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2018-11-04 (Sun)

サマータイム議論に見る絶望感

| サマータイム議論に見る絶望感を含むブックマーク

https://this.kiji.is/430305906140398689

自民党は31日、2020年夏に開く東京五輪・パラリンピックの暑さ対策として浮上した国全体の時間を夏だけ早めるサマータイム夏時間)の導入を断念した。同日開いた党の研究会で、国民生活経済活動対応するには広範な分野でシステムを改修する必要があり、2年以内に実現するのは困難だとの認識で一致した。東京五輪で実施するために必須だった今国会への関連法案提出を見送る。

 会長を務める河村建夫官房長官会合後、記者団に「東京五輪に間に合わせるのは時間的に難しい」と指摘した。自民党の判断を受け、組織委は別の対策検討を迫られそうだ。

このひとたち、「2年以内に実現することが困難」だからやめただけで、まだサマータイム導入したいと思っているような書き方じゃん。そもそもサマータイムみたいな、単に社会的コストが増加し、それに見合うメリットが全く無いような制度を導入することがいいことだと思っているやつが居る時点で絶望してしまうんだが、全然わかってないんだよな。


「2年以内に導入するのがムリ」ってのが最初から自明で、それの検討に2ヶ月以上を要した、というのも問題なんだけど、それ以前にサマータイムを導入したいと考えること自体がおかしいんだ。サマータイム導入がいいことだと信じている奴らが居る。でも彼らがなぜサマータイムをいいことだと思いこんでいるのかは全く謎だ。

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2018-11-03 (Sat)

MacBook air 2018について少しだけまじめに考えてみた

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前のエントリで書いたように発表を見た瞬間に微妙と感じた新しいMacBook airだが、どういまいちなのかを考えてみた。そもそも僕はMacBookのように重いものを持ち歩く気分にはなれないのでバッテリが12時間以上持つとかそういうのはどうでもいいのだ。

その前提の上でRAMSSDを8GB/256GBに揃えてスペック価格を見比べると次の表のようになる。

MacBook 12inchMacBook air 13inchMacBook Pro 13inch(Touchbarなしタイプ)
ディスプレイ2,304x1,440 12インチ2,560x1,600 13.3インチ2,560x1,600 13.3インチ
CPU1.2GHz Core m3(TB最大3.0GHz)1.6GHz Core i5(TB最大3.6GHz)2.3GHz Core i5(TB最大3.6GHz)
GPUHD 615HD 617Iris Plus Graphics 640
バッテリ最大10時間(41.4Wh)最大12時間(50.3Wh)最大10時間(54.5Wh)
サイズ28.05x19.65x1.3130.41x21.24x1.5630.41x21.24x1.49
重さ0.92kg1.25kg1.37kg
価格142,800(税別)156,800円(税別)164,800(税別)

上記を見ていると、新しいair 13inchの何がいいのか、みんなわからなくなってくるのではないか? 重さも大きさも価格もPro 13inchとあまり変わらない上に、CPUGPUの速度では段違いにProが上なのだ。MacBook 12inchはまだ選ぶ意味がある。明らかに小さくて軽いわけだから


それでも、こんなairであっても、出てくるのを待ち望んでいて、そして待望のものが出たと認識して買う人がいる、というのが不思議だけどわかるところもあるんですね。Apple商売上手だなあ。


(11/7追記) あらためて思ったんだけど今回発表のMacBook air 13inchと前からあるMacBook Pro 13inchって液晶側は全く同じですよね。ボトム側だけが違う。早く分解記事でないかなあ

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2018-10-31 (Wed)

MacBook air 2018のこと

| MacBook air 2018のことを含むブックマーク

今回のAppleEventで発表されたMacBook airですが、もともとあまり期待はしていなかったにせよ、良ければ買おうと思っていたところ、

結局は12インチMacBookよりも(SSDを256GBにした場合)値段が高く、大きく、重く、それでいてYプロセッサで、結構微妙な感じなのでした。


もし今使っている11インチのAirから買い替えたときに、よくなるところ


逆に悪化するところ


という感じで微妙なのだった。よくなるところも悪くなるところもMacBook 12inchでもあまり変わらない気がした。

それなら小さい12inchのほうがいいのでは?という感じである。つまり微妙

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2018-09-30 (Sun)

電卓

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部屋を歩いていると妻のEL-546Lという関数電卓が床に転がっていたので聞いてみると「キーベタベタして埋まるようになってしまったので捨てようと思っている」とのことだったので分解してベタベタを拭き取ってみた。


分解手順は割と簡単であった。

  • 裏側のネジ2本を外して電池BOXを開ける
  • 電池の周囲にあるネジ1本をさらにはずす
  • 周囲の爪を外しながら裏ケースを開ける。左右上から3つずつと、下側に2つの計8個の爪があるが、上から順番に爪楊枝などを突っ込んではずしていくとはずれた。
  • 基板を止めているネジをはずすとプラスチックのキーキャップアクセスできるので頑張って掃除すればいい


ところで組み立ててみると液晶表示がおかしくなって一部のピクセルが表示されなくなってた。どっか断線してしまったかもしれないし、もともとこうだったのかもしれない。また分解しないとだめかも。

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2018-08-29 (Wed)

Surface Go見てきた

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小さくて軽くていいね。でもキーボードつけるとそこそこな重さになるし、寝ながらとかひざの上で使うのとかが普通のクラムシェルと比べて不便そうだし、SSD128GBは小さいし、ということを考えると絶賛というわけにもいかない。


同じくらいのマシンパワーでモバイルというところではGPD Pocket 2と、このSurface Go、そしてレッツノートRZのどれを選ぶかという話になってきてしまう。

Surface GoRZと比べてのいいところは、安いことと、ペンが使えるところだ。でもそれだけだ。一方でRZキーボード一体なのでぶらぶらしないとか、電池やSSDを交換できるとか、外部端子がいっぱいあるとか良いところがいっぱいある。


一方でGPD Pocket 2と比べた場合Surface Goのほうがいいところは、下記だけである


GPD Pocket 2のいいところは下記であり、普通に考えると僕の用途ではこっちを買うべきな気がしてきた。でもキータッチとかが不安なので様子見でいいですかね…?

  • 軽くて小さい
  • 2-in-1ではないので使いやすい
  • 安い
  • CPUが速い
  • USB A端子がある
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2018-07-31 (Tue)

Ryzen 2400Gを強引にIN-WIN BQ656/120Nに入れている件のこと(追記しました

| Ryzen 2400Gを強引にIN-WIN BQ656/120Nに入れている件のこと(追記しましたを含むブックマーク

結論

アイネックスCC-01(1500円くらいで売ってる)を買ってきてそのファンをWraith Stealthに載せるのが正解っぽく思える

経緯

今年のGWRyzen 2400Gを買ってIN-WIN BQ656という小さいケースに入れようとしたら、付属リテールクーラーであるWraith Coolerが邪魔で蓋が閉まらないという残念な状況となり、工作用紙でファンの部分だけ切り抜いた用紙を仮の蓋として使っていたがどうにもシマらない感じでイヤだった。このケースに収まる薄型クーラーはないものか? しかしAM4クーラーはあまり存在しないようだった。すでに同型のケースで試している人が居たのだが(多分Mini-ITXで最小IN WIN IW-BQ656/150N-U3の小型PC)、5000円くらいする割と高めのやつでも、ちゃんと閉まらなかったりするというのではちょっと怖すぎて購入を躊躇してしまうのだった。前で示したブログの人はC7V2という6000円するCPUクーラーを導入しているが、それでも蓋が正しく閉まっていない。


ところがさらに調べていたところ、付属クーラーは50mmの高さがあるが、AMDロゴのパーツを外すと45mmまで小型化するということだった。AMDロゴのパーツははまっているだけなので簡単に外れるということだ。そこでいろいろ試してみた。

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2018-06-29 (Fri)

ピンハネとかいうけどさ

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「ピンハネ」が、日本を貧しくしている。 とかいう記事があって雑な議論がされてるけど実態はだいぶ違うのではないかと思う。なお、僕は発注から4次受けくらいまでのすべての階層経験したことがある。

(しかし下の話も僕の少ない経験を元に書いているのでそれなりの雑さではある)


発注元はだいたい何をしていいかがよくわかっていないので完成品を作ってもらえるA社に業務委託するわけだ。

ところがシステム開発というのはブレ幅が大きい。見積通りの予算や規模で完成するかどうか、とてもあやしい。最初10人で1年間くらいでできそう、と言っていた案件が1.5年や2年かかることはザラにある。いっぽうでラッキーにも8か月で完成してしまうこともある。

さて一方で発注元としては予算がある程度限られているしきっちりした見積で安定して仕事をしてくれるところに頼みたい。たとえば10人を1年間張り付けてやりますよって見積もってたけどなんかちょっと基本的設計ミスっていたことが途中で発覚しリカバリのために途中から15人に増員しました、と言われても困ってしまう。そうするとちょっと余分に払ってもいいからそういうトラブルが発生したときには自腹でリカバリしてくれるところに頼むことになりがちである。それが元受けのA社の役目だ。要するにA社が本当に何も仕事をしていなかったとしても、ピンハネしているというけどもそのピンハネ額は保険料意味合いが大きく、運がよければ1億できるところを最大5000万円まで赤字でもやりきってくれる、みたいなことをウリにされちゃたら、高リスク案件のとき、少し高くてもそこにお願いしちゃうよね、ということなんだ。


からまあ、見積は1人月100万円x120人月ですよー 、と言いつつ、実際に使う額は80万円x120人月で、残りの20万円はプロジェクト炎上したときに使う予算や、A社のなかでの他のプロジェクト赤字補填に使われているのだ。もちろんそのほかに下請けがやってくれなさそうな、全体の開発の段取りとか、顧客への進捗報告とか、不具合説明資料作成とか、そういう「一見、下の人間には無駄なように思えるんだけど顧客必要としている」作業をやったりしているのでその分にも充てられている。


たとえば富士ソフト(9749)という僕ら世代には悪名高いソフト屋があり、いかにもピンハネものすごくやってそうな印象があるが、営業利益率は5%ちょっとしかなく、そんなに利益が出ているわけではないのはそういう要因が半分以上を占めるのではないかと思っている(残りの要因として考えられるのは富士ソフト社員がほかのことに使っちゃってるってことなのだが…)。



さてA社的には受注してしまったら何がなんでもやりきらないといけない。そして開発人材が足りない。いや、A社にも開発できる人は居ると思うんだよ。ただね、2次請けとか3次請けとかがやらないといけないような状態になっているプロジェクトってのは、A社で人手が足りないから回ってくるので、そりゃ2次請けからすれば「そういう、丸投げプロジェクトばっかり」に見えるかもしれないけど、そうじゃないプロジェクトは下からは見えないところに少数存在しているんだ。なぜ少数かというとそりゃ巨大プロジェクトほど人手が足りなくなるし、巨大プロジェクトじゃなければ普通に僕みたいなやつと共栄さん2人、くらいでチョコレートを食べながら開発して終わらせてしまうからなんだ。


さて下請けのB社やC社の立場になると、またその下が居るのか? という話だがそりゃまあ人が足りないときはしょうがないじゃん。でもしかしこのレイヤは本当に実装インテグレーション主体を担う技術者必要なわけで、「Javaができます」「できるとは言ったがそれはHello, Worldが書けるということだ!」みたいな人が来ちゃうと困っちゃうわけです。でもたまにそういうヤツでもなんとかなっちゃう現場もあったりするから怖い。まあなんにせよB社が人が足りなくて、ヘルプでさらに下のD社に委託するときには、そういうヤツをチェンジできる権利が欲しい。あるいは急に家族の都合とか、病んでしまったりとかで出てこなくなったりしたときに代わりを用意してくれるサポートが必要。そういうことがD E F社には求められている。当然、B社からD社には、運よくそういうトラブルがなかったときと比べると高い単価が支払われているだろうけど、そういうトラブルが確率的に起こることを想定したリスクプレミアムが上乗せされているだけであり、単純にいまの案件をやっている技術者価値がその単価分だけある、というわけではないのだ。もし僕が、月単価80万円で仕事を請けていて、諸経費等が月20万かかったとしても普通に60万残っているはずなのに、月20万しか手取りがなかったとしたら、それは僕が居る階層が、「素人でほとんど役に立たない奴とか、急に会社に来なくなったりする奴にあたる確率が40%以上」みたいな残念なところだからなんだ。


で、ピンハネ率を下げたい僕らがやらなければならないことなんだけど、「ピンハネやめろ」と大声で叫ぶことだけでは、たぶんダメだ。

ピンハネ分が保険料意味合いを持っているのだとすれば、それを減らすためには事故率を減らすことだ。安定した見積ができる枯れたフレームワーク技術採用していくようにすべきだし、チャレンジやイノベーションという言葉で新しいものを使いたがる奴らとは距離を置くべきだ。一方で報告資料作成とか進捗管理費用に費やされているのであれば、A社が作る報告資料よりも発注にわかりやすいようなフォーマット資料自動的にできてしまサービスを流行らせて、「なんだA社いらねーじゃん」と発注元に思わせることだ。そしてfizzbuzzが書けないようなヤツにプロを名乗らせないようにしないといけないような気がするのだが、これはいちばんむつかしいし賛否がわかれると思う。


(リンク先のエントリでは高プロと絡めてたけど、現時点では、あんまり関係ないんじゃないかなあ…?)

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