MSCナオキース 一部昇格!!
日曜日は、MSCナオキース世紀の一戦だった。
朝、起きると結構な勢いで雨が降っており、中止を覚悟し、連絡を待っていた。
だが、待てど待てど連絡がなく、第一試合開始の9時にピタッと雨が上がり、空が明るくなってきた。
同時に試合開催の連絡が入り、球場入りした。
これが、吉と出るか凶と出るか...不安で仕方なかった。
試合には、ほぼベストメンバーが集結。 このメンバーで負けたら仕方ない。
そんな思いで試合に挑んだ。
試合は、自己顕示欲が強く個々が目立ちたい”早打ち”のナオキースと、粘って粘って出塁する”スモールベースボール”のぞうさんず...の戦い。
終盤まで、4vs3の接戦だった。
だが、今年のナオキースは違う。
新加入の川上主幹君の大活躍と、スーパースターの神戸さんの活躍で、8vs4で歴史的勝利を飾った。
最終回にリリーフした神戸さんは130km/h を越えるストレート。
自軍のピッチャーでこんなに速い球を投げるピッチャーは初めてだ。
あんな玉、打てるわけがない。 味方でよかった(笑)。
試合の途中、スーパースターの神戸さんは、千葉ロッテファンの方に声を掛けられていた。
”神戸さん。何でこんな所で野球やってるんですか?”
”......”
”何で神戸さんがナオキースにいるんですか?”
”まあ、いろいろあってね.....”
と、ぎこちない会話が聞こえてきた。
確かにそうだ。ナオキースの中心選手なんて、あり得ないシチュエーションだ。
ぞうさんずの三位決定表彰式に参加し、次回の表彰式の想像をした。
何はともあれ、一部昇格決定!!
歴史的快挙だ!!
思い返せば、7年前に、住吉君、井上君と軽い気持ちで創部。
チーム名は投票で決め、ユニフォームは松井秀喜が全盛期だったため、ヤンキースに似せた。
初出場は島田木材バッファローズに3回コールド負けした。
戦うフリーター・所英男選手、武蔵村山の英雄・金原正徳選手がチームの要で、自分は一試合に5回くらいボークを取られた。
滅茶苦茶なチームだった。
その後、地域色を前面に出し、MSCナオキースに改名。
その後約2年間は一度も勝てず、甲子園経験者小野寺君の加入から第一次黄金期を迎え、二部昇格。
二度の準決勝に挑むも敗戦し、今回は三度目の正直だった。
紆余曲折。ようやく掴んだ一部への切符だ。
一勝もできなかったMSCナオキースが一部昇格!!
嬉しいとしか言いようがない。
チームの皆さん、おめでとうございます。
こうなったら、優勝しちゃいましょう!!
そして午後には、東京ドームへ。
スーパースター大谷が投げた。
今回は、外野席で一生懸命応援したが、ジャイアンツは敗戦。
だが、大谷の日本歴代最速163km/hを見ることができた。
といっても、新記録が出たことは試合が終わるまで知らなかった。
ただ、本当に球が速かった。この場に居られただけで良かったのだ。
ジャイアンツ、気を取り直して、頑張れ!!
午前に見た神戸さんのストレートより30km/h以上速い、大谷のストレート。
想像ができない。凄すぎる。
そんな日曜日だった。