Hole In The Wall

カリフォルニア州サンノゼ在のソフトウェアエンジニア。

Jaco Pastorius@武道館

到着。やっぱりイイ!なんだか当時を思い出してじーんとくる物がある。テニスの練習さぼって罰ラン覚悟で見に行ったんだよな、このコンサート。だから多分水曜日(テニス練習日)だったんじゃないかな?当時副将だったUさんに”俺も行きたかったんだぞ!”って言われたっけ。この年までいろんなアーティストのコンサートを数多く見てきたが、このコンサートほど”行っといて良かった”と思えるのは他にないかも知れない。”行っときゃ良かった”って言うのは沢山あるけれど(笑)。
で、改めてこの演奏の感想だけれど、熱いです。Peter Erskineのドラミングがとってもタイトである。当時Steve Gaddと共にフュージョンドラマーの双璧をなしていた一人で、Steve Gaddが見るからに(聞くからに?)ハデなドラミングだったのに対し、Peter Erskineはかちっとした玄人受けするリズムが売りだった。簡単に言うとSteve Gaddが簡単なフレーズを難しそうに聞こえるように叩き、Peter Erskineが難しいフレーズを簡単に聞こえるように叩くと言ったところか。特にハイハットを始めとするシンバルワークが絶妙なんだよな。
この音源、帯に書いてある説明を読むとどうやら今まで(メディアとして)外に出たことのないものらしい。NHK門外不出だったわけである。TWINSのデータにも武道館音源が含まれているように書かれてあるが、ということはTWINSの表記は間違いだったって事?よくわからないが明らかに双方違う音源であることは確かだ。しかもこのCD、出所がNHKであるのは間違い無いんだが、販売元が聞いたこと無いようなAltusという会社。それもこのCDの品番が"ALT-10001"。いかにも初めてCD出してみましたみたいな番号である。この手のCDは2度と再販されないか、あるいは大手が買い取ってすばらしいリミックスで売り出すかのどっちかであるが、やはり買える時に買っておけというのが鉄則である。リミックスが出たらまた買えば良いんだし(笑)。
ところでこのCDを聞いているうちに、なんとか例のNHK映像にこの音源をアフレコできないかと思い出した。なんか良いツール無いかなぁ。ちょっと探してみよう。
それよりもNHKに”たのみこむ”してDVD出してもらう方が良いのかな。