先月の21日に新宿・神楽坂でやっていた「ほうずき市」で買ったほうずきが、買った時には下の方の2個ほどが赤かっただけだったのが、だいぶ赤くなってきた。
買う時に、売り子の浴衣姿の若い娘さんに「どの鉢がいいの?」と聞いたら「私的にはこれですね。実がいっぱい付いているし、長いこと楽しめますよ。」と薦めてくれた鉢だ。
娘さんが言ってくれたように、僕は毎朝欠かさず水をやっている。
そのせいもあってか、日に日に赤くなっていくのを楽しんでいる。
子どもの頃、家の横の畑の隅にほうずきが植わっていた。
お盆になると、それを取ってきて仏様に飾ったし、姉たちは実から種を上手に出して、それを口に入れてキュウキュウという音を出して楽しんでいた。僕は、袋を破かないように種を出すのもなかなか上手くできなかったし、口にくわえて音を出すこともできなかったのを覚えている。
ほうずきには、そんな思い出があって、ついつい買ってしまったほうずきを見て、僕は楽しんでいる。