春日山実顕地の果樹園で初物をいただく

 月曜日の朝9時から三重県で研鑽会があったので、昨日・日曜日の午後から案内所に出勤して、不在中の段取りと出張の準備をして、夕方5時半の新幹線に乗って春日山実顕地に向かう。
 夜の9時半に春日山実顕地に着き宿泊。星がきれいだった。
 今日・月曜日は午前中、研鑽会をして、午後に東京に戻る。
 新幹線はちょっと混み合い家族連れが多かった。それも、母親と子供だ。父親は日曜日のうちに戻って、今日から仕事なのだろう。
 案内所に夕方4時に到着。


春日山実顕地の果樹園
 春日山実顕地の果樹園には、ブドウと梨が実っていた。
 もう収穫をしてみんなで「初物」を味わっていると言う。
      
      
 帰りに「ブドウと梨を東京にお土産に持って帰ったら・・」という言葉に甘えて、果樹園で収穫して東京に持って帰った。
 案内所に着くとちょうどお茶の時間。みんなで初物のぶどうをいただく。


◇初物75日
 実は、お土産にいただいた初物のぶどう1房と梨3個を、僕は別の袋に入れて持って帰った。
 なぜかと言ったら、
 この初物を「オテルさんに食べてほしいな」と何となく思ったのである。
 オテルさんというのは、介護支援の仕事をしている妻が、毎日訪問介護をしている112歳の町田市での最高齢者の方だ。
 以前、僕も妻の手伝いで、オテルさんのお宅に荷物運びをした時に、お会いしたことがあるし、妻から度々「今日はこうだったのよ」と、オテルさんの話を聞いている。
 先日「最近、寝ている時間の方が多くなってね。」と妻が言っていたのを思い出して、何となくオテルさんに「〝初物〟を食べてもらいたいな」と思った。
 前にも書いたかもしれないが、僕は子供の頃に、母は、農作物の初物をいただく度に「初物を食べると寿命が75日延びる」ということを教えてくれた。
 オテルさんに、もっともっと長生きしてほしいなと思って、妻に連絡して、三重から持ち帰った初物を夜に届けてもらった。
         
         


◇夕焼け
 夕方、案内所の非常階段から西の空の夕焼けがきれいだったのでシッターを押す。
 明日も暑くなるのだろう。