気分転換的おしゃべり

 今週は、水曜日と木曜日の2日間が三重出張だ。
 この時期に、週の2日間が出張となると、気持ち的に慌ただしくなるのを、自己修正しながら過ごしている。


◇機関紙「けんさん」新年号
 今週と来週で、原稿の編集から紙面作成までを終わらせたいと思っている。
 原稿も、ぼちぼち集まってきた。
 しかし、依頼していたけれど、「今回はパスさせて下さい」とか、「期日までには間に合わないので2月号にして!」とか、予定通りには行かないのが常だ。
 その度に、当初の記事構成予定をゼロにして、掲載記事の組み合わせを考え直したり、新たに記事を探したり、執筆を依頼したりしている。
 昨日からは、集まった原稿を掲載用にタイトルを付けたり、字数を確認したりの編集をしている。
               
 やっと頭の中に、新年号の全体イメージが形になってきた。


◇今週末は「そば打ち」企画
 栃木県の大田原農場を舞台に、関東の男達有志がやっている「ふるさとファーム・農業体験」の、今年最後の企画というか、今年の集大成的企画が「そば打ち」だ。
 夏の暑い盛りに蒔いたそばが、11月始めに刈り取り収穫して、大田原農場のトミタさんがそば粉にしてくれている。
 それを使って、那須実顕地を会場にして、「新そば」を自分達で打って、香り高い「新そば」に舌鼓を打つ企画なのだ。
 今回は、那須実顕地の「わくわくツアー」として開催だから、常連メンバーだけの参加ではない。
 参加人数をみながら、そば打ちセットは何組用意するか。小麦粉と打ち粉はどれくらい必要かなどなど、那須実顕地のヤトウさんや、幹事役の埼玉のイズミダさんと連絡を取り合って進めている。
 番狂わせは、急きょ出てきた衆議院選挙だ。
 そば打ち師匠の埼玉のシミズさんは、市役所勤務のために選挙動員がかかって不参加となってしまった。
 「ふるさとファーム」常連メンバーは、僕も含めて「口先師匠」はいるが、技術的には不安をぬぐえない。
 何とか、ヤトウさんに那須実顕地近くに住んでいるイチムラさんに、師匠役をお願いしてもらった。
 これが、9月に咲いていた「そばの花」だ。
       
       
 さて、さて、今年はどんな「新そば」が出来るか、どんな味か、楽しみだ。

 

◇頭が忙しいときには…
 そう思って、電車の中で気分転換しようと、その材料探しに帰宅時に書店に寄る。
 先週末、テレビの報道ニュースで話題になっていた『東京ブラックアウト』という新刊が平積みされていた。
 この著者は、現役キャリア官僚で覆面作家だと言われている。
 前作の『原発ホワイトアウト』はベストセラーになって話題となった。
 僕もそれを読んで、ちょっと衝撃を受けたことは確かだ。
 何せ、登場人物が実在人物を想像できるような似た名前になっているし「ああ、あの事件の代議士だ」「あの時のニュースの人物だ」と、実にリアルな展開に興味津々引き込まれるのだ。
 そんな事で、ついつい買ってしまって、帰りの電車で30ページほど読んだが、今回もそんな展開の小説だ。