1.3 Railsを動かしてみよう(1)

アプリケーションの作成と起動

C:\rails> rails new asagao -d mysql


Rails3からrailsコマンドの使い方がかなり変わった。
また、デフォルトのDBがSQLiteなので、MySQLを使用する場合は上記のようにオプションを指定すればよい。

C:\rails> cd asagao
C:\rails\asagao> rails server

上記のように、以前はscriptフォルダ配下のスクリプトを直接実行していたが、Rails3からrailsコマンドに集約されている。
以下に対応を記す。

TODO

また、私はrails3.1.0で試しているのだが、上記コマンドを実行したらエラーになった。
調べたところGemfileファイルに「」を追記して「」を実行すればよい事がわかった。同じくエラーになった場合は試してみると良い。

ここで、作成したアプリケーションをgitでバージョン管理できるように初期化しておこう。

C:\rails\asagao> git init
C:\rails\asagao> git add .
C:\rails\asagao> git commit -m "first import"

コントローラの作成もrailsコマンドを使用するので注意が必要である。

C:\rails\asagao> rails generate controller main

これ以降は特に問題なく実行できるだろう。ここまでの作業内容をリポジトリに反映しておこう。

C:\rails\asagao> git add .
C:\rails\asagao> git commit -m "1.3 コントローラとアクションの作成まで"

基礎 Ruby on Rails  Rails3対応

基礎Ruby on Rails (IMPRESS KISO SERIES)

基礎Ruby on Rails (IMPRESS KISO SERIES)

私がRuby on Railsの勉強を始めるときに出会ったのがこの一冊である。
この書籍のサンプルコードを何度も作成してRailsに慣れることができた。

当時はバージョンの違いもなく、一から進めることができた。
しかし、現在はRailsをインストールしてみると必然的に3.1.0がインストールされてしまい、
バージョンの違いのせいで、書籍のサンプルをそのまま動かす事ができない。

こんなに素晴らしい書籍なのにバージョン違いで動かないのは寂しい。

そこで、当ブログではRails3でもこの書籍で学習できるように変更点をまとめて行こうと思う。