桜庭一樹サイン本到着。

 サイン本を注文すると、書店売りより入手するのが遅れるのよね(涙)。既に読み終わっちゃった人間が「WEBで読んでれば、わざわざ本で買わなくてもいい」とか言ってたけど、右から左へと聞き流す私(笑)。だって、活字が、本が好きなんだもん。それにしても、またどっさり、読みたい本が増えそうだ。嬉しい悲鳴。
 いつかどっかで、サイン本のサインをどーんとまとめて公開するかも。期待せずにお待ちください。

新刊書店でお買い物

船を建てる 上

船を建てる 上

ちむちむ・パレード

ちむちむ・パレード

カボチャの冒険 (バンブーコミックス)

カボチャの冒険 (バンブーコミックス)

かよちゃんの荷物 1 (バンブー・コミックス)

かよちゃんの荷物 1 (バンブー・コミックス)

 お目当てその1の鈴木志保本を、もれなくゲット!あの名作『船を建てる』が、ついに新装版で復刊ですよ!奥さん!(笑)(秋田書店、あっぱれ!)花丸ぐりぐりでオススメなのだ!
 五十嵐大介海獣の子供』1、2巻ゲットがお目当てその2だったのに、未だ入手できず。無念。今週末にはきっと。読んだらきっとハマりそうな予感がする。

本日の読書 服部まゆみ『時のアラベスク』

時のアラベスク

時のアラベスク

 服部まゆみさん追悼のために、久々に再読する。1987年の第7回横溝正史賞受賞作。「デヴュー作品には、その作家のすべてがある」とはよく耳にする言葉だけど、真実だなとしみじみと痛感した。
 中井英夫を仄めかすような寡作な作家澤井慶。彼の“怪奇小説と純文学の見事な融合”“少年期のリリシズムを筆力豊かにうたいあげた、日本幻想文学史上に残る名作”と絶賛された作品『魔物たちの夜』が映画化されることになった。すると、澤井慶の元には脅迫状が舞い込み、小説の内容に沿う形で現実に事件が起こり、何人もの人間が死んでいくのだった。

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