秋の風
こんにちは。
元気ですか。大学や勉強楽しんでますか。
すっかりご無沙汰になってしまいました。
温かいメールをもらったのに返せていない人、ごめんなさい。
突然ですが、先ほど私にとってショックなことがありました。
こちらの大学での一番の学友が、大学を辞めてしまったことを知ったのです。
これを書いているのは、気持ちを整理するためです。
わたしはプネで、平和にのどかに生活しています。
たくさんの日本人と出逢い、インド人と出逢い、時を過ごします。
笑いあい、食事を共にし、共に学びます。
でも気づけば、インドにいると決めた時間の半分はもう過ぎ去ってしまっているのです。
そしてこれからの4カ月は、今までよりもずっと早く駆け抜けていくでしょう。
私はいま、そのことを強く感じています。
ただ必死にそのスピードにしがみ付き、瞬間々々自分に言い聞かせています。
「今を楽しもう。感じよう。感謝して全力で学ぼう」と。
私のもろい感情は、小さなことですぐいっぱいになってしまうのです。
そして改めて、当たり前のことなどなく物事にはいつか終わりが来るということをさまざまと思い出すのです。その人がいてくれたことのありがたみを、一緒に過ごした楽しく平凡な時間を。
その時の空気の匂いや周囲のざわめき、その人の言葉がわっと輝きだすのです。
大好きな人とも、いつかは別れる。
私の人生にも、インドでの生活にも、終わりがある。
私はそのことをどれだけ鮮明にイメージして時を過ごしているだろうか。
昔、父が言っていた言葉があります。
「人と別れるときは、いつもそれが最後かもしれないと思え」
少しずつ少しずつ、出逢いと共に心のどこかで別れの準備をしている。
その時が少しでも辛くないように。少しでも一緒にいれる時を楽しめるように。
日本に帰って、きっとまたみんなと会えるという希望は、素晴らしいことだね。
私は二度と出逢えない何人もの人を、人生で何度も懐かしみ、現実の世界を生きていくのでしょう。
出逢いのひとつひとつ、いまの一瞬々々、大切にできたらいいな。
私の大切な人たち、いつもありがとう。
みんなが健康で、周りの人たちと楽しく笑って、美味しいものを食べ、ゆっくりお風呂に入っていることを願います。
最後に、最近ノートに書き留めたふたつの言葉を。
"あなたらしくいなさい。 他人になろうとするには、人生は短すぎる。"
―世界急ライフスタイルの作り方(リンクはブログの右側)
"ああ、わたしって、なんて幸せ者かしら。
これからは、わたし、ずっと、ずーっとこんなふうに幸せでいられるんだわ。"
―ムーミンより、ミーサの言葉
乱文失礼しました。
読んでくれて、ありがとう^^
なおこ
P.S.
ニーニーやダーダーたちにみんなのコメントを伝えたら、とても喜んでいました。
インドが外国人の目にはどのように映るのかとても興味があるそうです。
前の記事のコメント、改めてありがとう☆