今日は「友愛政治塾」の勉強会

 今日の東京は、一日中、冷たい雨の日曜日。
 一気の晩秋になった感じで、暑かった夏が恋しくなる。
 今日は、「ユートピアの模索・ヤマギシ会の到達点」を書かれた村岡到さん主宰の「友愛政治塾」の勉強会だった。
 朝7時からファーム町田店の開店準備に9時半過ぎまで入って、10時に出かける。
 場所は、文京区民センター。
        

 今日のテーマは「日本・台湾・中国はどうなる」と題した東アジアの国際情勢。
 講師は、共同通信社時代は香港、モスクワ、台北各支局長をされ、現在は共同通信客員論説委員の岡田充さん。
        
 台湾の歴史的成り立ちから、難しい国際情勢の中での、中国大陸と台湾の現状維持を前提とした政治的駆け引きなど、マスコミ情報では知りえない内容だった。
 質疑応答では「台湾人、中国(大陸)人と、一括りに線引きできない。」「中華民族には国家的アイデンティティが薄く、行動に顕れるのは文化的アイデンティティの意識である。」などなど、中国、台湾の専門家だけあって、明快な解説だった。
 また、終わってからの懇談会では、尖閣問題、北朝鮮問題に対する中国、アメリカの思惑など、アジア情勢の核心に触れる内容だった。



◇余談の今日のPhoto
 昼食を食べようと、後楽園駅で降りて中央大学の方に歩いていたら、こんな銅像を発見。
 なんと「春日局」像だった。
        
        
 文京区「春日」の地名は、春日局が乳母として仕えた三代将軍徳川家光より拝領した土地に由来し、昔は春日殿町とよばれていたらしい。