Hatena::ブログ(Diary)

naoyaのはてなダイアリー

January 27, 2006

ライブドアの技術の話

今回のライブドアの件で、「ライブドアは虚業」、とか「日本のネット企業は心を改めて技術を磨け」みたいな論調を良く見かけるわけですが。

いずれ誰かが書くだろうと思っていて、やっと出てきたライブドアの技術の話。

ライブドアの直近の財務諸表なんかを見ると確かに証券周りなどの売り上げの占める割合が多かったりもしますが、その企業の設立当初から今に至るまでその屋台骨を支えてきたのは間違いなくライブドアが持っている確かな技術で、日本のウェブ関連企業の中でもその技術レベルの高さは、その辺でなんとか 2.0 だとか声高に言ってる企業なんかよりも遙かに高いと思ったほうが良いでしょう。

圏外からのひとことの中で示されていたポインタ以外にも、最近の取り組みは以下のリンクが参考になると思います。

自社でサーバーを設計するなどレイヤ0から独自の技術を持っており、連日のテレビ放映による影響でも落ちないサイトを維持し、オープンソースの自社製フレームワークで大規模なサイトを超短期で構築して自分たちで運用している。オープンソースのライブラリ開発者、メディア執筆者を多数輩出した企業であり、特に Lightweight Language を活用するウェブプログラマに与えた影響は非常に大きい...ライブドアはそういう技術的な側面を持っている企業です。

ライブドアに限らず、日本の大きなウェブサイト、例えば Yahoo! ですとか楽天ですとか、そういった所を技術的でないと認識されている人も多いように感じますが、それは単に技術を全面に押し出すマーケティングをしてないだけであって、技術を持ってないということとは違う。一日何億もあるページビュー、何万というトランザクションをエラーを出さずにさばき続けるのにいったいどんな技術が必要か、想像したことはありますか。

今回の事件そのものについて有罪だ無罪だ、正しいとか間違ってるとかそういうことを言うつもりはありません。ただ、マスメディアが報道しないそういう側面があるということを、みなさんにも正しく理解して欲しいなと思います。

fm315fm315 2006/01/27 14:20 はじめまして。
上記エントリーの件、理解しました。
Livedoorは”未来検索”や”Livedoor blog”以降、あまり一般インターネットユーザに対してオモシロイサービスを提供してこなかったように思います。
今回の一件を機に、Livedoorがより一般ユーザに近くなるような、楽しいサービスをリリースしてもらえるようになればいいなぁ、と思ったりします。素人ながら、コメントさせていただきました。

もちろん、はてなにも期待してます。

fromdusktildawnfromdusktildawn 2006/01/27 16:03 たぶん、ほとんどの人は十分分かっていると思うので、おせっかいなのは、承知してますが、もしかしたら、CTOという、その会社の技術の顔である人が、実名と肩書を晒してこういう発言をするのに、どれだけの覚悟がいるかは、実感しにくい方もいるかもしらんとか思ったので、念のため補足しときたくなりました。
とくに、彼はB2Cの会社の技術代表という立場ですから、彼がその技術力を裏書きするようなことを言った会社が、あとから、技術的にはスカスカであることが分かって、それがネットに広まったりしたら、シャレにならんなと。だから、よっぽど自信と確信と心意気とかがないと、こんなこと、言わないわけです。むしろ、単に打算的なだけのズルい人は、かなり自信があったとしても、踏む必要のないリスクを踏むような損なことはしないわけですよ。世の中には、そういう打算的なCTOはゴロゴロいますわ。その中で、あえてリスクをとってそういう発言をする、ということに、なんていうか、「エライでんな〜」とか思うわけですね。まあ、そうやって自分のプレゼンスを上げるというとこまで計算した上での発言というところもあるだろうから、もちろん、完全に打算的でないと言う解釈は、まあ、ちょっとヌルいわけですが、にしても、そういうレベルの高い打算だったら、ぼく的には、その行動の価値は少しも貶めないとか考えたりとか、まあ、だんだんまとまらなくなって支離滅裂になって自分でも何を言っているのか分からなくなってきましたが、それでも発言するということに踏み切るその背後の心の動きが、なんかカッコイイなーとか、そんなことをぼんやりと考えたりしたわけです。ま、どうでもいいノイズでしたね。失礼します。

daidai80daidai80 2006/01/27 16:33 そうですね。
livedoor フレパ
http://zapanet.info/blog/item/74/catid/20
livedoor PICS
http://coolsummer.typepad.com/kotori/2005/12/livedoormixifli.html
など、素晴らしい技術です。
”ライブドアはそういう技術的な側面を持っている企業”ですね。

今回の話は、とても勉強になりました。

f99aqf99aq 2006/01/27 21:06 デザインをパクるのは簡単かもしれませんが、機能をパクるのは簡単ではありませんよ。

あハハあハハ 2006/01/28 03:43 初期はひどかったですけどね。ありえないエラーばかりで。

ぇ?ぇ? 2006/01/29 00:50 『デザインをパクるのも簡単ではないですよ?』パクッたらモロばれですしw

Minoru ArakiMinoru Araki 2006/01/29 13:15 確かにここまで大きくなったのには必ず分けがあるんだよな。
ベースとしての技術。
レイヤー0からのノウハウがあるのは、やっぱり強みですな。

shuichi16shuichi16 2006/01/29 13:46 >ライブドアに限らず、日本の大きなウェブサイト、例えば Yahoo! ですとか楽天ですとか、そういった所を技術的でないと認識されている人も多いように感じますが
ライブドアや楽天に対して、技術がないという論調が出てくるのは、マイクロソフトやグーグルと比較した場合に考えると、ライブア、楽天は技術力がないと思えてくるからでないでしょうか?
やはり、日本を代表するIT企業なのですから、当然、自動車のトヨタや、エレクトロニクスのソニーのように世界の主導的な立場にいるかといえば、そうではないから、ライブドア、楽天は技術がないと思われるんだと思います。

そこらのIT系零細企業と、比べて技術力がないとは思ってません。

FC2FC2 2006/01/30 12:05 同感です。

技術?技術? 2006/02/01 01:58 技術は所詮、技術だ。それは道具なのであって目的ではない。

kkkk 2006/02/01 18:33 その技術にいくらお金を投資家が出すか、そこが問題となる
そして投資にみあう市場がなければ、なんのいみもない

ランラン 2006/02/01 21:52 >shuichi16氏
それは単なるあなたのブランド感としか思えないのですが。
何か技術論とは別個の問題に思えます。

まあ、ブランド感で技術力が理解されているというのがあなたの意見でしょうけど。
でも、そもそもそういった方向けの記事でしょこれw

 2006/02/02 17:28 パクリは悪くないという考え方もアリでしょうね。僕の中ではナシですが。

 2006/02/02 17:32 加えていうと、技術力の高ければ儲かるわけではないですよね。後発のポータルやSNSが儲かるとは思えません。もっともグーグル並みの技術力があれば別でしょうけど。

noranyankonoranyanko 2006/02/05 18:30 そう言えば、ライブドア・infoseek・CoolOnline・楽天なども一日にかなりの処理をしてても落ちないですね。
う〜ん技術面ではかなりの腕を持っていそうですね。無料のサービス関連サイトの技術者は尊敬しますね。有料のサービスを提供してるところでもたま〜に落ちる時もありますがすぐに稼動しはじまったり、分散サーバについてよく理解しててサイトの一部だけを落とし数時間で修正し再稼動したりしてますからね。

>daidai80>daidai80 2006/02/05 21:09 google以降の、http://search.yahoo.co.jp/ こういうのをパクりとは言わなくなってるらしいので、livedoorのもパクりとは言わないらしいです。確かに、ネタ元のgoogleがyahooにソースを提供したという話は聞いた事がありませんね。

1 2006/02/07 18:42 よくわからんのですが、たとえば例えば Yahoo! ですとか楽天ですとかとくらべて、どこがどういう風に技術力があるんですか?
グーグルの検索能力みたいなものがあるんですか?

素人ですが素人ですが 2006/02/07 19:19 だってポータルサービスなんかやるならば、技術は持っててあたりまえなわけで。未熟な技術で大風呂敷なんか広げられちゃあユーザーが困るわけですよね?だから技術はあって当然だと。で、その技術でどうやって金を生むかというのが企業のあり方なんではないでしょうか?株価操作ではなく、技術があるならそれを売れば良かったものを・・。宝の持ち腐れですな。他にも同レベルの技術をもった企業が、健全に利益追求出来てるのならば、ライブドアが技術をもっていても、それは何のフォローにも、慰めにもなりませんね。

M 2006/02/07 20:48 ITmediaの記事から飛んできました。
IT企業は技術力があって当たり前、というのは建前であって実態はそうじゃないところが少なくないですよ。
ただし企業としての技術力が弱いと言う場合、単に優秀な技術者を雇えていないケースと、技術力の高い技術者はいるけど発言力を持っていないケースとがあると思うんですよ。で、ライブドアは後者だと主張したかったのでしょうね。まぁこんなのは技術者視点でのプライドの問題であって第三者にはどっちでも同じことですけど。

金儲けのために技術力(信頼性や安全性など)を切り捨てる企業姿勢は予想以上に広まっているんじゃないですかね。ITの世界では法規制も未整備ですから、耐震偽装事件のように裁かれる心配もないわけだし。

natnat 2006/02/07 22:04 Y! News から飛んできました.
ライブドアは大手ゲーム会社から開発を委託されるほどの
技術力があったのに,こういう事件に巻き込まれると,
下手なイメージが染み付いてしまうんですね.

実は某データホテルにお世話になっている者なんですが,
営業のこの一言が今でも印象的で耳からはなれないです.
「あれは弊社の一部の者の暴走であり、会社自体が悪いのでは
ありません.技術の者は従来通り運用できるようにスタンバイ
していますし,万一の際の譲渡先も決まっています・・・」

YamatoYamato 2006/02/07 23:49 トランザクションの数なんてある程度の技術とあとはカネですよ
Pentium4サーバー一台で運営してますとか言うなら別ですが、ちがうでしょ?

高負荷のサイトが落ちてないから技術があるなんて言ってるのは、
車がエンストしないから高性能だと言っているようなもんで、あなたは何年前の人ですか?と

mumu 2006/02/08 01:05 >高負荷のサイトが落ちてないから技術があるなんて言ってるのは、
>車がエンストしないから高性能だと言っているようなもんで、

それでも、これまでリッターカー程度の負荷水準で廻してたポータルで、イレギュラーな事態が突発していきなりトランザクションが2倍3倍のオーダーになっても、エンストしないだけのスケーラビリティを用意していた(あるいは動的に構成を組み替えて負荷分散し、DoSに陥るのを防止した)、というのは評価に値する点じゃないでしょうか。何年前だろうが何年後だろうが、単位時間内の処理数がシステムの負荷限界を超えれば落ちるものは落ちる、これはシステムの宿命です。

運用・保守系の地力というものが、華々しい新技術に比べて評価されにくい面があるのは仕方ないですが、ダウンタイム0を維持するというのは、この種のサービスの生命線だと思います。

「あとはカネですよ」というのは一面の真実かもしれませんが、逆に言えば可用性や負荷耐性というのは安易にコストを削りやすい部分だということでもあります。でも、livedoorのサイト群はそうしていなかったし、低位レイヤーから地道で堅実な仕事をやって可用性向上に努めていた。伊藤氏や、上のリンクから辿れる「livedoorの技術的側面」を肯定的に評価している各氏は、そのことについて言及しているのでは。

非SE非SE 2006/02/08 01:22 いまどき、この程度の事で技術力が有るとか言えるのはどうでしょう?
東証が落ちたのは技術力が無いためですか?
リソース(設備、人、資金etc)をきちんと振り分ければ済むだけの話で、オープンソース系だからと言って、きちんとした運用イコール技術力と言うのはひと昔前の事ではないでしょうか。
リソースが不足さえしていなければ、きちんとした運用は当たり前です。
そもそも今の業界は技術力ではなくサービス、アルゴリズム等アイデアが勝負で、アイデアを実現するにあたり必要な技術力というのは持っていて当たり前の世界なのでは?

通りすがり通りすがり 2006/02/08 02:36 トップが主導していたものが「一部の暴走」ですか・・。やっぱりロクな会社ではないな。今回の事件以前にライブドアは広告代理店側からの評判悪いよ。勝手に風呂敷広げて閉めちゃう。ビジネスとしてリスクあるから案件持ち込まれてもなるべく受けたくないし躊躇する(気まぐれだから)と某大手の方が溢していた。去年の11月の話しだったな。

通りすがり通りすがり 2006/02/08 02:36 トップが主導していたものが「一部の暴走」ですか・・。やっぱりロクな会社ではないな。今回の事件以前にライブドアは広告代理店側からの評判悪いよ。勝手に風呂敷広げて閉めちゃう。ビジネスとしてリスクあるから案件持ち込まれてもなるべく受けたくないし躊躇する(気まぐれだから)と某大手の方が溢していた。去年の11月の話しだったな。

通りすがり通りすがり 2006/02/08 02:38 ついでに…nat君は社員臭さがプンプンしてならない。(笑)

うーんうーん 2006/02/08 08:57 通りすがりさんはせっかく自分の経験談を元に話しているのに、

>nat君は社員臭さがプンプンしてならない。(笑)

これは蛇足だと思いますよ。こういった場でそういう風なレッテル貼りは
自分の論に浅薄という二文字を貼り付けてしまいます。

essaessa 2006/02/08 09:49 ITMediaにこの記事がリンクされたためだと思うのですが、昨晩よりnaoyaさんのこの記事経由で、物凄いアクセスが来ております。

それで嬉しい悲鳴なのですが、負荷対策の為、文中冒頭のリンクを下記のURLに変えていただけないでしょうか。内容は同じで、staticなHTMLに変換しただけのものです。
http://www007.upp.so-net.ne.jp/kengai/livedoor/20060126_p02.html
http://www007.upp.so-net.ne.jp/kengai/livedoor/20060127_p01.html

おそらく負荷の為だと思うのですが、かなり煩雑にエラーが発生してしまっています。お手数ですが、よろしくお願いします。

(しかしバーストアクセス対策の難しさを論じた記事へのバーストアクセスで悩まされるとは皮肉なものですね)

naoyanaoya 2006/02/08 10:42 変更しておきました。 > essa さん

トラフィックやトランザクションの点で技術力が〜とコメント欄で主張されているかたは是非、リンク先の文章なども合わせてご一読ください。

ここで言ってるのは僕の言ってることが正しいと主張していることではなく、ちゃんと自分の目で調べてから、虚業であるとか、技術力がある/なしというのを判断してくださいね、ということなのですから。

トラフィックやトランザクションの話はあくまで一例に過ぎません。とは言っても、みなさんが想像するものと桁が二つぐらい違うとは思いますけどね。

essaessa 2006/02/08 11:13 どうも、ありがとうございます。

たかたか 2006/02/08 13:13 あれだけのカネと社員数が等のリソースがあれば、それにモノを言わせたシステムが出来ていても当然なのでは?
それに「あの事件は一部の社員が」ってのは酷い発言だと思う。
本当に反省してるのかって思ってしまう。
堀江氏のブログコメントで「マスメディアは手のひらを返したように」
ってのが多くあったけど、一番手のひらを返してるのは上記発言やライブドア離れをしている関連会社等、身内じゃないか。
これをご都合主義と言わずしてなんと言うか。

naoyanaoya 2006/02/08 13:27 当然、と言える根拠は何でしょうか。

社員のうち何人が技術者で、どのぐらいコスト効率でサーバーやソフトウェアの開発していたか、それもリンク先を読めばわかるのでお読みになってくださいね。

もう一つ。1. 堀江さんに容疑がかかっているっていうこと 2.技術力があるということは別の話なので。

マスコミの報道だけを頼りにいくつかの話を混同し、ライブドアという会社に対して一次元的なイメージが自分の中に作られているということに危機感はありませんか?

通りすがり通りすがり 2006/02/08 23:25 ITMediaの記事では「技術者20人ほどでポータルの全サービスを作っており」とありますが、これはつまりシステム構築や運用は他に任せているということですよね。アプリ開発からテスト、運用、管理まで自社20人でインソースしているとは考えられません。安定稼動を稼動せしめているのは、本当にライブドアの技術なのでしょうか?他のSIerなのではないでしょうか?ただ単にポータルのサービスを作っているだけで、ライブドアに技術があると言えるのでしょうか?

YamatoYamato 2006/02/08 23:55 我々はライブドアのポータル以上のシステムをいくつも見ることが出来ます。
電話の交換機、気象予報システム、大企業のERPシステム、コンビニのPOS等、
ライブドアが素人の集団では無い事に間違いはないでしょうが
取り立てて技術が素晴らしいというレベルでもないと思います。
あの程度の規模を運営、構築する技術は
専門に扱っている会社であれば中小企業や零細企業でも持ってますよ
彼らは大手の下請けで、ライブドア以上のシステムを当たり前にいくつもこなしています。

ライブドアのサイトが落ちていないのは素晴らしいことで間違いありません。
でも、それはオーバースペックであっただけにすぎません。
むしろ、技術面から言えばコスト見積もりが甘かったとも言えます。   ・・・さすがにそれは意地悪すぎる言い方ですが

当然、今回のようなイレギュラーな状況でも運営を続けるライブドアのサイトは素晴らしいと思います。
しかし、保守、運用コストが充実しているのを技術力があるとは言わないでしょう?

そう、システムの負荷限界を超えれば落ちるのは常識
それはライブドアのサイトも同じ

ただ、ライブドアのサイトはその負荷限界の設定値がその規模に対して高かったとそれだけにすぎません。

   2006/02/08 23:57 ウェブサーバの安定運用って、どうなんですかね。確かに必要な技術ではあると思うけど、Apacheそのものを作る技術、Linuxを作る技術と比べると、「程度が低い」と思うのは偏見ですかね。http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/12767.html

otsuneotsune 2006/02/09 03:26 「テレビでガンガン放映されているのに、あの手のポータルをアクセス不能にしないこと」
ってのがどれだけ困難で、金だけではない技術が必要だ。ってのは、大規模Apacheサイト運営についてを見聞きした技術者には自明の話なのだけど。
それがこのコメント欄に代表されるような「たんにコストをかけすぎてサーバー台数が多いだけじゃないの?」というピントはずれな印象をもたれてしまうってのがポイントなんだなぁと思いました。
あと「バックヤードの見えない部分」が話のポイントなのに、目に見える部分でしか話を聞いていないというのも面白いところですね。

naoyanaoya 2006/02/09 08:37 > otsune さん

やっぱりそういうウェブ屋の世界と、一般のシステム開発の世界は違う文化だからでしょうねえ。

何を言ってもみんな自分の世界に当てはめて憶測で考えちゃうんでだめすですね、これ以上何を言っても。なんとかの壁ってやつでしょうか。

通りすがりの技術者通りすがりの技術者 2006/02/09 11:50 まぁ、もし、本気で「ただ金が有る。台数が多いだけ」だけとか言ってる技術者がいるんだとすれば、もうちょっと勉強したほうがよいですよ。。と。安定運用してるからといってサーバに余裕を持たせているだけなんて発想が幼稚すぎますね。。見た目には判らないけど、サーバの台数なんて日々のサービスの変化で常に調整して変えてるもんですよ。それでもサービスを止めずクオリティも下げずに大規模のサイトを運用するには、サイトの設計からして普通とは違います。
まぁ、その発想からして、そういう経験も無い人が言っているんでしょうけど。。ムキになっちゃいましたね、、

なんちゃって技術者なんちゃって技術者 2006/02/09 15:01 例えれば、サッカーのゴールキーパー(以下GK)のようなもので>サーバ運用者
GKは失点すれば責任を押し付けられるけど、失点の原因はGKの身体能力(技術力)とは別の「何か」にある場合がほとんどですよね?しかしGKの能力として、その「何か」が含まれることはちょっとサッカーをかじったことがある人ならわかると思います。
サーバ運用者にもその「何か」があるのです。私自身はIT業界に携わっていますが、サーバの運用者ではありません。しかしサーバ運用者の「何か」に助けられたことが多々あります。
これを技術力と言わなければ、何を持って技術力というのか教えていただきたい。「技術スキルが高い」と「技術力がある」は違うものなのですよ。
あまりにも無責任な書き込みが散見されたので、当事者でもないのにカチンと来てしまいました。

なんちゃって技術者なんちゃって技術者 2006/02/09 15:18 ついでに。

負荷が高い→サーバを単純に増やせば良い

これは大きな誤解です。
例えば交通渋滞を考えてください。解決には車線拡張や道路を増やすだけでなく、道路の建設位置や信号のタイミング、ジャンクションの設置、果ては路上駐車対策を考慮した駐車場の設置、都市計画まで及んでいくのです。
これは資金さえつぎ込めば解決するものではありません。道路であれば長期のロードマップ(道路整備計画)、突然の道路幅拡張にも耐える用地の確保や交通量増加時の事前計画などが無ければ、お粗末な対応になっていきます。
しかも前例が無いことに対応しなければならないのです。これがどれほど難しいか、技術にかかわる仕事に従事している人ならわかっていただけると思うのですが。

通りすがり通りすがり 2006/02/09 19:08 なんちゃって技術者の仰る通り、「スキルレベルが高い」ということと「技術を持っている」ということが混同して使われていると思います。前者は、HighVolumeWebSiteを構築、運用できるほどのスキルがあるということであり、後者は、特許などでメジャーできるものだと思います。

ただ、負荷が高ければ、結局サーバーを単純に増やすしかないのではないか?というのが私の意見です。

アクセス数が増加している段階で、ApachやAppServerのスレッド数をいじろうが、ヒープサイズを増やそうが、DBのパラメータをいじろうが、はてまたアプリを書き直そうが、性能要求にミートするには相当のワークが発生しますし、どう最適化、チューニングしても追いつきません。そのようなチューニングにお金をかけるならサーバーを追加したほうが安く上がるのではないかと思うのですが、如何でしょう?

###### 2006/02/09 21:27 サーバーを追加すればいい
ていうのもなんというか幸せな誤解だなあ。

naoyanaoya 2006/02/09 22:34 確かに何千万もするファイルサーバーとか、ロードバランサーとかで問題が解決できる機会っていうのは存在すると思います。なので ”負荷が高ければ、結局サーバーを単純に増やすしかないのではないか?” という点がびったりはまる局面も確かにあります。

でも、実際にはサーバーを増やせば解決できる、というケースは希で、むしろそういうケースは幸運な方です。

「サーバーを追加すればいいていうのもなんというか幸せな誤解だなあ」というのはそういう局面を経験している人の一言じゃないかなと思います。

サーバーを追加するだけではどうにもならない、ではどうするか、というのを具体的に経験として語っている良い資料に以下の物があります。

- http://www.danga.com/words/2004_mysqlcon/mysql-slides.pdf

LiveJournal という巨大なシステムを運用する中で、サーバー群がどのように成長していって、どういう局面でどういう技術が必要だったかが詳細に記されています。

はてなやライブドアなんかはこの LiveJournal がやってる取り組みと非常によく似ていて、そこにはそれなりの技術が必要という風に認識しています。

ところで、なんか運用周りの話ばっかりになっちゃいましたが、それ以外にもライブドアは Sledge というフレームワークをオープンソースでリリースしていたり、あと外注で、と思われるかもしれませんが多くの物を自社開発しているという点もあります。あとは、インフラを自分たちで設計しているという点も見逃せないと思っています。

naoyanaoya 2006/02/09 22:36 あと、ミッションクリティカル系のシステムと、ポータルのようなウェブシステムというのは同じシステムでも方法論がずいぶんと異なります。

essa さんがその辺について素晴らしい記事をお書きになっているので、もし興味があればご一読ください。

http://d.hatena.ne.jp/essa/20060209/p4

すれすれ 2006/02/09 22:38 >解決には車線拡張や道路を増やすだけでなく、道路の建設位置や信号のタイミング、ジャンクションの設置、果ては路上駐車対策を考慮した駐車場の設置、都市計画まで及んでいくのです

サーバーを増やすだけではダメで、動的にサーバーを増やしてシステムを組みなおし、負荷分散がなされるようにチューニングする必要がある、それにはスキルがいるよ、といわれているのに対して、
>チューニングにお金をかけるならサーバーを追加したほうが安く上がる
というコメントは、ちょっとなんだかなー

yu-kunyu-kun 2006/02/09 23:19 そもそも、連日のテレビ放映でどの程度トラフィックが増えたのか、それがクリティカルなほどの負荷増だったのか疑問なんですが。マスコミがライブドアの「虚業」の部分を騒ぎ立てるのと、一般の方々がライブドアのサービス、すなわち「実業」の部分に興味を持ってアクセスするのとのではそれなりの距離があるような気がします。負荷増は本当にあったのですか?

少なくとも、私が一連の騒動の間ライブドアのサービスを利用していた限りでは、特にアクセス集中が起こっているようには思えませんでした(もちろん中の人がリアルタイムで対処していたためかも知れませんが)。

2倍3倍のトラフィックがこう存在して、それをしのぎきったとかであれば賞賛もしますが、外野からは分からない、確かでない仮定を前提にして、ライブドアの技術力を強調するのもなんだかなあという感じがします。

naoyanaoya 2006/02/09 23:40 なるほど、そこは僕の主張も確かに憶測に基づいていますね。

それなんですが、また憶測になってしまうので申し訳ないとは思いつつ一つ具体例を。

この記事自体が Yahoo! からリンクされたことで、一時間にだいたい数百のアクセスが平均のこの日記のアクセスが、一時間に 5000 とかそのぐらいまで跳ね上がりました。

テレビ報道の影響というのは、以前にはてながテレビの深夜番組で取り上げられた際に経験してるのですが、そのアクセス増に近い物があります。

深夜番組一回でその様相でしたので、連日の報道の影響はもっと大きいのかなと。そう考えると突発的なアクセス増というのが、正確な数字までは予測できないものの、感覚的には予想できるかなあという風に思います。

naoyanaoya 2006/02/09 23:46 繰り返しになりますが、テレビ報道の影響でも落ちない...というのはあくまで具体例の一つですので、それ以外の面についても考慮していただければ嬉しいなと思います。

naoyanaoya 2006/02/09 23:50 サーバー増設の話について、少し長くなったので別記事として書いてみました。

- http://d.hatena.ne.jp/naoya/20060209/1139495228

合わせてご一読いただければ幸いです。

なんちゃって技術者なんちゃって技術者 2006/02/10 10:36 別記事をnaoyaさんが書かれましたが、サーバを増やすと言う点について、素人考えを追加。

増やすは大前提なのです。それをどう増やすか、が技術なのです。
例えば(例え話ばかりですいません)、工具箱に何が入っているかはすぐにわかるでしょう。取り出すのもあっという間です。しかし、大きな倉庫いくつも並んでいて、その中から必要な部品を探したり取りに行くのは大変でしょう?それをどうやって適切に配置し、無駄な動線を減らし、ストレス無く導けるようにするか。こういうのも技術ではないでしょうか。1+1=2は小さな数字でしか通用しないのですよ。

乱暴な言い方ですが、「単純にサーバを増やすだけじゃん?」とおっしゃっている方は、プログラムが遅いと言われた人が「サーバの処理速度をあげればいいじゃん?」と言っている人と思考回路に変わりが無いような気がします。
システムについてあまり知識が無い方の書き込みでしたら、これは暴言でした。ごめんなさい。

YamatoYamato 2006/02/11 02:38 単純にサーバを増やすだけじゃん?
と言っている人など見あたりませんが?

ちょっと論点が白熱したので、誤解を解くのも兼ねて整理してみました。

ライブドアが単にカネをかけてるだけとは思ってません。
ただ同レベル以上の業務運用をやっているシステムがいくらでもあることを考えると
技術的に見て、レベルが高いと取り立てる程稀少な技術でもなく
きちんとした最低限の技術は持っている程度かなと思った次第です。

東証の話が出てましたが、東証のシステムがダウンしたのは富士通の技術が問題だったのではなく
見積もりが現実より甘かったことが問題の根底にあったのではないでしょうか?
ライブドアが落ちなかったのは見積もりが現実以上であったからではないかと
動的にサーバーの処理能力を増減するのは当然の運用ですが、
物理的に瞬時にサーバーが増えるはずもなく、あの電撃的な操作と取締の中で
数時間の間にサーバーの増設、セットアップ、最適化が行われていたとは思えないわけです。

勿論これは予測でホントに行われていたとしたら、たいした技術とフットワークの良いチームだと思いますが

それと
>その辺でなんとか 2.0 だとか声高に言ってる企業なんかよりも遙かに高いと思ったほうが良いでしょう。
Web2.0の事でしょうけど、
コンテンツを開発する技術とサーバーを運用する技術を比べて、ライブドアの技術力があるとするのは少々ピントがずれてはいませんか?
サーバーを運用する技術は と言うなら納得ですけど

   2006/02/11 10:07 PICS = Flickr
フレパ = mixi
オークション = 楽天
トップ = Yahoo
というモノマネコンテンツ制作能力はどうよ?
コンテンツ制作なんてたいしたことないと思われるかもしれないが、オリジナリティがない。
いくら機能を付加しても、基礎のない建築物のようなものだ。
あと、Webサーバの場合、運用力が重要で、台数が多ければ良いとは思いません。
また、キャッシュなどの技術がしっかりしていれば、そうトラブルが起きないですよね。
そういえば、メディアエクスチェンジがネットに関してとても良い技術をお持ちのようですね。

うきうき 2006/02/11 16:49 > Yamatoさん
上限の「見積もり」がそもそも存在しない世界、という essa さんの説明、”いかに「サーバーを増やすだけで問題を解決できる」状況を作るか”という naoya さんの補足記事
こんだけ噛んで含めるように懇切丁寧に説明されて、まーだ、分からんのかっ?

tekiteki 2006/02/11 17:37 コンテンツがモノマネというのは、個人的には感心しませんが、経営戦略的には「アリ」だと思います。
今さら持ち出すのも恥ずかしいのですが、
コトラーの競争戦略によると、
上位グループを追う立場の企業(市場フォロアー)のとる正しい戦略は
ずばり「模倣」だそうです。
これ以上はこの記事の本筋からずれてしまうので、
興味のある方は調べてください。

蛇足蛇足 2006/02/11 21:43 創造とは模倣なり

そんな言葉を残した方がいましたね。映画監督だっけ?

YamatoYamato 2006/02/11 22:42 >うきさん
言ってますが、素人がぽんぽんやっているわけではないのは認めてますよ
では、なぜライブドアの技術が特筆すべきでないか、私も出来るだけかみ砕いて説明しますね

>いかに「サーバーを増やすだけで問題を解決できる」状況を作るか
記事の中でも書かれているのでもう一度詳しく読まれてみては?
>実際にはウェブサーバーは比較的楽に水平展開できるのでそれほど問題にはなりません。
このあたりが重要なポイントであったりします。

サーバーを増やして問題を解決出来ない大きな原因は同期のオーバーヘッドです。
例えば銀行のATMシステムを例にすると
Aさんの預金通帳は100万円、
ここからAさんのカードを持ったAさんが鹿児島で
同じくAさんのカードを持ったAさんの知人Bさんが北海道で同時にAさんの口座から100万円を下ろす処理をしたとします。
この時、同期に遅延があるとAさんもBさんも100万円を下ろし、
100万円の口座から200万円が下ろされるという事態に陥ってしまいます。
コレを防ぐために、どちらかの処理が行われた瞬間、次の処理が行われる前に、処理の同期を行わないと行けないのです。
Aさんが鹿児島でお金をおろした時点で北海道のATMもBさんに口座にはお金が無いと通知しないと行けないからです。
同じ事は上に出てきた東証のシステムでも言えます。
同期は極めて重要なのです。そして、サーバーが増えるほどこの同期のオーバーヘッドは増えていきます。
そのため台数増によるシステムの増強が困難なのです。 わかりますよね?

では、ライブドアはどうかというと、この同期の処理にルーズさが許されます。
まず更新が少ないため同期処理自体が少なく、さらに、そのリアルタイム性もそれほど重要視されません。
blogのコメントをAさんが書いたらBさんは書けない等と言うことがないためです。
お互い書き込み完了の情報を通知してあとでゆっくりマージすればいいのです。
ネット通販にしても、リアルタイムには処理が行われず、
最終的な注文の確定は遅延されメールなりで送られてくるはずです。
いま、この瞬間に契約が成立していくシステムの増強とは困難さが違うわけです。

カットインカットイン 2006/03/12 14:52 実際に高負荷システムの設計・開発・運用やったことのないような素人たち、あとLivedoorブログ級のpvさばくのに何が必要かを全く理解していない人たち(naoyaさんが言うように、どれくらいか想像すらつかない人たち)。勉強してからコメントしたら?

qbclvlwtswqbclvlwtsw 2008/05/15 12:35 Wow, cool man, big thanks! <a href=http://xbbjgxwcdklrw.com >http://xbbjgxwcdklrw.com</a>

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