世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

金魚絵師 深堀隆介展 平成しんちう屋

narihara2018-08-12


http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/page14_00089.html
透明樹脂にアクリル絵具で金魚を描く若手現代美術家深堀隆介(1973 生)の、公立美術館で初めての本格的な個展。初期作品から最新作のインスタレーション《平成しんちう屋》まで約200 点を紹介します。

本当に立体の金魚が封じ込められているような作品をネットなどで見た方も多いと思いますが、深堀隆介さんの金魚絵を、妹と見てきました。
初期の頃は、一層にだけ描かれていて横からみたらひらぺったい金魚なんですが(影とか描いてあるのでそれでも上からみれば立体的)、だんだん技術があがっていって、2011年以降の作品になるとあきらかに何層も塗り重ねられていて横からみても平らじゃないっていう……金魚以外の作品や立体もあるんですが、やっぱり見るべきは金魚かな、と。
写真を撮れるスペースもあって、夕方まですごく混んでいました。お盆の時期は開館時間も延長されているんですが……人気、あるんだな……子どもも好きそうですし……ワークショップも何度も行われたみたいですしね……。


土曜日は、作家さんご本人の講演会があるということで、その時間をちょっとずらしていったんですが(つまり講演会の後に到着)、図録を買うとサインしてもらえるというので、サインしてもらいました。写真も動画でなければ取ってイイですと許可をいただけたので、書いてるところを撮らせていただきました(私の名前が書いてあるところは本名なので消させてもらっていますが、名前を書いてその上に金色の金魚のスタンプを押して、そのあとご本人のサインを描くという書き方でした)。いい記念だ……。


グッズなどもいろいろあったんですけど、時間がなかったのでクリアファイルだけチョイスしました。
やっぱり透明な中に浮かんでいる金魚でないと、ね。


行けて、よかったです。


しかし、私、来週、2時間以上も外にいなければならないんだけど、体力が持つかな、と、改めて不安になったりも…… 


●追記

https://www.sankei.com/region/news/180824/rgn1808240021-n1.html
「金魚絵師」展、平塚市美術館の入場者最多を更新


平塚市美術館で7月7日から開催中の企画展「金魚絵師 深堀隆介展 平成しんちう屋」の入場者数が4万人を突破し、平成3年の開館以来、歴代展覧会の最多を更新中だ。これまでの最多は「わたしがえらんだいわさきちひろ展」(21年7月18日〜8月30日開催)の3万9844人だった。


本展は横浜市在住の現代美術家深堀隆介さん(45)の個展。深堀さんの手法は器の中に透明樹脂を流し込み、その表面にアクリル絵の具で金魚を描き、上から樹脂を重ねることを繰り返すというもの。金魚がまるで生きているかのように表現される。


日本の夏の風物詩の「金魚」を描いた、夏休み時期にふさわしい作品の展覧会ということもあり、会場は文字通り老若男女でぎっしり。草薙奈津子館長は「金魚作品がこんなに変化に富む充実した展示になるとは思わなかった。この機会に多くの方にご観覧いただきたい」と話している。


9月2日まで。月曜日休館。問い合わせは同館(電)0463・35・2111。