今日の東京は夏日。
連日、梅雨はどこかに行ってしまったような天気が続く。
今週も、もう週末になってしまった。
◇将棋
僕は将棋を指さないが、「藤井四段26連勝」というニュースには、ただただ「凄い少年だなあ〜」って驚く。
それというのも、以前に大崎善生さんが書いた『聖の青春』を読んで、松山ケンイチさん主演の映画も観たからだ。
それ以来、棋士の生活と生き方に興味をもっている。
『聖の青春』は、村山聖という天才棋士の「難病と闘いながら、29年の短い生涯を生き抜いた伝記」なのだが、そこに描かれている棋士としての壮絶な生き方に、僕は心を奪われてしまった。
そして、そんな村山に対して、献身的という言葉されも陳腐に感じてしまうくらいの、師匠との関係、親の姿、彼を取り巻く人達の心に、僕は胸を打たれた。
今、話題の藤井聡太四段は14歳である。
5歳のときに祖母から将棋を教わったのが、彼の将棋人生(まだ人生と言うほどの長さではないかも知れない)のスタートらしい。
熾烈な戦いが繰り広げられる将棋の世界と、彼の日常生活は、どう折り合いをつけているのだろうか。
勝利した後の、うつむき加減に静かに、ぼそぼそと、そして謙虚に答える少年の姿をテレビで見ながら、「きっと彼も、普通の中学生とは違った、壮絶な苦闘の日々を過ごしているのだろうな」と、そんなことを思ってしまう。
◇今日の夜は「男の研鑽会」
今日は第3金曜日だ。
毎月一回定例で、案内所で開催している「男の研鑽会」だった。
今日集まったのは7名。
介護施設に再就職したMさんの話、火力発電の電気技術者として職を探しているが高齢のために、なかなか見つからないHさんの話。暫くぶりで参加したSさんは父親と弟の介護の話、等々。
今後ますます進む高齢化社会って、どんな社会になるんだろうと考えさせられる研鑽会だった。
研鑽会後の「軽食兼懇親会」に、今日用意したのはアジフライと生野菜。
9時半過ぎに、遠路の人から随時「じゃぁ、また来月!」と帰っていった。
僕は、明日早朝、義兄の葬儀出席のために、朝一番の新幹線で福島に出掛けるので、案内所泊。