埼玉医大訪問
自分は、年に一回、出身医局の訪問をしているが、今年は諸事情により8月の訪問となった。
篠塚教授にアポイントをいただいたが、約束の時間より早めに到着して院内を患者さん感覚でぶらぶらした。
最近の埼玉医大の変貌ぶりに驚きを感じながら、学生時代の楽しい思い出の場所と、外科修業時代の辛い思い出の場所と、そして変わっていった新しい場所を頭の中でシャッフルして散歩した。
良くも悪くも西埼玉地区の”田舎の新設私大”は、少しずつでも”都会の私大”に近づいている。
これも、同級生の丸木清之理事長の努力もあるのだろう。
さすがだ。
肝心の篠塚教授とは正月以来の再会。
白衣を着てお会いすると、ちょっと緊張する。
やはり、バリバリの徒弟制度が存在した外科医局の大先輩。 後輩にも厳しいが自分に厳しい上司だ。だから、白衣を着ている時はやっぱり怖い。 でも、普段はやたらと優しい上司だ。
海外の国際学会や国内学会にたくさん連れて行ってもらい、博士論文を書くためにいろいろなことを教えていただいた。
そんな篠塚教授は、外科の教授だけでは止まらず、大学病院の副院長である。
院内をまんべんなく案内していただいた。
クリニック新棟建設に向け、大きなヒントをいただいた。収穫が大きかった。
長い時間、ありがとうございました。
そして、偶然、医局長の大原先生とも再会。
可愛い後輩の大原も、もはや医局の№3。 出身医局のトップランナーで頑張ってくれている。
今回ばかりは、クリニックに来いよ!!とは言えなかった。
もうそんな立場ではない(笑)。
そして帰りに、埼玉医大国際医療センターに寄りたくなって、寄り道した。
誰かと会えるかと思ってぶらぶらしたが、知り合いには誰にも会えなかった。
でも、師匠”小山勇”を感じて、帰ってきた(笑)。
そんな、埼玉医大への訪問だった。
今度は、自分がクリニックを大きくして、師匠や先輩や後輩をご招待したいものだ。
それまで、一生懸命精進して頑張っていこう。