えられた。</p><p>6月17日夕方、銅鑼灣に集まったヒトタチ27人。 その他に様々な理由で「来れなかったヒトタチ」を含めるといったい何人になったのか想像もつかない。<br /> もしぼくがあのときブログを始めなかったら、そして続けていなかったら、「この楽しいヒトタチ」と一堂に会する機会は無かった。 <br /> <strong>100パーセント、無かった!</strong></p><br /> <p>▼「香港最強ブロガー委員会(第二回会合)」の会場のようす<br /> <img src="http://www.nakagochi.com/hatena/blogger21.jpg"></p><p><img src="http://www.nakagochi.com/hatena/blogger22.jpg"></p><br /> <br /> <br /> <p>「香港ブロガーズ」<a href="#f-dda80005" name="fn-dda80005" title="香港ブログを書く人、香港ブログを読む人、それを両方する香港ブログファンを含めてたヒトタチをさす">*1</a>・・・、<br /> <strong>いま、歩くことに夢中になっている大きな赤ん坊たち・・・</strong></p><br /> <br /> <p><a href="http://blog.with2.net/link.php/50568"> <br /> <img src="http://www.nakagochi.com/hatena/banner_01.gif"><br /> 神様ミルクを、いや、ミラクルを!</a><br /> </p> <blockquote> <p>■ おしらせ<br /> 「香港最強ブロガー委員会(第二回会合)」に参加いただいたみなさま、どうもお疲れ様でした。 おかげさまで合計27人もの参加となりました。 参加年齢も、57歳から、一歳まで(参加者といっていいのか!?)までという幅の広さも瞠目です。 第一回目(19名)を上回る参加者数にうれしオドロキでした。 また、12時を回ってからの2次会にも、20人近く参加者が集まり、まだまだ「話し足りない」様子がうかがえました。 3次会が終わったのは4時を回ってましたね。 いやあ、楽しかったです。<br /> ついでに、「誕生日」も祝ってもらい恐縮でした。 ありがとうございます。</p> </blockquote> <blockquote> <p>▼ 文中で紹介した「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%A4%CE%CB%DC">はてなの本</a>」<br /> <a href="http://d.hatena.ne.jp/asin/4798107042/hatena-blog-22" class="asin"><img src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/511AE2MD44L._SL75_.jpg" alt="はてなの本 (NT2X)" title="はてなの本 (NT2X)" class="asin"></a> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA">はてな</a>社長、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B6%E1%C6%A3%BD%DF%CC%E9">近藤淳也</a>氏のインタビューや、「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA">はてな</a>」のしくみ、「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%A5%C0%A5%A4%A5%A2%A5%EA%A1%BC">はてなダイアリー</a>(ブログ)」の技術的な解説などが書かれた本です。 「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA">はてな</a>」を始めたくなったら読んでみてください。</p> </blockquote> <div class="footnote"> <p class="footnote"><a href="#fn-dda80005" name="f-dda80005" class="footnote-number">*1</a><span class="footnote-delimiter">:</span><span class="footnote-text">香港ブログを書く人、香港ブログを読む人、それを両方する香港ブログファンを含めてたヒトタチをさす</span></p> </div> naokin_hk 「香港日誌」にチャレンジ hatenablog://entry/17680117127069855929 2005-06-17T00:00:00+09:00 2019-04-22T09:51:38+09:00 香港ブロガーズの健闘がすごいです。 「人気ブログランキング」> 地域情報> 海外> アジア トップ10のうち、9つも「香港ブログ」がずらりです。 これにはちょっとびっくりですね。 それにしても今さらにように思うけど、「香港イラ写日誌」って、ちっとも「地域情報」になってない。 しかも、「日誌」ですらないし・・・「こりゃ詐欺だな」と猛省。こんなことでは、「 Zhumeiさんの「便利香港」のこと」、とやかく言う資格なし、ってことで今日こそは「香港日誌」にチャレンジ。「香港イラスト写真日誌」開設以来、初めての試みです。(初めてなんや・・・) 【なおきんの香港日誌】6月17日(金ようび) くもり時々雨 … <p>香港ブロガーズの健闘がすごいです。<br /> 「人気<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D6%A5%ED%A5%B0%A5%E9%A5%F3%A5%AD%A5%F3%A5%B0">ブログランキング</a>」> 地域情報> 海外> アジア トップ10のうち、9つも「香港ブログ」がずらりです。 これにはちょっとびっくりですね。 それにしても今さらにように思うけど、「香港イラ写日誌」って、ちっとも「地域情報」になってない。 しかも、「日誌」ですらないし・・・</p><p>「こりゃ詐欺だな」と猛省。こんなことでは、「 <a href="http://zhumeihk.exblog.jp/">Zhumei&#x3055;&#x3093;&#x306E;&#x300C;&#x4FBF;&#x5229;&#x9999;&#x6E2F;&#x300D;</a>のこと」、とやかく言う資格なし、ってことで今日こそは「香港日誌」にチャレンジ。「香港イラスト写真日誌」開設以来、初めての試みです。(初めてなんや・・・)<br /> <br /> </p> <blockquote> <p><strong>【なおきんの香港日誌】</strong>6月17日(金ようび) くもり時々雨</p> <ul> <li><strong>午前6時</strong></li> </ul><p><img src="http://www.nakagochi.com/hatena/nisshi01.jpg"></p> <ul> <li> <ul> <li>起床 コーンフレークで朝食をとったあと、再び寝る (おいっ)</li> </ul></li> </ul> <ul> <li><strong>午前8時</strong></li> </ul><p><img src="http://www.nakagochi.com/hatena/nisshi02.jpg"></p> <ul> <li> <ul> <li>今度こそ起床、 シャワーを浴びコーヒーを飲む</li> </ul></li> </ul> <ul> <li><strong>午前9時</strong></li> </ul><p><img src="http://www.nakagochi.com/hatena/nisshi03.jpg"></p> <ul> <li> <ul> <li>通勤の地下鉄の中、目の前に、まだ朝だというのに「すごい臭いオヤジ」に視界を遮られ、気がもうろうとしてしまう</li> </ul></li> </ul> <ul> <li><strong>午前10時</strong> <ul> <li>技術ミーティング テーマは 「中国のわがまま対策について」 </li> </ul></li> </ul> <ul> <li><strong>午前11時</strong> <ul> <li>広州から「若い出向者」のあいさつ 「鼻毛切るまで仲良くしてやんない」、と決心</li> </ul></li> </ul> <ul> <li><strong>午後12時</strong> <ul> <li>英国人CEOが不機嫌  中国オフィスで、また5人リストラしたらしい</li> </ul></li> </ul> <ul> <li><strong>午後01時</strong></li> </ul><p><img src="http://www.nakagochi.com/hatena/nisshi04.jpg"></p> <ul> <li> <ul> <li>いまこれを書いている </li> </ul></li> </ul><p>以上</p> </blockquote> <p></p><br /> <br /> <br /> <br /> <br /> <br /> <br /> <br /> <br /> <p><strong>つまんねぇ〜! (ノTДT)ノ ┻┻ </strong><br /> 「香港日誌」、あかん。いままでヤラなかった理由がようやくわかったなり。 つーか、「じゃ、なんでこのブログ名にしたんだよ!?」</p><p>今日は「香港最強ブロガー委員会」、第二回会合です。 7時からスタートしてますので、仕事が終わった方から順次、お集まりください。 今回もちゃんと、「自己紹介」してもらいますから、ちょっと考えておいてください。 「オチ」とかはつけないくていいです、スベりますからきっと。 っておれか。 (笑)</p><p><strong>では参加者の皆さん、気をつけてイラッ写〜い</strong>。</p><br /> <br /> <p><a href="http://blog.with2.net/link.php/50568"> <br /> <img src="http://www.nakagochi.com/hatena/banner_01.gif"><br /> ポチっとするのもあとわずか、ミラクルなるか!?</a></p> naokin_hk